また「牛乳を飲むとお腹が緩くなる」という体質の方もいて、牛乳自体にネガティブな印象を持っている人もいるかもしれません。
しかし、ホットミルクには豊富な栄養素が揃っており、働く女性にも嬉しい効果がたくさんあるのです。
実はホットミルクは、肌荒れにも効果があることを知っていましたか?
今回の記事では、効果的なホットミルクの飲み方や、アレンジ方法についても解説していきます。とってもシンプルな方法なのでご紹介しますね!
Contents
ホットミルクの肌荒れに良い栄養素は何?
2004年日本酪農乳業協会では、牛乳・乳製品と美肌の関連性について調査をした結果、牛乳を毎日飲んでいる方が皮膚の潤いが改善され、保湿力が高まり、脂っぽさが減少した報告されていることが分かっております。
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜などの表皮細胞を正常に保つ作用があります。
ビタミンB2
ビタミンBは、タンパク質や脂質、糖質の代謝に関係していて、健康な皮膚をつくります。ニキビや吹き出物などの防止に役立ちます。
カゼイン
カゼインは美肌効果がある栄養素です。肌の老廃物や角質などを取り除く働きがあり、ゴワゴワしたお肌を和らげる効果も期待できるんです。
ホットミルクが体に与える良い効果5選
先ほどお伝えしたように、ホットミルクには豊富な栄養素が含まれています。
その栄養素が与える体に良い効果は次の5点となります。
良質な睡眠効果
ホットミルクには「トリプトファン」というタンパク質の構成成分であるアミノ酸が含まれています。睡眠に関係するホルモン「メラトニン」の重要な原料になる成分です。
メラトニンは、朝の光を浴びて何時間か経過して暗くなると分泌されます。ホットミルクから摂取したトリオプトファンがメラトニンに変わるまではそれなりに時間が必要なのです。
美肌効果
ホットミルクには美容によい成分が豊富に含まれていて、肌荒れに効果が認められております。
特に、生理前の女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が低下する時期で、精神面が不安定になったり肌が荒れやすくなりますので、この時期はおすすめですね!
便秘改善
冷たい牛乳を飲んでお腹をこわすという人、多いのではないでしょうか?それは「乳糖」に関連しているのです。
冷たいままだと胃や腸を冷やして活動を遅らせるため、乳糖が分解されにくくなりお腹を下してしまうのです。
そのため、温かいホットミルクにすることによって腸を温めて乳糖の分解を促すことができます。
そして腸内の善玉菌の栄養源となって腸内環境を改善することで便秘の予防や改善を促します。
その結果、便秘による肌荒れも防ぐことができるのです。
頭痛や生理痛を軽減
頭痛や生理痛って憂鬱な気分になりますよね!その原因の多くが冷えにより、血行が悪くなることで引き起こされると言われているんです。
ホットミルクを飲むことによって体が温められ、血の巡りが良くなります。血行がよくなると痛みが緩和され、楽になります。
ストレスの緩和
毎日忙しくてストレスがたまりイライラして家族にあたったりしていませんか?
ホットミルクに含まれる「カルシウム」は骨や歯を丈夫にさせるだけじゃなく、精神を安定させる効果もあるんです。
ホットミルクの効果的な飲み方はあるの?
ホットミルクは夜寝る前に飲むイメージがあると思います。
実は寝る直前に飲むのは、逆に睡眠の質を下げるといわれているんです!では、いつがよいのでしょうか?
寝る1時間前に飲むのがおすすめ
ホットミルクを飲んで体が温まってから、少し体温が低下してくる頃に眠気がくるため、寝る1時間前までに飲むのが良いとされています。
朝起きてから飲むのもおすすめ
朝起きたあとにホットミルクを飲むと、お腹に刺激を与えて便通を促すため、便秘解消にはおすすめです。
ホットミルクの作り方とアレンジ方法2選
ホットミルクの作り方は2通りあります。レンジで作る場合と、鍋で作る場合です。
ホットミルクの作り方
材料(1人分)
・牛乳 200ml
【レンジで作る場合】
①牛乳200mlをマグカップに注ぐ、
②ラップをして温める
【レンジの目安】
・500Wで1分50秒
・600Wで1分20秒
【鍋で作る場合】
小鍋にいれて弱火で、よくかき混ぜながら温める。
60℃が美味しさの決めて
※牛乳を温めると膜を張りますよね。この膜が苦手な人も多いのでは?この作り方なら膜ははりません。
ホットミルクのアレンジ
ホットミルクをそのまま飲むのは飽きてしまうという方に、2通りのアレンジをご紹介しますね。
【蜂蜜を入れたハニーホットミルク】
蜂蜜には、オリゴ糖やグルコン酸がふくまれているので腸内環境が改善されます。その上、強い抗酸化作用のあるポリフェノールがアンチエイジング効果があります。
また、脂肪燃焼効果もありますのダイエットにも良いとされています。
【きなこを入れたホットミルク】
きな粉に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをするといわれており、生理痛などの緩和に効果的です。
きな粉の香ばしい風味と濃厚な味わいプラスされ、まるで和菓子を食べているかのような気分にさせてくれますよ。
ホットミルクで肌荒れ予防効果!?シンプルで簡単な方法とは?のまとめ
ホットミルクで肌荒れを予防するシンプルで簡単な方法のまとめです
- ホットミルクには肌荒れを予防する栄養素が豊富
- ホットミルクには効果がある
- ホットミルクを効果手に飲むタイミングは夜だけではなく、朝起きてからもおすすめ
- ホットミルクは電子レンジで簡単に作ることができる
- ホットミルクに蜂蜜やきな粉を入れたアレンジもある
いかがでしたか?
季節の変わり目や、外と室内の気温差などが原因の肌荒れ悩んでいる方、そして夜の寝付きの悪く自律神経の乱れでやなんでいる人にも毎日1杯のホットミルク習慣を試してみてはいかがでしょうか?
ただし、カロリーはゼロではないので飲み過ぎには注意してくださいね。