広告

【体験談】介護の8時間夜勤のデメリットは?夜勤ってこんな仕事!!

私は現在は看護師ですが、看護学生時代に介護の夜勤のアルバイトをしていました。

 

8時間夜勤も16時間夜勤も経験してきましたが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

今回は、介護の8時間夜勤のメリットやデメリット、介護の夜勤の仕事内容をまとめました。

 

 

介護の8時間夜勤のデメリットは?8時間夜勤のデメリットは2つ!

介護の夜勤は大きく分けて、8時間夜勤16時間夜勤の2つに分けられます。

 

3交代制なら8時間、2交代制なら16時間ですね。

 

さらに早番や遅番といった変則勤務もありますから大変です。

 

8時間夜勤のデメリットはどんなことでしょうか。

 

8時間夜勤のデメリットは以下のようになります。

 

介護の8時間夜勤のデメリット

  • 夜勤明けの日が公休。
  • 出勤日数が多く感じる。

 

介護の8時間夜勤のデメリット①:夜勤明けの日が公休

8時間夜勤だと21時~23時に勤務を開始し、7時~9時に勤務終了というところが多いかと思います。

 

夜勤明けの日が公休(お休みの日)の扱いになるところがあるので、しっかり休めないまま次の日また仕事があったりします。

 

例えば

日付 1 2 3 4 5 6
勤務 日勤 夜勤入り 夜勤明け 早番 遅番 日勤

 

上記のような勤務だと、3日目の夜勤明けが公休扱いになりますので、6日目まで1日休みの日はありません。

 

私が介護の夜勤のアルバイトをしていた時は、独身でしたので夜勤入り前と夜勤明け後に十分休むことができました。

 

また、若かったので夜勤明けで遊びに行ったりもしていました。

 

ですが、結婚していて家族がいたり、小さいお子さんがいる場合、夜勤入り前も夜勤明け後もしっかり休むことが難しくなります。

 

体力に自信のない方には辛いかと思います。

 

介護の8時間夜勤のデメリット②:出勤日数が多く感じる

先ほどのシフトで考えると6日間ずっと仕事をしているように感じると思います。

 

私が夜勤のアルバイトをしていたところでは、夜勤前に日勤の勤務があったりして、本当にずっと病院にいる状況でした。

 

例えば

日付 1 2 3 4 5 6
シフト 日勤 日勤夜勤 夜勤明け 早番 遅番 日勤

 

上記の場合、2日目の日勤夜勤(職場によってシフト名が違います)というのがあります。

 

これは日勤(8時30分くらいから17時30分くらいまでのところが多いと思います)が終わった日にそのまま夜勤に入ります。

 

そのため、朝8時30分に日勤の仕事を始め、17時30分に一旦退勤します。

 

職場のシャワールームでシャワーを浴びて夕飯を食べた後、21時から夜勤に入り、翌日7時に勤務が終わるという感じになります。

 

日勤が終わった後、一度帰宅して、家族の夕飯の支度や家事をしてからまた夜勤に来る方もいましたが、結構バタバタしちゃうようです。

 

夜勤明けの次の日が仕事だと、体力的にも精神的にも結構辛いです。

 

職場によって夜勤の扱いが違いますので、夜勤を検討している方はどのような体制になっているのかをよく確認したほうが良いと思います。

 

 

介護の8時間夜勤のメリットは?8時間夜勤のメリットは2つ!

デメリットだけを見ると、「8時間夜勤って大変・・・」と思ってしまいますが、メリットはどのようなことがあるのでしょうか。

 

介護の8時間夜勤のメリットは次のようになります。

 

介護の8時間夜勤のメリット

  • 夜勤の時間が短い
  • 夜勤前後の時間を有効活用できる

 

介護の8時間夜勤のメリット①:夜勤の時間が短い

16時間夜勤に比べ、夜勤の勤務時間が短いので、仕事としては精神的にも身体的にも楽です。

 

また、日勤は何人かで一緒に仕事をしますが、夜勤は基本的には介護職1名でワンフロアを担当したりします。

 

夜勤でやることは決まっていますが、細かな時間調整は自分でできます。

 

看護師1名介護士1名の夜勤でも、それぞれ仕事が違いますから協力してやる部分以外は自分のペースで仕事ができます。

 

介護の8時間夜勤のメリット②:夜勤前後の時間を有効活用できる

夜勤前の時間や夜勤明けの時間は自由時間です。

 

私は夜勤明けでディズニーランドに行ったりしていました。

 

若かったし独身だったので、8時間夜勤も6日連続出勤のように感じるシフトも全く辛くはなかったです。

 

当時一緒に働いていたベテラン介護職の方の中には、「仕事が好きだから」「睡眠時間が短くても大丈夫な体質だから」と8時間夜勤が合っている人もいました。

 

 

介護の16時間夜勤のデメリットは?16時間夜勤のデメリットは2つ!

16時間夜勤の場合は、職場によって違いますが16時30分頃出勤して9時30分頃退勤になるかと思います。

 

介護の16時間夜勤のデメリットは以下になります。

 

介護の16時間夜勤のデメリット

  • 夜勤の勤務時間が長い
  • 夜勤手当は変わらない

 

介護の16時間夜勤のデメリット①:夜勤の勤務時間が長い

16時間夜勤の場合は、2交代制だと思います。基本の勤務は日勤と夜勤で、早番・遅番の変則勤務があります。

 

夕方から勤務して翌日の朝までなので、夜勤の時間が長く、体力面・精神面できつい部分があります。

 

仮眠休憩や夕飯休憩の時間はありますが、途中眠くなってしまうこともあります。

 

8時間夜勤より勤務時間が長いので、気を張っている時間が長くなるのがしんどいと感じるかもしれません。

 

介護の16時間夜勤のデメリット②:夜勤手当は変わらない

8時間夜勤の2倍の時間を働くことになりますが、夜勤手当が2倍になるわけではありません。

 

夜勤1回ごとに夜勤手当が支給されます。金額としては、3000円程度から1万円強と職場によって違います。

 

夜勤手当は、深夜に働く割増分の時給を還元するための手当てです。

 

深夜割増の時間は22時~5時なので、16時間夜勤でも8時間夜勤でも深夜割増適応時間は同じです。

 

そのため、夜勤手当は単純に2倍になるわけではないのです。

 

 

介護の16時間夜勤のメリットは?16時間夜勤のメリットは2つ!

では16時間夜勤のメリットはなんでしょうか。

 

16時間夜勤のメリットは以下になります。

 

介護の16時間夜勤のメリット

  • 1回の夜勤で2日分勤務したことになる
  • 休みが多く感じる

 

介護の16時間夜勤のメリット①:1回の夜勤で2日分勤務したことになる

16時間夜勤は、1回の夜勤で8時間夜勤の2回分を働くことになります。

 

夜勤入りから夜勤明けまで途中で休憩を挟むとはいえ連続した勤務なのですが、2日間働いたこととしてカウントされます。

 

そのため、8時間夜勤のようにずっと働いているといった感じはないように思います。

 

介護の16時間夜勤のメリット②:休みが多く感じる

夜勤明けの翌日もお休みになりますので、勤務表上は1日しか休んでいないのですが、2日間休んでいるように感じます。

 

例えば

日付 1 2 3 4 5 6
シフト 日勤 夜勤入り 夜勤明け 公休 遅番 早番

といったふうに、5日目が遅番だとさらに休みが延長されたようになり、お休みが長く感じます。

 

夜勤入りの同じ日に日勤の勤務をすることもありませんので、夜勤前の時間も有効活用できます。

 

 

介護の8時間夜勤の仕事内容は?16時間夜勤とは違う?夜勤の仕事を紹介します!

夜勤ではどのようなことをしているのでしょうか。

 

8時間夜勤と16時間夜勤で介護の仕事をまとめました。職場によって違いはありますが、おおまかな流れは変わりません。

 

時間が短い分、8時間夜勤の方が16時間夜勤より仕事内容としては少なくなります。

 

実際の夜勤では、日勤でできなかったことをやったり、記録を書いたり、掃除をしたりもすると思います。

 

介護の8時間夜勤の仕事内容

8時間夜勤の勤務開始時間は21時~23時になります。

 

そのため、勤務開始時は消灯時間か消灯後です。

 

多くの方は寝ているかなと思います。

 

そのため、なかなか眠れない方の対応や、途中で起きてしまった方の対応をすることになります。

 

1時間ごとに巡回して、眠れているかどうか、異常は見られないかを観察します。

 

その間で、介護記録を記載したり掃除したり翌日の準備をしたりします。

 

朝は、6時に起床になるところが多いと思いますので、起床介助や排泄介助に回ります。

 

起床介助は、ベッドから車椅子に移したり、顔を拭いたりします。おむつの方の場合はおむつ交換時に陰部洗浄をしてそれから起床になります。

 

トイレに行ける人の場合は、トイレに誘導したりします。

 

そのあたりで、次の勤務の人と交代になるかと思います。

 

多くの病院・施設では朝食は8時前後になると思うので、朝食介助は8時間夜勤ではありません。

 

8時間夜勤の忙しい時間は、起床介助・排泄介助の時間になります。

 

介護の16時間夜勤の仕事内容

16時間夜勤では、16時30分くらいから勤務になります。

 

17時~18時くらいが夕飯の時間になりますので、ホールで食べる人はホールに誘導したり夕飯時のお茶を配ったりします。

 

食事が一人で食べられない人の場合は、食事を介助して食べさせます。

 

歯磨きの介助や就寝前の排泄介助をやって、寝る前の準備を整えます。

 

寝るときはパジャマに着替えることになっているところもありますので、着替えを手伝う更衣介助があるところもあります。

 

夕食~就寝前の着替えまでは遅番がいたりしますので、声を掛け合って協力して行います。

 

遅番が退勤した後は、8時間夜勤と同じです。眠れない人や途中で起きちゃった人の対応をします。

 

朝の流れも同じです。ただ、8時間夜勤では7時ごろ退勤ですが、16時間夜勤では9時30分くらいまで勤務があります。

 

そのため、16時間夜勤では朝食の介助やその後の排泄介助が仕事内容に含まれます。朝食介助あたりからは早番が出勤してきますので、協力して仕事をします。

 

16時間夜勤の忙しい時間は、食事介助・就寝介助・起床介助・排泄介助の集中する時間になります。

 

 

【体験談】介護の8時間夜勤のデメリットは?夜勤ってこんな仕事!!のまとめ

  • 介護の8時間夜勤のデメリットは、夜勤明けの日が公休になること、出勤日数が多く感じることである。

 

  • 介護の8時間夜勤のメリットは、夜勤の時間が短いこと、夜勤の前後の時間を有効活用できること。

 

  • 介護の16時間夜勤のデメリットは、勤務時間が長いこと、夜勤手当はかわらないこと。

 

  • 介護の16時間夜勤のメリットは、1回の夜勤で2日分勤務したことになること、休みが多く感じること。

 

  • 介護の8時間夜勤の仕事内容は、なかなか眠れない人や途中で起きてしまった人の対応や、起床介助、起床後の排泄介助である。

 

  • 介護の16時間夜勤の仕事内容は、8時間夜勤の仕事内容プラス、夕食介助や歯磨き介助、寝る前の排泄介助、更衣介助、朝食介助である。

 

いかがでしたか?

 

高齢者が増えていく日本で、介護の仕事はとても重要になります。

 

16時間夜勤では、遅番や早番と一緒に勤務できる時間が8時間夜勤に比べて多くなります。

 

介護経験の浅い方や自信がない方にとっては安心して働けるかもしれません。

 

8時間夜勤では、早番や遅番と一緒に働ける時間が短くなります。

 

自分のペースでしっかり仕事がしたいという方にとっては、他の職員に気を遣う時間が少ない8時間夜勤は働きやすく感じるでしょう。

 

8時間夜勤でも16時間夜勤でも、いきなり一人で夜勤をやることはありません。最初は誰かと一緒に教えてもらいながら独り立ちにむけて仕事を覚えていきます。

 

もちろん施設内・病院内に自分一人だけということもありません。

 

隣のフロア・病棟には同じ夜勤の勤務者がいますので、なにかあれば相談できます。

 

夜勤が好きな人は夜勤専従という夜勤しかやらない働き方もあります。

 

8時間夜勤でも16時間夜勤でも、自分に合っているかということが重要です。

 

夜勤手当や仕事内容、システムをしっかり把握して、自分に合った働き方を見つけましょう。

マルチプル広告

© 2024 これちょっと気になる Powered by AFFINGER5