早速ですが、今日のお昼ご飯におにぎりはいかがでしょう。
ふっくらつやつやの白米とぱりぱりの海苔を使ったおにぎりは日本人のソウルフードですよね。
私はたまにお昼ご飯としてコンビニおにぎりを食べることがあります。手軽に購入出来て、パリパリの海苔とふっくらとしたおにぎりがとってもおいしいですよね。
いつも疑問なのですが、コンビニのおにぎりはなぜ冷えてもふっくらつやつやなのでしょうか。
秘密はミオラという魔法の粉にあるようです。
といわれても裏の原料表示に記載がないので、ミオラっていったい何?って感じですよね。
聞いたこともないものが普段食べているものに使用されているって怖くはないですか。
今回はそんな皆様のためにコンビニおにぎりを美味しくしている魔法の粉ミオラについてご紹介します。
Contents
コンビニおにぎりに使われるミオラって何?
皆様はミオラって名前を今まで聞いたことありますか?
正直私は今まで一度も聞いたことなかったです。
多くのコンビニおにぎりやファミリーレストランのご飯などに使用されているようです。
このご飯を美味しくする謎の魔法の粉について詳しくご紹介します。
ミオラを入れると美味しくご飯を炊くことができる
大塚薬品工業株式会社が販売している炊飯改良剤のことです。
この炊飯ミオラは基本的には味を良くするためのものではなく、食感を改善するためのものです。
1962年の発売されて多くの飲食店で使用されてきました。
一般家庭では余り縁がないアイテムですよね。
[st-mybutton url=”https://www.otuka-ci.co.jp/product/miola/” title=”大塚薬品工業株式会社公式HP” rel=”” fontawesome=”” target=”_blank” color=”#fff” bgcolor=”#039BE5″ bgcolor_top=”#29B6F6″ bordercolor=”#4FC3F7″ borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” fontawesome_after=”fa-angle-right” shadow=”#039BE5″ ref=”on” beacon=””]
ミオラに配合されているご飯を美味しくできる成分とは
炊飯ミオラの主な成分は酵素です。
酵素は味噌やお酒など、食品製造においてさまざまに利用されているため、他の添加物と違って安全性には大きな問題はないそうです。
[st-mybox title=”酵素の働き” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
酵素の力でお米の吸水性を高めることが出来ます。
お米に酵素が付着することで隙間を作り炊飯時対流が出来るため均等にが炊き上がります。
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炊飯ミオラに配合されている酵素は2つあります。
[st-cmemo fontawesome=”fa-hand-o-right” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
- デンプンを糖に分解できる酵素
- 糖に分解するため、普通に炊くより甘みが増す
[/st-cmemo]
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]プロテアーゼ・パパイン[/st-minihukidashi]
[st-cmemo fontawesome=”fa-hand-o-right” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
- たんぱく質をアミノ酸に分解できる酵素
- アミノ酸が増えることで旨味がつよくなる
[/st-cmemo]
この二つの酵素の働きで、普通に炊くご飯よりもおいしく炊き上がるんです。
炊飯ミオラを入れることで得れる効能
お米は水加減や外気温などで、炊き上がりの良し悪しが変わってきますよね。
そんな難しい部分をこのミオラを使用することで、いつでも同じような炊き上がりすることが出来るそうです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-search” iconcolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
- 安定してふっくらしたご飯を炊くことが出来る
- お米本来の旨味を引き出す
- 冷めても美味しさが持続する
- 寿司の場合は、シャリの切れがよく、握りやすくなる
[/st-cmemo]
こういった効能を見ると何時間も保存する必要があったり、大量のお米を何回も炊くコンビニや飲食店では必須アイテムなのかもしれませんね。
炊飯ミオラって食べても安全なの?
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]食品添加物って体に悪いって聞くけど、ミオラは問題ないのかいかしら?子供に食べさせたことがあるから不安だわ。[/st-minihukidashi]
食品添加物と聞くと体に悪いものというイメージが付きまといますよね。
市販のものを購入する際に必ず確認するという方もいるかもしれません。
このミオラは果物などから抽出した酵素を使用しているため安全です。
食品安全委員会や国際機関で安全性についての評価もされています。
しかし、食品添加物というだけで少しためらってしまうことは仕方ないかもしれません。
ミオラを使っていないものを食べたいともう方もいると思います。
しかし、原料表示に記載する必要がない添加物なので、自炊しか回避方法はないかもしれませんね。
肉用ミオラって何?
実は炊飯ミオラ以外に肉の処理用のミオラというものもあるんです。
肉用ミオラは炊飯ミオラと同様に大塚薬品工業株式会社が販売している食肉改良剤のことです。
パパイン酵素の作用により、牛肉・豚肉・鶏肉などのあらゆる食肉をやわらかくおいしくすることが出来ます。
固いお肉に肉用ミオラをかけたり、漬け込んだりすると、30分ほどで柔らかくなるそうです。
コチラも食品添加物の一つなので一般家庭では正直使用することはないのかなと思います。
一般人でも購入はできますが、あくまで業務用なんです。
大量に作らないのであれば、果物などに漬け込むことでお肉を柔らかくできるので、そちらのほうが安心ですよね。
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コンビニおにぎり以外にもミオラは使われるの?
ミオラはコンビニで販売されているお米の多くに使用されているようです。
他の食品添加物と比べたらミオラは危険性は低いといえます。
私は食品添加物について強く意識しているわけではないので気になりません。しかし、小さな子供がいる家庭では非常に気になりますよね。
コンビニ以外で炊飯ミオラが使われている場所
たくさんのご飯を炊く必要がある場合や一日に何回もご飯を炊く場合、炊飯後長時間保存する場合などに炊飯ミオラを使用することが多いようです。
そのため、コンビニのお弁当や、レストランなどで多く使用されるようです。
レストランなどでは同じ状態の白米を安定して炊けるようになるのは重要なのでしょう。
鮨屋でもシャリを作るのちょうどよい粘りになるようで多くのお店で利用されているようです。
ミオラ以外にコンビニおにぎりに含まれる食品添加物は?
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]調味料(アミノ酸等)、酸味料、甘味料(ステビア)、甘味料(カンゾウ)、香辛料、香辛料抽出物など[/st-mybox]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]ビタミンB1、pH調整剤、グリシン、酢酸Na、リゾチームが使われている可能性がある[/st-mybox]
ざっと使われている可能性のある食品添加物を上げてみましたが、もっといろいろなものが使われている可能性もあるようです。
また、コンビニの傾向としてはローソンが添加物が多く、セブンイレブンは添加物が少なめといえるといえるようです。
添加物を気にする方はセブンイレブンで購入するのが良いかもしれませんね。
コンビニおにぎりにも使われる危険な食品添加物
昨今、食品添加物について非常に危険視している人は非常に多いですよね。
添加物は少量であれば人体に影響ははないですが、多量に摂取してしまうと健康を害する可能性があります。
また、子供は大人と体の大きさの違いがあるため、許容量も違っているので注意が必要です。
そういったリスクを回避するために危険な添加物を知っておく必要があります。
亜硝酸Na
ソーセージやハムなどの食肉加工品や魚肉ソーセージなどの発行剤・発色剤として使用されているものです。
これらは発がん性物質に変わることが分かっており、それが大腸がんの原因になっていると考えられています。
アメリカではすでに人体に有害なものとしてベビー用品への使用が禁止されているんです。
日本でも対応が急がれますね。
合成甘味料
人口甘味料とも呼ばれており、中でもアステルパームなどは発がん性があるといわれています。
また、強い甘みによって味覚が鈍化する可能性が指摘されています。
砂糖より強烈な合成甘味料を常食していると、砂糖など自然な甘みを感じられなくなる危険性があるのです。
合成着色料
お菓子やアイス、清涼飲料水などに使用されています。
原料として石油製品が使われており、発がん性やアレルギーの発症、蕁麻疹などの危険性があるといわれています。
北欧では一部の合成着色料が使用禁止しているようです。
この他、合成保存料や防カビ剤、調味料などの添加物も危険なものがあるとされています。
[st-mybox title=”参考” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
食品添加物に関して日本の見解が知りたければ、厚生労働省の公式HPがあるのでそちらをご覧ください
[st-mybutton class=”” url=”https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html” title=”厚生労働省公式HP” rel=”” fontawesome=”” target=”_blank” color=”#4FC3F7″ bgcolor=”” bgcolor_top=”” bordercolor=”#4FC3F7″ borderwidth=”5″ borderradius=”30″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” fontawesome_after=”fa-chevron-right” shadow=”” ref=”” beacon=””]
[/st-mybox]
【番外編】ミオラより問題!?精米改良剤って何?
ここまでさんざん炊飯改良剤のミオラをご紹介してきましたが、実はもっと問題のある食品添加物があるんです。
それは精米改良剤です。
精米改良剤は古米に噴霧してから精米することで、割れにくくなる、精米後のお米が白くなり光沢が増すなどの効能があります。
[st-div class=”” margin=”0 0 15px 0″ padding=”0 0 0 0″ add_style=””][st-minihukidashi fontawesome=”e” fontsize=”” fontweight=”bold” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”” margin=”0″ radius=”5″ position=”” add_boxstyle=””]精米改良剤の成分[/st-minihukidashi][/st-div][st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”5″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0 0 25px 0″]
- D-ソルビット:合成甘味料、甘味と保湿効果
- リン酸塩:品質改良剤、古米を粘着して割れにくくする
- プロピレングリコール:白い光沢がでる。
[/st-mybox]
これらの成分には、液体プラスチックなど石油製品が含まれているんです。
普段食べているお米にそんなものが噴霧されている可能性があると思うと恐ろしいですよね。
この精米改良剤は厚生労働省の見解としては加工食品成分として表示しなくてはいけないのですが、別の見解をもとに表示しない食品会社が多いんです。
外食産業ではこの精米改良剤を使用しているお米を使っているところが多いようです。
裏面に記載されていないので知らず知らずに口にしてしまっています。こういったものには注意しなきゃいけないですね。
コンビニおにぎりに使われるミオラって何?ふっくらつやつやの秘密!まとめ
[st-midasibox title=”ミオラのポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 大塚薬品工業株式会社が販売している炊飯改良剤
- 炊飯ミオラは2つの酵素(α-アミラーゼとプロテアーゼ・パパイン)が主な成分
- 炊飯ミオラは食品添加物に分類される
- コンビニや飲食店のご飯、鮨屋の酢飯などに使用されていることがある
[/st-midasibox]
[st-midasibox title=”ミオラの効能” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 安定してふっくらしたご飯を炊くことが出来る
- お米本来の旨味を引き出す
- 冷めても美味しさが持続する
- 寿司の場合は、シャリの切れがよく、握りやすくなる
[/st-midasibox]
今回はコンビニおにぎりに使用されているミオラという魔法の粉についてご紹介しました。
コンビニのおにぎりが冷えてもつやつやふわふわの理由が、ミオラという食品添加物のおかげだと皆さんご存じだったでしょうか?
コンビニおにぎりの原材料表記に記載されていないので、仕事で使ったことがある人以外は知らなかった方が多いと思います。
食品添加物と言っても食物由来の酵素を使っているので健康上あまり問題はないようです。
添加物が問題になっている昨今しっかりとした知識を付けて良し悪しを判断することが重要ですね。
コンビニのおにぎりはミオラよりも危険な添加物や塩分過剰などのリスクが潜んでいます。
食べすぎは体に良くないので、気を付けてくださいね。
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