ケーキを作ろうと思ったのにクッキングシートがない!他に代用できるものってあるのかな?
お菓子作りをしている途中に、必要な道具や材料がないことに気が付いて困ることはありませんか?
代用できるものを知っていれば、困ったときでもすぐに対応できますし、慌てないで済みますよね。
この記事では、ケーキを作りたいけれど、クッキングシートがない!と困っている人のために、代用できるものとその使い方をまとめました。
さらにお菓子作りが好きなあなたに、クッキングシートの代わりになる、知っておくと役に立つ便利なアイテムも紹介していますよ。
覚えておいて損はないので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
Contents
クッキングシートの代用!ケーキをきれいに焼く方法
型を使ってケーキを作るときは、生地と型がくっつかないようにするためにクッキングシートが欠かせませんね。
ケーキを焼くときは、クッキングシートがなくても他のものを代用できます。
家にある材料と簡単な方法でできますので、ぜひ試してください。
油と小麦粉を使う方法
ケーキ型にサラダ油などの油を塗り、その上に小麦粉をつける方法です。ケーキの型に膜を作るようなイメージですね。
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- ケーキ型の内側に油を塗ります。キッチンペーパーや刷毛で、薄くまんべんなく塗りましょう。
- 油を塗った面に小麦粉をふるいます。茶こしやふるいを使うとムラなく仕上がります。ムラなくつけると、油分をおさえられます。
- ケーキ型を少し持ち上げて、軽くたたいて余分な小麦粉を落とします。小麦粉をつけすぎると生地が油っぽくなるので注意しましょう。
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この方法では、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
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サラダ油などのクセのない油がおすすめ
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バターやマーガリンでも代用できますが、風味が生地に移ってしまいます。
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サラダ油のみでは生地が油っぽくなることも
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サラダ油を塗るだけでもケーキを焼くことはできますが、余計な油分が残ってしまい、油っぽい生地になるかもしれません。
油とアルミホイルを使う方法
クッキングシートがなければアルミホイルとサラダ油などの油でも代用できます。
アルミホイルだけでは生地がくっついてしまうので、クッキングシートを使うときの要領でケーキ型に敷き、油を塗る方法です。
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- クッキングシートを使うときと同様に、アルミホイルをケーキ型に敷きます。
- キッチンペーパーや刷毛で油をアルミホイルに塗ります。
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アルミホイルが食材にくっつかないように加工されているものであれば、油を塗る必要はありません。
電子レンジを使用する場合はアルミホイルを使えません。アルミホイルを使わない別の方法でやってみましょう。
注意!この方法はおすすめできません!
クッキングシートがない場合は、もともと食品に使われているもので代用してください。
なぜかというと、食品用ではないもので代用すると、加工に使用されている化学物質が熱を加えることで溶けだしたり、使用されている素材と電子レンジの相性が悪かったり、トラブルのもとになるからです。
代用品として注意してほしいものとその特徴と理由などをまとめました。
[st-midasibox title=”牛乳パック” fontawesome=”fa-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 外側と内側にコーティングされているポリエチレンの耐熱温度は100℃
- オーブン等での使用は注意喚起されている
- ケーキ型として使い、クッキングシートやアルミホイルを敷いて使うことは可能
- ケーキ型として使う場合は、天板の上にアルミホイルを敷いてその上に乗せる
- 牛乳パックの底面のコーティングがオーブンの熱で溶けると天板にくっついてしまう
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[st-midasibox title=”コピー用紙や広告などのチラシ” fontawesome=”fa-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- インクや薬品などの特別な加工がされている場合がある
- オーブンで使用すると、焦げて引火することがある
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ちなみに私はケーキ型の代用として牛乳パックを使ったことがありますが、底面のコーティングが天板に移ってしまい、落とすのに苦労しました。
牛乳パックは、使い終わったらそのまま捨てればいいので楽だと思っていましたが、外側のコーティングがポリエチレンであることは知りませんでした。
注意が必要なものでも、その理由を知っていればトラブルを防ぐことができますね。
クッキングシートの特徴と役割!上手に焼くコツは?
クッキングシートはケーキを作るとき、どのような役割をしてくれているのでしょうか。
特徴と役割を知って、上手に焼くコツを押さえましょう!
クッキングシートはどんな特徴と役割があるの?
クッキングシートは紙でできていますが、その両面にテフロンやシリコン樹脂がコーティングされています。
熱、油、水に強く、後片付けが楽なこともクッキングシートの特徴であり、便利なところですね。
好きな長さに切ったり、型に合わせて折ったり、工夫次第でどんなケーキ型にも合わせられます。
また、クッキングシートには、ケーキの生地とケーキ型がくっつかないようにする役割があります。
くっつかないので、きれいに取り出せますし、生地の側面もきれいに焼くことができます。
ケーキがきれいに焼けない!上手に焼くコツは?
クッキングシートをしっかりケーキ型に合わせて用意しましょう。
またはクッキングシートの代用方法で、取り出すときにくっつかないようにしておきます。
焼き上がりの生地の表面が滑らかになり、取り出したときに欠けにくくなります。
崩れたり取り出すときに生地が欠けないようにしましょう。
生地が焼けたら、熱いうちに10センチほどの高さからトンと落とします。
そのあと、ケーキクーラーなどの通気性の良い場所で、生地を逆さまにして置きます。
温かさを感じなくなったら、元に戻してゆっくり取り出しましょう。
ちなみに、底が抜けるタイプのケーキ型から生地を取り出すときは、パレットナイフをケーキ型と生地のあいだに入れて、ケーキ型の側面に沿って一周させましょう。
生地を取り出すときは底面をコップに乗せて、側面のケーキ型を下に下ろすようにするときれいにできますよ。
知っておくと便利!クッキングシートの代わりの便利アイテム
ケーキ以外のお菓子作りでもいろいろな使い方ができるのがクッキングシートのいいところ。
ですが、使い捨てなので、次に必要なときのためにストックしておかなければいけません。そのつど買い足すのは少し面倒ですよね。
ここでは、お菓子作りをよくする方におすすめしたい、クッキングシートの代わりになるアイテムを紹介します。
クッキングシートと同じような役割をしてくれるだけでなく、クッキングシートにはない便利な特徴もあるんです。
ケーキ作り以外にも、さまざまなお菓子作りできっと活躍してくれますよ!
離型油(りけいゆ)
引用 Amazon
ケーキや焼き菓子などの生地が、型にくっつかないようにするためのスプレー式の油です。
メーカーや特徴ごとに種類がとても多いですが、焼き菓子をよく作る方は1つ持っておくとよいかもしれません。
離型油のメリット
- 型を準備する時間が短縮できる
- 異物の混入を防げる
- ムラなく油を塗れる
ケーキの型は立体なので、油を塗るのは少し手間のかかる作業でもあります。スプレー式だと短時間でムラなく塗れますね。
キッチンペーパーや刷毛を使うと、ほこりや毛が付着することがありますが、スプレー式で手を触れなくて済むので異物の混入を防止できます。
離軽油のデメリット
- 独特なにおいがある
- スーパーの製菓コーナーでは売っていない
食品用ですが、直接口に入れるものではないので、バターやサラダ油のように材料として使われているものとは少し異なります。
生地に移ったにおいは気になるほどではありませんが、噴射するときは気になるかもしれません。
見慣れない調理道具なので、他の調理道具より少し購入のハードルが高いかもしれませんね。
ベーキングマット
引用 Amazon
クッキングシートを天板に敷いて使いたいときに代わりに使えるのが、ベーキングマットです。
洗って何度でも使えるので、「繰り返し使えるクッキングシート」とも言えますね。
クッキングシートは、好きな長さに切ったり、いろんな型に合わせて切ったり、用途に合わせて使えるところがいいですよね。
しかし、ぴったりの長さに切れない、丸まってしまうなど、不便さを感じる方もいるのではないでしょうか。
ベーキングマットは、天板のサイズにぴったり合ったものを用意しておけば、敷くだけでよいのでとても楽ちんです。
網目状になっていて、クッキーやタルト生地、パイ生地がくっつきにくい特徴があります。
ベーキングマットのメリット
- 生地の底面がきれいに焼ける
- 網目状なので生地の余分な油分や水分が抜けてサクサクの食感になる
- 洗って何度でも使える
クッキングシートとの決定的な違いは、クッキーやパイなどの焼いた生地がより美味しくなるところです。
クッキングシートを使うと、底面だけ生地に焼きムラがあったり、でこぼこしてしまったりすることはありませんか?
このベーキングマットを使えば、生地に均等に熱が入り、見た目もきれいに焼き上げることができます。
ベーキングマットのデメリット
- マットの網目に生地が残ることがある
- ケーキ型に合わせて折ったり切ったりできない
- 他の焼き菓子の匂いが残ることがある
生地の固さによっては網目に生地が残ることがあり、しっかり洗わないと他の焼き菓子についてしまったり、匂いが残ったりすることがあります。
天板に敷いて使う道具なので、ケーキ型のように立体の型には使えません。
ショートケーキなど、スポンジケーキを焼いて作るケーキでは使えませんが、パイ生地を使っているミルフィーユや、シュークリームを作るときには大活躍しそうですね。
クッキングシートの代用品でケーキは作れる?上手に焼くコツ教えますのまとめ
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- クッキングシートは、油と小麦粉、または油とアルミホイルで代用可能
- 牛乳パック、コピー用紙や広告などのチラシは代用品としては使えない
- クッキングシートは、生地をケーキ型から取り出しやすくする役割がある
- クッキングシートは、熱、油、水に強く、テフロンやシリコン樹脂でコーティングされている
- 離型油はスプレー式の油で、ムラなく油を塗ることができ、時短になり、異物混入を防ぐこともできる
- ベーキングマットはクッキーやパイ生地などがくっつかず、洗って何度でも使えるのが特徴
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料理をしていると、なぜか途中で必要なものがないことに気が付きますよね。
いろんな道具や材料の代用は、知っておいて損はありません。ぜひ覚えておいてくださいね。
→パンの場合はこちらの記事で。
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