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吸血鬼とは?弱点は?実際にいた?吸血鬼と言われた人物も紹介します

みんさんは、吸血鬼をご存知でしょうか?

一度は、小説や映画でその存在や姿を見たことはあるのではないでしょうか。

私も映画などで、吸血鬼は黒いマントが印象的で、牙を使って女性の首筋をかみ、血をすすっている姿を思い浮かべます。

吸血鬼について、様々なことがわかっていますが、その中でも弱点については、みなさんもひとつくらいは思いつくのではないでしょうか?

今回は、吸血鬼はどんな姿をしていているのか?人々から恐れられていたにも関わらず、なぜ弱点が多いのかをお話ししていきたいと思います。

 

 

吸血鬼とは一体何者なのか?姿、形は?


吸血鬼は、狼男、フランケンシュタインと並ぶ、世界三大怪物です。

みなさんも吸血鬼と聞けば、どんな姿をしてるくらいは想像がつくのではないでしょうか?

ここでは、吸血鬼の起源と、どんな姿をしているのか、どんな能力があるのか確認していきたいと思います。

 

吸血鬼の起源とその容姿とは

起源はギリシャ、エジプトまでさかのぼり、生命の根源とも言われる生き血を吸い栄養源としています。 

また、血を吸われた人間も吸血鬼になるとされていいます。

吸血鬼の呼び名にバンパイアという名が、使われるようになったのは11世紀の頃の東欧です。

スラブ語で『死からよみがえる』を意味をする、『バンピル』やトルコ語で『魔女』を意味する『ウピル』がその語源とされています。

吸血鬼は一度死んだ人間が何らかの理由により、不死者として蘇ったものと考えられてしました。

吸血鬼信仰がピークになった中世の頃は、狂犬病やペラグラといった病気のまんえんや人体の腐敗現象が誤解されたものもありました。

さて、吸血鬼は一体どんな姿をしていると考えられていたのでしょうか。

そもそもの吸血鬼の形はぶよぶよとした、血のかたまりであるか、もしくは生前のままの姿であることが多いとされ、両者とも一定期間がたてば、完全な人間とされることもありました。

人間が吸血鬼となる理由として、生前に犯罪を犯した神の信仰に反したなどや近年では、吸血鬼に生き血を吸われた人や殺された人と言われています。

しかし、上記以外のまったく不可解な理由によっても、吸血鬼になることもあったそうです。

また、吸血鬼が与える害悪として、血や生気を吸うなどの手段で人間を殺す、家畜を殺したり、病気にさせたりします。

吸血鬼は様々な姿になれるとされ、もっとも有名なのはコウモリですよね。それ以外にも、虫やネズミ、霧にも変身ができるといわれています。

変身した姿で、棺のすきまや小さな穴から抜けだし、真夜中から夜明けまで活動するものとされていました。

また、近年では吸血鬼の容姿は、吸血する際の長い牙や最近では獲物である人間を引き付けるために、美しい容姿を持つとされています。

また、地域にもよりますが、特定の月齢、キリストの祭日などの日は活動できないとされる日が多いです。

特徴と能力について

吸血鬼の特徴は、不老不死である、怪力である、血を吸う、鏡に映らない、変身能力、仲間を増やす、魔眼など、また五感が優れているなどたくさんあります。

透過能力もあり、カベをすり抜けたり、姿を消したり、現わしたりすることもできます。視線により催眠術をかけたりできる魔眼などもあります。

また、死者や風や霧、雷、火災などの自然元素を操ることもできるのだとか。

吸血鬼が血を吸った獲物を殺したり、(瀕死の)人間に自分の血を与えることもできます。

吸血鬼は下等なものであっても、人間をしのぐ身体能力、魔術的能力を持っているとされています。

しかし、吸血鬼はその能力を過信し知性、理性を失い、能力の限界を試したがる、年を経て狂気にとらわれるという、強大な力のへいがいとも言うべき性質があります。

そんな性質があるのも関わらず、多くの場合はその優れた能力を限界までには使い切れずにいるようです。

 

なぜ吸血鬼は弱点が多すぎるのか?その理由とは

吸血鬼にはいろいろな弱点があります。

調べれば調べるほど、多くの弱点が見つかります。吸血鬼はなぜ弱点が多いのにも関わらず、なぜ人々に恐れられていたんでしょうか?

 

吸血鬼の弱点って?

吸血鬼の弱点は、みなさんも何個かは思いつきますよね。

有名なところでいくと、太陽の光に弱い、ニンニク、十字架、銀食器などがすぐ思いつくのではないでしょうか?

これだけでも、じゅうぶん多いと思うのですが(笑)まだまだ、あるので理由とともに紹介していきたいと思います。

まず、水です。水は悪や罪を流すとされているため。川など流れる水の中ではただ、流されているだけで、水の上は渡れないようです。

また炎も弱点の1つで、吸血鬼は絶大な回復力を持っていますが、炎によるダメージは回復できず灰になってしまうこともしばしばあるのです。

弱点?なのって感じですが、ケシの実のような粒状なものが大量にあるのを見ると、数え始めるという面白い性質もあります(笑)

ちなみに、心臓に杭を打つ、首をはねる、祝福された武器を使うと吸血鬼を殺すことができると言われています。

 

なぜ、こんなに弱点が多いのに恐れられていたのか考察

吸血鬼の弱点はかなりたくさんありますが、人々にはかなり恐れられていますよね。映画などでも吸血鬼は人間に怖がられているイメージが多い気がします。

では、上記でも説明した通り、吸血鬼はかなり弱点が多いです。ですが、その弱点が、イコール死ではないのです。

しかも、人間よりもかなり優れた身体能力を持っているため、吸血鬼の退治方法もありますが、普通の人間が吸血鬼を相手にするのはかなり難しいのではないかと考えられます。

また、吸血鬼に血を吸われると、その吸われた側も吸血鬼になってしまうという特徴も恐れられていた理由ではないでしょうか。

 

 

吸血鬼は実在した?3人の人物を紹介します

吸血鬼が実際にいたら怖いですよね?

ですが、実際にいた人物で、吸血鬼と言われた人物が存在しました。

残忍な殺人鬼や吸血鬼に噛まれ、吸血鬼と恐れられた傭兵、そして現代の自称吸血鬼まで。紹介していきます。

 

エリザベート・バートリー夫人

引用 草の実堂

エリザベート・バートリーはハンガリー王国で16世紀がら17世紀の初めに生きた、貴族の女性です。

エリザベートはトランシルヴァニア公国の貴族、バートリー家に生まれます。政治分野に優秀な人材を多く輩出した、有力な家系です。

しかし、バートリー家はエキセントリックな性格な人が多く、叔父は悪魔崇拝に取り憑かれていたり、兄弟は色情狂だったとも言われています。

そして、エリザベート本人も感情の起伏が激しく、エキセントリックな性格をしていたと言われています。

また、エリザベートは血塗られた、むごい生涯を送った殺人鬼とされています。

始まりは、エリザベートが粗相をした使えた女性を厳しく叱った際に、その女性の血が偶然にもエリザベートの手の甲につき、それをふいたところ、その肌がとても美しく見えたという。

その出来事から、エリザベートはこう思ったといいます。

『処女の血を浴びることができれば、私は美しくなれる』

そう思ったエリザベートは年若い娘の血を浴びたり、生き血を絞り、まだ暖かいうちに浴槽にためて、その中に身を浸したり、性器や膣を取り出し、それをみて興奮したりと、変態性欲者だったといいます。

血が流れることを好み、被害者の皮膚をかじって人肉を食べる行為、黒魔術を好み、悪魔崇拝していたとされていることから吸血鬼のイメージがつきました。

エリザベート・バートリーは吸血鬼のイメージがつくほど、『美しさ』を求め、多くの若い娘に残虐行為をした、狂気殺人鬼だったんですね。

 

アルノルト・パウル

セルビア人で傭兵だった、アルノルト・パウルは死後の異変によって、吸血鬼と言われた人物です。

パウルは数少ない、国家に公式に認定された、実在した吸血鬼の一人です。

(ヨーロッパの大国が公的に吸血鬼として認めた実在の人物・事件は2名とされ、そのうちの一人)

パウルは戦場で吸血鬼に襲われ、取り憑かれた苦しみから、吸血鬼の墓の土を食べ、血液を体に塗りました。

これが成功したのか、苦しみからは解放されましたが、その後すぐ馬車にひかれ亡くなります。

しかし、その後、死んだはずのパウルに家畜や村人が襲われ、実際に殺されました。

この事件を受けパウルの墓を掘り返したところ、死後40日は経過しているが遺体に腐敗がない、口から鮮血が流れている、皮膚や爪がはがれていました。

村人の手により、パウルは心臓に杭を打たれ、火葬され灰は川に流されています。

しかし、その5年後、パウルが吸血した家畜を食べた村人がなくなります。そして、その死体もパウルの遺体と一致したそうです。

この遺体は吸血鬼と化している状態と断定されたそうです。

吸血鬼に血を吸われた人間は吸血鬼になるという特徴がそのまま出ていますよね。遺体が異なった人間で、まったく同じというのは普通ならありえないですよね。

人々が恐れるのもわかる気がします…。

 

現代の吸血鬼・ジュリア・ケープルス

自称ですが…30年以上にも渡り、人間の生き血を飲み続けるジュリア・ケープルスさん。ちなみに、一ヶ月に2リットルの血を飲むのだそうです。

飲む生き血は、彼女が経営する、オカルトショップに来る吸血鬼ファンから提供されているそうです。

滅菌したナイフで肩を切って、その切り口から直接生き血をすすっているんだそうです。

確かに、吸血鬼は生きた人間の生き血をすするという特徴を満たしていますよね。しかも、一ヶ月に2リットルも普通は飲めないですよね。

因みに、ジュリアさんは生き血を飲むと『人の血を飲むと、より強く、より健康になった気がします』

『定期的に飲んでいると、いつにも増して綺麗になった気がします健康状態はかなり良くて、常にエネルギーに満ち溢れています』

と話されるそうです。エリザベート夫人が『美しさ』を求めて生き血を浴びていたとの似ていますよね。

↓自称、吸血鬼の彼女を紹介しているサイトはこちらです。

https://karapaia.com/archives/52131349.html

 

 

 

吸血鬼とは?弱点は?実際に吸血鬼と言われた人物から紐解きますのまとめ

  • 吸血鬼の起源はギリシャ、エジプトまでさかのぼり、生命の根源とも言われる生き血を吸い栄養源とされる
  • 吸血鬼に生き血を吸われた人も吸血鬼になる
  • 弱点は太陽の光に弱い、ニンニク、十字架、銀食器、水、炎など多い
  • 実在した吸血鬼とされる人物の中で今回はエリザベート・バートリー夫人、アルノルト・パウル、ジュリア・ケイプルスを紹介しました

いかがでしたでしょうか?昔から、恐れられている吸血鬼のことを紹介してきました。

吸血鬼の姿や、変身後の姿、特徴や弱点などを紹介させていただきました。

実在にいた人物の紹介もでき、現代にもその存在は昔とは異なっているかもしれませんが、存在していることに驚きです。

吸血鬼の物語や創作される時に、何かのヒントになれば幸いです。

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