お祝い事に乳児の子供にもケーキを食べさせてあげたい!
だけど乳児に与えても大丈夫なのか気になるところですよね。
今回は乳児にケーキはいつから与えても大丈夫なのか?を徹底調査してみました!
乳児も安心して食べられる市販のケーキやレシピもご紹介します!
Contents
乳児にケーキは与えてはいけない?!何歳から大丈夫?
まず乳児とは生後12ヶ月までの赤ちゃんのことをいいます。
結論からいいますと、何歳まではだめといった決まりはありません。しかし乳児にケーキを与えることはおすすめしません。
その理由が3つあるのでご紹介しますね。
乳児にケーキをおすすめしない理由
- 離乳食が完了していない
- アレルギーの問題
- 市販のケーキや生クリームには砂糖や油がたくさん入っている
離乳食が完了していない
基本的に離乳食は1歳半頃完了期が終わります。
それまではまだミルクが中心で栄養をとっていたり、アレルギーがないかも含めて食べられる食材を確認しながら与えている状態です。
ケーキは甘くておいしいですよね。それは乳児にとっても同じです。
そのため砂糖たっぷりの甘くて美味しいケーキを食べてしまうと、他の食材に興味がなくなったり食べなくなってしまうこともあります。
アレルギーの問題
一般的なケーキには「小麦粉、砂糖、卵などの乳製品」などアレルギーの可能性がある食材が入っています。
とくに卵は、離乳食で少しずつ与えていて大丈夫であっても、たくさん食べるとアレルギーが出てしまうというお子さんもいます。
なので、そういった食材がたっぷり入ったケーキを急にあげてしまうことは少し危険です。
市販のケーキや生クリームには砂糖や油がたくさん入っている
油は特に生クリームですが、砂糖はスポンジにもしっかり入っています。
砂糖自体は9ヶ月から大丈夫と言われていますが、与えてもいいとされている量は離乳食後期で小さじ1/4、離乳食完了期で小さじ1/2までとされています。
ケーキになると、この量はすぐ超えてしまいます。
そして乳児はまだ臓器などが未発達です。そのため油や砂糖の消化には臓器に負担がかかってしまいます。
このような理由から乳児にケーキを与えることはおすすめしません。
場合によっては、もう歯がしっかり生えてきていることもあります。
虫歯の原因にもなりやすいので、なるべく市販や生クリームのケーキなどは控えたほうがいいでしょう。
何歳からケーキを食べてもいい?
では実際、何歳からであればケーキを食べてもいいのでしょうか?
基本的には大人と同じものを食べ始めるようになる2歳くらいが目安になります。
調べてみると、砂糖や生クリームなどを気にして3歳まで徹底して与えなかったという方も多くいました。
そういった方はやはり虫歯や他の食事を食べなくなったり、体にまだ負担がかかることを懸念しているようです。
実際私も上の子は3歳まで与えないようにしていました。(下の子は上の子を見て欲しがるので早くなってしまいましたが・・・)
あくまでも砂糖たっぷりのケーキや、生クリームのケーキなどの場合です。
乳児や2歳までの子供でも食べられるようなケーキを作って与えてる方もいます。
乳児も安心して食べさせてあげられるレシピは下記にご紹介しますね。
乳児にケーキを与える場合気をつけたいことは?
先程もお伝えしましたが、市販や生クリームのケーキなどは乳児におすすめしません。
しかし1歳以降であれば食べられそうなケーキを作って与えることは可能です。
その場合、どういうことに気をつければいいのかお伝えしますね。
- 生クリームやチョコレートの入っていないもの
- はちみつが入っていないもの
- 砂糖がたっぷり入っていないもの(控えめ、もしくは無糖が好ましい)
- たくさん与えすぎない
生クリームやチョコレートの入っていないもの
生クリームについては上記でご紹介しましたが、チョコレートも乳児には好ましくありません。
ケーキ同様、明確に何歳まではだめという決まりはありません。
チョコレートに関してもカロリーの高さや糖分が多いこと、虫歯になりやすいなどの理由から3歳以降からというのが目安のようです。
チョコレートは依存しやすいというのも、早くに与えないようにしたい理由の1つのようです。
はちみつが入っていないもの
これは命に関わるので必ず注意していただきたい項目です。
ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから
赤ちゃんのお母さん・お父さんやお世話をする方へ
- 1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
- ハチミツは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
- ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
引用:厚生労働省
砂糖がたっぷり入っていないもの
次に砂糖の量です。手作りであれば砂糖の量は調整が可能ですので、砂糖を控えめにすると与えても少し安心ですよね。
なるべく無糖で作ることができると理想的かもしれません。
たくさん与えすぎない
最後に、与えるケーキの量です。
いくら材料などを気をつけても、与えすぎては体に負担がかかってしまいますし、普段の食事にも響いてしまいます。
あくまでもおやつとして少し与えるくらいにしておきましょう。
1歳でも食べられるお店のケーキとレシピをご紹介!
1歳のお子さんにも食べさせてあげられる市販のケーキとケーキのレシピをご紹介します。
シャトレーゼのアレルギー対応ケーキ
こちらは乳、卵、小麦不使用のケーキです。
1歳以上のお子さんやアレルギーがある方にもおすすめです。
詳しく記載がなかったのですが、砂糖はおそらく使用されているかと思います。そのため与える場合は量には注意が必要です。
乳、卵、小麦不使用
卵、小麦不使用
引用:シャトレーゼ
乳の代わりに豆乳、卵の代わりに大豆、小麦粉の代わりに米粉が使用されています。
美味しそうですし、アレルギーのある方や小さいお子さんにはとてもいい商品ですよね!
ヘルシーなのでダイエットしている方にも良さそうです。
1歳にもおすすめのケーキレシピ
次におすすめのケーキレシピです。
無糖のケーキと甘さ控えめのケーキをご紹介します!
卵牛乳砂糖なし!1歳のバースデーケーキ
材料(パンケーキ小4枚分)
薄力粉 大6
無調整豆乳 大4
ベーキングパウダー 小2
バナナ(完熟が良い。熟していない場合は2/3本) 1本
プレーンヨーグルト 200g
引用:Cookpad
本格★スマッシュケーキ
材料(4号(φ12cm))
プレーンヨーグルト 300g(水切り後)
卵白 2個分
卵黄 2個分
砂糖(甜菜糖、三温糖、きび砂糖等) 15g
薄力粉 40g
溶かしバター 5g
お好みのフルーツ 適量
引用:Cookpad
乳児にケーキはいつから大丈夫?ケーキを控えるべき理由とは?!のまとめ
- 乳児にケーキはおすすめしない
- 乳児は離乳食が完了していないこと、臓器が未発達のため負担がかかりやすいことなどが理由
- 市販や生クリームのケーキは2歳以降から与えるのが好ましい
- 1歳以降であればアレルギー対応ケーキや甘さや食材を調節した手作りケーキがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
せっかくのお誕生日などのお祝い。一緒に食べられるものを用意できると理想ですよね。
しかし健康が第一です。
アレルギー対応のケーキであれば一緒に楽しむことも可能ですし、手作りのケーキであれば小さく作ってお子さんだけに与えることも可能ですよね。
市販のケーキを一緒に食べるのは少し先のお楽しみとしてとっておいて、お子さんにとって体に優しいケーキを食べさせてあげてみてはいかがでしょうか?
フルーツでたっぷりで作ると見た目も可愛いですよ!
1度にあげる量だけは注意してくださいね。