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プラスチックの溶ける性質を活かす!日常で役立つ再利用方法と注意点

今回は、身近で便利なものとして重宝されるプラスチックについて調査しました。

レンジで加熱する時に加熱しすぎて容器が溶ける!とか、熱湯を入れたら縮んじゃったー!!なんてご経験のある方も多いのではないでしょうか。

でも、一番気になるのはそのプラスチックが溶ける時に、有害物質が出てるんじゃないかという事ですよね。

実は食品を入れるのに使われるプラスチックは、溶ける時も人体に影響を及ぼす程の有害な物質は出ません。

プラスチックに関する決まりは、食品衛生法第16条で厳しく規制されているのです。

なので、もしプラスチックが溶けて食品に混じっても害にはならず、そのまま体外に排泄されるようです。(気分はよくないですけどね)

そんなプラスチックですが、自宅で簡単に加工して再利用ができるってご存知でしたか?その方法や注意点も詳しく見て行きましょう。

 

 

【プラスチックが溶ける】種類別の特徴

プラスチックは樹脂素材と言われ、安くて加工しやすい利点から様々な用途に使用されています。

その中でも、熱で柔らかくなって冷めるとまた固まったり、はたまた逆に、加熱することで固まる物もありますよね。

よく「PET」とか「PP」とか容器に表示されている、あの表示で種類が分かれています。

それぞれどんな特徴があってどんな物に使われるのかを見てみましょう。

 

熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)a.汎用プラスチック

熱可塑性樹脂とは、加熱すると変形して、冷ますと固まるプラスチックのことです。

プラスチックのほとんどが、この熱可塑性樹脂(=汎用プラスチック)で、電子レンジでチンしたら蓋が変形した!なんてことはよくある話ですね。

その分類と特徴を下記にまとめましたので、ご覧ください。

種類 長所  短所 用途 耐酸性 耐アルカリ性 耐アルコール性 耐油性
PE 汎用性・成形性に優れる 接着性・印刷性が劣る 容器・試薬容器・包装材料
食器・フィルム
電波機器用品など
PP 汎用性・耐薬品性に優れる 半透明で耐候性が低い 容器・試薬容器・自動車部品
家電部品・包装材料・日用品
医療機器 など
PVC 安価で強度・耐久性に優れる 高温・低温・溶剤に弱い 電気部品・フィルム・セルロイド・看板・雑貨 など
PS 電気的・工学的性質に優れる
安価
耐久性・耐候性・耐衝撃性に欠ける 容器・自動車部品・電気部品
玩具・雑貨 など
PET 耐久性・耐薬品性に優れる 衝撃と熱に弱い 食器容器・薬品容器
化粧品容器・ペットボトル など

 

熱可塑性樹脂 b.エンジニアリングプラスチック

熱可塑性樹脂の中でも、工業用などの特定の用途に使用されるものを、エンジニアリングプラスチックと呼びます。その分類はこちらになります。

種類 長所 短所 用途 耐酸性 耐アルカリ性 耐アルコール性 耐油性
PC 頑丈で安定性がある 耐薬品性が低い 容器・工業機器
窓・レンズ・歯車
PA 耐摩耗性・耐薬品性に優れる 吸湿性が高く安定性に欠ける 衣料品・合成繊維・パイプ・歯車
POM 剛性・耐摩耗性・安定性に
優れる
不透明のみ 歯車・スプリング・ビス
ファスナー・キャビネット など
PBT 摩耗・衝撃に強い 熱に弱く加水分解する 自動車部品・電装部品・電気部品
電子部品 など
PTFE 強靭なスーパーエンジニア
プラスチック
クリープ特性と耐摩耗性が
低く高価
理化学用器具・バルブ・コック
ベアリング・ガスケット
ダイヤフラム  など

 

熱硬化性樹脂(ねつこうかせいじゅし)

熱硬化性樹脂とは、加熱することで硬度が増すプラスチックのことです。その代表的なものはこちらになります。

種類 長所 短所 用途 耐酸性 耐アルカリ性 耐アルコール性 耐油性
PF 電気絶縁性・耐水性に優れる 耐アルカリ性が強い 積層板・耐酸器具・絶縁材料
機械部品・食器 など
MF 無色透明で丈夫 なし 電気部品・自動車部品・積層板
食器  など
PUR 発泡体として多用な物生を示す なし 断熱材・吸音材・クッション材
接着剤 など
EP 耐薬品性・電気絶縁性に優れる コストが高い 歯車・ライニング・接着剤・金属塗料
金属接着剤 など
UP 耐薬品性・成形性に優れる
丈夫
なし 建築材・自動車車体・船舶材料
教科プラスチック板・浴槽 など

 

 

プラスチックの溶ける特性を生かして再利用する方法

そんなプラスチックの溶ける特性を活かして、おうちで簡単に再利用する方法を見つけました!!

熱いので、子どもだけでは危ないのですが、子どもと一緒に自由研究にもなりますね。

それでは、おうちでできるリサイクル方法を見て行きましょう♪

 

【自由研究にピッタリ♪】プラスチックからキーホルダー

プラスチックの容器から、お手製のキーホルダーを作ったり。

ストローでブレスレットや、ペットボトルでオリジナルのビーズを作ったり...。

子ども達とわいわい遊びながら作れるし、自分用にもお友達への世界にひとつだけのプレゼントにもなり、とってもいいですよ♪

1.プラスチック容器から自作キーホルダーアクセサリを作ってみよう

1.スーパーなどで利用されている透明の容器を使います*1

2.平らな部分を切り取り、マーカーでペイントします。完成品の大きさ(面積)は、約1/3~1/5になります。プラスチックの厚さによって、縮小の度合いが違ってきます。

3.予熱したオーブンに入れます。アルミホイルに載せて入れると良いでしょう。160℃で2~4分ほどで出来上がります*2。はじめは丸まって、次第に平らになってきます。動きが無くなったら、取り出します。熱いので取出しには軍手を使いましょう。

4.ガスレンジで温めたドライバーなどで、穴をあけ、チェーンなどをつけたら完成です。今回は、約1/4の大きさに縮みました。

加熱前加熱前
加熱後加熱後

*1いろいろなプラスチック容器があります。
写真はポリスチレン「PS」製のプラスチックを使いました。

*2プラスチックの種類によって温度や時間は異なります。

引用:国立大学56工学系学部ホームページ おもしろ科学実験室

 

【プラスチックの廃棄を減らす】便利な再利用方法

こちらは、見てて気持ちがいいほどのプラスチック再利用の動画です。なんだか、私にも簡単にできそう♪

引用:YouTube(超便利!自宅でプラスチックを再利用するためのアイデア32選)

 

 

【プラスチックの加工】気になる事・注意点

自宅で加工できて、プラスチックの排気量も減らせる上に、可愛いものまで作れてとてもいいけど、ズバリ!安全性は大丈夫なの~?と思いますよね。

もちろん、そんな疑問にもきちんとお答えし、安全で楽しくリサイクルができるように解説していきますね。

 

自宅で加工して、ダイオキシンは発生しないの?

よく、塩素系プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生すると言われていますが、気になるのはこのあたりではないでしょうか。

ダイオキシンは、自然環境で分解されにくく、自然界に長く残ると言われていて、食物連鎖によって動物の体内に入り濃縮されると言われていますよね。

更に、動物実験においては発がん性や、生殖・免疫・神経系への影響も報告されています。

そもそもダイオキシンを生成する為に必要な塩素は、ものを燃焼する時に常に存在しているので、プラスチックに限らず、何かを燃やす時には発生するようです。

しかも、プラスチックの加工は、燃やすのではなく、加熱するので、問題ありません。

しかし、加熱していることを忘れて燃えてしまったりする場合には、ダイオキシンを生成しり環境になってしまいますので、目を離さないことが重要です。

 

これはもちろん!子どもだけでの加工はダメ!!

オーブンなどで加熱してプラスチックを溶かすと、当たり前だけど熱いです。

そして、変形してドロドロ状態のプラスチックは、皮膚にピッタリくっつくと、それはもう悶絶ばりに熱いですよね!!(経験者)

しかも、加熱時間が長くなったりすると、それこそ燃えてしまう可能性だってあります。

なので、子どもだけで加工することは避けましょう。

 

換気をしましょう

人体に影響を及ぼすほどの有害な物質が出ることはないと申し上げましたが、素材によってはにおいがしたり、煙が出ることもあるかも知れません。

そして、なんの成分でもそうですが、健康にいいと言われるものも、摂りすぎることで健康被害を起こすこともありますよね。

それと同じで、添加物が使用されていないからといって、体に入る量が増えると、その分リスクも高まります。なにせ、自然界のものではありませんから。

そんな理由で、具合が悪くなったりする可能性も考えられるので、しっかり換気をしながら行いましょう。

 

 

プラスチックの溶ける性質を活かす!日常で役立つ再利用方法と注意点のまとめ

さてさて、今回はプラスチックの溶ける特性を活かした、日常に役立つ再利用の方法と注意点について調べてみました。

まとめ

  • プラスチックの種類は多く、特性に適した用途で使い分けられている。
  • プラスチックを自宅で加工することで、プラスチックの廃棄量を減らし、かつ生活にも役立てることができる。
  • プラスチックの管理について、食品衛生法第16条に定められ、私たちの生活の安全性は守られている。
  • 人体に影響が出るほどの有害な物質が出ることはないが、何でも適量以上になると毒にもなり得る。

とまとめました。いかがだったでしょうか。

何かひとつでも、あなたのお役に立てると幸いです。では。

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