広告

冷風機のデメリットは?!気化熱クーラーのデメリットってどんなことろ?

冷風機はスポットクーラーとも呼ばれ、ご家庭や職場で使われているクーラーと同じ構造、機能を有しています。

水の気化熱の利用や氷を使って冷たい風を送る「冷風扇」とは機能的に異なります。

冷風機のデメリットと省エネ効果のある冷房器具を選ぶポイントをまとめました!

室内機と室外機が一緒になった、「移動ができる小型クーラー」とも言えます!

 

 

冷風機ってどんな冷房器具なの?そのデメリットは?

クーラーとは、Cool+er=冷やすもの。冷房機能のついた装置を指します。

エアコンとは、エアコンディショナーの略で、空気の温度・湿度を総合的にコントロールし、冷房と暖房、加えて除湿ができる装置を持つことが多いです。

つまり、クーラーはエアコンの一部とも言えます。

スポットクーラーとも言われる、冷風機の仕組みとデメリットを探ってみましょう!

 

冷風機のデメリットは大きく4つ!【室内機と室外機が一体なのが原因?!】

冷風機って、移動できる小型クーラーとも言われてて便利そうだけど、どんなデメリットがあるの?

冷風機のデメリット

  1. 排熱が暑い
    冷風機は冷風と同時に暖かい空気を排出するので、密閉された部屋で冷風機を使用すると、室内全体の室温が上がってしまいます。
    部屋の空気を冷やしたい場合は排気を屋外へ出す必要があり、ダクトホースの用意などの手間が掛かります。
  2. 運転音が大きい
    冷風機はエアコンと同じようにコンプレッサーを搭載しており、このコンプレッサーによる騒音(振動)が少し気になると言えます。
    音の大きさとしては、コンプレッサー式の除湿機と近いかもしれません。
    普段使いであれば全く気になるレベルの音ではありませんが、マンションなどの集合住宅で夜間に使用する際は、状況によっては控える方が無難かもしれません。
  3. 排水の処理が必要
    冷風機には除湿機能もあるため、除湿によって発生した水(結露して発生したもの)の処理もしなくてはなりません。エアコンですと、屋外にパイプで結露水を放出していますが、冷風機の場合は、結露の水を貯める為の小型のタンクが内蔵されている構造のものが多いです。そのため、定期的にこのタンク内の水を捨てなければなりません。
  4. 冷風扇より高額
    冷風扇は、卓上のものからタワー型のものまで形も価格も様々で、数千円から2,3万円程度で購入できる一方、冷風機は、コンプレッサー内蔵でそれなりの大きさであることから、安価な商品でも3万円からになります。

移動ができるというメリットがある一方で、室内機と室外機が一体になっている事にデメリットの要因があるようですね。

 

冷風機とエアコンの仕組みって?【学校で習った!?物質の三態が原理】

 

気体は圧力をかけると液体に変化し、圧力を下げると気体に戻るという性質があります。

このとき気体は、圧力をかけると温度は上がり、膨張して気体になると温度は下がります。

エアコンはこの原理を利用して、部屋を冷やします。
エアコンには、冷風を噴き出す室内機と外に設置する室外機があります。

熱を運ぶ物質を冷媒といい、エアコンでは環境に配慮したフロンガスが使われています。

室外機には冷媒を圧縮する機能があり、室内機からやってきた冷媒を圧縮して液体にして、発生する熱をファンを使い戸外に放出します。

その後、冷媒は室内機に送られ、そこで冷媒を膨張させて気体に変換し温度を下げます。

このようにして温度の下がった冷媒を温度の高い流体から温度の低い流体へ熱を移動させる機器である、熱交換器に流し、ファンを回して冷たい風を部屋に吹き出します。

同時に室内機の上部から吸い込んだ暖かい空気の熱は、冷媒に吸収されて室外機に向かいます。

このサイクルを繰り返して、エアコンは室内の熱を外に運び出しているのです。

冷風機は、室内機と室外機が一体化しているので、排熱をダクトなどで室外に逃さないと、冷やしてるはずの室内が暑くなってしまいます。

 

 

冷風機の活用シーンって!?おすすめ4選もご紹介!

冷風機にはデメリットはありますが、移動が可能でスポット的に冷やせるというメリットもあります。

どの様な活用シーンがあるのでしょうか?

 

冷風機の活用シーンって!?

冷風機は、エアコンを使うまでもないが、冷やしたい、そこにいる短時間だけ涼しさを感じたいというシーンで重宝されます。

例えば、夏にお風呂上りの洗面所で涼みながら着替えたい、サウナの様になったトイレを涼しく過ごしたい、火を使い熱くなったキッチンスペースで涼しく料理がしたい時などですね。

他にも、小さな書斎にいる間だけ涼みたい、寝ている間にエアコンをつけるのは嫌いだが少しだけ涼しく眠りたいなど使い勝手は考えればいくらでもあります。

また、気温の高いがエアコンをつけるほどではないような秋口や、ガレージでの作業、アウトドアシーンで涼を取りたいときにも良いでしょう。

除湿機能や温風機能のある冷風機を選べば、一年中使えそうです。

 

冷風機のおすすめ機種4選をご紹介!

①【CORONA(コロナ)】 冷風・衣類乾燥除湿機「どこでもクーラー」

引用:CORONA

 

②【タンスのゲン】冷風機 0.8kWB 窓パネル付き コンパクト スポットクーラー ノンドレン

 

引用:タンスのゲン

 

③【NAKATOMI】移動式エアコン MAC-20

 

引用:ナカトミ直営ネットショップ

 

 

④【TOYOTOMI】 スポット冷暖エアコン TAD-22MW

 

引用:株式会社トヨトミ

 

 

冷房器具の消費電力を比較!冷風機は省エネになる?

エアコン、扇風機、冷風機など冷房器具と言っても、いろいろな種類があり、特徴もそれぞれですが、省エネになるのは、どの冷房器具なのでしょう?比較してみましょう!

家電製品に記載されてる消費電力ってなぁに?
冷風機の省エネ効果ってどうなの?

 

消費電力から電気代が計算できます!

消費電力とは、電化製品を動かすのに消費される電力のことで、電化製品に貼られているシールや説明書を見ると、消費電力という記載があってW(ワット)やkW(キロワット)という単位で表示されています。

電化製品の電気代は「消費電力量(kWh)×電力量料金(円/kWh)」で計算します。

電力量料金は1kWhあたりで設定されているため、消費電力(W)で記載されている場合はまず、電化製品を1時間使うときの消費電力量(kWh)を計算する必要があります。

家電の消費電力から電気代を割り出す計算方法は以下の通りです。

(1)消費電力量を計算します。
消費電力(W)×1h=消費電力量(Wh)

(2)消費電力量のWhをkWhに換算します。
消費電力量(Wh)÷1,000=kWh

(3)消費電力量×電力量料金で、1時間あたりの電気代を計算します。
消費電力量(kWh)×電力量料金※27円/kWh=電気代(円/h)

電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会が「電力料金目安単価」として示している1kWhあたり27円(税込)として計算しています。

消費電力を入力するだけで、電気料金を計算できるツールもあります!

引用:電気料金計算

次に主な冷房器具の電気料金を比較してみましょう!

 

冷房器具の特徴と省エネ比較!冷風機は省エネなの?

冷房器具の部屋が涼しくなるまでの時間や、適した広さによって冷房器具を分類してみましたので、参考にしてみてくださいね。

 

では、冷房器具の1時間あたりの電気代を比較し、どれがより節約になるのか確認してみましょう!

また弱・強など強度を変えられる商品は、最大強度での消費電力としています。

それでは安い順に見ていきましょう!

 

1位:扇風機

扇風機の消費電力は一般的な扇風機(ACモーター)では「弱」「中」「強」の3段階で風量を調節できるものが多いです。

機種によって消費電力は変わりますが、弱は20W、中は30W、強は40Wの電力を消費します。ここでは、強の40Wで比較しています!

1時間あたりの電気代は約1.08円です!

1日中付けっぱなしでも、1日あたりわずか約24円となるため、ほとんど電気代がかかりません。

1日8時間使用しても、1か月あたりの電気代は約260円で済みますよ。

ここでは、ACモーターの扇風機にて比較しましたが、高性能な扇風機で使用されている、DCモーターの扇風機では、消費電力は20W前後になりますよ!
ただし、高額のものが多いです。

 

2位:冷風扇

風扇は水が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」という仕組みを利用しており、熱交換器を利用しません。

そのため、消費電力が風量切替で40〜50Wと少なく、1時間あたりの電気代は強の50Wで比較し、約1.35円です!

扇風機にはわずかに及びませんでしたが、一日中、つけっぱなしにしても1日あたり約31.05円なので気軽につかえるでしょう。

1日8時間つかうと、1か月あたり約324円です。

冷風扇は内部で水を蒸発させているので、部屋の湿度が上がってしまうのがデメリット!
適度に換気し、湿度の上昇やカビの発生を防ぎましょう!

 

3位:冷風機

冷風機の消費電力は、上位の扇風機や冷風扇比べると多機能で、商品によって消費電力にもばらつきがあります。

ここでは、タンスのゲンの冷風機 0.8kWB 窓パネル付き コンパクト スポットクーラー ノンドレン〔25800085〕にて比較しました!

消費電力は354Wなので、1時間あたりの電気代は約9.6円

1日8時間つかった場合には1か月あたり約2,294円という結果になりました。

 

4位:エアコン

エアコンは何畳用の製品かによって、消費電力が変わってきます。

今回は6畳用のエアコンについて比較していきます!

こちらの消費電力は、だいたい450W程度の商品が多いようです。1時間あたりの電気代は、約12.15円程度です。

1日8時間つかった場合には1か月あたり約2,916円です。

つまり、6畳程度の部屋で冷風機を使用しても、エアコンと電気代はそれほど変わらないと言えます!

 

 

冷風機のデメリットは?!省エネ対策に賢く選んで暑い夏を乗り切ろうのまとめ

まとめ

  • 冷風機のデメリットは4つ!
    ①排熱が暑い
    ②運転音が大きい
    ③排水の処理が必要
    ④冷風扇より高額
  • 冷風機と冷風扇は仕組みが違う!
  • 冷風機は移動して使える!
  • 冷風機は狭い部屋で使用すると、エアコンと電気代はあまり変わらない!

年々と暑くなる一方で、電気代が2022年5月から値上がりに!

冷風機に限らず、冷房器具も特徴を知って、賢く選び、暑い夏を快適に過ごしましょう!

マルチプル広告

© 2024 これちょっと気になる Powered by AFFINGER5