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レモンシロップを加熱して作る時のメリットやデメリットはあるの?

加熱殺菌」という言葉は有名です。

長期保存には、加熱した方が良いように思いますが、レモンシロップは、加熱処理しないレシピが多いです。

そこで今回は、レモンシロップを加熱した時のメリットとデメリットについてまとめてみましたので参考にして下さい。

 

 

レモンシロップを加熱して作るとどんな効果があるの?

レモンシロップは、加熱することなく、スライスしたレモンを砂糖に漬けておくレシピが多いです。

生のままレモンを漬けるため、日持ちや保存方法について気になって検索している人が多いようです。

そこで、レモンシロップを加熱して作った場合はどうなるのか、メリットとデメリットについてまとめてみました。

レモンシロップを加熱して作ると、4つのメリットがあります。

・殺菌効果がある

・保存可能な期間が長い

・風味や色合いが安定する

・作ってから使えるまでの期間が短い

この4つのメリットについては、後ほど詳しく解説していきます。

そして、レモンシロップを加熱して作ることによるデメリットは、次の3つになります。

・レモン独特のフレッシュな香りがなくなる

・ビタミンCが流出してしまう

・手間がかかる

これら3つについても、後ほど詳しく解説していきます。

 

 

レモンシロップを加熱して作るメリットは?

先ほど、レモンシロップを加熱して作った場合のメリット4つをご紹介しました。

それらについて、これから詳しく解説していきます。

 

殺菌効果がある

火を通して加熱すると殺菌できることは、ご存じの方も多いと思います。

その理由は、加熱することによって微生物などの病原体を死滅させたり、毒性を失わさせることができるためです。

つまり、加熱して作ったレモンシロップは、微生物などによる汚染のリスクが低くなり、安全に利用することができるのです。

 

保存可能な期間が長い

レモンシロップを加熱すると、、微生物や酵母の成長が抑えられるため、カビが生えにくく、保存期間を延ばすことができます。

加熱していないレモンシロップは数週間程度しか保存できないとされていますが、加熱して作ったレモンシロップは、数ヶ月程度保存できるようです。

少量のレモンシロップを作るのであれば、加熱せず作っても食べ切ることができます。

しかし、レモン消費のために大量に作る場合は、加熱して作る方が、良いと思います。

このように用途に合わせて、作り方を変えるのもレモンシロップを楽しむ醍醐味かもしれません。

 

風味や色合いが安定する

加熱してレモンシロップを作ることにより、レモンの風味が安定します。

風味が落ちてしまう原因は、酸化にあります。

酸化してしまうことで、レモンシロップの風味や色合いを変化させてしまうのです。

しかし、加熱して作ることにより酸化反応が抑制されるため、風味が安定するのです。

市販の食材に酸化防止剤が使用されているのは、風味や色合いの変化を防ぐためなのです。

 

作ってから使えるまでの期間が短い

加熱せずに作るレモンシロップのレシピは、完成まで1〜2週間程度かかります。

しかし加熱して作る場合は、レシピによって違いはありますが、その日のうちに使うことができる場合があります。

今、飲みたいという気分を叶えてくれるのは、嬉しいですよね。

 

 

レモンシロップを加熱して作った時のデメリットは?

レモンシロップを加熱したときのデメリットは次の3つです。

 

レモン独特のフレッシュな香りがなくなる

加熱してレモンシロップを作ると、レモン独特のフレッシュな香りが消えてしまいます

しかし、レモンの香りが全くなくなるわけではありません。

また、しっかり加熱した場合は、コクが出て、旨味が増します

レモンのフレッシュな香りが味わいたい場合は、レモンシロップを加熱して作ることはおすすめしません。

 

ビタミンCが流出してしまう

レモンに含まれている栄養素で有名なのは、ビタミンCです。

レモンは1個あたりのビタミンCが100mgと柑橘系のフルーツの中ではダントツで多いです。

しかし、ビタミンCは水に溶けやすい性質のため、水分と共に加熱すると、ビタミンCが水に溶け出してしまいます。

植物性の油で加熱すると、ビタミンCの吸収率は高くなりますが、レモンシロップは油で炒めて作ることはできません。

そのため、加熱してレモンシロップを作る時には、ビタミンCの吸収率が下がることは避けられません。

 

手間がかかる

レモンシロップを加熱せずに作る場合は、レモンを切って、他の材料とともに瓶に入れるだけで作れます。

しかし、加熱してレモンシロップを作るには、レモンを切って、他の食材とともに加熱し、粗熱を取ってから瓶に入れるという手間と時間がかかります

ただ、加熱してレモンシロップを作る場合は、作る時間は要しますが、作ってすぐに食べることができます。

レモンシロップは、どちらの時間を優先するかで作り方を変えることができます。

 

 

加熱して作らないレモンシロップの保存期間はどれくらいなの? 

加熱して作らないレモンシロップは、数週間から数ヶ月程度の保存が可能です。ただし、保存期間は保存状態によって異なるため注意が必要です。

また加熱して作らないレモンシロップは、微生物の成長を抑える効果がないため、風味や品質が変化しやすくなる可能性があります。

そのため、保存する時は密封容器を使用し、冷蔵庫の冷暗所に保管することがおすすめです。

レモンシロップが日持ちする方法については、こちらの記事を参考にして下さい。

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レモンシロップを加熱したレシピにはどんなものがあるの?

レモンシロップを加熱して作っているレシピは、それほど多くありません。

今回は、色々な加熱方法で作るレモンシロップのレシピをまとめてみました。

レモンシロップを加熱して作りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

レシピ①電子レンジを使って作ってみよう!

1つ目は、レシピ検索No.1と言われているクックパッドから紹介させていただきたいと思います。

【風邪予防!使い方色々レモンのシロップ漬け】

材  料 分  量
レモン 1個
砂糖 大さじ3
 大さじ1

step
1
レモンをしっかり洗い、薄くなりすぎないように輪切りにする。

step
2
レモンの種を取り、耐熱容器に入れる。

step
3
ステップ2の容器に砂糖と水を入れる。

step
4
ラップをして電子レンジで2分加熱する。

step
5
ラップを外してそのまま30分程置いておく。

引用:クックパッド

このレシピは、電子レンジを使って作ることができるので、少量をすぐに作って使いたい方のおすすめのレシピと言えます。

これだけお手軽だと、不器用でズボラな私でも挑戦してみようかなと思ってしまいます。

 

レシピ②鍋を使って作ってみよう!

次は、鍋を使って加熱するレモンシロップの作り方についてで、公文社「Mart」公式ホームページから紹介させていただきたいと思います。

【レモネードシロップ】

材  料 分  量
レモン 5〜6個
きび砂糖 400g
はちみつ  200g

step
1
苦みのある白い部分をなるべく落とすようにレモンの皮を切り落とす。

step
2
0.5cmの厚さにレモンを薄切りにする。

step
3
鍋にレモン、きび砂糖、はちみつの順に入れて弱火で煮る。

step
4
砂糖が溶けて、ひと煮立ちしたら、レモンをつぶさないように混ぜる。

step
5
火からおろし、粗熱が取れたら、瓶に入れて冷蔵庫で一晩寝かせる。

引用:Mart

このレシピは、一晩寝かせる必要があるため、作ってすぐに使いたいという方に取っては不向きなレシピとなっています。

しかし、このレシピはレモンの皮を取り除いて作っています。

レモンの皮は、少し苦味があったり、農薬などが気になっている方もいるのではないでしょうか。

少し手間ですが、皮の苦味が苦手な人にとっては良いレシピです。

苦味の苦手な子供にもおすすめのレシピと言えます。

ただし、今回のレシピは、ハチミツを使用しているため1歳未満のお子様へは与えないように注意して下さい。

 

レシピ③オーブンを使って作ってみよう!

最後は、無農薬レモンの栽培に挑戦していらしゃる「京都れもん」の公式ホームページから紹介させていただきたいと思います。

【レモンシロップ】

材  料 分  量
レモン 8個
クローブ 24粒
砂糖  850g
510cc

step
1
レモンを薄切りにして、種をとる。

step
2
レモンの種をお茶袋などで包む。

step
3
耐熱容器にレモンを均一になるように広げて入れ、ステップ2の種も入れる。

step
4
鍋にクローブと水を入れて火にかける。

step
5
沸騰したら、砂糖を入れて、焦がさないように透き通るまで溶かす。

step
6
ステップ5で作った液をステップ3の耐熱容器に入れる。

step
7
あらかじめ200℃にしておいたオーブンにステップ6の耐熱容器を入れて、1時間30分煮詰める。

step
8
30分毎に様子を見て、レモンが焦げてきたら、下にあるレモンが上になるように混ぜる。

step
9
全体が飴色になれば完成。

引用: 京都れもん

このレシピは、かなり本格的であるため、少し手間がかかりますが、レモンの種まで余すことなく使っているレモンシロップのレシピとなっています。

また無農薬レモンは、安心して皮まで食べることができるので、レモンシロップに使うレモンとしては最適です。

特に子供に食べさせるとなると、安心、安全のものを口にして欲しいですよね。

1つ1つ大切に育てられている京都れもんは、1度購入して、子供と一緒にレモンシロップを作ってみたいと思いました。

 

やっぱり加熱しない方法でレモンシロップを作りたい!

やっぱりレモンのフレッシュな香りを味わいたいと思っている方、また、無農薬の京都れもんを使うなら、加熱せずレモンシロップを作りたいと思った方もいるのではないでしょうか。

そのような方には、レモンシロップを加熱しない場合のおすすめレシピをご紹介させていただきます。

ぜひ、こちらの記事を参考に作ってみて下さい。

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レモンシロップを加熱して作る時のメリットやデメリットはあるの?のまとめ

  • レモンシロップは、加熱すると殺菌効果や酸化防止といったメリットがあり、長期保存する時にはおすすめです。
  • レモンシロップは、加熱すると風味が変化したり、栄養価が下がる、加熱する手間が必要といったデメリットがあります。

 

加熱するかどうかで、レモンシロップの保存期間に違いがありますが、どちらが良いかは、それぞれの好みによるかなと思います。

加熱すると、保存期間は延びますが、風味や栄養成分が変化する可能性もあります。

また加熱せず作ったレモンシロップであっても、しっかり管理すれば十分に楽しむことができます。

保存期間だけでなく、レモンそのものの品質や好みによってレモンシロップの作り方を変えていくと楽しみの幅が広がるかもしれません。

また、レモンシロップは、レモネードやレモンスカッシュ、レモンティーやシンジャーエルなど飲み物の幅を広げてくれるだけでなく洋菓子作りにも使うことができます

そんな万能レモンシロップは、暑くなる夏には大活躍間違いなしです。

市販の飲み物は、なんとなく添加物が気になるという人は、レモンシロップを使うと色々な飲み物を自分で作ることができるので安心して飲むことができるため、おすすめです。

ぜひ一度試してみて下さい。

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