「サングリア」と言うお酒を知っていますか?
サングリアはワインにフルーツやスパイスなどを組み合わせ漬け込んだスペイン生まれのお酒です。
しかしサングリアはどのくらい日持ちするか気になりますよね?
ここではサングリアとはどんなお酒なのか?サングリアのおすすめの組み合わせ、白ワインで作られるサングリア、アルコール度数、保存方法や賞味期限などサングリアを作る際の注意点をまとめてみました。
特に1番注意してほしいことが、
日本では自分でサングリアを作る際に、漬け込むと酒税法違反に問われるリスクがあります。絶対に確認してから行いましょう!
酒税法に違反しない作り方も書いていますので、是非参考にしてください。
Contents
サングリアは日持ちする?賞味期限と保存場所
サングリアはどのくらい日持ちするのか、どう保管すればいいのかを解説します。
サングリアの賞味期限
サングリアはアルコールにフルーツが入るため、お酒自体が傷みやすくなってしまいます。なのであまり長く日持ちはしません。
作ってから30分から数時間が一番飲み頃とも言われています。
基本的には、冷蔵庫に入れて三日間が賞味期限と言われています。
ワイン自体空気に触れてしまうと酸化が始まってしまうので開封したらできるだけ早く飲むのが一番です。
特に夏場や常温で放置してしまった場合などはフルーツも腐りやすいので注意が必要です。
サングリアの保存場所
保存場所は冷蔵庫が一番いいと言われています。保存する際はできるだけ清潔な瓶などに入れ保存してください。
サングリアはフルーツを入れるため腐りやすいのと菌が繁殖しやすいので容器などもしっかり消毒して保管することが大切です。
もし腐ってしまうとどうなるか?
これは私の実体験ですが、自作の飲み物を冷蔵庫に放置して腐ってしまい、小さい羽虫が大量発生したことがあります。
そのあと匂いが冷蔵庫についてしまったので冷蔵庫のものを全部出して掃除しました。
掃除がものすごく大変だったので私みたいにならないようにできるだけ早く消費したほうが絶対にいいです。
冷蔵で保管していない場合も傷みやすく、腐った時はすぐに捨て、容器もよく洗ってください。
フルーツなども入れているので簡単に虫が湧きます。しかも当分においが消えないので掃除してもなかなか虫が消えないです。
放置した際はその場所に虫が大量発生すると思ってください。
サングリアとはどんなお酒?歴史やアルコール度数
サングリアとはワインをベースにリンゴ等の色々なカットフルーツ又はスパイス、ハーブなどを加えて作られたスペインの代表的な飲み物です。
甘くてフルーティーなお酒で、お酒が苦手な方でも楽しみやすいお酒です。
サングリアはフルーツの組み合わせも自分で見つけられるのでそういった楽しみもあります。私も自分で色々な組み合わせを試して飲んだりしています。
基本的には赤ワインのサングリアで相性がいいのはベリー系がいいと言われています。
また果物だけではなく、シロップなどを加えたり、ソーダやフレッシュジュースを組み合わせてみたりと、様々な組み合わせが存在します。
フルーツとシロップ、自分オリジナルのサングリアができるのも魅力です。
ロックや炭酸割り、ホットワイン等の種類もあります。
私もよくいろんな組み合わせを試してはいますが、個人的には炭酸割りが飲みやすいです。
のんびりしたい日にはホットワインにして飲むのがおすすめです。
サングリアの歴史
サングリアはスペイン、ポルトガルが発祥で、歴史は19世紀にまでさかのぼると言われています。
詳しい文献が見つからず、わかっているのは元々あまり状態のよくないワインをどうやっておいしく飲むかと工夫を凝らした結果、サングリアが誕生したと言われています。
実を言うとサングリア自体に明確な定義はなく、決まったレシピがありません。なので色々なアレンジが誕生しているとも言われています。
サングリアのアルコール度数
サングリアのアルコール度数は作る人によって変わってきますが、ワインがフルーツの果汁で薄まるので大体10〜15%と言われています。
市販のサングリアのアルコール度数は7%前後が多い印象です。
アルコール度数もそこまで高くないので女性やアルコールが苦手な方にも飲みやすいお酒です。
白ワインで作られるサングリア
サングリアと言うと赤ワインが多い印象ですが、実は白ワインで作られるサングリアも存在します。
赤ワインで作られたサングリアと比べると、白ワインのほうが後味がすっきりしており飲みやすいと言われています。
特にサングリアを初めて飲む人には飲みやすい白ワインがおすすめです。
白ワインのフルーツのおすすめの組み合わせは、基本的に柑橘類との相性がいいと言われています。
さっぱりとした味になりとても飲みやすくなります。個人的には仕事終わりの夏に炭酸で割って飲むのが最高です。
サングリアを家で作る際の注意点
サングリアはワインとフルーツがあれば自宅で誰でも気軽に作ることができますが、酒税法に引っかかる可能性があります。
まず基本的に日本でお酒を作るには酒類製造免許が必要です。
日本の法律では「混和」という作業がお酒の製造とみなされ法律違反になる可能性があります。
サングリアはワインにフルーツ等を混ぜ合わせて作るため、その作業が「混和」とみなされる可能性があります。
もちろん販売する行為も禁止されているので注意が必要です。
本場のサングリアがどうしても飲みたい場合
現在の日本の法律では酒税法に触れてしまうので、サングリアは市販品を買うか、本場の味がどうしても知りたい方は現状スペインまで行くしかありません。
市販品も様々な種類のサングリアがあるのでとても楽しめると思うのでおすすめです。
自宅でサングリアを作る際の注意点
もし家でサングリアを作ることを楽しみたいのであれば、三つの方法があります。
- 漬けこまずに飲む直前にフルーツやスパイスを入れる。
- ノンアルコールワインで作る。
- 市販品のサングリアを買う。
この三つの方法であれば酒税法違反になりません。漬けこむのは違反になるので絶対にやめてください。
家で作る際はこの方法で楽しんでくださいね。
サングリアは日持ちする?賞味期限・保存場所・注意点を徹底解説! まとめ
- お酒自体が傷みやすいので日持ちしない
- 作ってから30分から数時間が一番飲み頃
- 冷蔵庫に入れて三日間が賞味期限
サングリアは無数のアレンジが可能で歴史もかなり深いお酒ですが誰でも簡単に作れるワインです。
自分でお気に入りの組み合わせを見つけるなどその日にあった気分のお酒を手軽に楽しめます。
その反面注意点がとても多いです。賞味期限や保存場所もしっかりしないとすぐに腐ってダメになってしまいます。
さらに自宅で作る際、酒税法も絡んでくるので下調べは絶対に必要です。
最後にサングリアは自分で作る際、注意点は多いですがとても美味しい人気のあるワインです。
飲んだことない方も是非これを機に試してみてください。