台風で窓ガラスは壊れる!?風圧の事情を調べてみた結果!!

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最近友人がリフォームするということで窓のデザインや強度について考えてる話を聞きました。今回は友人のリフォームをきっかけに改めて私自身で台風が来た時の窓の強度や危険性を調べてみました。

今回はリフォームを考えてる方や、所有物件を立て直す方、台風による被害が少し多い地域の方に向けて記事を書いてみました。

Contents

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  1. 台風で窓ガラスが壊れる風圧は風速20メートルから25メートル
  2. 台風で窓ガラスは壊れる!?風圧によってもたらされる被害
    1. 1.割れてしまった時の対応 まずは逃げてください!自然災害を前にして人間にできることは自分の安全確保以外ありません。落ち着いてください、慌てて何をすればいいかわからなくなりその間に二次被害、三次被害などの可能性も考えられます。ここで重要なのは割れてしまったあとはその破片で手を切ったり、足を切ったり何か別のものが窓から飛んできたり危険が沢山あります。なので逃げる。
    2. 2.割れてしまう前、何か危険な予感や予兆があった場合 この場合は、風の強さで窓が大きく揺れたりする度合いにもよります。まだ窓ガラスが割れていない場合は、ガラスが割れて危険な物が飛散しないということが一番大事です。例えばどんなことが効果的なの?と疑問を持つ方に例を紹介します。
    3. 3.割れてしまって台風が去った後 ここからは、修理と片付けの段階になります。費用の問題にもなりますので、片付けは自身で行ってもいいと思いますが、くれぐれも怪我だけは注意してください!
  3. 台風で窓ガラスは割れてしまう!?風圧に注意!?実際の頻度
  4. まとめ 1.実際の人家に被害が出るのは風速20-25m→スマホや気象情報で現在の状態を確認しましょう 2.実際に窓ガラスが割れてしまった→逃げる、布団に隠れる、下に移動→何とかしようと窓に近づかない 3.まだ実際割れてないけど対策なきゃ→ブラインドおろす、カーテン閉める、「米」字にテープを張る 4.割れてしまった台風後の処理【修理】【片付け】について→安全なのは業者に頼むこと。次に備えて窓枠やガラスの強化を! 5.実際に起こる頻度は少ない→頻度は少なくともいざとなったときのために準備しておくべき。
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台風で窓ガラスが壊れる風圧は風速20メートルから25メートル

!?!? 「いやいや風速〇〇メートルと言われても想像つかない」、「どのくらいの強さかわかりにくいんですけど。」
はい、そういわれると思って私データ持ってきました。おおよそこのくらいの風速が体感でどんなものかを表したおおよその図になります。ご覧ください。

・0~0.4m  特に風は感じない、BBQの火から起きた煙などは上に直接上がる
・0.4~3m  肌に少し風が柔らかく当たる程度、煙が少し揺れる
・3~5m   周りの木の葉、小枝が軽く動く 風があると表現する位 旗が軽く揺れる
・5~10m    地上では砂ぼこりが起きる、海面では小波や中波が立つ 紙片が舞い上がる。軽い木枯らし。
・10~15m  雨などの日は傘を差して建っているのが少々きつい。 電線が揺れて音がでる。
・15~20m    風に向かって歩きづらい、高速道路で車が横に移動してしまう、一般的に言う強風
・20~25m  立っているのが困難 シャッターや建物外装が壊れ始める可能性がある。身体に重心を置かないと転倒する。
・30m      かなり強い風。木が根元から折れる、家の倒壊が始まる、瓦などははがれて、煙突も折れる危険性あり。

ざっと風速と体感を表したものはこんな感じです。ちなみにタイトルが風圧と記載があるのにどうしてこんなに風速のお話しをするのか説明します。

風圧力とは?
風は、物に当たった時に圧力に変わって『風圧力』となり、
建物外部に使用される窓ガラスにも、『風圧力』が作用します。
『風速』が 大きくなると『風圧力』が大きくなります。

【風速と風圧の関係】
以下引用
https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/knowledge/vol10.html

細かく式を書いても難しいので一旦はこの風速を風圧と置き換えて読み進めてください。いやそれにしても恐ろしい、なんとなく家にいてテレビ中継などで「怖いね」、「うちの地域じゃなくてよかったね」なんて安心しているそこのあなた。他人ごとではありません、次に実際にこのような風速20メートル~25メートルの風が来た時にどんな被害があるのかも覗いていきましょう。

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台風で窓ガラスは壊れる!?風圧によってもたらされる被害

結果から申し上げますと、窓ガラスが割れて雨風が吹き込むと被害はどんどん拡大します。割れた窓から入り込む風は、出口を探して家の中を散らかし、ひどい時は天井や壁を突き破ることもありえます。
割れた窓ガラスなどで手足を切ってしまい。怪我をしてしまうなど人的被害が生じることもあります。主に今回は風の被害に目を向けて着目してみました。

・窓ガラスの破片が飛散する→近くの人の怪我が予想される
・室内に外の小石やゴミなどが吹き込んでくる→物の大きさにもよるが、当たり所と大きさによっては大けが
・風圧によって天井板や室内ドアなどが破損する→自身の所有物件が他人を傷つける可能性も
(屋根が吹き飛ぶこともある)

ここまでのデータをみると本当に怖くなりますよね。備えあれば憂いなしというように災害対策はいつ何時も必要なものになります。では実際に台風の風圧によって窓ガラスが割れた場合どう対処すればいいのか、割れる前の事前対策はそして割れた後は、、、をどうすればよいのか考えていきましょう!

1.割れてしまった時の対応 まずは逃げてください!自然災害を前にして人間にできることは自分の安全確保以外ありません。落ち着いてください、慌てて何をすればいいかわからなくなりその間に二次被害、三次被害などの可能性も考えられます。ここで重要なのは割れてしまったあとはその破片で手を切ったり、足を切ったり何か別のものが窓から飛んできたり危険が沢山あります。なので逃げる。

例えば机の下、2Fで被害があった場合は下に降りる、布団をかぶる、などです。ここで無理をして何かをしようと窓をふさいだりすることは危険なのでやめてください。一番の応急処置はまず逃げることです。

ちなみに仮にこのテープをして窓ガラスが何も被害がなかった場合、普通のガムテープだと剝がしづらく、後も残りやすいです。じゃあどうするか「養生テープ」というものを使用します。「マスキングテープ」とも呼ばれますが、基本的にはがすことを前提として作られているテープのため跡が残らない、剥がしやすい、薄いなどといった利点がいくつもあります。

100円均一などでも売っているため、災害対策用として一つお家に常備しておくのもいいかもしれません。

2.割れてしまう前、何か危険な予感や予兆があった場合 この場合は、風の強さで窓が大きく揺れたりする度合いにもよります。まだ窓ガラスが割れていない場合は、ガラスが割れて危険な物が飛散しないということが一番大事です。例えばどんなことが効果的なの?と疑問を持つ方に例を紹介します。

(1)テープを「米」マークで張る

ここで注意なのがテープでガラスを割れにくくする効果はありません。テープで割れた時の飛散の拡大を防ぐのです。「米」マークでテープを張ることによって、四方八方に散らばらずテープがある程度まとまった状態で割れるため、部屋の中での二次災害を防いでくれます。

(2)ブラインドおろしたり、カーテンを閉める
こちらはかなり簡易的になりますが、こちらも割れた後のガラスが奥に飛散するのを防ぎます。そして忘れずの必ずそばから離れる。

3.割れてしまって台風が去った後 ここからは、修理と片付けの段階になります。費用の問題にもなりますので、片付けは自身で行ってもいいと思いますが、くれぐれも怪我だけは注意してください!

(1)片付け
散らばったガラスの片付け。ちりとり、箒、掃除機など使える掃除道具はすべて使い除去します。ただガラスは透明で鋭利な物なので、業者に頼む方が安瀬な気がします。色んな掃除グッズを使用しても何となく気になる方はガムテープを手のひらに撒いてフロアを掃除するといいと思います。

(2)修理
今回大事になるのが【修理】の部分です。今回強度が足りなかったために割れてしまった窓ガラス、次回は割れないような強度に加えて以後同じようなことがあっても飛散が最小限で止められるような窓ガラスにしましょう。今ではインターネットの普及に伴い簡単に検索で修理業者がヒットします。検索例としては【台風】【窓】【ガラス】【風圧】【修理】【業者】こんな形で入れると早いです。

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台風で窓ガラスは割れてしまう!?風圧に注意!?実際の頻度

日本でこのような大きな被害が出てしまうような台風はどのくらいの頻度で来ているのでしょうか。ランキング形式で発表しているサイトがありましたのでご覧ください。

引用
https://ranking.net/articles/typhoon-ranking

【暴風・豪雨のため徒歩危険】最大風速ランキング
1位 昭和40年台風第23号 69.8m/s 室戸岬 (高知県)
2位 昭和41年台風第18号(第2宮古島台風)60.8m/s 宮古島 (沖縄県)
3位 昭和17年不明 60m/s 雲仙岳 (長崎県)
4位 昭和36年台風第18号(第2室戸台風)56.7m/s 伊吹山 (滋賀県)
5位 平成27年台風第21号 54.6m/s 与那国島 (沖縄県)
6位 昭和52年台風第5号 53m/s 石垣島 (沖縄県)
7位 昭和39年台風第20号 50.2m/s 屋久島 (鹿児島県)
8位 昭和24年台風第2(デラ台風)49.5m/s 那覇 (沖縄県)
9位 平成15年台風第14号 49m/s 下地島(沖縄県)
10位 平成22年台風第11号 48.9m/s 志多阿原(沖縄県)

この結果からみると分かるように、人家に被害をもたらす台風はそう頻繁に来ません。平成に至っては3回ほどの回数です。
昭和→平成→令和と時代の推移もあり、今ではガラスの強度やフレームの対策、風の受け流しなど様々な技術が発展しているため実際に大きく窓ガラスが割れたという被害は現在少ないそうです。

ですが安心はできません。こういった情報を持っているのといないのとでは実際に被害が起きた時に慌ててしまうか冷静な判断ができるのとで大きく変わってきます。何かあったときはまず落ち着いて対処しましょう。

まとめ 1.実際の人家に被害が出るのは風速20-25m→スマホや気象情報で現在の状態を確認しましょう 2.実際に窓ガラスが割れてしまった→逃げる、布団に隠れる、下に移動→何とかしようと窓に近づかない 3.まだ実際割れてないけど対策なきゃ→ブラインドおろす、カーテン閉める、「米」字にテープを張る 4.割れてしまった台風後の処理【修理】【片付け】について→安全なのは業者に頼むこと。次に備えて窓枠やガラスの強化を! 5.実際に起こる頻度は少ない→頻度は少なくともいざとなったときのために準備しておくべき。

 

以上、今回は【台風で窓ガラスは壊れる!?風圧の事情を調べてみたら!!】といったタイトルで記事を書いてみましたがいかがだったでしょうか。私自身は冒頭でも述べた通り知人のリフォームから改めて台風の窓ガラスってどのくらいの風圧まで耐えられるのだろうといいたことを調べてみようと思いました。

あまり私自身も考えたことのない問題だったので調べると色々でてきたため自身もとても勉強になりました。今現在コロナ禍でご自宅にいる時間が増えた時に災害や盗難、何かあったときの対策を考えてみるいいきっかけになるかもしれません。少なくとも私自身も家の棚に養生テープを備えて被害を抑えようと思いました。実際何かあったときに被害を最小限に抑えて次にどんな行動ができるか、また今後の対策として同のようなことを行えばよいかが知識として頭に入っているだけで当事者としてできることが沢山あるはずです。

長くなりましたが、最後まで読んできただきありがとうございました。今後とも有益な情報を発信していきたいと思います、以上です。

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