家を出る前に自分の身だしなみを確認できる全身鏡。
一家に1台はあるのではないでしょうか。
家具屋さんで見かけるオシャレなインテリアにピッタリな全身鏡の中でも、立て掛けるタイプのものをよく見かけると思います。
が、実はこれ、危ないんです。
地震が来たときはもちろん、小さいお子様がいらっしゃるご家庭や、ペットを飼っておられるご家庭は、お子様や愛犬が鏡に当たった際、全身鏡が倒れて割れる可能性があります。
ただ、最近では倒れた時にガラスが飛散しないように、飛散防止加工されたものも多くあるので、万が一倒れてしまった場合の対策をして使用していけば、インテリアとしても使用していけるでしょう。
そこで今回は、全身鏡にはどんな種類があるのか、地震対策や割れない鏡をご紹介します。
Contents
全身鏡の立て掛けタイプは危ない!地震対策はどのようにすればいい?
滑り止めや滑り止めジェルを使用
引用:モノタロウ
引用:モノタロウ
これらは倒れにくくなるというだけで大きな地震が来た際は、不十分なので、前述にもあった壁にフックをつけて、固定することをプラスで対策した方が安定するでしょう。
突っ張りタイプを使用
やはり、突っ張りタイプを使用することが一番安全です。
前後左右、どの方向に揺れてもある程度の揺れなら耐えることが出来ます。
引用:LOWYA
突っ張りタイプは部屋が狭く見えるといったデメリットもありますが、部屋の景観を損なわないものもたくさん出ているので、いろんなサイトを見て調べてみるといいと思います。
全身鏡には立て掛けるタイプ以外にどんなタイプがあるの?タイプ別のメリット・デメリット
立て掛けタイプ
立て掛けタイプのメリットはオシャレなインテリアになり、場所を取らないという点です。
そして、置く場所を変えたい時などは移動しやすいです。
一方でデメリットは、何かがぶつかった際に倒れやすいという点があります。
ただ、この点に関しては、冒頭でもお伝えしたように、飛散防止シートを使用する、もしくはあらかじめ飛散防止加工がされている上記のような商品を選ぶということで対策ができます。
全身鏡をインテリアとして使用したい、スペースを上手く活用したい方は、対策をして使用すると心配はなくなるかもしれませんね♪
スタンドタイプ
こちらのタイプは折りたためるので、使わないときは収納できるというメリットがあります。
ただ、こちらも安定感には欠けるんですね。。。
立て掛けタイプ同様、飛散防止加工がされたものを選ぶことをおススメします。
こちらのスタンドタイプには、ハンガーラックが付いている全身鏡や、キャスター付きのもの、アクセサリー入れが一緒になった種類もあるので、姿見用の用途にプラスして、選んでもいいかもしれません。
ハンガー付きスタンドミラー(引用:ニトリ公式通販ニトリネット)
キャスター付きスタンドミラー(引用:ニトリ公式通販ニトリネット)
アクセサリー収納ミラー(引用ニトリ公式通販ニトリニトリネット)
ドア掛けタイプ
ドア掛けタイプのメリットは、こちらも省スペースで設置できるということですね♪
また、ドアに掛けるタイプなので、倒れるということがありません。
ただ、デメリットとしては、ドア以外のところには設置できない、スライドドアには設置できない、また商品によって変わってきますが、上記の商品だと厚さが4㎝以上、ドアの上部が2㎜以上だと設置できない、などの条件があります。
壁掛けタイプ
こちらの壁掛けタイプも、場所を取らない省スペースで設置できる点がメリットです。
また、壁があればどこでも設置できるので、ドア掛けタイプよりも場所を選びやすいです。
ただ、デメリットとしては、壁に穴をあけないといけないという点があります。
賃貸にお住まいの方は、「断念せざるを得ない。。。」と思ってしまうかもしれませんが、下記のような壁に穴を開けなくても壁掛けタイプの鏡を設置できるんです。
引用:壁美人
ホッチキスを使用して壁に設置し、鏡をフック部分に引っ掛けることができるので、壁に大きな穴を開けずに済みます♪
これなら、賃貸でも利用できそうですね!
突っ張りタイプ
突っ張りタイプの鏡は、なんといっても安全安心!地震が来ても心配なし!がメリットです。
設置に少し手間と時間を要するという点がデメリットで、移動させる際にも、また同じ手間と時間がかかるという点がデメリットになってくるかなと思いますが、倒れない・安心安全は何物にも代えられないと思います。
全身鏡の立て掛けタイプにおすすめ!割れない鏡とは?
ステンレスミラー
ステンレスの板を鏡と同じように鏡面研磨したステンレスミラーで、割れない・サビない・薄くて軽いという特徴があります。
食品工場などでは、異物混入防止のために、「割れない鏡を採用しているか」という点も監査項目にある場合があるので、ステンレスミラーを採用する工場も多いみたいです。
アルミミラー
先ほどのステンレスミラーに比べ、反りが少なく、軽く割れないのが特徴で、写りの良い鏡です。
店舗の壁面など使用されることが多いそうです。
全身鏡の立て掛けるタイプは危ない?地震対策や割れない鏡をご紹介!のまとめ
- 全身鏡の立て掛けタイプは対策をせずに使用すると危ない
- 立て掛けタイプを使用したい場合はあらかじめ、飛散防止加工がされている鏡を選ぶ
- 地震対策で一番心強い全身鏡は、突っ張りタイプの全身鏡
- 割れない鏡(ステンレスやアルミ)がある
いかがだったでしょうか。
今回は、全身鏡の種類や地震対策をご紹介しました。
お気に入りの全身鏡が見つかれば、幸いです♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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