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2023を漢字で縦書きにするには?年賀状のマナーも併せて紹介!

 

今年も年賀状の受付が始まりましたね。

年賀状を作る際、いつも悩むのが数字を漢字で書く時のマナーのこと。

2023年を漢字で縦書きにする時は「二千二十三」?「二〇二三」?

年賀状のマナーから数字を縦書きで漢字にした時のあれこれについて解説します!

 

 

年賀状で【2023年】を漢字で縦書きにする時は「二〇二三年」

年賀状で2023年を漢字で縦書きにする時は二〇二三年と書きます。

2023年を漢字で縦書きにするのに「二千二十三年」と書くことは一般的ではありません

「2023」を漢字で縦書きにするときは西暦にこだわらず、住所の番地賞状の番号なども同じく「二〇二三」と書きます。

「0」は数字の「0」ではなく、「〇(ゼロ)」を使いましょう。

また、年賀状の文の中で西暦の「二〇二三年」または元号の「令和五年」に続いて、よく「元旦」と書きますが、元旦とは「一月一日の朝」を意味しています。

そのため、縦書きで書く際「二〇二三年一月一日 元旦」「二〇二三年 正月元旦」という書き方は重複していることになるので、間違いです!!

二〇二三年 元旦」、もしくは「二〇二三年一月一日」のように書きましょう。

一般的に年賀状は【1月7日】までに届けば良いとされていますが、元旦に届くようにするためには【12月25日】までに出すといいです。

投函が遅れてしまい、1月2日以降に届く場合には、元旦ではなく「正月」や「吉日」・「初春」などとする方が良いとされています。

何かと忙しい12月ですが、早めに準備して元旦に届くように出せたらいいですね…、って、私も準備しなければ!!

 

 

年賀状の表面を漢字で縦書きにする時のマナーを解説!

年賀状の表面を縦書きにする方がいいのか、横書きにする方がいいのか迷ったことはありませんか?

ちなみに、

  • 名前や住所、郵便番号を書く面⇒表面
  • あけましておめでとう等のデザインを書く面⇒裏面

と言います。

 

年賀状の表面は縦書き?横書き?

表面と裏面で「縦」か「横」か書き方を揃える必要があります。

  • 裏面が縦書きであれば表面も【縦書き
  • 裏面が横書きであれば表面も【横書き

にするのがいいでしょう。

表裏の方向が揃っていれば、年賀状をもらった相手もスムーズに読むことができますね!

縦書きor横書きのどちらにするかは、裏面の内容で決めれば良いと紹介しましたが、

上司・目上の方に出す年賀状は【縦書き】で揃えるようにしましょう。

 

住所を縦書きにする時の番地などの数字はどうやって書くの?

いつも悩みませんか?住所を書く際の番地の書き方について。。

なんだか番地の数字が見づらい…、配達員さん間違わないかな?

そんな疑問にお答えします。

 

縦書きの場合の住所は漢数字?算用数字?

  • 表面を縦書きで書く場合→住所(の番地など)は漢数字(一、二、三)
  • 表面を横書きで書く場合→住所(の番地など)は算用数字(1、2、3)

一般的に上記のように使い分けられていることが多いようです。

でも、実際は厳密な決まりはありません

大事なのは配達員の方がいかにミスなく郵便物を相手の住所に届けてくれるかです。

郵便局のHPにある『封筒の表書き・裏書きの書き方』の見本には、住所の番地は算用数字で表示されています。

郵便局の方からするとおすすめは【算用数字】のようですね。

引用 郵便局HP

昨今では特に決まりはないようですが、年賀状を送る側も縦書きなら漢数字!とこだわりを持ってらっしゃる方もいるかと思います。

私もそのタイプだったのですが、以前住んでいた家の番地を漢数字にすると分りづらかったため、算用数字で書くようにしていました。

そのとき、私宛てに来る年賀状の半分くらいも算用数字でした。

 

縦書きの住所を漢数字で書く際の書き方

ちなみに現在住んでいる家の住所は漢数字で書いているのですが、番地の中に「10」が入っています。

縦書きの場合の10は「一〇」?それとも「十」?

では、漢数字で書く際の書き方についても見ていきましょう!

漢数字で書く際にもいろいろな書き方があり、「10」を「一〇」と書く方もいらっしゃいますが、最近では配達員の方が見やすいように、「十」と書く人が増えてきています

その場合、「11」と書くなら「十一」となります。

実は「十を省く書き方」の方が正式なマナーとしては言われています。

「11」なら、縦書きで「一一」。

しかし、見る人によっては縦書きで「一一」は漢字の「」に見えるため、「十一」と書く人が増えてきているということです。

縦書きの漢数字を書く際に厳密なルールはありません

また、番地やアパート・マンション等の部屋番号など、3桁以上の数字を書く時は「1234」であれば十や百などの漢字を入れずに「一二三四」のように縦書きにするのが見やすいです。

10の書き方
11の書き方 十一
50の書き方 五十
55の書き方 五十五
123(部屋番号や番地などの3桁以上)の書き方 一二三
2023(部屋番号や番地などの3桁以上)の書き方 二〇二三

 

年賀状などの郵便物を縦書きで書く際は漢数字が正式なスタイルではありますが、何棟もあるような高層マンションでは、何棟の何号室を表すのに111111号室(11棟の1111号室)というようなこともあります(極端な例ですが…)。

どちらが見やすいかと言うと、算用数字の方ですよね。

漢数字ですと222号と読む方もいるかもしれないですし、33号と読む方もいるかもしれません。

臨機応変に送り先によって漢数字か算用数字を使い分けていくことも大事ですね。

 

アパート名やマンション名に「アルファベット」がある時は縦書きだとどうするの?

住所を書く際、アパート名やマンション名が「アルファベット」で表記されていることがありますよね。こういった場合は縦書きの時どう書くのがいいのでしょうか?

縦書きでアルファベットを書く場合は、横書きにせず縦書きにするのが一般的です。

また、会社名にアルファベットが使われていることもよくありますが、こちらも同様にアルファベット箇所を横書きにするのではなく、縦書きにしましょう。

 

縦書きで書くときの宛名ははがきの中心に書こう!

年賀状の中心はどこか知っていますか?

実ははがきの右上の郵便番号の【〒▢▢▢▢-▢▢▢】の左から1つ目の▢と2つ目の▢の間がちょうど年賀状の中心になります。

そこを目安にして中心に宛名を書くようにしましょう。

宛名が中心に書かれることによって、全体的なバランスが格段に良く見えます

連名になる場合は、郵便番号の左から2つ目の▢と3つ目のの枠の間を目安に書き始めるときれいになります。

 

年賀状の表面は文字の大きさや配置に気を付けよう!

年賀状の住所を書くときの文字の大きさや配置に気を付けましょう。

一番大きく書くのは宛名次に大きく書くのは住所や会社名、役職名です。一番小さく書くのは差出人住所になります。

宛名住所、会社名、役職名、差出人名差出人住所

住所が長い場合は、番地までを1行目までに書き、アパート、マンション、ビル名などを1行目に書いた住所より少し小さい文字にして2行目に書きます。その場合は住所より少し下げたところから書きます。

そうすることによって、スッキリとバランスが良くなります。

よく、アパート名やマンション名を省略し、部屋番号だけを書くケースもありますが、分かっているならできるだけ建物名は省略せず、記載しておきましょう

ちなみに手書きで表面を書く際にこんな便利なものもありますよ!

引用 スットカケール

 

 

西暦以外で「2023」などの数字を漢字で縦書きに書く場合は?

西暦2023年について漢字で縦書きにする場合は二〇二三年と表すということは先ほどお伝えしましたが、では、西暦以外の漢字(漢数字)を縦書きにする場合はどうするのでしょう?

 

生年月日・日付・番号などを漢字で縦書きに書く場合は?

私たちが一度は見たことのあるものでちょうどいい縦書きの漢字の見本があります。「卒業証書」です。

卒業証書には、

  • 生年月日
  • 日付
  • 証書番号

上記のような長めの数字が記入してあることが多く、それぞれが異なった書き方をします。

縦書きの証書番号の場合、漢数字は数字のみを書きます。

上図の『第2023号』であれば西暦同様『第二〇二三号』と書きます。一般的に『第二千二十三号』とは書きません

賞状であれば、たいてい贈呈日や生年月日に「日付」を書きますが、基本的には『』を入れて書きます。

令和19年1月25日の場合、『令和十九年一月二十五日』と書きます。ただし『令和一九年一月二五日』が間違いというわけではありません。「一般的ではない」と言うだけです。

ちなみに西暦の場合は『二〇三七年一月二十五日』のように書きます。

書き方が混ざっていて少し複雑ですね…。

 

文書やお金を漢字で縦書きに書く場合は?

文書やご祝儀、香典、お布施、お見舞い…などで、数字を縦書きにする場合は、基本的に漢数字を使いますが、一は「壱」、二は「弐」など、独特の書き方で書きます。

文書以外の私的なもので使う漢字や書き方に特別決まりがある訳ではないのですが、改まった書き方として、こういった漢数字を使います。

これら難しい漢数字のことを大字と言います。

なんでこんな難しい漢字をわざわざ使うの!?

確かにそう思いますよね。理由は「改ざん防止」のために昔から難しい大字を使うことが一般的になっています。

漢数字 大字 : 新字体 大字 : 旧字体
0 零〇
1
2
3
4
5
6
7 七・質 漆 柒
8
9
10 拾 什
20 廿/〹
30 丗/卅
40
100 佰 陌
1000 仟 阡
10000

改ざんという観点から見た場合、「一」に縦の棒「|」を加えれば「十」に容易になりますし、また、「十(10)」は「廿/〹(20)」や「丗/卅(30)」などに書き換えることができてしまいます。

これらを防ぐために「一」→「壱」、「二」→「弐」、「三」→「参」、「十」→「拾」と書きます。これで改ざんは防げるということです。

ちなみに縦書きで20,231,234円 を漢字で書く場合はどうなるでしょう?

20,231,234円

  • 漢数字では「二千二十三万千二百三十四円」
  • 大字では「弐阡弐拾参萬壱阡弐陌参拾肆円

になります。。

何が何だかわからないですね(__;)

でも、正式な文書などではこういった大字を使う場合もあることを頭の片隅にでも入れておいてください!!

 

漢数字の縦書きについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!

【漢数字の縦書き】金額・住所・日付はどのように書けばいい?

 

 

2023を漢字で縦書きにするには?年賀状のマナーも併せて紹介!のまとめ

  • 年賀状で2023年を漢字で縦書きにする時は二〇二三年と書く。
  • 裏面が縦書きであれば表面も縦書きに、裏面が横書きなら表面も横書きに揃える。
  • 厳密な決まりはないが、表面を縦書きで書く場合は住所(の番地など)は漢数字(一、二、三)で書くのが一般的である。
  • 最近では配達員の方の見やすさを重視して漢数字の書き方を変えている人が増えている。
  • 縦書きでアルファベットを書く場合は、横書きにせず縦書きにするのが一般的である。
  • 年賀状の表面は文字の大きさや配置に気を配ることにより、全体的なバランスがよくなる。
  • 賞状や文書やお金など、数字を縦書きに漢字で書く際はそれぞれ異なった書き方がある。

年賀状を縦書きで表面を書く場合、厳密なルールはありません

その時その時の「見え方」が大事です。

変にこだわらず、配達する方が悩まず間違えず、郵便物をしっかり届けてくれるように、私たちも少し工夫することが大切です。

せっかく書いた年賀状が相手に届かないことが一番悲しいですもんね!

では、2023年も元旦に間に合うよう年賀状を書きましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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