秋冬になると、見た目にもあったかそうなファーアイテムが気になりますよね。
ファーアイテムを取り入れた流行りのスタイリングをするにはどうしたら良いのでしょうか。
トレンド感満載に仕上がる流行りのファーアイテムをご紹介します。
また現在では、リアルファーではなく、科学繊維を用いたエコファーが主流になっているのが現状です。
エコファーが主流になった背景も併せて解説します。
Contents
ファーは流行りを象徴するトレンドワード
あったかそう!もこもこファーアウター
秋冬アウターのトレンドとなったファーアウターは、もこもこした生地が見るからにあったかそうな印象を与えてくれます。
ボリュームのあるアウターではありますが、ワイドパンツのようなボトムスや、タイトスカートのようなコンパクトなボトムス、どちらとも相性が良いので使い勝手がいいアウターです。
アウターの定番カラーであるベージュやキャメル、ブラックはもちろん、ホワイトやカーキといったカラーで個性を表現することも楽しめます。
季節感を取り入れながらトレンドスタイルにキメられるファーアウターは一枚持っておきたい鉄板アイテムと言えるでしょう。
小顔効果にも期待したいファー帽子
洋服でファーアイテムを取り入れると着太りしてしまいそう、と不安な方は、帽子で流行りのファーを取り入れてみませんか。
ベレー帽の形やニット帽の形がファー素材で作られている帽子がたくさん登場しています。
ボリュームのある帽子になるので、小顔効果にも期待ができるアイテムなんです。
前髪ありの場合は、ぽんっと頭に軽くのせるイメージでかぶりましょう。小顔効果を狙うなら、フェイスラインの髪の毛をすっきりさせることがポイントです。
前髪なしの場合は、おでこを隠して眉毛の上あたりまでかぶるのがおすすめです。顔周りがすっきりして目が大きく印象的な仕上がりにできます。
秋冬の必須アイテムファーバッグ
誰もが最も取り入れやすく簡単に流行りのスタイリングが実現できるアイテムが、ファーを使ったバッグです。
カジュアルに仕上げたいなら巾着型やミニトート型、ビジネスシーンでも使いたいならA4サイズが入るビッグトート型などがおすすめです。
最近では持ち運ぶものを少なくして小さなポシェットを斜めがけするのも人気です。
いつものコーディネートでも、ファーアイテムを1点取り入れるだけで、旬なトレンドスタイルができあがります。
バッグでファーアイテムを取り入れたら、アウターや帽子などでファーを取り入れるのは避けるのがベストです。
ファーサンダルで秋先取りファッションを
プチプラショップからも登場しているのが足の甲部分がファーになっているサンダルです。
夏の終わり頃から秋の初めにかけて使用すると、季節感先取りのスタイリングができます。
流行りの要素が強く、寒くなったら履けなくなるアイテムなので、プチプラアイテムで揃えるのもおすすめです。
デニムにTシャツというスタイルでも、ファーサンダルを組み合わせることで、トレンドスタイルに仕上がることはもちろん、流行りに敏感なハイセンスな女性として印象付けることができるでしょう。
これからはエコファーが流行り
SDGsの影響
SDGsとは、持続可能な開発目標の略称で、貧困や飢餓、ジェンダーやエネルギー開発など、17の目標を掲げた世界的な取り組みです。
この取り組みがファーにも影響を与えていることをご存知でしょうか。
リアルファーは、色々な動物の毛を用いたものになります。リアルファーのアイテムを作るために、動物が無理に殺されてしまったり、生きたまま毛皮だけ剥がされたりと無残な行動がされてきました。
しかし、それらをなくすために、エコファーと呼ばれるものが流行り、定着してきています。
これからの時代は、動物の犠牲によって成り立っているリアルファーよりも、エコファーのアイテムが流行りになると言えるでしょう。
ハイブランドもエコファーを使用
リアルファーが動物の犠牲の上に成り立っていることから、ハイブランドや海外のセレブたちも、リアルファーを作らない、着用しないと宣言している人が増えました。
例えば、ハイブランドの一つとして知られているグッチ。2018年春夏以降の作品から動物の毛皮を使った製品を作らないという試みを行っています。
ハイブランドがこのような取り組みを行うことで、それ以外のブランドも大々的な宣言がなかったとしてもリアルファー製品が減少していくという流れになっていくことは容易に想像がつきます。
リアルファーがなくなったからといって、ファーアイテムがなくなるわけではありません。
エコファーが主流となり、ファー製品の人気は劣らず注目されるアイテムであり続けるでしょう。
エコファー製造の技術がアップ
エコファーはアクリル繊維やポリエステル繊維を用いて作られているのが一般的です。
一昔前までは、リアルファーとの違いが一目瞭然なほどでしたが、現在では技術もすすみ、見た目はもちろん、手触りも肌触りの良い素材に仕上がっています。
リアルファーはお手入れなどが大変ですが、エコファーはアクリル繊維なので自宅でのお手入れも比較的簡単です。
アクリル繊維やポリエステル繊維だからこそ、流行りを抑えたカラーバリエーションを表現することも可能になっています。
エコファー製造の技術が高いと言われている日本なら、肌触りの良い自分好みのエコファーが見つかることでしょう。
流行りのファーを取り入れたスタイルを楽しんで
秋冬になると人気を集めるファーアイテムは、毎年の流行りの定番とも言えるでしょう。
世界的な取り組みからエコファーが主流となっている昨今では、素材によるわずかな手触りの違いや、エコファーならではの豊富なカラーバリエーションが特徴です。
ファーアイテムを使ったスタイリングでは、1点投入がおしゃれに見えるポイントです。
自分好みのファーアイテムを使って、流行りの秋冬スタイルを楽しみましょう。