家でゴロゴロしていると顔の近くにコバエがウロチョロしててゆっくり休めない!
なんて経験をしたことがありませんか?
外で歩いているときにまとわりつかれてうっとうしいなんて思うことも少なくないはずです。
コバエといえば不潔なところに寄り付くというイメージがありませんか?
コバエはごみの近くに発生しているイメージがあると思います。
あながちそれは間違いではありません。
人間からすれば不潔なところに近寄りたくはありませんよね。
ではなぜコバエは私たちが近寄りたくないと思うところに寄っていくのか。
また、ほかにどういった場所に寄り付くのか。
そしてコバエを退ける方法をご紹介していきたいと思います!
この記事を読んで実践すればきっとコバエに悩まされることなく安心してくつろげる部屋が手に入るかもしれません。
Contents
コバエの嫌いな匂いで対策!好きな匂いも参考にしよう
コバエが嫌いな匂いとは?
コバエが嫌いな匂いとはハーブ類の香りです。
などが挙げられます。
コバエを嫌いな匂いで退ける方法①家で植物を育ててみる
先ほど紹介したコバエの嫌いなニオイを発生させる植物たちは自宅で簡単に育てることができます。
ラベンダー、ペパーミント、ローズマリーなど香りの種類も様々です。
自分の好きな香りの植物かつコバエの嫌いなニオイを発生させるハーブ類の植物を見つけてみてはいかがでしょうか。
庭やベランダなどで育てて、部屋に観葉植物として飾るのも良いと思います。
また、そのまま飾るのではなく、アロマポットやアロマディフューザーなどで香りを部屋中に広げるのも良いと思います。
しかし、蜂はゲラニオールやネラール、酢酸ゲラニル、ゲラ二アールという成分が含まれているゼラニウムやレモングラスなどのニオイを好みます。
コバエ対策にはなりますが、逆に蜂が寄り付いてきてしまう場合があります。
そこで私が1番お勧めするのはハッカのニオイです。
ハッカとは簡単に言うとミントのことです。
もちろんハッカにもシトロネールは含まれており、コバエだけでなくアリやゴキブリ、そして蜂にも効きます。
ここで「ローズやゼラニウムとかにもシトロネールって含まれているのになんで蜂はハッカなら大丈夫なの?」と思った方はいませんか?
ローズやゼラニウムなどには蜂のフェロモンと同じ成分が含まれているのです。
蜂には様々なフェロモンがありますが、フェロモンによっては攻撃的になるものもあります。
あくまでこれは私の推測ですが、嫌いなシトロネールが含まれていてもフェロモンと同じ成分が含まれているとそっちの方が勝ってしまい寄って行ってしまうのではないかと思います。
ローズやゼラニウムなどは蜂にとって魅力的な香りです。
しかしハッカは蜂のフェロモンと同じ成分が含まれていないためシトロネールの忌避効果が発揮されるのではないだろうかと思いました。
コバエを嫌いな匂いで退ける方法②アロマオイルで虫よけスプレーを自作
<アロマスプレー作りの基本材料>
◆アロマオイル(エッセンシャルオイル/精油) アロマスプレーを作る目的にあわせて、アロマオイルの種類を選んで利用します。 100%天然のアロマオイルをお選びください。「EMBRACE(エンブレイス)」、「生活の木」のアロマオイルはすべて100%天然の原材料を利用しています。
◆フローラルウォーター(蒸留芳香水)、精製水、またはミネラルウォーター アロマオイルの香りを拡散させるために利用します。「生活の木」のフローラルウォーターには、ローズダマスク、ネロリ、ラベンダーなどがあります。
- フローラルウォーターとは、アロマオイルを抽出するときに得られるもので、微量のアロマオイルの成分が溶解しています。
- 精製水は、薬局などでお求めいただけます。
- ミネラルウォーターを利用する場合は、軟水がおすすめです。
- 水道水の利用も可能ですが、スキンケアにスプレーを利用する場合は、フローラルウォーター、または精製水をおすすめします。
◆無水エタノール アロマオイルは水には溶けないため、エタノールを利用してアロマオイルを溶かして薄めます。
- アロマオイルは濃縮されたものであるため、原液のままでは直接お肌につけることはできません。
- エタノールには、濃度によって無水タノール、エタノール、消毒用エタノールの3種類がありますが、アロマスプレーには「無水エタノール」を利用します。
<アロマスプレー作りの容器・器具>
◆スプレー容器 青色や茶色の遮光性のスプレー容器を利用します。 ご利用目的、ご利用量にあわせて、容器のサイズ、素材をお選びください。
※プラスティック製の瓶は、ガラス瓶に比べて軽くて割れにくいため、持ち運びに便利です。 ただし、アロマオイルの種類や濃度によっては容器が劣化しやすいため、ご注意ください。 スキンケアにスプレーを利用する場合は、ガラス製の瓶をおすすめします。
【スプレー容器】:茶色遮光瓶30mL、青色ガラス瓶スプレー50mL/100mL、青色PETスプレー容器50mL/100mL
◆ガラスビーカー&ガラスかくはん棒 エタノールや水の容量を量ったり、アロマオイルとエタノール、水をかき混ぜるときにガラスビーカーとガラス棒を利用します。
利用するスプレー瓶の容量にあわせてお選びください。※プラスティック製ビーカーも利用できますが、軽くて作成中に倒れやすいので、ガラス製がおすすめです。
【HARIO製ガラス・ビーカー】:50mL/100mL
【ガラスかくはん棒】:Sサイズ(ビーカー50mL用)、Mサイズ(ビーカー100mL用)
◆ラベルシール アロマスプレーの作成日や材料を記載して、スプレー容器に張り付けるために利用します。
<アロマスプレー作りの基本ステップ>
- 内容量50mL/濃度約1%の場合 -
◆材料
- アロマオイル・・・・・約10滴 (約0.5mL/濃度約1% )
※「生活の木」の3mL、10mLのアロマオイルボトルのドロッパーの一滴の目安は約0.05mLです。- 無水エタノール・・・・・約10mL
- フローラルウォーター、精製水、またはミネラルウォーター・・・・・約40mL
※アロマオイルの濃度は、無水エタノールとフローラルウォーター(または精製水、ミネラルウオーター)の合計容量に対して1から3%程度とします。お肌にスプレーする場合は、1%未満とします。◆道具
- ガラスビーカー(50mL)・・・・・ 1個
- ガラスかくはん棒(S)・・・・・1本
- 青色ガラススプレー容器(50mL)・・・・・1個
- ラベルシール・・・・・1枚
※アロマスプレーは劣化しやすいので、1から2週間で使い切れる量をつくりましょう。
→ → ガラスビーカーに無水エタノールを10mL入れます。 アロマオイルを10滴程度入れます。 ガラスかくはん棒でよくかき混ぜます。 → → フローラルウォーター、または精製水を40mL入れます。 ガラスかくはん棒でよくかき混ぜます。 かき混ぜた液体をススプレー容器に入れます。 → → ふたをしっかりと閉めて、容器をよく振ります。 材料、作成日などをラベルシールに記載し、スプレー容器に貼ります。 出来上がり!
コバエが好きな匂いとは?
コバエが好きな匂い①食べ物の腐敗臭
コバエは餌のある場所の近くに卵を産み付ける習性があります。
そしてコバエの餌とは生ごみのことです。
コバエが寄り付く場所は家で言うとキッチンが一番当てはまりますね。
コバエは餌を見つけるために、生ごみから発生する腐敗臭を嗅ぎ付けて集まってくるわけです。
明らかにこの食材から腐敗臭が!なんてことがあったらコバエが寄ってくることはまるわかりですよね。
しかし、人間の嗅覚では気づきようのない微細な腐敗臭でもコバエは嗅ぎ付けてきます。
腐りかけの食べ物でも寄ってくることがありますので注意してください。
またノミバエというコバエは食品に潜り込んで産卵する例があったそうです。
もしその食品を口にしてしまうとハエ症というコバエの幼虫が体内で孵化し、腸に刺激を与え数日間腹痛や下痢に見舞われます。
体内のものを食われるということはなく、便として数日すれば体外に排出されます。
これはチョウバエの幼虫が体外から体内へと侵入してきた場合にも起こる可能性があります。
コバエが好きな匂い②発酵臭
コバエにはたくさんの種類があり、森などに生息しているコバエは主な餌として酸っぱい発酵臭をさせる樹液が多いと言われています。
私たちの身の回りで例えるのであればお酒とかが当てはまります。
①の腐敗臭で生ごみなどから腐敗臭が発生すると言いましたが、腐ったバナナなどのニオイは腐敗臭というよりも発酵臭という方が近いかもしれません。
どちらにせよコバエが好む匂いというのは変わらないでしょう。
コバエが好きな匂い③汗のニオイ
汗のニオイには「分解臭、酸化臭、乳酸臭」などがあります。
これらは基本的に酸っぱい系のニオイだったり、アンモニア臭のようなニオイがします。
コバエは"①腐敗臭"でも言いましたが、人間にはわからない微細なニオイでも嗅ぎ付けることができます。
毎日お風呂に入ってしっかり体を洗ったとしても完全に無臭になるわけではありません。
そのため、そのわずかなニオイに寄って来る場合があります。
また、その物に含まれているニオイ成分によって変わってきますが、化粧品やヘアケア商品、柔軟剤の香りなどでも寄ってくる可能性があります。
さらに先ほど"②発酵臭"で例えにお酒を出しましたが、お酒の缶に集まっていくのは皆さんも想像できたと思います。
しかし、こんな経験をした方はいませんか?この人お酒臭い!なんて経験を。
お酒の発酵臭は口から出るものだと思っているのではないでしょうか。私もそうでした。
しかし微細ながら体臭としても出ているらしいです。
そしてコバエは微細なニオイでも嗅ぎ付けることができます。
つまり飲む量に変わってはきますが、飲酒によってコバエが寄り付いてしまう可能性もありますので気をつけましょう。
コバエが好きな匂い④ローズ系
こちらは少々信憑性に欠ける情報なので「へー」的な感じで流す程度で良いと思います。
ですが、なぜ信憑性に欠けるのか理由も含め一応ご紹介します。
なんでもローズといえば一般的に人間が好んでいる香りだからコバエも好むのでは?的な考えです。
しかし、ローズにはシトロネールという忌避効果がある成分が含まれています。
大体の虫が嫌っている成分でもありますので虫よけによく含まれている成分でもあります。
ですがローズの匂いが好きという虫もいます。
その例として蜂などが挙げられます。
蜂はローズに含まれているゲラニオールやネラール、酢酸ゲラニル、ゲラ二アールという成分が含まれているため好んでいるとされています。
そしてそれらはこの後紹介するコバエが嫌いな匂いに含まれているゼラニウムやレモングラスにも入っている成分です。
このようにシトロネールが含まれていても他の成分によって蜂のようにコバエの好きな匂いになっているかもしれません。
念のため損得を考えれば私はもしコバエがローズ系が好きだった場合を考え、避けた方が良いと思いました。
ローズ系でなくともコバエを避けることはできるので信憑性に欠けるローズ系はとりあえず避けておこうというのが私は最適だと思いました。
コバエの嫌いな色で対策!どんな色が嫌いなの?
避けるべき!?コバエの好きな色とは
結論から言いますとコバエの好きな色は黒と言われています。
その理由としてコバエの餌である生ごみや排水溝のヘドロなどの色が黒色に近い色だからと言われています。
ただし、夜歩いて家に帰るときなどに街灯に虫がうじゃうじゃ飛んでいるのを見かけたことあるのではないでしょうか。
その虫たちの中にコバエもいる場合があります。
またコバエの活動時間が午前6時から10時ごろで、お昼が活動時間に含まれていないことから明るいときは絶対活発とは言い切れません。
しかし、少なくとも暗い場所はあまり好ましくないということはわかると思います。
ですが、暗いところだと活動しないわけではありませんので油断しないでくださいね。
コバエの嫌いな色で寄せ付けない?!
あまり確信のある情報ではありませんが一応ご紹介しておきます。
まずコバエ取りの商品がドラッグストアなどで販売されていますよね。
その中にコバエの嫌いな色で作られていますというのがあり、それは緑色をしていました。
しかしあまり効果がないのかコバエ取りの周りでもコバエがウロチョロ…。
この結果緑色はあまり効果がないのでは?と疑いが出てきました。
私が一番効果があるのではないだろうかと思った色は白色です。
コバエを落とすスプレーを部屋に撒き、少し時間をおくとコバエが床などに落ちています。
しかし白色のベッドにコバエが落ちているのを見たことが一度もないのです。
さすがにすべてを白にしてしまうとコバエもあきらめて白でもウロチョロしてしまうのかな?と考えたりもしますが、これらの結果から白色は緑色よりは有効だと思います。
ですがこれといった確実な情報は見つけることができませんでしたのでニオイと音で寄せ付けないようにする方が良いでしょう。
コバエの嫌いな音で対策!子供やペットがいても安心な方法!
引用 Amazon
コバエは超音波で撃退しましょう。
コバエ向けとは書かれていなかったものの腕時計型のものもありますので是非買って使ってみてはいかがでしょうか。
コバエは嫌いな匂いや色などを使って撃退!安心して暮らそう!のまとめ
コバエの好きな匂い
- 腐敗臭
- 発酵臭
- 汗のニオイ
- ローズ系
コバエの嫌いな匂いはハーブ類
- ハッカ
- ユーカリ
- ラベンダー など
コバエの好きな色は黒
コバエの嫌いな色は白(?)
音で寄り付かせないためには超音波や電磁波などの機器を使う
色の方は確信のある情報ではありませんのであまり参考にはならないかもしれません。
しかし、匂いは好き嫌いがはっきりとしており、寄せ付けないための手段も豊富ですのでぜひ試してみてください。
あまり好みの植物または匂いが見つからない、小さなお子さんがいて匂いは心配と感じる方もいらっしゃると思います。
ですが嫌いな音の方法を使えば超音波や電磁波を使用しているので私たち人間の聴力では無音ですし、無臭ですので安心だと思います。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。