ちょっと一息つきたい時に、カフェやコンビニで何を飲んでいますか?コーヒーや緑茶も良いけど、たまには気分を変えてリラックスしたい時にジャスミン茶は良いですよね。
しかも名前やパッケージがオシャレなので、なんだか買っただけで女子力上がった気分になります!(笑)可愛い子がジャスミン茶を手に持ってる姿ってなんだか絵になりますもんね。
そんなジャスミン茶ですが、果たして体に悪いのでしょうか?実は見た目だけでなく、中身も優秀なんですよ。
独特な風味でなんだか苦手という方も、この記事を読めば、一度ジャスミン茶を飲んでみようかなと思ってくれるはず!ジャスミン茶を飲んで、見た目も中身も可愛くなっちゃいましょう♪
Contents
ジャスミン茶って体に悪いの?1日5~6杯程度であれば問題なし
ジャスミン茶は【1日5杯~6杯程度】の摂取までは問題ありません。妊婦さんの場合は【1日2~3杯程度】にしておきましょう。
ジャスミン茶には体を冷やす効果があります。そのため、飲みずぎると胃腸の働きが弱くなってしまったり、体を冷やしすぎてしまう恐れがあるので注意しましょう。
また、カフェインも含まれているので、寝る前に飲むと寝つきが悪くなってしまいます。
また、利尿作用があるので、飲み過ぎると体に必要な水分まで出ていってしまうので、上記の通りの適量にとどめておきましょう。
そもそもジャスミン茶って、ジャスミンの花や葉を乾燥させて作っていると思っていませんか?私もそう思っていました!
実は一般的なジャスミン茶は、緑茶にジャスミンの香りをつけたものなんです。茶葉には香りを吸収する性質があるので、茶葉とジャスミンの花の蕾を一緒に揉み込んで、香りを移して作られています。
ジャスミン茶は中国のお茶商人が、売れ残りの品質の落ちた茶葉にジャスミンの香りをつけて、高値で売ったことが始まりだそうです。緑茶から出来ているとは知らなかったですよね。通りで、注意点が緑茶と同じなわけです。
「ジャスミン茶=緑茶+ジャスミンの花」なので、飲み方さえ注意すれば、成分自体に悪いものが入っている訳ではないので安心ですね。
空気が乾燥する秋から冬にかけて作られたものの方が、ジャスミンの香りが良く、品質が高いそうですよ♪
もう一つ気になるのが、茶葉そのものの安全性ですよね。中国産、残留農薬は大丈夫かなぁ…と思ってしまいます。しかし、中国ではお茶は昔から外貨獲得商品であったため、日本の残留農薬基準に合わせて中国の輸出基準が作られています。
基準を通過した中国の安全な地域でなければ日本への輸出をおこなえないので、日本に輸入されているお茶については安全性に問題はありません◎
不安な方はオーガニック認証された有機ジャスミン茶も売られているのでそちらが安心です。
引用 楽天市場
やっぱり心配だから、国内産のものを飲みたい、という方は沖縄で有名な「さんぴん茶」がおすすめです。
引用 楽天市場
ジャスミン茶とさんぴん茶は基本的に同じですが、味が若干違います。
ジャスミン茶を中国では「シャンピェンツァー」と言いますが、これが沖縄に伝わった時になまって「さんぴん茶」になったのが由来です。
味の若干の違いは、作り方にあります。さんぴん茶はある程度発酵させて作られますが、ジャスミン茶は発酵させずに加熱だけで作られます。そのため、ジャスミン茶の方が、香りが強い仕上がりになっています。
確かに、私もジャスミン茶を飲むときは、気分転換に少量をゆっくり楽しむ感じで飲んでいましたが、沖縄に行った時のさんぴん茶は食事の時や汗をかいた時に、がぶがぶ飲んでいました。
なぜがぶがぶ飲めたのかというと、さんぴん茶はジャスミン茶と比べて、味を薄めにして、日本人向けに改良されたものなんです。
さんぴん茶には、発酵させることで生じる「タンニン」という成分が含まれています。
タンニンは抗酸化力があるので、動脈硬化の予防には役立ちますが、鉄分を吸収しにくくする特徴があるので、貧血気味の方は摂取を控えた方が良いでしょう。
他のお茶と比較!ジャスミン茶に含まれるカフェイン量
他の飲み物と比べてジャスミン茶に含まれているカフェイン量は、どの位か検証してみましょう。
<カフェインの量が少ない順>
<補足>
1.の麦茶やハーブティーは茶葉を使っていないので、ノンカフェインです。
2.の玄米茶は緑茶と炒った玄米を半分ずつ混ぜて作られているので、緑茶の茶葉が1/2入っています。
3.のジャスミン茶は緑茶がベースでしたね。なので、緑茶と同じカフェイン含有量になります。
コーヒーや紅茶に比べると、ジャスミン茶はカフェインの量は少ないです。特に妊婦さんはコーヒーの場合、1日2杯程度までと言われていますが、ジャスミン茶は5杯程度は許容範囲なので、より安心して楽しむことができますね。
私も妊娠中に仕事で一息つきたくなった時、たまにジャスミン茶を飲んでリラックスしていました!
ジャスミン茶の成分と嬉しい効果
緑茶をベースとしたジャスミン茶の成分を特に「ミネラル」に着目して検証してみました!
むくみを予防する【カリウム】
ジャスミン茶に一番多く含まれるミネラルはカリウムです。カリウムにはナトリウムを排出する働きがあるので、過剰に摂取してしまった塩分を調整してくれる働きがあります。体内の塩分が調整されることによりむくみを予防してくれます。
その他にも高血圧や脳卒中を予防し、骨密度をアップさせる効果があります。
健康な骨を作る【カルシウム】
ジャスミン茶に2番目に多く含まれるミネラルは「カルシウム」です。ご存知の通り丈夫な歯や骨を作ってくれるだけでなく、脳神経の興奮を抑える作用があり、ストレスを緩和させる効果があります。
血圧を下げる【マグネシウム】
ジャスミン茶に3番目に多く含まれているミネラルは「マグネシウム」です。マグネシウムにはカリウムやナトリウムの量を調節して、血圧を下げる効果があります。
マグネシウムは体内のエネルギー生産に深く関わっており、神経伝達に欠かせない物質です。不足すると、ドーパミンが減少し、やる気がなくなり精神的に不安定になるので、生き生きした人生には欠かせない物質です!
リラックスさせる【リロナール】
ジャスミン茶の一番の特徴である香りの正体は、「リロナール」と呼ばれる成分です。
リロナールはスズランやラベンダーなどにも含まれている成分で、香水やボディソープにも使われています。リロナールには鎮静作用や抗不安作用があります。
殺菌効果のある【カテキン】
緑茶に入っていることで有名なカテキン。緑茶から作られたジャスミン茶にはカテキンが含まれています。カテキンは殺菌効果があるので、風邪や感染症の予防にも役立ちます。
歯周病菌も殺菌してくれるので、口臭予防にも効果的です。焼肉やにんにく料理の時に一緒に飲むと、臭いを抑えてくれる効果がありますよ!
また、カテキンにはアルツハイマー病のリスクを低下させる効果もあるという研究結果があります。
ジャスミン茶の美味しい飲み方とアレンジ方法
ジャスミン茶はジャスミンの茶葉さえ買えば、自宅でも簡単に楽しむことが出来ます。
淹れ方は普通のお茶と一緒です。ついつい面倒で茶器を温めるのを省略してしまう方も多いと思いますが、茶器を温めることによって茶葉が開きやすくなり、より美味しく味わうことが出来ますよ。
【ジャスミンの茶葉3g】に対して、【お湯は200ml】が目安です。
より香りを楽しみたい方は【90℃以上】のお湯を使い、香りを控えめにして茶葉の甘みを楽しみたい場合は、【80℃~85℃】にすると良いでしょう。
同じ茶葉で3~4煎ほど味わうことが出来ます。煎を重ねるごとに抽出時間を長くするのがポイントです!
そのまま飲むのは香りが強く少し苦手かも…という方に意外な組み合わせをご紹介します!
【ジャスミン茶×ジンジャエール】
香り高いさわやかな炭酸飲料に!
【ジャスミン茶×カルピス原液】
大人向けの一風変わったカルピスの出来上がり!
【ジャスミン茶×焼酎】
こってりした料理によく合うジャスミンハイ!中華料理にはもちろん、和食の味噌系の強い味にも合います◎
【ジャスミン茶×牛乳×はちみつ】
ジャスミンミルクティーに!更にタピオカを入れれば、美味しいタピオカドリンクにもなります。
【ジャスミン茶×ラカントシロップ】
ジャスミン茶とラカントシロップを混ぜて凍らせて削れば大人のかき氷に!練乳をかけても美味しいですよ◎
ジャスミン茶はお料理にも大活躍!
【ジャスミン茶×醤油×みりん】
最後に塩で味を整えれば、ジャスミン茶漬けにもなります!
【ジャスミン茶×めんつゆ×リンゴ酢】
夏にぴったりの香り高い美味しいそうめんつゆにもなっちゃいます!市販のつゆに飽きた方は是非お試しください♪
ジャスミン茶には嬉しいダイエット効果もあるので、是非お料理にも取り入れてみてくださいね。
ジャスミン茶で体重が減るって本当?効果と正しい飲み方を解説
ジャスミン茶は体に悪い?適量を楽しく飲んで心も体もリラックス!のまとめ
まとめ
- ジャスミン茶は1日5杯程度であれば健康上の問題なし
- カフェインが入っているので飲み過ぎは注意
- ジャスミン茶はミネラルが豊富で殺菌効果や口臭予防にもなる
- ジャスミン茶はジュースやお酒と割ったり、料理にも幅広く使える
ジャスミン茶、たまには飲んでみようかな~と思っていただけたでしょうか?
飲み過ぎなければ体に良いことばかりなので、夫婦喧嘩した時や(笑)気分を変えたい時、リラックスしたい時などにジャスミン茶でホッと一息ついてみてくださいね♪