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【閲覧注意】風呂場に出るイヤな虫たち細長いやつ6選!駆除と対策

突然ですが、皆さんはお風呂場で虫を見たことはありますか? 私はあります。

一日の疲れをリフレッシュできるはずの空間で、いつも通り頭を洗っていた時にふと自分の身体に虫がとまっているのを発見しました。
黒くて細長くてアリみたいだけどお尻が尖っている……
びっくりしてすぐにシャワーで流しましたが、もしもうっかり触っていたら、2週間は激しい痛みと水ぶくれに悩まされたとか。

お風呂場に出る細長い虫の正体は大体がチョウバエの幼虫です
ほとんどの虫にはそんな危険性はありません。

でももしものために、危険な虫が居ることを知っておいていただきたいのです!
そして危険性のないと言われるチョウバエも、実はとんでもない奴なのです……。

ここでは、お風呂場に出没する細長い虫たち6種類とその駆除・対策についてご紹介していきます。

 

 

チョウバエだけじゃない!風呂場に出る細長い虫6選

そもそも細長い虫たちは何故お風呂場に出てきてしまうんでしょうか?

細長い虫と聞いて、真っ先に想像するのは幼虫やミミズではないでしょうか。
虫って水が苦手なイメージがありますが、ミミズはまったく水が無いと干からびてしまいますよね。

同じように、水が無いと生きられない虫たちが、じめじめして餌のある所を求め、時には排水管からお風呂場へのぼってくるのです。

 

赤い虫を見つけたら…

イトミミズ

赤くて細長く、10cm以下の小型の虫であればイトミミズでしょう。ヒルの仲間ですが、吸血性や毒性はありませんのでご安心ください。
ユスリカの幼虫にも似ていますが、こちらはミミズですので、羽化や蛹化はしません

屋外では水田や河川、下水など有機物の多い汚れた水を好んで生息します。

お風呂場の排水溝の中には、スカムと呼ばれる人間の皮脂や石鹸のカスなどの汚れが溜まったものがこびりついています。
イトミミズはそういった有機物を好んで排水溝に棲みつき、ときにお風呂場へ這い上がってきてしまうのです。

 

「スカム」
浄化槽などで発生する浮きカスのこと。
(中略)
または、蓄積した汚泥が腐敗ガスなどによって浮上し発生する、灰黒色の、硫化水素臭を放つ巨大な固形スカムもある。

引用 タウンハウジング

 

白い虫を見つけたら…

紙魚(しみ)

平べったくてすばしっこい、フナ虫みたいな虫がカサカサと走っていたら、それは紙魚(しみ)です。
写真のものは少し黒っぽいですが、別名をシルバーフィッシュと言って、角度によって銀や白にも見えるんです。

日の当たらない湿った所を好むため、たまにお風呂やトイレ、押し入れなどで見られます。
名前に「紙」とある通り、本や段ボールを食べますが、紙魚は紙しか食べないというわけではありません。
服やパンくず、虫の死骸など結構なんでも食べるんです。タンパク質を好むので人間の髪の毛も餌になります

排水溝に溜まった髪の毛もこまめに掃除しないと、紙魚を呼び込む原因になります。

 

ホシチョウバエ

お風呂場で目撃される虫の代表格、白い幼虫の「ホシチョウバエ」は、掃除の行き届いていないキッチンやトイレ、洗面所や風呂場の排水溝に見られます。
特に害はないですが、家の中にコバエがたくさん飛んでいるとさすがに不快ですよね……。

小さなハート型の虫が飛んでいる……と、思ったら要注意です!
チョウバエは一生に100個ほどの卵を産卵します。成虫を見る、という事は幼虫が排水溝で大量に蠢いているのかも
すぐに発生源を見つけて駆除する必要があります!

 

黒い虫を見つけたら…

オオチョウバエ

ホシチョウバエよりも少し大きな「オオチョウバエ」は、特に有機物の多い場所を好みます。屋外では公衆トイレなどで多く見られ、灯りに集まる習性があります。

チョウバエの幼虫は汚泥にもぐって、お尻の呼吸感を空中に出して呼吸をするため、一見発生していることが分かりにくいです。
オオチョウバエはホシチョウバエよりも一生の産卵数が多く、250個ほどの卵を産みます

まれにチョウバエの幼虫が誤って体内に侵入し、ハエ症になった例もあるのだとか…。
無害と思っていても怖いですね。水回りは綺麗に保ちましょう。

 

コウガイビル

頭の形がシュモクザメのように広がっていて、伸びたり縮んだりしながら移動する大きな虫はコウガイビルです。
江戸時代の女性の髪飾りである笄(こうがい)に形が似ていることからその名が付けられました。

黒っぽい見た目以外に、茶色や黄土色など色々な色の個体が居ます。サイズは10~30cm、大きなもので1mと、見たら気絶してしまいそうですね。
ですが吸血や毒などの危険性はない無害な虫で、ナメクジやミミズを食べます。コウガイビルを見かけたら、近くにミミズやナメクジも湧いているのかもしれませんね。

注意したいのは、このヒルを傷つけてしまうとプラナリアのように分裂して増えてしまう点です。
見つけたら割り箸などで摘んで外へ逃がしてあげましょう。

 

アオバアリガタハネカクシ

ハネカクシ」と言うくらいですから、羽があり飛びます。アリのような見た目で、明らかに危なそうなオレンジの体と尖ったお尻が特徴です。

別名「やけど虫」と呼ばれるこの虫は、体液に有毒なペデリンという物質を持っていて、たとえ死骸であっても触れると皮膚が赤く腫れあがり水ぶくれを生じます

目に入ると失明の恐れもありますので、もしも触ってしまった時にはすぐに水で洗い流し、体液が目に入った場合はすぐに病院を受診してください。

見かけたら素手で払いのけたりせず、ティッシュなどでくるんで処理しましょう。

 

風呂場に出る細長い虫の駆除方法

 

最も一般的な駆除方法は殺虫剤を使うことです。それぞれ使用できる虫が異なりますので、適したものを使いましょう。

コウガイビルには、ナメクジ用の殺虫剤が使用できます。
チョウバエの成虫であれば、コバエ用の殺虫剤や粘着シートなどが効果的ですが、卵や幼虫、サナギには効果が薄い場合があります。

排水溝に発生した幼虫の駆除には、熱湯が効果的です。排水溝を傷める恐れがあるため、あまり高温のお湯ではなく60~70度のお湯を使用するのがおすすめです。
一度で駆除しきれない場合がありますので、数回に分けて流し込みましょう。
お子さんやペットが居て殺虫剤を使えないという方にもおすすめの方法です

お湯を使うのが不安な方は、氷を使って冷やすことも効果的です。例えばオオチョウバエのシーズンは8~9月ですが、家の中に居る虫たちには外の気温は関係ありません。
お風呂などのちょっと温かい空間で活発に活動しているのですが、要は活動できない温度まで下げてやるのが重要なのです。

また、排水溝用の洗剤で溜まった汚れを洗い流すことでも、虫の生活環境を崩すことができます。

その他には紙魚にはホウ酸団子を使ったり、じゃがいもをふかして餌にして集めて駆除する方法があります。
チョウバエやハネカクシは小さいので、あまり近距離で殺虫剤をかけると、吹き飛ばされてしまうかもしれません。
少し離れた位置から使用しましょう。

 

風呂場で虫を見たくない方必見!すぐ出来る対策

細長い虫たちが排水溝などに棲みついてしまう主な原因は「湿気」と栄養豊富な「汚れ」です。
こまめに掃除をすることで、お風呂や水回りを清潔に保ち対策しましょう。

また、コウガイビルやイトミミズ、紙魚などは湿度の高い場所を好みます。
じめじめした環境ではカビや雑菌も増えやすいので、換気扇を回したり窓を開けて湿度を逃がすことが大切です。
湿度は40~50%ほどに保たれていれば理想的です。

窓を開けると虫の侵入が気になりますよね。もちろん侵入経路を塞ぐ対策も大切です。
網戸を閉めたり、忌避剤を使って侵入を防ぎましょう。

また、虫たちはラベンダーなどのハーブの匂いを嫌います。芳香剤やアロマオイルを使ってみるのも虫除け対策に効果的ですよ。

 

【閲覧注意】風呂場に出るイヤな虫たち細長いやつ6選!駆除と対策のまとめ

ここではお風呂場に出る細長い虫たちの駆除と対策についてご説明してきました。
細長い虫が発生してしまう原因は「湿気」と餌になる「汚れ」でしたね。
もうお風呂で虫なんて見たくない! という方は、ぜひ下記を実践してみてください!

  • こまめに掃除をする
  • 定期的に換気をする
  • 侵入経路を塞ぐ
  • ハーブ系のアロマや芳香剤を使う

 

 

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