香辛料が太るはウソ!?ホントはダイエットの強い味方だった!

暮らしの知恵

みなさんは香辛料にどんなイメージを持っているでしょうか?

  • とにかく辛い
  • カレーに使われている
  • 汗をかく

私の香辛料のイメージはこんな感じです。

汗をかくからダイエットにいいのかな?と思いますが、一方で香辛料は太るという説もあります。

太るならダイエットをしている人や体型が気になる人にとっては避けたいですよね…

 

そこでこの記事では、香辛料が太るといわれる原因について調査します。

また、調査してわかったのが、香辛料はいろんな魅力で溢れています。

私のように、香辛料について知っていそうで知らなかった人にも、香辛料の魅力を改めてわかっていただけると思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

 

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香辛料が太るはウソ?実はダイエットの味方

冒頭でも触れましたが、香辛料は太るという説があります。

ただし、結論からいうと、香辛料は太ることはありません

むしろ香辛料には様々な効果があり、ダイエットの味方なのです。

 

香辛料が太ると言われる理由

香辛料が太ると言われている理由は2つあります。

  1. カレーを食べると太ることからカレーに使われている香辛料も太るイメージ
  2. 香辛料の中に含まれている辛み成分が胃などの消化器を刺激して、胃液の分泌を促すことから食欲増進効果があるといわれているため

 

これらの理由で香辛料は太るといわれます。

 

実際は、カレーの市販のルーには脂質と糖質が多く含まれています。

そして、その美味しさからごはんも進むのでカレーは太るといわれており、カレーの中の香辛料は太る原因ではありません

 

香辛料の食欲増進効果は、むしろ疲れが溜まっていたり弱った体にはメリットが多く、香辛料を摂取したからといって太ることはないのです。

香辛料を使った美味しい料理をバクバク食べすぎれば太ることもあるでしょうが、香辛料自体に太る要素はありません。

 

香辛料のダイエット効果とは

[st-marumozi-big fontawesome=”” bgcolor=”#F48FB1″ bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]香辛料がダイエットの味方である理由[/st-marumozi-big]

  1. 体を温めて血流を良くする
  2. 代謝を上げる
  3. エネルギー消費の役割
  4. カロリーがほぼないけど食事を豊かにする

これらの効果があることからダイエットの味方といわれます。

 

 

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香辛料とは?ハーブ・スパイス・薬味との違い

料理の香り、辛み、色付けに使われ、味にメリハリをつけ、風味や彩りをよくしてくれる香辛料。食品の調理のために用いる芳香性や刺激性を持った植物を指し、スパイスやハーブなどがあります。

引用 農林水産省

と、あるように、香辛料は辛さや香りを加えてくれるので、料理の味を引き立たせてくれます。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]香辛料の中にはハーブ・スパイス・薬味に分かれる[/st-marumozi-big]

特徴主な種類
ハーブ利用する部分が茎・葉・花パセリ・しそ・バジル
スパイス利用する部分が茎・葉・花以外とうがらし・こしょう・シナモン
薬味主に日本料理に使うわさび・ミョウガ・ネギ

 

ハーブとスパイスの違いは、使われている部分なんですね。

 

それでは、ハーブ・スパイス・薬味について詳しくみていきましょう。

 

香辛料【ハーブの種類と効果】

ハーブは料理に加えると爽やかさが加わったり、味に深みが出ます。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]主なハーブの種類と効果[/st-marumozi-big]

ハーブの種類効果
バジル食欲増進効果・殺菌効果・胃腸を整える
ミント殺菌効果・抗炎症作用・血流の促進
しそ胃腸を整える・発汗作用・魚介類の食中毒予防
ローリエ食欲増進効果・抗炎症作用・消化促進・消臭効果
パセリ美肌効果・殺菌効果・ストレス緩和・免疫力を高める

 

香辛料【スパイスの種類と効果】

スパイスといえばカレーに使われるイメージですよね。スパイスには薬膳効果が期待されます。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]スパイスの主な種類と効果[/st-marumozi-big]

スパイスの種類効果
とうがらし体や胃腸を温める・消化促進・食欲増進効果・抗酸化作用
シナモンリラックス効果・血流の促進・解熱作用・胃腸を整える
ガーリック抗菌作用・抗酸化作用・免疫力を高める・滋養強壮・体を温める
ショウガ血流の促進・のどの痛みを緩和・アンチエイジング
ブラックペッパー血流の促進・栄養吸収・消化促進・ダイエット効果・ストレス緩和

 

香辛料【薬味の種類と効果】

薬味は、日本料理によく使われるので、日本人にはなじみ深いですよね。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]薬味の主な種類と効果[/st-marumozi-big]

薬味の種類効果
わさび食欲増進効果・消化吸収作用・殺菌効果・抗酸化作用
ミョウガ食欲増進効果・血流の促進・抗菌作用・抗酸化作用
ネギ血流の促進・殺菌効果・抗酸化作用・高血圧予防
三つ葉食欲増進効果・疲労回復・便秘解消・美肌効果
大根おろし消化の促進・美肌効果・血栓予防・抗菌作用

 

 

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肉からフルーツまで!香辛料と食材の相性

香辛料には様々な種類とその効果があることがわかりましたが、せっかくなら香辛料と食材の相乗効果を最大限に発揮したいですよね?

そこで、香辛料はどんな食材と相性が良く、またどんな効果が期待できるのかをみていきます。

 

香辛料と肉の相性

肉料理をするときは、香辛料を使うイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

香辛料の特徴である香りと味で、肉の臭みを消してくれます。それを「マスキング効果」と呼び、肉料理に香辛料はなくてはならない存在ですよね。

相性がいい香辛料も、肉の種類によって変わってきます。数ある香辛料の中から、用途に応じて選び、美味しい肉料理を作りましょう。

また、複数を組み合わせて使ってもいいので自分だけのレシピを発掘してみて下さい!!

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]肉の種類と相性の良い食材[/st-marumozi-big]

肉の種類調理法使用する香辛料効果や特徴
牛肉煮込むローリエ・タイム・クローブ・オレガノ臭みを消し爽やかな香りを出す
焼く・炒めるガーリック・ブラックペッパー・タイムスパイシーなアクセントに
豚肉煮込む八角・山椒豚肉は独特なクセがあるため、香りの強いスパイスを使用
焼く・炒めるジンジャー・セージ
鶏肉煮込むローリエ・ジンジャー・シナモン鶏肉の淡泊な味わいを消さないために優しいスパイスを使用
焼く・炒めるタイム・ローズマリー・バジル・

 

香辛料と魚の相性

魚料理に香辛料を使うことは、肉料理の時よりも少ないイメージがありませんか?

しかし、魚料理にも香辛料と使うことで、より美味しく仕上りますよ。

 

魚の独特な生臭さの原因は、トリメチルアミンという成分です。このトリメチルアミンに効果的な香辛料を使って魚料理をより美味しく仕上げましょう。

また、淡泊な白身魚と赤身や青魚のようなクセの強い魚で使う香辛料は変わってきます。

調理の味付けに使うのはもちろんですが、下味の時点で使うのもおすすめですよ。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]魚の種類と相性の良い香辛料[/st-marumozi-big]

魚の種類使用する香辛料効果や特徴
白身魚タイム・タラゴン・フェンネル淡泊な白身魚には生臭さを消し爽やかに香る香辛料を使用
赤身・青魚ショウガ・ガーリック・ローリエクセが強い魚には強い香辛料を使用。

 

香辛料とフルーツの相性

フルーツに香辛料!?とびっくりするかもしれません。しかし、一見かけ離れていそうなフルーツと香辛料ですが、相性バッチリなんですよ。

香辛料を少し加えてあげると、フルーツの香りが引き立ってとっても美味しいです。

 

[st-marumozi-big fontawesome=”fa-check-circle” bgcolor=”#FFB74D” bordercolor=”” color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″ myclass=””]フルーツの種類と相性の良い香辛料[/st-marumozi-big]

フルーツの種類使用する香辛料効果や特徴
りんごシナモンりんごの甘さや酸味と相性が良く、甘い風味を際立たせる
桃・いちごブラックペッパー・ミントスパイスと爽やかさが効いて大人の味に。甘さも際立つ
オレンジクローブ加熱時に使うと甘さがより引き立つ
パイナップルローズマリーローズマリーの爽やかでほのかな苦みが相性抜群

 

香辛料とフルーツのレシピ

ここからは、フルーツと香辛料を使ったレシピを紹介します。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]とっても美味しいよ~[/st-minihukidashi]

 

 

いちごのミントクリーム

【材料(2人分)】

  • いちご                6-10個
  • S&Bフレッシュハーブ スペアミント  6枝
  • 生クリーム              100ml
  • 砂糖                 大さじ1

【作り方】

[st-step step_no=”1″]いちごは洗ってヘタを取る[/st-step]

[st-step step_no=”2″]スペアミントは飾りように葉先を取っておき、その他の葉を茎から外して粗いみじん切りにする[/st-step]

[st-step step_no=”3″]生クリームに砂糖を入れ角が立つまで泡だてたら、刻んだスペアミントを入れる[/st-step]

[st-step step_no=”4″]いちごに【3】を添え、ミントを飾る[/st-step]

 

 

 

 

 

 

引用 エスビー食品株式会社

 

シナモン香るリンゴゼリー

【材料(2人分)】

  • りんご         1/4個
  • りんごジュース     300ml
  • S&Bシナモンスティック 2本
  • 粉ゼラチン       8g
  • 水           大さじ2

【作り方】

[st-step step_no=”1″]小さな容器に水大さじ2を入れ、粉ゼラチンを振り入れてふやかす。膨張したら湯煎にかけて溶かす。りんごは芯を取り除き、皮をむかずに1cm角に切り、変色防止でりんごジュースをかけておく[/st-step]

[st-step step_no=”2″]りんごジュースとシナモンスティックを鍋に入れ火をかけ、沸騰直前まで加熱したら5分ほど置く[/st-step]

[st-step step_no=”3″]【2】のシナモンスティックを取り出し【1】のゼラチン液を加えて混ぜ、りんごを加える。器に流し入れ、取り出しておいたシナモンスティックを挿す[/st-step]

[st-step step_no=”4″]器をバットに並べ、氷を周辺に入れて水を注いで1時間程度冷やす[/st-step]

 

 

 

 

 

 

引用 エスビー食品株式会社

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]ぜひ作ってみてね[/st-minihukidashi]

 

 

 

 

香辛料を摂る時の注意点・副作用は!?

香辛料を摂取するメリットはたくさんあります。

ですが、健康に良いからとたくさん摂取してしまうと、逆に健康被害にあう可能性があります。

ここでは、とうがらし・シナモン・ナツメグの副作用について詳しくみていきます。

 

とうがらしの副作用

とうがらしの主成分であるカプサイシンを大量に摂取することで、様々な副作用を引き起こしてしまいます。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]とうがらしの副作用[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-down” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

  • 流涙症
  • 鼻液漏
  • 胃腸が荒れる
  • 息切れ

[/st-cmemo]

参考:農林水産省

 

また、同じカプサイシンの量でも、慣れや感受性は人それぞれです。自分に合った適度な量を把握して摂取しましょう。

そして刺激物ですので、小さなお子さまの手の届かない所で保管してください

参考:農林水産省

 

シナモンの副作用

シナモンには、カシアとセイロン2種類があります。

そのうちのカシアは、一般的に使われているシナモンのことを指すので、ここではカシアの副作用についてみていきます。

 

カシアには、クマリンと呼ばれる化合物が多く含まれているため、場合によっては健康被害にあってしまいます。

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]シナモンの副作用[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-down” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

  • 肝障害
  • 発がん
  • 口内炎
  • 低血糖症

[/st-cmemo]

 

これらの副作用は、シナモンをたくさん摂取したからといって必ず発症するわけではありません。

ただし、カシアの長期摂取・感受性が強い人は注意が必要です。

参考:厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』

 

ナツメグの副作用

ナツメグも、たくさんのメリットや効果を与えてくれる香辛料ですが、摂取する上での注意点があります。

ナツメグに含まれるミリスチシンという成分が、摂りすぎによって中毒症状を起こす危険性があるのです。

また、精神的な症状も多くみられることから、「ナツメグ・ハイ」と呼ばれています。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]ナツメグの副作用[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-down” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

  • 動悸
  • 吐き気
  • 幻覚
  • 不安症状
  • 手足のしびれ
  • めまい

[/st-cmemo]

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]ナツメグを大量に入れてしまったハヤシライスを食べたら、吐き気・めまい・意識朦朧の症状が出てしまった[/st-minihukidashi]

 

 

という人の実体験を再現ドラマにしたテレビを見たのを覚えています。

その時は、まさか香辛料でこんなことが起きるだなんて思いもしなかったので衝撃的でした…

 

死亡例もあるとのことなので、くれぐれも気を付けたいですね。

 

 

香辛料が太るはウソ!?ホントはダイエットの強い味方だった!まとめ

[st-mybox title=”香辛料まとめ” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-circle” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 香辛料は太ることはない
  • 香辛料が太るといわれる理由はカレーを食べると太る・香辛料に食欲増進効果があるため
  • 香辛料にはダイエット効果がある
  • 香辛料にはハーブ・スパイス・薬味の3種類があり、効果も様々
  • 香辛料は肉の臭みを取りつつ美味しさを際立たせてくれる
  • 香辛料は魚の生臭さを取って美味しく仕上げてくれる
  • 意外だけど香辛料はフルーツとの相性もバッチリ
  • 香辛料にも副作用があるので自分の適量で摂取しよう

[/st-mybox]

 

香辛料が太るというのはウソだとわかり安心です(笑)

だからといって、大量摂取すると副作用が出る可能性があるのでほどほどにしましょうね。

香辛料はいろいろな食材と相性が良いので、いろんな組み合わせを楽しんでみてください。

 

 

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