日本で大活躍中の有名な音楽家、青木尚佳さん。
過去にも様々な受賞歴があり、最近もドイツの有名な音楽団のコンサートマスターに就任したとのことですが、あなたは青木尚佳さんについてどこまで情報を知っていますか?
「青木尚佳さんって何の楽器を演奏する人なんだろう?」
「青木尚佳さんの楽器に何か秘密とかあるのかな?」
「青木尚佳さんのプロフィールとか今までの活動の事とか知りたい!」
というあなたのために、今回は
について詳しく書いていきます。
Contents
青木尚佳さんの使用楽器について
青木尚佳さんは日本のヴァイオリニストです。
ヴァイオリンは弦楽器の1種で、オーケストラの中で弦楽器の中でも高音を担う楽器です。
4本ある弦を、馬のしっぽでできた弓で擦って音を出したり、また弦を指で弾いて弾く(ピチカート奏法)で演奏します。
ヴァイオリンはキレイな音を出すまでにかなりの時間がかかる楽器で、初心者が弾くには最初はギコギコ音がなってしまったり、弦を指で押さえることで音程を取るため、音程が不安定になってしまったりするため、弾けるようになるまでがかなり時間がかかる楽器なんですよ。
青木尚佳さんはそんな楽器を操るヴァイオリニストなので、今までの練習量や努力がかなりあってここまでに至ったのだと思います。
青木尚佳さん、すごい人ですよね。
青木尚佳さんの使用している楽器の秘密
そんな青木尚佳さんの使用しているヴァイオリンはどんなモノなのでしょうか?何か秘密な構造をしているのでしょうか?
調べてみたところ、青木尚佳さんの使用楽器はアントニオ・ストラディヴァリ 1713年製のRodewald ということがわかりました。
また、過去2015年に行われた演奏会のアフタートークで、こんな発言をしていたようです。
「小学校5年生の頃に父と祖父が買ってくれたもの、もうかれこれ12年くらい使っている」
「小さい頃に先生の練習が厳しくて泣いた涙の跡も付いている」
「楽器というのはどんどん変わっていくし、名器と呼ばれるものはたくさんありますが、私の楽器は私ととても相性がいいと思っている」
ヴァイオリンは値段もピンキリで、高級なモノだと17世紀から18世紀にかけられて作られた、世界で600本しかないストラディバリウスが一番有名です。
ストラディバリウスともなると、値段は億を超えるようです。
青木尚佳さんが使用されている楽器は、そんなストラディバリウスのようですね。
青木尚佳さんはご家族にもらったヴァイオリンを今も変わらず使い続けており、今までの思い出も詰まっているであろう世界でたった1つのヴァイオリンを使い続けているとのことですので、非常に家族を愛されており、モノを大事にする人柄というのが見えてきますね。
青木尚佳さんのプロフィールと過去の活動
では、青木尚佳さんのプロフィールと、小さい頃から使い続けてきたヴァイオリンと共に過去にどのような活動をされてきていたのか、まとめてみたのでぜひご覧ください。
プロフィール
青木尚佳さんの出身は東京で、1992年に生まれています。現在、31歳。
2歳10ヶ月から両親の影響でヴァイオリンを始め、幼稚園から高等学校まで日出学園に通われています。
日出学園は都内でも、芸能関係の方が多く通われるイメージのある学校ですよね。
青木尚佳さんは、小学校1~2年生の頃から毎朝4時に起きて、学校に行く前に2時間必ず練習するという生活を高校3年生まで続けていたようです。
11歳から堀正文氏に師事。2009年に当時最年少で桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコース合格し、2011年に修了。
同年9月より英国王立音楽大学へ留学し、2015年7月に卒業します。
卒業に際し、全卒業生の中から男女各1名ずつ贈られるタゴール・ゴールドメダルを英チャールズ皇太子より授与されたようです。
その後は英国王立音楽院で学んでおり、藤川真弓氏、堀米ゆず子氏に師事。
定期的にアナ・チュマチェンコ氏のマスタークラスにも参加しているとのことです。
これまでに正岡紘子、故鈴木共子、高田美穂子、ザハール・ブロン、篠崎史紀、ジェラール・プーレ、マーク・メッセンジャー各氏に師事。
現在は、クラシック音楽事務所のヒラサオフィスに所属しながら、演奏活動をしているとのことです。
過去の活動と受賞歴
現在も絶えず、師事を受けながら活動をしている青木尚佳さんですが、過去にどのような演奏活動をされており、どのような受賞歴があるのでしょうか?まとめてみました。
2003年 | テレビ朝日「題名のない音楽会—未来への大器—」に出演し、神奈川フィルハーモニーオーケストラと共演。 |
2004年 | 第5回若い音楽家の為のチャイコフスキー国際音楽コンクールにて最年少ディプロマを受賞。 |
2009年 | 第78回日本音楽コンクール第1位。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。 |
2010年 | NHK交響楽団とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲を共演しデビュー。
その後は、東京交響楽団、アンサンブル金沢、東京フィルハーモニーオーケストラ、大阪フィルハーモニーオーケストラなど多数のオーケストラと共演。 |
2012年
2014年 |
2度に渡って、RCMコンチェルトコンペティションにて優勝。 RCMフィルハーモニーオーケストラとチャイコフスキー、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を共演。 |
2014年 | フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第2位受賞。
中国・チンタオで開催された第4回中国国際ヴァイオリンコンクールにて第2位受賞。 小澤征爾スイス国際音楽アカデミーに参加し、ヴィクトリアホール、シャンゼリゼ劇場にて演奏。 |
2015年 | 受賞記念リサイタルを東京の浜離宮朝日ホールで開催。 |
2016年 | 第6回仙台国際音楽コンクール第3位受賞。 |
2018年 | デビューCD『Ein Konzert』をリリース。 |
2021年 | ドイツの名門、ミュンヘン・フィルのコンサートマスターに就任。
サントリーホールでパーヴォ・ヤルヴィ指揮のNHK交響楽団とシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。 |
青木尚佳さんの使用楽器って何?使用楽器からわかる彼女の魅力まとめ
青木尚佳さんは
ということがわかりましたね。
また一つ、青木尚佳さんの魅力に迫ることができたのではないか?と思います。
近々のコンサート情報はこちらです。
引用:紀尾井ホール
また2023年年末に、ミュンヘン・フィルコンサートマスター就任記念のリサイタル演奏会が開かれるとのことで、こちらも大注目です。