ブラウス生地のおすすめはこんなにあるの?!選ぶときのポイント

暮らしの知恵

生地の質感やデザインの違いでコーディネートを楽しめるブラウス。

カジュアルなものからフォーマルなデザインまで、TPOに合わせて選べるのも特徴の1つです。

[st-kaiwa6]ブラウスが欲しいんだけど、おすすめの生地はある?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa5 r]長く使いたいから、お手入れしやすいものがいいな。[/st-kaiwa5]

そうですね、たくさんあるからこそ、自分の好みにあうデザインや、着心地などを意識して選びたいものです。

この記事では、あなたにピッタリなブラウスを見つけられるように、ブラウスによく使われる生地の種類とその特徴、お手入れ方法などをまとめました

着心地がよく、気分が上がるブラウスを見つけられるように、少しだけお手伝いさせてくださいね。

 

 

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何を重視する?おすすめのブラウス生地と特徴

みなさんは、服を選ぶときに何を重視しますか?動きやすさ、TPOにあっているかどうか、さまざまですよね。

わたしは湿気で服が肌に張り付くことや肌のかゆみに敏感なので、まずは着心地を重視して服を選びます。

こだわりポイントに分けておすすめ生地をまとめましたので、ご紹介していきますね。

 

着心地を重視したいあなたにおすすめ

せっかく選んだブラウスも、肌に馴染まなかったり、着ていて違和感を感じたりする生地だと、気分も下がってしまいますよね。

着心地を重視して選びたいあなたにおすすめしたい生地や、聞きなれた名前の生地も紹介します。

 

綿

一般的にコットンと呼ばれていて、綿花で作られた生地です。

綿花は、土壌や地下水を汚染することがなく、残留農薬もとても少ないです。敏感肌の人も安心して使用できます

通気性・吸湿性に優れていて、保温性もあり、1年を通して快適に使えます。

水に強く、洗濯も手軽にできるので、よく下着や夏服に使われている生地です。耐熱性に優れていてアイロンがけもしやすいです。

 

リネン

植物から作られる繊維の総称である麻の一種です。

丈夫で長持ちする生地で、水を吸うとさらに強度が増します。洗濯すると収縮する場合もありますが、汚れにくいので丁寧な手入れをすることで長く使えます。

肌触りがよく、涼しげな印象ですが、通気性や保湿性にも優れていて、年中使える生地です。

体の動きに自然に馴染むので、動きやすいです。

 

シャンブレー

縦糸に色糸、横糸に白い糸またはさらし糸を使用しています。

ナチュラルな風合いで、薄手でやわらかい生地です。丈夫で通気性がよく、軽い着心地なので、夏に着るブラウスにおすすめの生地です。

綿100%の生地が多いですが、リネン100%の生地もあります。

 

ローン

細い糸をやや粗く平織りした、薄くて柔らかい生地です。

さらりとした肌触りが特徴で、透け感があり涼しげな生地なので、夏に着るブラウスにおすすめです。

 

リップル

生地の表面に立体的な模様があります。

凹凸があるので、肌にくっつきにくく、通気性がよくなる利点があります。子ども用の浴衣や甚平、寝具に使われることが多い生地です。

夏や湿気が気になる季節におすすめの生地です。

 

ダブルガーゼ

緩めに撚った糸で、粗目に平織りされたガーゼを2枚合わせてあり、柔らかく肌に優しい生地です。

マスクや赤ちゃんのスタイを手作りするときによく選ばれる生地ですね。保温性もあるので、冬もののブラウスにおすすめです。

 

サッカー

収縮率の違う意図を何本かおきに使っているので、布面に凹凸がありリップルに似ています。湿気が高くジメジメした季節に着ると、快適にすごせますね。

アイロンを使用すると、立体感がなくなり、通気性が悪くなるので、注意しましょう。

凹凸をつぶしてしまったときは、生地から少し離してアイロンの蒸気を吹きかけると復活します。

 

デザイン性を重視したいあなたにおすすめ

ブラウスは、生地も形もさまざまですが、無難なデザインを選ぶと他の人とかぶってしまうこともあります。

少し違った雰囲気を楽しみたい場合は、生地そのものの見た目や印象の違いにこだわってみるのもいいですね。

 

ブロード

適度な厚みがあり、さらっとしていて光沢があります。高級感があり、上品なブラウスに向いています

丈夫で縫いやすいので、ソーイング初心者でも扱いやすい生地です。

しかし、しわになりやすいことがデメリットなので、アイロンがけをして、ハンガーにかけて収納するのが無難です。

 

タイプライター

繊維が長く、細い綿糸が高密度で織られている生地です。目が詰まっているので独特の張りがあります

和紙を思い出させるようなナチュラルなしわ感があります。

 

シフォン

軽くて透け感があり、繊細さとエレガンスな印象のある生地です。

布の端がほつれやすく、ミシンに巻き込みやすいので、補修の際や取り扱いには注意が必要です。

 

タンガリー

縦糸に白糸またはさらし糸、横糸に色糸を使い、粗目の糸で織られている生地です。

ざっくりとした風合いがあり、薄手のデニムのような印象があります。

 

化学繊維が使われている生地

ここまでに紹介した生地は、植物由来の天然繊維でできている生地です。

洗濯など取り扱いに注意が必要なものもある一方で、発色性に優れているものや、速乾性のある生地もありますので、ぜひ参考にしてください。

 

レーヨン

木材パルプを原料とした繊維です。

綿に似ていますが、水に濡れると弱くなるので洗濯には注意が必要です。

 

ポリエステル

繊維原料液を固めて繊維にします。

熱や光、薬品などの刺激に強く、吸水性があまりないのですぐ乾きますが、汗を吸わないことがデメリットです。

 

 

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長く大切に着続けたい!お手入れのポイントは?

ブラウスは、生地の特徴を押さえたお手入れをすることで長持ちします。

洗濯や乾燥の時のひと手間で変わるので、ぜひやってみてくださいね。

 

お手入れのキホン

ブラウスに使われている生地の種類は、ここで紹介している以外にもたくさんあります。

長くきれいな状態で着るためには、丁寧なお手入れが必要です。基本的には、ブラウスについている洗濯表示に沿ったお手入れをしましょう

 

ところで、洗濯表示が平成28年12月から変わったのをご存じでしょうか?ぜひお手入れの参考にしてください。

引用 経済産業省

 

洗濯と乾燥

ブラウスの生地によっては、洗濯すると縮むもの、手洗いをするものなどがあります。洗濯に使う水の温度も重要です。

生地の色移りには注意し、漂白剤の使用がNGのものもあるので、洗濯表示をよく確認しましょう。

 

ブラウスを乾燥するときに特に注意してほしいのは、自然乾燥での日光の当たり方です。

シフォンなどの繊細な生地もありますので、乾きにくいものは風通しの良いところで干すなどの工夫をしましょう。

 

アイロンがけと収納

リップルやサッカーのように、生地特有の凹凸が通気性をよくしている生地もあります。アイロンがけに注意しましょう。

収納は、ハンガーにかける、たたんでしまっておくなどの方法がありますね。

天然繊維でできている生地のほうが虫食いになりやすいので、衣替えで長くしまうときなどは、防虫剤を使いましょう

 

 

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ブラウスってそもそもどんな服?語源とブラウスの種類

[st-kaiwa5]ブラウスの生地ってたくさん種類があるんだね。[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa6 r]あれ?そもそもブラウスってどんな服のことだっけ?[/st-kaiwa6]

ブラウスのコーディネートを調べたり、服を選んだりしていると、ふと思うことがありますよね。

そもそもブラウスとは、上に着る女性用の服を指します。ゆったりとしたシルエットや、さらっとしたやわらかい雰囲気のあるものが多いです。

ブラウスの語源やその文化、デザインの種類を調べてみました。知っておくときっと役に立ちますよ!

 

ブラウスの語源は?古くから着られている服だった!?

ブラウスの語源は、はっきりした説がなく、いくつかの説が挙げられています。

[st-midasibox title=”ブラウジング説” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]

裾をボトムス(ズボン、パンツ、スカートなど)に入れてウエストの部分に膨らみを持たせることをブラウジングといいます。

そのことからブラウスと呼ばれるようになった説があります。

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[st-midasibox title=”ブリオー説” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]

中世ヨーロッパで着用されたブリオーが語源になっている説です。

ブリオーとは、ゆったりとしたチュニック型のワンピースのことです。

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[st-midasibox title=”ブルーズ説” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]

フランスの労働者が着用していたブルーズと言われる服が語源になっている説があります。

ブルーズとは、画家などが仕事着として着る、ゆったりとした服のことです。

[/st-midasibox]

 

生地の種類が多いことがブラウスの特徴ですが、語源とされる説がもこんなにあるんですね。

聞きなれた言葉ですが、調べてみると歴史が深いことがわかります。

 

こんなにあるの!?ブラウスのデザイン

ブラウスは、生地の他にもデザインの幅が広いことが特徴です。

カジュアルなブラウスから、フォーマルに着れるブラウスまで幅広いので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ボウタイブラウス

襟の形がリボンになっていて、軽く結んでそのまま垂らします。

品のある生地で作られていることが多いので、ーマルな着こなしの中でもおしゃれを楽しめます

 

シフォンブラウス

シフォン生地を使った透け感と柔らかさのあるブラウスです。

動きに合わせてふわっと着られるので、女性らしさを出したいコーディネートに欠かせませんね。

 

ペプラムブラウス

胸の下に「布の切り替えし」があります腰の位置が少し高く見え、お腹まわりをカバーできるので、スタイルアップしたいときにおすすめです。

スッキリとしたパンツと合わせると、全体的にメリハリが出て、シンプルでありながら1枚でコーディネートが決まります

 

カシュクールブラウス

前の身頃を胸元で交差するようなデザインであるカシュクールを取り入れたブラウスです。デコルテや肩回りのヘルシーに見せてくれます。

おしゃれもしたいけれど、少し力を抜いてリラックスしたいときにおすすめです。

 

 

ブラウス生地のおすすめはこんなにあるの?!選ぶときのポイントのまとめ

  • 着心地を重視するなら、綿、リネンなどの天然繊維の生地がおすすめ
  • デザイン性を重視するならブロード、タイプライターなど特徴のある生地がおすすめ
  • 化学繊維のレーヨンやポリエステルが使われている生地は、天然繊維にないメリットもある
  • 生地の特徴を押さえたお手入れが大切
  • ブラウスの語源は着用の仕方や古くに着られていた服に由来する説などがある
  • ブラウスはフォーマルなものからカジュアルなものまで幅広いコーディネートができる

どうでしたか?調べてみると意外と奥の深いブラウス。

あなたの服選びとコーディネートがより楽しいものになると嬉しいです。

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