勉強や友達との付き合い、めんどくさくて疲れますよね。特に中学生の頃の女子は、毎日しんどいと思います。
スマホがあるのは便利だけど、その分情報も沢山あって悩む事も多いでしょう。
私は大学4年生の息子と高校2年生の娘を持つ母親です。
私は、なんでもできる母親ではなく失敗もたくさんする母親です。だから子供達にも助けて貰っています。
ケンカもするけれど、その分話も出来ているのかなって思っています。
話と言っても私はほぼ聞き役。フンフンと聞いてると、女子の本音が分かります。
娘やその友人から聞いた、中学生女子がめんどくさいなぁ~と思っていた本音を、この記事でご紹介していきますね。
どう対処すればいいのかも一緒にご紹介するので、ご自分に合った方法があれば試してみてください。
Contents
中学生女子がめんどくさいと思っているのはどんなこと?
中学生女子がめんどくさいと思っていることは、大きく分けて、友人関係・親子関係・部活や勉強関係・自分自身となります。
中学生女子がめんどくさいと思っていることは?【友人関係】
小さかった頃はみんなと仲良くしましょうって先生や親に言われていたと思います。
それでもだんだん、自分が仲良しの友達とグループが出来ていき、その中での関係性も出来ていきます。
小学生高学年にもなると、性格の似た者同士が集まって
目立つグループ
大人しいグループ
明るいグループ
なんかが自然に出来てきます。
学校あるあるだね
その中でどのグループにも属さない子やマイペースな子、コミュニケーションが苦手な子だと「ちょっと変わった子」として見られるわけです。
まして中学校は学校の中でしかありませんので、非常に狭い社会になります。
例えば、娘が通う中学校地域は田舎でしたので、小学校の頃から1クラスしかありませんでした。
クラス替えがないものですから「あの子はこんな子」みたいに固定概念は決まってしまいます。
また中学を卒業するまでクラス替えがない代わりに、ずっと同じメンバーで9年間過ごす事になります。
その中で気の合う友人がいないと、とても辛い場所になってしまうのですよね。
また中学校が大人数でも少人数でも、次の3つのタイプはどこにいってもあります。こういったタイプに当たると、めんどくさいと思うのは当然です。
タイプ①単独行動ができない
仲良しグループが出来るとどこに行くのも一緒。1人で行動できないタイプ。
だから、トイレに行きたくなくても一緒に行く事になります。
タイプ②自己中心
自分の意見が通らないと駄々をこねるタイプ。ルールは意味をなさなくなります。
このタイプは周りが振り回されて大変です。
タイプ③人のせいにする
自分で決定できないので、人に決定させます。それで、上手くいかないと人のせいにしてしまうタイプです。
中学生女子がめんどくさいと思っていることは?【親子関係】
学校でも人間関係でもまれ、疲れ切っているのに、家庭でもあれこれ言われたらゆっくり休む暇もないですよね。
あなたが親から言われて嫌な言葉をまとめてみました。
親に言われたくない言葉
ココがダメ
ちゃんとしなさい
⇒ちゃんとってなに?してるしっ。
もうね、放っておいて欲しいですよね。
ココがダメ
何やってんの?
⇒分からないなりに、考えてるんです。
じゃあ、やってみて?ってなりますよね。
ココがダメ
勉強しなさい
⇒今やろうと思ってたのに。もうやる気なくした。
「勉強ってやりなさい」って言われてやる人は、勉強出来る人しかいません。
ココがダメ
出来てなかったら、スマホとりあげるから
⇒それとこれとは違うでしょ
出来てないとスマホを取り上げて出来る様になるんですか?
ココがダメ
やる気あんの?
⇒だから悩んでいるんです。
ずっとやる気が続けば素晴らしいですよ。
…とまぁ、こんな感じです。
だから「親は分かってない」って思うんですよね?
親も心配はしているのですが、あまり深く考えずに思った事を口に出すので、あなたもイラっとしてしまうわけです。
「親に言っても無駄」って思う気持ち、わかります。
かといって、優しいあなたは親に心配をかけたくないと思って、辛い気持ちを隠してしまうところがあるのではないでしょうか?
中学生女子がめんどくさいと思っていることは?【部活・勉強関係】
テストの点数・成績・進学の不安、部活での人間関係や失敗・レギュラーに選ばれないなどなど…。
真面目な子はしっかりと将来のことを考えているので、プライドが邪魔をして、悩むことが多くなるのかもしれません。
中学生女子がめんどくさいと思っていることは?【自分自身】
自分自身について、多く悩んでいる女子は多いです。
私の娘やその友人も、容姿や性格など、周りが思っている以上に悩んでいました。
また自分に対して肯定する気持ちが弱いと、不安になってしまい、相手に攻撃してみたり、自分に対して投げやりになることがあります。
中学生女子がめんどくさいと思っていることについての対処法
中学生女子が抱えがちな悩みを踏まえて、その対処方法を解説していきます。
友人関係
友人関係はめんどくさいなって思っても、正直どう対応したらいいかわからないですよね。余計に、関係をこじらせると困るし…。
「それでまた悩んでしまう」って娘たちも話していました。なので、まずは次のことを試してみましょう。
自分の居場所を分散させよう
- 学校グループとは、適切な距離をもちつつプライベートとはキチンと分ける。
- 習い事などがあれば、他の学校の友人を持つ。
- 自分の趣味を持つ時間なども確保しておく。
こうしておくことで、ストレスはかなり減ります。
具体的には
メモ
- 学校では無理に会話しなくてもよい
- SNSは家庭のルールで触れない
- 別の学校の友人に相談する
娘は習い事の関係で、他の学校の友人が多かったのですが、お互いの悩みを言いあう事でバランスが上手くとれていた様な気がしています。
親子関係
親に反抗してしまうのは、誰しもが必ず通る道です。つい反発してしまう事は当たり前。
そう思うと少しは安心しませんか?
親も同じ道を通っていますので、反発してもある程度は分かってくれています。
ただし!親が口うるさく言ってしまうのは、あなたの事を大切に思っているから。
「親は分かってくれない」と思う気持ちは、過去の私自身もありました。
けれども自身が子供を持ち、同じ事を娘に言われて、初めて親の気持ちも分かりました。(遅いですよね)
悩んでいる今のあなたには、こういった事はなかなか思えないとも思います。
でも、これだけは頭の隅に置いといてください。
ポイント
生まれた時からずっと大切に育ててきた娘が、悩んでいるのをみるのは親にとって心配でたまらないんですよ。分かってないわけじゃないんです。
つい親に対して反発してしまう前に、嫌な事をノートに書きとめるだけでもいいです。
親の何に対して嫌に思うのか? 事実だけを書き留めておくだけでも、かなりストレスはマシになります。
部活・勉強関係
一生懸命になっているのに、周りが感じられず厳しい言葉を受けているかもしれません。
そんな時は、自分がどうしたいのか?を考える事にしましょう。
自分の目標を持ち、それに向けて伸ばす事に集中してみるといいですよ。
リフレッシュしてみる具体的な方法は
メモ
・カラオケで歌う
・自宅で筋トレをしてみる
・無理せず休む
体を動かすことはストレス解消に役立ちます。カラオケでも筋トレでも、自分に合う方法を見つけてください。
また、過去に娘が学校に行くのがしんどいというので、一度休んでみたら?と私から言った事があります。
「いいの?」という娘に「大丈夫」と伝えたら、嬉しそうでした。
けれど実際に休んでみると、学校に行く方が良いと次の日から行きました。
ちょっとしんどいなって思ったら、遠慮なく休みましょう。
自分で考えて整理できる時間があるのは、結構いいですよ。
休んでしまったと考えるのではなく、リフレッシュする大事な時間なんだと自分に言い聞かせて下さいね。
自分自身
学校や勉強・部活でも忙しいのに、スマホでもメッセージのやり取りをすると、自分の時間がなくなってしまいます。
どうしても返信が辛いそんな時は「親から止められた」と言い訳する方法もあります。
受験生にもなる中学3年生。この時期は誰でもナーバスになって、周りの子の成績が上がってくると、焦りも出始めます。
そんな時は、絶対に周りと比較せず、自らの目標がどうなのか?と考える様にして下さい。
またなんでもいいので、自分がやっていて楽しい事をまずは見つけて下さい。
誰かに言う必要もありません。
自分だけの夢を持って、そのために自分で行動すること。そして行動に対しての自分を反省してみてください。
自分で自分をコントロールできる力を持って、自分でやり遂げる力を身に着ける事が大切なんです。
そうすると、他人との比較や人のせいにしなくなります。
中学生女子がめんどくさいと思っているのは?その対処法も徹底解説 まとめ
中学生の女子は思春期の中、お互いに様々な価値観が出てくるので、友人関係もめんどくさくなります。
大切な事は自分1人で悩まない事。
だんだんと、経験していくと落ち着いてきます。そして必ず対処法はあるということです。
ポイント
対処法のまとめ
- 自分の居場所を分散させる
- 学校では無理に会話しなくてもよい
- SNSは家庭のルールで触れな
- 相談する
- 嫌な事をノートに書きとめる
- カラオケで歌う
- 自宅で筋トレをしてみる
- 無理せず休む
- 夢を持つ(自分が楽しいと思う事をさがす)
- 夢に向かって出来るだけのことを自分で計画してやってみる
悩みが多くなると、症状は身体に出てくることもあります。
そうなる前に、今回紹介した対処法を試して、自分なりの対処法を持っておくこと。
また、周りの大人に相談してみるのも有効です。勇気を出して話してみれば、悩みに対する明確な答えを大人なら持っている可能性があるからです。
中学生女子は何かとめんどくさい事が多いです。わかります。多くの中学生女子は同じ理由で悩んでいます。
この記事を読んで、あなたが少しでも心が軽くなってくれたら嬉しいです。