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ガソリンの入れすぎは故障の原因!?注意点と対策をご紹介!!

ガソリンを入れているとノズルが「カチッ」と音がして止まりますよね。

止まってからもガソリンをついつい入れすぎてしまうことありませんか?

実はその行為は車の故障やトラブルの原因になることがあるのです。

今回はがガソリンの入れすぎによる危険性を皆さんにお伝えしたく記事にしました。

 

 

ガソリンの入れすぎは故障の原因!?故障や火災の原因にも!

ズバリ!! ガソリンの入れすぎは故障やトラブルの原因につながります。

セルフのスタンドでは、「満タン自動停止後の追加給油」は禁止事項として掲げています。

禁止事項になっている理由は、以下の影響があるからです。

 

ガソリンの入れすぎによる影響

  • ガソリンの入れすぎでタンクから漏れる
  • 漏れると車内の部品に付着して破損の原因につながる
  • ガソリンが垂れることで車の塗装が剥げる原因につながる
  • 車についたガソリンにより火災発生のリスクがある
  • 燃料タンクの内の圧力が高くなり部品故障につながる

ガソリン入れすぎの危険性を理解して、トラブルを回避してほしいと思います。

実際に起こった事例をご紹介します。

 

ガソリンの入れすぎによる部品故障

燃料タンクにガソリンを入れすぎてしまうと、タンクの近くの装置にガソリンが流出してしまい

エンジン不調につながり最悪の場合、部品故障につながります

またガソリンが流れこむことで車内に異臭(ガソリン臭)もするため最悪です。

給油口位置の近くに、装置があることを意識してガソリンを目一杯入れることは絶対に止めてください。

修理代の目安:部品代 約12,000円  工賃 約20,000円

 

ガソリンの入れすぎによる車両火災

ガソリンの入れすぎによりタンクから吹きこぼれ火災に至ったケースもあります。

吹きこぼれたガソリンは、たばこの火や静電気から引火して車両火災に繋がります。

ガソリンタンクのギリギリまで入れてしまうと、キャップからも漏れ出てしまい

場合によっては車の塗装が剥げてしまうケースもあります。

 

給油機が自動で止まったら、満タンになったと認識して給油を終わりにしましょう。

ガソリンが垂れるなどして車に付着した場合は、放置せず必ずふき取ることも大切です。

塗装代の目安:部分塗装 約30,000円

 

 

ガソリンを入れる際の注意点・センサーやタンクに注意

ストップセンサーを理解しよう

ガソリン入れているときノズルが「カチッ」音を出して止まります。

何のために止まっているのでしょうか?

 

ガソリンスタンドの給油ノズルには「ストップセンサー」が付いており、センサーにより自動停止機能が

働くようになっていて、ある一定量を給油したら自動で止まる仕組みになっています。

 

給油ストップセンサーの仕組み

ノズルの先に検知口がついており、ノズル内に空気が流れているいる状態で給油が可能。

ガソリンが満タンになり真空に近い状態になると給油がストップする仕様になっている。

ストップセンサーが働いた状態でも、真空にならないようにゆっくり給油すれば更に注ぎ足すことも可能

しかし、その継ぎ足し行為が故障・トラブルの原因になるので絶対に行ってはならない。

 

多くの人がストップセンサーで止まった後でも、ギリギリまで給油しがちですが

ストップセンサーで自動的に給油が止まった=「正しい満タン」ということを理解しておきましょう。

 

燃料タンクの構造を知ろう

車の燃料タンクの設計容量は、100%給油する設計になっていません。

概ね90%に抑えるように設計されています。

 

なぜそのような設計になっているの?

タンクの残り約10%は空気を入れて層にする仕組みとなっています。

ガソリンは熱で膨張して容積が増えるます。温度が10℃上がると、容積が1.2倍になる性質があり

10℃のガソリン50Lがそれぞれ温度が上がると20℃で+0.7L、30℃で+1.4L、40℃で+2L になります

 

車が稼働すると熱源となってしまい、必然的にガソリンも温まってしまいます。

そのため、車を設計するにあたって燃料タンクに約10%分の空気を入れるためのゆとりを持たせて

熱影響のリスクを回避する構造としているのです。つまりタンクに余裕を持たせている訳です。

こうした燃料タンクの構造もあるので、ガソリンの100%給油は、絶対に禁止です。

 

ガソリンの入れすぎを防止する対策・基本動作を覚えよう!!

トラブルを招かないために絶対守ってほしいこと → 「オートストップ」=「満タン」

合せて給油における基本動作を実践しましょう

 

給油の基本動作

  1. 給油ノズルを燃料タンクの止まるところまで確実に差し込む。
  2. 給油ノズルのレバーをゆっくり止まるところまで確実に引く。
  3. ストップセンサーが止まったら、それ以上の給油はしない。
  4. 給油後は、ゆっくりと給油ノズルを確実に元の位置に戻す。

また、セルフガソリンスタンドは全体の約35%を占めており、日常的にセルフで

給油する機会が増えてきています。

自分で給油する機会が増えているからこそ、今回ご紹介した内容を確実に守って

車の故障リスクを回避しましょう。

引用先 → 20年で1%未満から30%超に!! セルフ式ガソリンスタンドなぜ急増?? 総数激減の裏で転換進む訳

 

 

ガソリンの入れすぎは故障の原因!?注意点と対策をご紹介!!まとめ

ガソリンの入れすぎは故障の原因!?

  • ガソリンの入れすぎは故障やトラブルの原因につながります。
  • 部品故障や車両火災につながる恐れがあるので絶対にやめましょう。

 

ガソリンを入れる際の注意点

  • ストップセンサーを理解しよう → ストップセンサーにより給油が止まった=「正しい満タン」
  • 燃料タンクの構造を知ろう   → タンクは熱影響を考慮して90%に抑えるように設計されている

 

ガソリンの入れすぎを防止する対策

  • 「オートストップ」=「満タン」を守る
  • 給油の基本動作を徹底

今回の記事では、ガソリンを入れすぎることの危険性をご紹介しました。

日頃何気なく行動にリスクが潜んでいることが分かったと思います。

私も日頃から意識するようになりました、皆さんもちょっとした意識で大きな事故を

防ぐことができます。今回紹介した内容を是非とも実践していただいて

快適なカーライフにつながれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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