大人も子どもも年齢を問わず「好きな食べ物ランキング」の上位に入っているであろうハンバーグですが、いざご家庭で作って食べようとすると中が生焼け・・・。そんな経験ありませんか?
せっかく作ったのに残念な気持ちになってしまいますよね。実はハンバーグが生焼けだった時は、電子レンジ加熱で対処できるのです!
この記事では、ハンバーグが生焼けだった時の対処法やその原因、ハンバーグの生焼けを防ぐ作り方などをご紹介していきます。
ご家庭でも美味しいハンバーグが簡単に作れるようお手伝いさせていただきます。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
Contents
ハンバーグが生焼けだった時は電子レンジ加熱で解決!
ハンバーグが生焼けだった時は電子レンジで追加加熱することで、中まで火が通ったハンバーグになります!
ここでは電子レンジ加熱のメリット、デメリットとその対処法をご紹介します!
ハンバーグの生焼けはなぜ電子レンジで解消できるの?
電子レンジは食品中に含まれる水分子を振動させ、その摩擦熱で食品を加熱しています。
ハンバーグにも水分・油が含まれるため、電子レンジで加熱することで中まで加熱され火が通ります。
レンジ加熱のポイントはまず30秒追加加熱すること!
ここでは、ハンバーグが生焼けだった場合の手順とポイントをご紹介します。
- ハンバーグを耐熱皿に移し並べる
- ふんわりとラップをかける
- 600Wで30秒ずつ加熱する
- 火の通り加減を確認しながら10~20秒ずつ追加加熱する
ポイントはまず30秒加熱することです!
電子レンジの加熱力は強く、いきなり1分や2分加熱してしまうと水分と油分が抜けぱさぱさした食感のハンバーグになってしまいます。
そのためまず30秒で加熱具合を確認し、その後は10秒や20秒ずづ追加加熱していきます。
ハンバーグが生焼けだったとき電子レンジを使うことのメリット
- 確実に中まで火が通る
- 時間がかからない
- 手軽にリカバリーができる
メリットを3つ挙げました。「失敗した!」と思っても、電子レンジだとそこからのリカバリーが簡単です!
確実に短時間で解決できるため、ハンバーグが生焼けだった時は電子レンジを使用することをオススメします!
ハンバーグが生焼けだったとき電子レンジを使うことのでデメリット
- パサつきやすい
- 加熱のしすぎは硬くなってしまう
- 洗い物・工程が増える
デメリットも3つご紹介しました。
まず、電子レンジで加熱すると水分が蒸発してしまうため、どうしてもパサつきやすくなってしまいます。
パサつきを防ぐために、ラップをふんわりとかけて、水分の余計な蒸発を防ぎましょう!
電子レンジで加熱したハンバーグは、水と油を含んでいるためハンバーグ自体の温度が100度前後になります。
ハンバーグ自体の熱でラップが溶けてしまう可能性があるため、ラップはふんわりと掛けるのを意識しましょう。
加熱のしすぎはハンバーグが硬くなってしまう原因に・・・。加熱時間は様子をみながら慎重に追加していきましょう。
工程や洗いものについては、どうしても避けられませんが、ハンバーグの生焼けが解消できるため必要なものと考えましょう♪
ハンバーグが生焼けになってしまう原因は?
ではここで、そもそもなぜ手作りハンバーグは生焼けになりやすいのか、その原因をみていきましょう。
ハンバーグのタネが分厚い
ひとつめの原因としては「ハンバーグのタネが分厚い」ことです。
タネが分厚いと中に火が通るまで時間がかかり、生焼けになりやすいのです。
空気抜きが不十分
ハンバーグを形成する過程で、ハンバーグのタネを両手でキャッチボールのように「パンパン」とキャッチし、タネの中の空気を抜く作業を「空気抜き」といいます。
この作業をすることで、タネの中の空気が膨らみ焼きムラができるのを防いでくれます。
逆にこの作業が出来ていないと、タネの中の空気が熱で膨張し割れてしまいます・・・。
焼くときの火力が強すぎる
「ハンバーグに焼き目をしっかり付けたい」という気持ちか、初めから強火で加熱していませんか?
生のハンバーグをいきなり強火で加熱してしまうと、表面だけどんどん焼けていき中には日が通りにくくなり生焼けになってしまうのです!
ハンバーグの生焼けを防ぐ方法
では、ハンバーグの生焼けを未然に防ぐ方法とコツをご紹介します!
「もう生焼けになってしまった!」という方は電子レンジで挽回して、次回からの参考にしてくださいね♪
空気抜きを忘れない
ハンバーグのタネを形成するとき、タネを両手でキャッチボールして空気を抜いてください。
10~20回ずつキャッチボールをしてから焼くようにしましょう。
たったこのひと手間で、型崩れや焼きムラを防ぐことが出来ます!
ハンバーグのタネを平たく楕円形に形成し中央をへこます
レストランのような俵型のハンバーグも憧れますが、ご家庭で生のひき肉を使用する時はしっかりと火を通すことが必要です。
メンチカツやハンバーグなどの生のひき肉から作られる製品は、動物の種類に関わらず、ひき肉に付着している病原体が中心部まで入ってしまいます。多くの病原体は75 ℃で1分間以上の加熱で死滅することから、中心部までしっかり火を通すことが重要です。
しかし、これらの製品は外側が焼けていても、中は生焼けになっていることがあります。中心部まで火が通っているか不安な場合は、肉汁の色や断面の色など見た目での確認が重要です。 生のひき肉を使った製品は中心部までしっかり加熱して食中毒を防ぎましょう。
引用:厚生労働省公式HP
そのため、ご家庭では火を通りやすくするため、平たく中央をへこませて形成します。
ハンバーグを焼くときの火力は中火→水を入れて弱火で蒸し焼き
ハンバーグが生焼けになってしまう原因のひとつとして、焼くときの火力が強火になっていることです。
ハンバーグを焼くときは、まず中火で焼き目を付けます。この時、強火で焼き目を入れたくなりますが、中火です!
両面焼いたあとは、少量の水を入れて蓋をします。弱火で火を通して完成です♪
オススメのレシピをご紹介しておきますね♪
引用:玉ねぎすり下ろし!基本の柔らかハンバーグ by 白いエプロンのクマ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが371万品 (cookpad.com)
ハンバーグが生焼けかどうか確認する方法
では、ハンバーグが生焼けかどうかを判断する方法をご紹介します!
用意するのは竹串です!「焼けたかな?」というハンバーグに、竹串を刺して肉汁の色を確認してください。
赤色→まだ生焼けです。もう少し様子をみながら加熱しましょう。
透明→しっかり火が通っています!
この方法で確認していきましょう。またこの肉汁は血ではなくタンパク質の一種が赤色だからです。
ハンバーグが生焼けだったときの電子レンジ以外の対処法!
この記事では電子レンジを使った、ハンバーグの生焼け対処法をご紹介してきました。
次にご紹介するのは、電子レンジ以外での対処法です。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
オーブンを使う
フライパンで両面に焼き目を付けた後、耐熱容器に移し替えオーブンで180度のオーブンで12分程度加熱します♪
時間がありじっくり焼いてみたい方にオススメです。
レシピをご紹介しておきます。
引用:簡単ハンバーグ by 家飲み料理人チョコ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが371万品 (cookpad.com)
煮込みハンバーグにする
生焼けだった時は、思い切って煮込みハンバーグに変更してしまうのもありです!
私はトマト缶を使用してよく煮込みハンバーグを作りますよ♪
生焼けの心配もないですし、とっても簡単で子どももパクパク食べてくれます。
引用:トマト缶で作る♡トマトハンバーグ煮込み by Norie♡ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが371万品 (cookpad.com)
フライパンで再度蒸し焼きにする
こちらは、フライパンに少量の水を入れて再度加熱・蒸し焼きにする方法です。
火力は弱火で、焦げに注意して蒸してくださいね。
ハンバーグが生焼けだった時の電子レンジなどの対処法をご紹介!のまとめ
いかがでしたでしょうか?この記事を以下にまとめておきます。
- ハンバーグが生焼けだった時電子レンジで加熱することで生焼けを解消できます!
- 600Wで30秒ずつ加熱しましょう
- パサパサになりやすいためラップをかけて予防しましょう
- 分厚い・空気抜き忘れ・強火は生焼けになる原因!
- 平たくくぼませて形成、火力は中火→弱火
- 竹串を刺して、肉汁が透明になればOK!
- オーブン・煮込みハンバーグ・再度蒸し焼きなどの対処法もあります
ハンバーグが生焼けだった時のショックを、この記事を見て挽回しましょう♪
あなたのお役に立てれば幸いです・・・。