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ハンバーグの生焼けの見分け方・ハンバーグが少し赤いのは大丈夫?生焼けの見分け方は肉汁で確認!

おかあさん
「外はしっかり焼けてるけど中が赤い‥‥」

「結構焼いてるのに中が赤いのはどうして?」
おかあさん

みなさんも経験があると思います。

それは生焼け硝酸塩が原因のことが多いです。

今回はハンバーグの中が少し赤いその原因と、生焼けの見分け方について紹介します。

 

ハンバーグが少し赤いのは大丈夫?生焼けの場合は注意!

ハンバーグの中が少し赤いときは、ハンバーグの中が生焼けの状態か、硝酸塩とミオグロビンによる変色が原因のことが多いです。

1番気になることは、食べても大丈夫かと言うところだと思います。

硝酸塩とミオグロビンによる変色の場合はとくに問題はないので食べても大丈夫です。

ですが、生焼けの場合は、食中毒の危険性があるので、食べてはいけません

ハンバーグの中までしっかり加熱する必要があります。

この2つの原因を、詳しく説明していきます。

 

 

ハンバーグが少し赤い原因は生焼けと硝酸塩による変色の2つ

挽肉が生焼けの状態

まず始めに、挽肉が生焼けの状態なことが原因の場合は、

  • 強火で焼いている
  • ハンバーグが厚い
  • 焼き時間が短い

これらに当てはまることが多いです。

 

強火で焼くと、ハンバーグの表面にはすぐに火が通りますが、中に火が通る前に表面が焦げてしまいます。

ハンバーグは中火または弱火でじっくり火を通すと、中までしっかり加熱することができますし、ふっくらジューシーに焼き上げることができます。

 

ハンバーグの厚みがありすぎるのも、火が通るまでに時間がかかるため、【1~1.5cmくらい】の厚みがおすすめです。

また、火が通りにくい中心をくぼませて、少し薄くすると、火の通りがむらなく均等になります。

 

焦げないように気にしすぎて、焼き時間が短くなってしまったというのも生焼けの原因になることが多いです。

急いでいて、じっくり焼いていられないときは、ハンバーグを小さくしたり、酒や水を少し入れて蒸し焼きにすると時短になります。

 

生焼けのハンバーグは、食中毒の危険性があるので食べないようにしましょう。

ある程度加熱すると菌は増えにくいと言いますが、あまりにも火が通っていなかったり、食べた人の体の調子や、挽肉の保存の仕方によっては菌が増殖し、食中毒が起こる事があります。

食中毒の症状は、早くても食べてから【2時間後くらい】から発症するようです。

生焼けのハンバーグを食べてしまっても、慌てずに様子を見て、腹痛や嘔吐、血便などの症状が出た場合は、病院で見てもらいましょう。

 

硝酸塩とミオグロビンによる変色

もう一つの原因として考えられるのは、硝酸塩とミオグロビンによる変色です。

ハンバーグの材料に挽肉と玉ねぎは必ずと言って良いほど入っていると思います。

その挽肉に含まれているミオグロビン玉ねぎに含まれている硝酸塩を混ぜ合わせると、亜硝酸塩に変化します。

その亜硝酸塩が赤っぽく発色する性質があるので、ハンバーグが赤く見えるのです。

ハンバーグのたねを作ってから、焼くまでの時間が長い場合に多く見られるようです。

 

この亜硝酸塩はハムやたらこなどを、食欲をそそる美味しそうな発色にするためにも使われています。

亜硝酸塩自体は食べても害はなく安全です。

なので、この場合はハンバーグの中が少し赤くてもべても大丈夫ということになります。

この赤身が気になる場合は、ハンバーグのたねを作った後すぐに焼くことをおすすめします。

 

ハンバーグが少し赤い!?生焼けの見分け方とは?

 

ハンバーグの生焼けの見分け方は、肉汁の色を見て判断することができます。

竹串などで、ハンバーグの中心を刺して、出てくる肉汁が透明であれば、火が通っている証拠なので、生焼けではありません。

反対に、出てくる肉汁が赤っぽい色であれば、火が通っていない証拠なので、生焼けになります。

冷凍した肉を解凍したときに出てくるドリップのような色の肉汁をイメージして下さい。

 

ハンバーグの挽肉が赤いだけでは、生焼けかどうかは判断できないので、肉汁を見て確かめましょう。

 

ハンバーグが少し赤い!生焼けのときの対処法3つ

蒸し焼きをする

焼き時間が短くて生焼けになってしまった時などにおすすめなのが、蒸し焼きです。

水を少し入れて、フライパンに蓋をし、弱火で【5分くらい】蒸し焼きをします。

あまり火が強いと、中に火が通る前に、表面が焦げてしまうので気を付けましょう。

酒を入れると風味が良くなりますよ。

蒸し焼きの時間は、ハンバーグの大きさにもよるので、様子を見ながら火を通していきましょう

 

レンジで加熱する

 

強火で焼いてしまって、表面がこれ以上焼くと焦げてしまいそうなときや、表面をこれ以上焼きたくないときには、レンジで加熱するのがおすすめです。

ハンバーグの水分が飛びすぎないように、ふんわりラップをかけて、【500~600W】【30秒ずつくらい】に分けて、様子を見ながら加熱して下さい。

ラップをぴったりかけてしまうと破裂する危険性があるので、ふんわりかけましょう。

加熱し過ぎも、水分が飛んでパサパサしたハンバーグになってしまうので、少しずつ温めるのがポイントです。

 

煮込み料理に変更する

煮込み料理は、表面はしっかり焼けていて、もう焼きたくないときや、ハンバーグを割ってしまい、形が崩れているときにおすすめです。

トマトベースや和風あんかけなど、いろいろなソースで洋食にも和食風にもできます。

今回は、トマトソース和風きのこ餡かけのレシピを紹介します。

普通のハンバーグのアレンジとしても是非参考にしてみて下さい。

 

《トマトソース》

 

■材料(ハンバーグ4個分)

  • トマト缶(カット)‥‥1缶(400g)
  • 水‥‥150ml
  • コンソメ‥‥1個
  • ローリエ‥‥1枚
  • ケチャップ‥‥大さじ2
  • 赤ワイン(酒でもOK)‥‥大さじ1
  • 中濃ソース‥‥大さじ1/2
  • きび砂糖‥‥小さじ2
  • 醤油‥‥小さじ1
  • 塩コショウ‥‥少々
  • にんにくすりおろし‥‥少々
  • しめじ‥‥1/2パック

 

■作り方

ハンバーグを焼いたフライパンにトマトソースの全ての材料を入れ、混ぜ合わせる。※ハンバーグも入れたまま

中火弱で【10~15分】煮込む。

お好みでパセリのみじん切りなどを振りかけて完成

参考 cookpad

 

 

《和風キノコ餡かけ》

 

■材料(2人分)

  • しいたけ‥‥3枚
  • しめじ‥‥1/2袋
  • エリンギ‥‥50g
  • 水‥‥300cc
  • めんつゆ《3倍濃縮タイプ‥‥大さじ3
  • オイスターソース‥‥小さじ1
  • 水溶き片栗粉‥‥片栗粉と水それぞれ大さじ2※適量

■作り方

  1. きのこを食べやすい大きさに切る
  2. ハンバーグを焼いたフライパンに水・めんつゆ・オイスターソース・きのこを加えて中火弱で煮立たせる。※ハンバーグも入れたまま
  3. 沸騰してきたら、火を弱めて蓋をして煮込む。【4分】経ったらハンバーグを裏返す。
  4. 再び蓋をして【4分】煮込んだら、水溶き片栗粉を加えて火を強める。煮汁を沸騰させ、混ぜ合わせながらとろみをつける。
  5. 【1分くらい】煮立たせたら完成。

参考 cookpad

 

いつもハンバーグが少し赤い…失敗しないハンバーグの焼き方

ハンバーグの焼き方はいろいろな方法がありますが、その中でもおすすめの方法を2つ紹介します。

 

フライパンで最初中火、その後弱火でじっくり蒸し焼き!

  1. 中火でハンバーグの片面に焼き色が付くまで焼く。【1分くらい】
  2. ハンバーグの片面に焼き色が付いたら、裏に返し弱火にする。※裏面にも焼き目をしっかり付けたい場合は少し置いてから弱火にする。
  3. 水または酒を入れて蓋をし、じっくりハンバーグに火を通す。【5~7分くらい】

 

最初の中火で焼き色を付ける段階で、肉汁を閉じ込め、弱火の蒸し焼きで中まで火を通すのがポイントです。

 

よりジューシーでふっくらしたハンバーグを作るにはオーブンを使うのがおすすめ!

 

  1. フライパンでハンバーグの両面に焼き目を付ける
  2. オーブンにうつし、【180℃】【10~15分くらい】様子を見ながら焼く。

 

オーブンの方が焦げる失敗が少なく、肉汁を閉じ込めてよりジューシーになハンバーグを作ることができます。

一手間かかりますが、時間があるときに是非一度試してみて下さい。

 

生焼けのハンバーグを食べた!どうしたらいいの?

 

最後に、生焼けのハンバーグを食べてしまったとき、どうしたらいいかをお話しします。

 

まず、生焼けのハンバーグを食べてしまっても、焼き加減の具合によっては、食中毒の症状は起きないこともあります。

そして、症状も食べてすぐには起きないので、焦らず体調の様子を見るようにしましょう。

 

食中毒の症状は食べてから【2時間後くらい】から起こると言われています。

潜伏期間が【10日くらい】の菌も中にはあるようなので、しばらく注意して体調を見るようにして下さい。

 

症状としては、腹痛・嘔吐・血便などがあります。

食中毒の症状は、下痢や、吐いてしまうことが多いと思いますが、菌が体の外に出て行けば、自然と治っていくことがほとんどだと思います。

 

もしも症状が重かったり、発熱など、いつもと違うと感じた場合は、病院で見てもらいましょう。

整腸剤や吐き気止めなどで症状を抑えたり、脱水症状がある場合は、点滴を打つこともあります。

稀に死に至るほど、危険な菌も中には存在するので、気になる人は病院に行って見てもらうのが安心です。

 

逆に、生焼けのハンバーグを食べてしまった後、不安すぎてすぐに病院に行って見てもらおうとしても、症状が出ていないと、お医者さんも判断ができないので、症状が出るまでは落ち着いて様子を見るようにしましょう。

 

ハンバーグが少し赤いのは大丈夫?生焼けの見分け方は肉汁で確認!のまとめ

Q.ハンバーグが少し赤いのは大丈夫?

A.生焼けの場合は食中毒の危険性があるので食べない!

 硝酸塩とミオグロビンによる変色の場合は食べても大丈夫!

 

ハンバーグを作るときのポイント

  • ハンバーグは【1~1.5cmくらい】の厚みで、中心をくぼませて均等に火が通るように形成する。
  • 中火または弱火でじっくり火を通す。
  • じっくり火を通す時間がない場合は、ハンバーグを小さくしたり、蒸し焼きやレンジで加熱するなどで時短し、しっかり火も通す。
  • 変色による赤身が嫌な場合は、ハンバーグのたねを作った後、時間をおかないように早めに焼く。

 

Q.ハンバーグの生焼けの見分け方は?

A.竹串などでハンバーグの中心を刺して、肉汁の色を確認する。透明→しっかり火が通っている 赤っぽい→生焼け

 

ハンバーグが生焼けのときの対処法

  • 蒸し焼きをする
  • レンジで加熱する
  • 煮込み料理に変更する

 

失敗しないハンバーグの焼き方

  • フライパンで最初中火【1分くらい】、その後弱火で水や酒を入れてじっくり【5~7分くらい】蒸し焼き。
  • フライパンで両面に焼き目を付けた後、オーブンにうつし、【180℃】【10~15分】様子を見ながら焼く。

 

Q.生焼けのハンバーグを食べてしまったらどうしたらいいの?

A.食べてから【2時間後~10日くらい】まで体調の様子を見る。腹痛・嘔吐・血便などの食中毒の症状がひどい場合は、病院に行き、治療を受ける。

 

ハンバーグの生焼けは、主婦の方は特に多くの人が体験したことがあると思います。

一番大切なのは、ひき肉の色が赤いことではなく、肉汁の色が透明かを確認することです。

食中毒はとても辛いので、しっかり確認をするようにしましょう。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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