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人工芝にデメリットはある?虫が湧くのは間違った施工のせいだった!

広いお庭のある家に憧れて庭付き一戸建てを買ったものの、結局庭を手入れする時間も余裕もなく、気付けば雑草だらけに...!

そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

抜いても抜いても雑草が生えてくると、こんなことならいっそ人工芝にしてしまおうか!?と思いますよね。

他にも、近年のコロナの影響でDIYで自宅リフォームを楽しむご家庭も増え、今まで殺風景だったベランダやバルコニーに人工芝を敷いていみたいと考える方も多いようです。

 

しかし、人工芝のデメリットとして虫が湧くという口コミを見たことがありませんか?

結論から言うと、実際は人工芝に虫が湧くことはないのです!

とはいえ、間違った施工をしてしまうと虫が湧くことがあるのも事実ですので、人工芝に虫が湧いてしまう原因と、人工芝の正しい施工方法についてお伝えします。

 

人工芝のデメリットで虫が湧くと言われるのはなぜ?

人工芝のデメリットとして虫が湧くという口コミを見かけることがありますが、結論から言うとそれは間違った情報です

 

人工芝は、基本的には合成樹脂(ナイロン・ポリプロピレン・ポリエチレンなど)で作られているので、人工芝を正しく施工すれば虫にとってとても住みにくい環境になります

 

人工芝に虫が湧かない理由として以下のことが挙げられます。

  • 虫は合成樹脂(プラスチック)を食料にしないため、人工芝を好んで寄ってくることはない
  • 正しく施工すればとても水捌けが良くなり、湿度を好む虫も集まらない
  • 施工前に下地作りをしてしまえば、そもそも虫が住めない環境になる

 

確かに、虫は食料がないと生きていけないので、プラスチック製の人工芝に虫が湧くというのはおかしな話ですよね!

 

人工芝の口コミで虫が湧いたという声を見かけるのは、周りの環境によるものや、間違った施工をしたことが原因と考えられます。

 

 

人工芝に虫が湧いてしまう失敗の原因は?

先述したように、正しく施工すれば人工芝に虫が湧くことはありませんが、虫が湧いてしまう失敗の原因にはどのようなものがあるのかいくつかご紹介します。

 

人工芝を敷く庭の土が元々虫が住みやすい環境の場合

元々ガーデニングを楽しんでいたり地植えで家庭菜園をしたりしていた場合は、その土そのものが肥沃で、虫にとって住みやすい環境だといえます。

きちんと下地処理をしないと、いくら人工芝を上に敷いてもその下では虫がそのまま生息している状態になってしまうので、施工前に必ず虫の駆除をしておきましょう。

画像引用:Amazon

 

周りの環境による場合

次の大きな要因として、人工芝を敷いた場所の周りの環境によるものが挙げられます。

例えば、近くに木やプランターがあれば、もともとそこに住んでいる虫もいますよね。

しかし、虫は人工芝ではなく木やプランターに集まるので、人工芝に虫が湧いているわけではありません。

 

それよりも問題なのは、近くの植物の落ち葉などが人工芝に落ち、放置した場合です。

集まった枯葉や落ち葉をそのままにしていると、落ち葉が腐敗して腐葉土になり、腐葉土を好む虫たちが集まってきてしまいます

 

更に、日当たりが悪く水捌けが悪い場所であれば、常にジメジメとした環境になりがちなので、湿度を好む虫が寄ってくる可能性があります。

そのような環境では、虫だけではなくカビの発生も心配ですよね!こまめに落ち葉の掃除をしましょう!

 

下地の処理が不十分だった場合

雑草がある場所には虫が集まってきます。

雑草はとても強く、コンクリートも突き抜けるほどの生命力があるので、適当に処理をして人工芝を敷くだけでは不十分です!

人工芝のつなぎ目や浸透穴から雑草が生え、虫が集まる原因となります

 

また、小石や雑草などを取り除いた後は地面を完全に均一にならすこともとても大切

デコボコしたまま人工芝を敷いてしまうと、土と人工芝の隙間に空洞ができてしまい、わざわざ虫が生息できる環境を作ってしまうようなものです。

 

人工芝に溜まった土や泥をそのままにし続けた場合

人工芝の素材はプラスチックなので虫の餌にはなりませんが、雨風によって溜まった土や泥を人工芝の上に放置しないようにしましょう

少量の土や泥であれば問題ありませんが、たくさん溜まってしまうとそこに雑草の種が付着し、芽が出てくることがあります

そうなれば、その雑草を餌にする虫が寄ってくる可能性があるので、もし雑草を見つけたらすぐに除草するようにしましょう。

人工芝の泥落としには、ほうきやデッキブラシでOK!もし外用の掃除機があれば、簡単に掃除ができて楽ですね!汚れが気になる時は、高圧洗浄もおすすめです。

 

人工芝の品質が悪かった場合

人工芝には様々な品質・価格帯のものがありますが低価格の人工芝にはナイロンが使用されているタイプが多いです。ナイロンは水分を含みやすいため乾きにくく、湿度を好む虫が集まる可能性があります

更に劣化も早いので注意が必要です!

それぞれの素材の特徴を表にしましたので、参考にしてみてくださいね。

ナイロン製 ポリプロピレン製 ポリエチレン製
価格帯 ◎ 低価格 △ 高価格 ○ 普通
質感 ◎ 柔らかめ △ 硬め ○ 少し硬め
耐久性 △ 劣化が早くカビやすい ◎ とても優れた耐久性 ○ 優れた耐久性
総合評価 △ 安いが低品質 ○ 高いが高品質 ◎ 全体的にバランスが良い

 

価格面・品質面共に、ポリエチレン製がとてもバランスが良くておすすめです!

 

 

人工芝をDIYする時の正しい施工方法

ここからは、正しい施工の具体的な方法についてご説明します。

 

土の庭に人工芝を施工する場合

土の上にDIYで人工芝を施工する場合は、必ず丁寧に下地作りをしてくださいね!

ここで適当に済ませてしまうと、後から後悔することになります!

 

まず初めに、雑草と小石などを取り除き、既に虫がいる場合は併せて駆除しておきます

しぶとい雑草が多い場合は、除草剤を使うのもおすすめです。

必ず雑草の根っこまで枯らすようにしてくださいね。

画像引用:Amazon

液体タイプの除草剤は既に生えている雑草に直接散布して枯らすのに対し、顆粒タイプはゆっくりと土に浸透していくためこれから生えてこようとする雑草にも効果があるのでおすすめです!

 

これらの処理が済んだら、地面を防草シートでしっかり覆ってください

雑草は太陽の光で光合成しながら成長するので、土の上に直接人工芝を敷くだけでは浸透穴やつなぎ目から光が入り、再び雑草が生えてきてしまいます。

正しく防草シートを敷いた上に人工芝を施工すれば、雑草が生えず害虫がよってくることもありません

画像引用:Amazon

防草シートも価格帯は様々ですが、あまりにも安いものは品質が良いとは言えません

大変な思いをして施工したのに耐久性がなくまたやり直し...となっては2度手間となり、更にお金もかかります。

選ぶ際のポイント

  • 水捌けが良い
  • 遮光率が高い
  • 耐久性が高い

予算を決めた上で、これらに注目して選んでみてくださいね。

 

防草シートは、シートの端と端が重なるようにしながら敷いていきます

人工芝よりも小さくカットしてしまうと、隙間から雑草が生えてくる原因となるので、まずは大きめに敷いておき、人工芝を敷いた後に余分な部分をカットするようにしましょう。

詳しい方法はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。

 

柔らかくて水捌けの悪い土の庭に人工芝を施工する場合

土が柔らかくて水を含みやすい庭の場合は、山砂を3cmほどの厚みで敷くと安定します

ホームセンターなどで「固まる土」というものも販売されていますが、水捌けが悪いです。少しでも勾配のある場所なら問題ありませんが、勾配がない庭であれば山砂を使う方が水捌けもよく安心です。

他にも、再生砂」と呼ばれる石やコンクリートを再利用してMIXした砂は、とても水捌けが良く固まりやすいので人工芝の下地におすすめですよ。

 

元から砂利の庭に人工芝を施工する場合

庭が土ではなく、元々砂利の場合は下地作りの方法が違います。

3cm以上の大きな石は、人工芝を敷く際に不安定になったり隙間ができる原因になるので、あらかじめ取り除いてください。

砂利同士の間に隙間がある場合は、山砂などで間を埋めると安定します。

画像引用:Amazon

 

ベランダなどコンクリートの上に施工する場合

コンクリートの上に施工する場合、土とは違って地面に専用のピンを刺すことができません。

まずコンクリート面をきれいに掃除した後、直接両面テープで人工芝を貼り付けていきます

人工芝専用の粘着テープは、人工芝の裏面の凹凸にもしっかりフィットして固定してくれます。

他にも強力な両面テープが販売されていますが、一般的な両面テープとは用途が全く違いますし、直射日光にも強いので、必ず人工芝専用の両面テープを使用するようにしましょう!

画像引用:Amazon

しかし、ここで心配なのは「また剥がす可能性がある場合」ですよね。

特に賃貸物件であれば直接貼り付けるのは避けたいところです。

そんな時は、人工芝のジョイント用の片面接着テープで人工芝を繋ぎ合わせ、コンクリートの上に置くだけにするしかありません。

画像引用:Amazon

ただし、これでは人工芝をコンクリートの上に置いているだけですから、当然使っているうちにズレてくることもあることは念頭に置いておきましょう。

コンクリートに施工する場合も透過穴のある水捌けの良い人工芝を選ぶことが大事ですよ!
透過穴が空いているタイプを選ばないと、カビが生える原因となります。

 

業者に施工を依頼する場合

ここまで色々と説明をしましたが、なんだかやっぱりDIYで施工するのは大変そう...と感じた人もいますよね!

 

そんな時は、やはり思い切ってプロに依頼するのが一番安心です。

もちろんDIYで施工する方が安上がりですが、どうしても仕上がりに不安が残ります。

プロに依頼すれば、場所の特性を見極めた上で最善の方法で施工してくれます

 

しかし、どうしても気になるのは料金面ですよね。

きちんとしたプロに依頼した場合の料金の相場は、人工芝の値段と施工費の合計で「1㎡あたり約1万円」です。

仮に10坪の庭なら、約33万円ほどかかる計算...。高いですが、安心を買うと思えば納得です。

 

もちろん料金設定はピンキリですが、あまりにも安い業者は雑な施工したり、品質の悪い人工芝を扱っている可能性があるのでできちんと見極めた上で利用しましょう。

 

 

人工芝にデメリットはある?虫が湧くのは間違った施工のせいだった!まとめ

いかがでしたか?

人工芝に虫が湧かないよう正しく施工するためには、いくつか重要なポイントがあることがわかりましたね。

  • 人工芝の素材上、正しく施工すれば虫が湧くことはない
  • 施工前の下地処理をしっかりしないと虫が住み着く原因となる
  • 虫の好む雑草は徹底的に取り除く
  • 人工芝を選ぶ時は透過穴のある水捌けが良いものを選ぶ
  • プロに依頼する場合は1㎡あたり1万円が相場

DIYでは下地作りが大変そうに感じますが、人工芝を正しく施工することで虫や雑草とは無縁の生活が送れるようになりますよ!

天然芝とは別の良さがある人工芝ライフを存分に楽しんでくださいね。

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