最近気温が上がってきましたね。
日中なら半袖でちょうど良い日も増えました。
とは言え朝晩は肌寒く感じる日もあります。
この季節、子供を持つパパママのちょっとした悩みは、子供の服装ではないでしょうか。
子供は体温が大人に比べて高くなりがちで、遊びまわることから、「衣類は大人より1枚少なめ」と聞いたことはありませんか?
一枚少なめといえど、どんな気候でも当てはまるのでしょうか。
特に、制服がない保育園や子供は、いつごろ半袖に衣替えをしたら良いか、悩ましいですよね。
今回は、子供の衣替え時期や着せ方について、今後の目安になる情報をお届けします!
Contents
子供の半袖はいつから?適切な気温を知ろう
天気予報で気温を参考に、子供の服を選ぶ方も多いと思います。
長袖と半袖を切り替える気温は25℃といわれています。
気温は重要ですが注意したいのは、「最高気温」と「平均気温」です。
最高気温は、1日のどこかで到達する一番高い温度のため、服装選びで考慮したいのは平均気温、または、主に活動する日中の気温ですね。
それをふまえて、おおよその服装の目安は、以下の服装と言われています。
- 平均気温が16~20℃
少し肌寒いと感じる気温です。
肌着と長袖Tシャツにプラスして、体温調整のために羽織りになるようなものが1枚あると良いですね。
- 平均気温が21~25℃
子供は動きまわり体温も高いため、日差しが強い日中であれば、肌着と半袖で快適に過ごせるでしょう。
曇りや雨の日差しが無い天候の場合や、朝晩の冷え対策で、羽織りを着たり、長袖で過ごすのが良いと言えます。
- 平均気温が25℃以上
熱中症を避けるためにも、薄手の袖なし肌着と半袖を着せて、なるべく涼しく過ごせるようにしましょう。
子供の肌着も半袖がいい?肌着のタイプと素材で選ぼう
子供の服装では肌着選びも悩ましいものですね。
特に気温が高くなってきてから、半袖にするか袖なしにするか、はたまた、肌着はいらないのでは?と迷ってしまいます。
肌着の役割を知ることと、肌着のタイプや素材にも着目し、快適な服装を選びましょう。
子供の肌着の役割
- 汗を吸収し清潔に保つ
- 通気性を高めたり、防寒・身体の冷えを防ぐ
- 地肌が透けるのを防ぐ
一番の役割は汗を吸収してくれる点です。
子供の肌着は綿素材であることが多いですよね。
これは綿が汗を素早く吸収・熱を発散するという特徴のためです。
汗をかいてそのままにしておくことは、体の冷えにつながります。
汗が乾く際に体の熱を奪うためですが、肌着を着ていることで、この対策になるのです。
また、子供は汗をかきやすく、あせもなどの肌トラブルを避けるためにも、肌着は重要になります。
そのほか皮脂や汗を吸着し、肌を清潔に保ってくれる役割もあります。
2つ目に、衣服内と外気の温度変化を小さくすることも肌着の役割です。
特に、肌着に多い綿素材は、汗をかく季節には汗を吸い外に発散し、寒い時期には身体の熱を保つ役割をします。
子供とはいえ、Tシャツの下が透けることは避けたいですね。
地肌が透けないようにするのも肌着の重要な役割の一つです。
子供の肌着のタイプ
袖がない分、腕が動かしやすいことと、涼しさを重視する場合はタンクトップが良いでしょう。 特に真夏・猛暑には活躍します。 ただ肩を冷やしやすいので、冷房の聞いた室内などでは羽織りなどで温度調節ができるようにしましょう。
・半袖肌着
半袖肌着は上に着る洋服が長袖、半袖に関わらず着させれるので使い勝手も良いですね。
脇の布があるので、汗もしっかり吸い取ってくれ、肩の冷え対策にもなります。
・長袖肌着
秋冬の、半袖肌着では防寒対策として寒い場合に着せます。
長袖の化繊の衣類などが、子供のデリケートな肌に直接触れることを防ぐという利点もありますね。
・ボディ肌着、ロンパース
上下がくっついており、お腹まで隠れるタイプの肌着です。
股下でボタンで止めて着用するものです。
ハイハイしたり歩きはじめの子供で、自分で着替えができない0~2歳前後までは、お腹の冷えを防ぐためにも着せたい肌着の一つです。
袖は半袖タイプと長袖タイプのものが基本ですが、気温に合わせて調節しましょう。
子供の肌着の素材
・綿/コットン: おすすめの肌着といえば綿ですね。綿100%の肌着は特に、綿の特徴を発揮できる素材です。 綿肌着は肌触りがよく、肌への刺激が少ないのがメリット。 汗を吸い夏は涼しく、冬は暖かいのが綿の特徴でもあります。 静電気も起きにくいことや、丈夫な素材である点も、子供の肌着としては嬉しいですね。
・機能性素材
UNIQLOのエアリズム、ヒートテックなどに代表される、化繊でも通気性、保温性に優れた機能を持つ下着もありますね。
子供用も売られており、気温に応じて活用しても良いでしょう。
ただ、子供によっては痒みや肌荒れがみられる場合もあるようなので、着用させる際は肌の状態を気にしてあげることも必要でしょう。
子供のパジャマはいつから半袖にする?
こんな質問がありました。
今の時期、子供のパジャマは半袖を着せてますか?湿気が多く窓を閉めると暑いのですが、薄手の長袖肌着と長ズボンをはかせて寝かせてます。
引用 YAHOO!知恵袋
日中の服装については、親である自分や周りの大人(保育園の先生など)が調整してあげることも可能です。
でも寝ている間の子供のパジャマはどうしよう?と気になる方もいらっしゃいますよね。
人が深い睡眠を得るには、代謝が低下し体温が下がった状態である必要があります。
そこで、気温と服装の関係も意識しながら、暑すぎない・冷えすぎない快適な服装であること、が子供の体調にもベストだと思います。
「快適な服装」のポイントは、
- 汗をかきすぎていない
- 手足が冷えていない
- 布団を被っている
といった点でしょう。
汗をかきすぎると、日中同様に、汗が乾く過程で熱が奪われてしまい、冷えにつながります。
また、半袖のパジャマで子供を寝かせていて、子供の腕や足がやけに冷たいといった時は、薄手の長袖・長ズボンか、薄手の布団をかけるなどで調整するのが良いでしょう。
子供が、かけたはずの布団から、はみ出してしまうことはよくあります。
これは子供の寝相もありますが、暑い場合もあるようです。
最低限お腹が冷えないようにお腹に薄手の布団をかけてあげたり、腹巻でお腹が出ないように対策するのも良いですね。
※睡眠と体温:参考 TERUMO
子供の半袖はいつから?パパママは知っておきたいベストな基準はこれ!のまとめ
- 半袖と長袖の切り替えは、平均温度25℃を目安に
- 肌着や羽織りで子供の体温調節をしよう
- 肌着は機能面と肌触りから綿素材がおすすめ
日中と朝晩の気温差が激しい季節は、特に、服装で子供の体温調節を助け、快適に遊ばせてあげたいですね。
また、どのような服装が健康的な生活を支えるかも、改めて確認できたかと思います!
私も、本格的に暑い夏を前に、子供の衣替えを少しづつ進めていきたいと思います。