コロナ禍により、外出する時は一年中マスクをしなければならない世の中になりました。
それによって、様々な悩みが生じてきています。
そのひとつ。
マスクから漏れる呼吸の湿気によって、前髪がびしょびしょになったりうねったりして、不快感を感じることはありませんか。
そこで、今回は、前髪がびしょびしょになるのを防ぐ方法をお教えします。
Contents
マスクは結構蒸れる!それによって前髪がびしょびしょに!
マスクの対処方法として、まずはマスクを正しいサイズで選ぶ事です。
ノーズフィッター付きのマスクを選ぶという方法もあります。
前髪の対処方法もあります。
前髪を崩れないようにスプレーを使ってセットする方法や前髪の湿気を防止するためベビーパウダーを使う方法があります。いっそのこと、前髪を上げてしまうというのもありですね。
また、呼吸法を見直すということも大切になります。
ではそれぞれ見ていきましょう。
マスクで前髪がびしょびしょになる人はマスクを見直そう!
マスクは正しいサイズを選ぶ
呼吸の湿気で、前髪のセットが崩れてしまうことがあります。
マスクからの湿気が前髪に影響するということは、鼻の付け根辺りに隙間があるということ。
つまり、マスクと顔のサイズがあっていないということなのです。
そういう時は、マスクサイズを変えるのが一番です。
ベストなマスクサイズというのは、正面から見て頬が隠れ、頬との間に隙間ができないものです。
まず最適なサイズを見つけてみましょう。
①親指と人差し指で「L字」形をつくります。
②耳の付け根にL字の親指の先端、鼻の付け根から1センチ下に人差し指の先端をあてます。
③親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安になります。
測った長さが、
9〜11cm→子供用サイズがおすすめ
10.5〜12.5cm→小さめサイズがおすすめ
12〜14.5cm→ふつうサイズがおすすめ
14cm以上→大きめサイズがおすすめ
適切なサイズが見つかったら、そのマスクを正しくつけましょう。
マスクには上下だけでなく裏表があります。
それに気をつけて、正しくマスクを着用しましょう。
そうすると、頬がすっぽり隠れて、前から見ると頬骨が見えない形になり、顔の輪郭にフィットしますよ。
ノーズフィッター付きマスクを選ぶ
前髪が濡れるのは、マスクと顔の隙間から漏れる呼気が原因です。
これはメガネがくもってしまう理由と同じです。
なのでメガネのくもり防止策を前髪の湿気対策にも応用できます。
そこで、ノーズフィッター付きのマスクを選ぶといいでしょう。
また、いつものマスクにくっつけるだけの「ノーズパット」という商品もあります。
このようにメガネのくもりを軽減する方法は前髪の湿気対策にも使えますね。
参考までに警視庁のホームページに掲載してあるメガネのくもり防止策をご紹介します。
方法 1)マスクの上部を内側に折り曲げるだけです。
これだけでも、普通にマスクを装着するより大分眼鏡が曇らなくなります。方法 2)マスクの内側に四つ折りにしたティッシュを添えます。
この方法では、全く眼鏡が曇りませんでした。
外見もほとんど違和感ありません。
引用:警視庁
これらはメガネのくもり防止策ですが、試してみる価値ありです。
マスクで前髪がびしょびしょになる人は前髪を見直そう!
前髪をスプレーでかためる
根元を濡らして、引っ張るようにブローしてクセをとってください。ロールブラシがおすすめです。
ストレートアイロンなどで自分の好みにセットします。そして、ヘアスプレーを前髪全体に吹き付けます。
この時あまりつけすぎるのは重みが出てしまい前髪が下がってしまう恐れがあります。
スプレーを使うのは必要な部分のみにするのがおすすめです。
ベビーパウダーを利用する
ベビーパウダーは、そもそも代謝が高いため汗を多くかいてあせもができやすい赤ちゃんのために作られたアイテムです。
余分な汗を吸着して、肌をさらさらにする効果があります。
なので、湿気による前髪の崩れにも効果があります。
前髪のセットが終わったら、額から髪の生え際にかけて、ベビーパウダーを少量つけます。
手に残ったパウダーは髪の毛に直接つけて馴染ませてあげるといいでしょう。
ベビーパウダーの魅力はそのコスト。
大容量なのに、ほとんどが500円を切るほどの低価格です。
コスパが良くて、美容アイテムとしても優秀なベビーパウダー、利用しない手はありませんね。
前髪を上げる
いっそのこと前髪をあげてしまえば汗でびちょびちょになる心配はなくなります。
年中前髪が気になってしまう人は、そのような手もあります。
イメージチェンジをして楽しみましょう!
マスクで前髪がびしょびしょになる人は呼吸法を見直そう!
鼻呼吸を意識する
口呼吸は鼻呼吸より吐き出す息に湿気を多く含みます。
なので、口呼吸が多いと呼気によりマスク内の湿度があがり、それが漏れて前髪が崩れる原因の一つになります。
そこで、鼻呼吸を意識することが大切なのです。
ここで話が少し脇道にそれてしまいますが、鼻呼吸の話をしていきましょう。
鼻呼吸だと、鼻から空気が通る際に細菌やウイルスを除去してくれるので、鼻から入った空気は口から入る空気より感染症にかかるリスクが少なくなります。
一方口呼吸だと、こうした事はなく直接ごみも細菌も入ってきてしまいます。怖いですね!
また、鼻から冷たい乾いた空気が通った時は加湿して温める機能まであります。
口呼吸ではここまで温められることなく、冷たいまま肺に届けられるので、肺の免疫力が低下したり、肺にかかる負担が大きくなります。
だから鼻呼吸は健康上大切なのです。
口呼吸だと、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけではありません。
口の中が常に空気にさらされるため口の中が乾燥します。
すると、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病、歯肉炎、口内炎などを患いやすくなります。
なによりも口臭が強くなってしまいます!
また、口呼吸になってしまうと口を開けている時間が長くなり、口唇の力が弱くなります。
そうすると、歯並びが正常にでなくなり、咬み合わせが悪くなり顔の形まで変わってしまうのです。
鼻呼吸は美容のためにもいいことがわかりますね。
口呼吸を鼻呼吸に変えるのは、まずは意識することです。
私が通っている矯正歯科さんでも鼻呼吸が重要だと言われました。
そして「あいうべ体操(みらいクリニックの今井一彰院長が考案された体操)」を教えてもらいました。
簡単なのでおすすめです!
あいうべ体操のやり方は、次の4つの動作を順にくり返します。
声は出しても出さなくてもかまいません。①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
①〜④を1 セットとし、毎日1日30セットを目安に続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。
慣れるまでは、2〜3度に分けたほうが続けやすいでしょう。
入浴時にやるのがおすすめです。
引用:みらいクリニック
鼻呼吸を意識することは、前髪の湿気防止だけでなく、美容と健康のためにも大切なのですね!
マスクをしている時に前髪がびしょびしょに!?それを防ぐ方法は?のまとめ
マスクで前髪がびしょびしょになるのを防ぐためにはマスクに関しては、呼吸の湿気が漏れないように以下のことが大切でした。
・顔のサイズにあったマスクを選ぶ
・ノーズフィッター付きマスクを選ぶを選ぶ
また前髪からのアプローチもありました。
・前髪をスプレーを使ってセットする
・湿気防止のためベビーパウダーを利用する
・前髪をアップする
そして、鼻呼吸といったように呼吸法を意識することも大切だということがわかりました。
このことは美容のためだけでなく健康にもとても重要なことでした。
ここ数年は初めて出会うというのがマスク越しというのが当たり前になりました。
そうすると少しでも良く見せたいというのが人の常。
前髪の崩れは大問題ですよね。
今後長く続きそうなマスクライフが、少しでも負担にならないように上手く付き合っていけるといいですね。