学生の時は授業中やテスト中、大人になってからは真剣な会議や研修中…。
シーンとしている時に限って、お腹がグーっと鳴って恥ずかしい思いをしたことありますよね。
よりによってこんな時に!!自分のお腹を責めたくなります。
しかし、たまには人のお腹が鳴っているのが聞こえる時もありますよ。自分だけではありません。
お腹が鳴るのはおおかた、健康な証拠のようです。
とはいっても、恥ずかしいのも事実。お腹が鳴らない方法も紹介します。
稀に、病気が原因なこともあります。
自分はどちらなのか知って、対策をしましょう。
最後まで読んだらきっと、気が楽になるはずです。
Contents
なんでみんなお腹が鳴らないの?!ってそんな筈はありませんよ!!
授業中でも、会議中でも、誰かが発言していたり、盛り上がっていたらお腹の音は気になりません。
要するに周りに「音」があれば、お腹の音より大きいからわからないのです。
たまたま、シーンとしている時に鳴るから気になるのですね。
周りの人も同じです。
シーンとしたときにたまたま、誰のお腹が鳴るか、なのです。
といっても、いつも大きな音が鳴るわけではありません。
シーンとした時、たまたま大きな音が出た、という偶然の重なりですよ。
自分に一番近い位置にいるのは自分。だから自分の音が一番よく聞こえます。
人のお腹も鳴っているのだけど、距離があるから気づかない時が多いだけのです。
たまたま誰かのお腹の音が聞こえたら(自分も含めて)、「くすっ」と温かい小さな笑いが起きませんか?
決して嫌な笑いではありません。
「みんな同じなんだぁ」という安心感だったり、緊張がほぐれてホッとしたりする笑いです。
笑いを提供した、場の空気を和ませた、と思えば良いでしょう。
お腹の音を抑える方法があります!
背筋を伸ばす
お腹の中は「腹腔」という空洞です。
背筋を伸ばすと「腹腔」の面積が狭くなって、胃の運動が一時的に止まります。
するとお腹の音も鳴りにくくなるのです。
また、背筋を伸ばしたりしてそれまでの姿勢が変わると、胃の中の状態も変わるから鳴りにくくなります。
お腹の鳴る音が恥ずかしいからといって、猫背になったら逆効果ですよ。
腹式呼吸をする
腹式呼吸でお腹を膨らませます。
すると横隔膜が下がって、胃に圧力がかかります。
それによって、胃の運動を一時的に止められるそうです。
するとお腹の音が鳴りにくくなります。
腹式呼吸は健康に良いので、普段からすると良いですね。
普段から食事はゆっくり!
よく噛んで食べましょう。すると空気を一緒に飲み込まないので、体内ガスが発生しにくいです。
消化も良いですしね。
体内ガスがなければ、お腹の音もしなくなるかもしれません。
ゲップやおならも出にくくなりますよ。
何といってもよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。
すると胃は満足している状態ですから音は鳴りにくいです。
「ゆっくりよく噛んで食べなさい」って、よく言われますけど本当に良いことずくめですね。
「早寝・早起き・朝ごはん」が大事!
お腹が鳴るのは空腹だからだろう、と食事の時間でもないのにおやつなどを食べるのはあまりお勧めできません。
おやつを食べると胃への負担が大きくなります。
そもそも、学生さんは学校でおやつは食べられませんけど。
おやつでは問題の解決にはなりませんね。
それより一日三食、決まった時間にちゃんと食べましょう。
朝ごはんをしっかり食べることが特に大事です。
お昼まで胃が空き過ぎないようにしっかり食べましょう。
パンよりは腹持ちの良い「ごはん」や「おにぎり」が良いそうですよ。
朝から食欲がない、という人は遅くまで起きてギリギリまで寝ていませんか?
仕事や勉強で思うようにいかないこともあるでしょうが、規則正しい生活に勝るものはないようです。
朝ごはんをしっかり食べて、体と脳を起こさないと仕事も勉強もうまくいきませんね。
炭酸飲料は避けた方が良いかも!?
炭酸飲料は胃の調子を良くする、と聞きますね。
しかし、お腹にガスをためやすいのです。
お腹の音が気になるなら、飲まない方が良いかもしれません。
お腹の音を鳴りにくくするお薬もあります
引用Rakuten
引用Amazon
子どもから大人まで飲めるお薬が安心して飲めるので、良いですね。
他にも「整腸剤」が何種類も売ってあるので、薬剤師さんに相談したり、説明書きを読んで当てはまるものを購入してみるのも良いでしょう。
それでも改善せず、気になって仕方のないレベルなら病院で診察を受けましょう。
なんでお腹は鳴るのかな??
お腹が鳴るしくみ
胃袋は筋肉でできています。
筋肉の袋が、中の食べ物と消化液が良く混ざるように動きます。
そして胃の中の食べ物は腸に吸収されて栄養となります。
胃の動きが活発な時、中の空気が圧縮されます。
胃の中には食べ物だけでなく、食べ物と一緒に飲み込んだ空気が入っています。
その空気が胃から腸に行くときにグーグーと音が鳴るのです。
私たちの体は食後4時間くらいで「空腹時収縮」という胃の動きが起こります。
その時の胃の中の状態次第で音が鳴ったり鳴らなかったりします。
「空腹時収縮」は自分でコントロールできるものではありません。
また、「過敏性腸症候群」であることも考えられます。
これはストレスが原因と考えられます。
例えば、大腸や小腸に異常がないのに、お腹が痛い時。
お腹がやたら鳴ったり、ゴロゴロしたり、下痢したり、逆に便秘したり。
こんなことがあったら、もしかしたら「過敏性腸症候群」の可能性もあります。
ストレスで自律神経が乱れて、その上に疲れや不安・緊張などが重なって症状が起こることがあります。
お腹の鳴る音が気になるだけなら大丈夫ですよ。
しかしお腹の鳴る音と同時に「胸やけ」「吐き気」「ガスが異様に出る」「便秘」「下痢」などの症状が出たら気になりますよね。
こんな症状が続いたらまずは、病院で診察を受けてみましょう。
内科で異常が無ければ、カウンセリングに行くのも良いでしょう。
症状の原因をしっかり見つけてゆっくり治療なり養生をすれば良いと思います。
お腹の「音」で判断できることもあります
低い音で長めに「ぐーーー」と鳴る時はお腹が空いた時の音です。
胃の中のものが消化されて腸に移動したら、胃の中はすき間が多くなりますよね。
すると胃の中に空気が多くなって、その空気が移動する時「ぐーーー」と鳴ります。
背すじを伸ばしたり腹式呼吸をしてしのぎましょう。
お腹が空腹かどうかに関係なく「ギュルルギュルル」「ポコポコ」などと鳴ったら、胃ではなく腸の音でしょう。
大腸で発生したガスが動くときに「ギュルル…」と鳴るのだそうです。
大腸の中でガスが発生しやすい食べ物があるのですが、人によって違うのです。
ですので、食事の後で音が鳴っているかどうかを確認してみましょう。
こういう時は「腰をひねる」と良いそうですよ。
座った姿勢が多い人は、お腹の中のガスを流すイメージで定期的に腰をひねると良いでしょう。
運動不足が良くない、と言えますね。
「なんでみんなお腹ならないの?!いえいえ!鳴ってますよ!!」のまとめ
- お腹が鳴るのはみんな同じ、気にすることはありません
- お中の音が気になる時は背筋を伸ばす
- お腹の音が気になる時は腹式呼吸をする
- 普段からゆっくり食事をするとお腹の音は鳴りにくい
- 「早寝・早起き・朝ごはん」を心がけるとお腹の音は鳴りにくい
- 炭酸飲料は避けた方が良い
- お腹の音を抑えるお薬がある
- 過敏性腸症候群でお腹が鳴る時もある
- 過敏性腸症候群は自律神経が関係している
- お腹の鳴る「音」で音の出る場所がわかる
- 胃の動きである「空腹時収縮」は自分ではコントロールできない
いかがでしたか?
あなたのお腹の音の原因は少しわかりましたか?
「なんだ、健康なんだ」と思えたら良いですね。
もしそうでなかったら、お薬を利用したり、運動や食生活を見直してみましょう。
それでも気になる時は迷わず病院に行くのも良いですよ。
お医者さんから診てもらって、原因さえわかれば対応できますからね。
一人で気にしているのがストレスになりますよ。
明るく気楽に生きていきたいですね。
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