サジーというフルーツを知っているでしょうか?
オレンジ色をした果物で、発酵した匂いと強い酸味で有名なフルーツになります。
市場に流通してるのはジュースのような加工品になっていますが、
飲む際にサジーの持つクセの強さでそのままだと飲みずらい食品なのです。
一応単体でも飲めますが、これが他の食品と合わせると格段に飲みやすくなるのです!
そして飲んでみるとなんと美味しいことか!
今回はなぜサジーを割って飲むべきなのか、子供にも飲ませたりしてもいいのか、などの疑問に答えます。
それと牛乳や他の食材やカルピスなどで、サジーの割り方の代表的な、美味しく飲めるおすすめを紹介します!
サジーを手に取る機会があればぜひチャレンジしてみてください!
Contents
サジーの割り方を知る前に!そもそもサジーとは
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・サジーはグミ科の植物を指す。降雨量が乏しい寒暖差のある過酷な環境に育つ。
・ユーラシア大陸に広く自生する木、古くより食品や医療品として利用されてきた。
・果実の栄養価が非常に高く、スーパーフードとして300種類の栄養とビタミンが含まれている。
・医薬品や化粧品にも使われることがある。
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呼び方も国によって違い、日本や中国は「サジー」、英語圏では「シーバックソーン」と呼ばれています。
サジーはその酸っぱさや発酵したような匂いが特徴的な食品になりますが、
ビタミンCや、鉄分、アミノ酸、リンゴ酸、β-カロテンを豊富に含み、健康を意識している方は積極的に摂りたい食品です。
サジーの割り方と割る理由について
サジーの割り方と言いますが、なぜ割って飲んだ方がいいのか理由を説明しましょう。
まずサジーを原液で飲むときは30ml~60mlを目安量として飲んでください!
結構少ないと思った方が多いでしょうが、これはなぜかというと
サジーにはリンゴ酸がたくさん含まれているため、かなり酸っぱい食品であるからです。
サジーは単体でも飲めますが、胃が荒れやすくなるので、大体4~5倍に割る気持ちで飲んでいただくと良いというのが理由の一つになります。
そしてサジーは独特の酸味や発酵したような匂いから、単体で飲む際には好みが分かれます。
もちろん、単体で決して飲めないものじゃなく、飲んでもその酸っぱさが美味しいという方には好評の飲み物です。
[st-kaiwa1]酸っぱいのがもう少し飲みやすくなればいいんだけどな[/st-kaiwa1]
そんな方に朗報です。サジーですが、他の飲み物や食べ物で割って飲むと意外といけることがあります。
理由として、別の食品とサジーを割ることにより、酸味や匂いが一段と和らぎ飲みやすくなるからです。
そのこともあり、サジーは何かと割って飲んでいただくようにおすすめしているのです!
サジーの割り方と子供にあげるときの注意点!おすすめの食材も紹介
サジーはいわば果物ジュースです。薬ではありません。
必須アミノ酸をはじめ、ビタミン、ミネラルなどの子供の成長にはかかせない成分がたくさん含まれており、むしろ積極的に摂ってほしかったりします。
原液のサジーを飲むときの1回分の定量は大体30ml~60mlとされています。
お子さんに与えるときにはさらに原液の量を少なくして、3分の1ぐらいにして薄めて出すことをおすすめしています。
子供と言っても3歳の子供と10歳の子供では体の大きさもだいぶ違いますから、その子の様子を見ながら量を調整しましょう。
目安は離乳食が完了した幼児期から始めてみるといいかもしれません。酸味が強いので乳児にはまだ与えないようにしてください。
好みに合わせて様子を見ながら少量ずつ試してみると良いでしょう。
[st-kaiwa1]栄養価の高さから、野菜嫌いな子にサジーを混ぜたものを出してあげたりするのもいいでしょう。[/st-kaiwa1]
以上のように、サジーを割ってお子さんに飲ませても、基本大丈夫なものになります。
下にお子さんに与えるときに気を付けることを書いていきます。
最後のほうにサジーの割り方でおすすめのりんごジュース割りを載せておきますので、
興味が湧いたら作ってみるのもいいかもしれません。
原液や空腹の際には控えるようにする
大人が飲んでもサジーの原液はかなり酸っぱいです。
それなのに子供が原液を飲むとなるとなおさら酸っぱく感じることでしょう。
上にも書きましたが、この酸っぱさはリンゴ酸によるものです。
なので、成長途中の子供の胃には酸の刺激が強いので、お子さんにあげるようなら原液をジュースやアイスなどで薄めてから食べるようにしてください。
そして空腹の際に酸っぱいものは胃が荒れてしまうので、なるべく空腹時には控えて飲むようにしましょう。
サジーはアレルギー項目にない
サジーはグミ科と呼ばれる植物で、桃やメロンにあたるバラ科やウリ科ではないので、
主なアレルギーを引き起こす食品には分類されていません。
しかも肌が弱かったり、アトピーが出たときに飲むといいとまで言われています。
けれど上記に書いた通り、アレルギー項目にはないからこそ不安だ
という方は、小児科の先生に確認を取ってから飲ませると安心できるかもしれないです。
アレルギーが出るか不安であれば少量ずつ飲ませたり対策をしましょう。
サジーは代表的なアレルギーを起こす果物ではありませんが、果物アレルギーをお持ちの方でサジーを飲んだ後に痒みや湿疹、だるさが出たとの報告が上がっています。
果物アレルギーをお持ちの方は、十分注意してください!
酸味を嫌がるかもしれない
サジーの強い酸味は独特なので、嫌がるお子さんは多いことでしょう。
なのでいきなり原液+水割りであげると高確率で嫌がられます。
飲んでもらうコツとして、サジーを混ぜたおやつを作ったり、濃い味のジュースと割ったり、量をごく少量から与える
など、酸味をなるべく感じさせないようにすると、食べてくれるかもしれません。
また、市販のヨーグルトやプリン、アイスクリームなど味の濃いものに混ぜてもおいしく食べられます。
好みの味が見つかるといいですね!
お子さんに人気のリンゴジュース割りを紹介!
・ サジージュース ….. 50ml
・ 100%アップルジュース ….. 200ml
※下に飲んだ感想と表を作りました。飲むときの参考にしてください。
飲みやすさ | ★★★★ |
味 | ★★★★ |
香り | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
割り材としてのおすすめ食材はリンゴジュースになります。
リンゴジュースは割り材として手軽に手に入りますよね。
リンゴ果汁の甘さがサジーの酸味を和らげてくれ、軽やかな口当たりになります。
サジーの匂いもリンゴの香りで隠れてわかりずらくなるのも良い点ですね。
サジーがさわやかな後味となって、リンゴの味を際立たせます。
最初はサジーは少なめで、ジュースの割合を多めにして酸味を感じさせないようにしましょう。慣れてきたら割合はお好みで!
他はマンゴーの入った野菜ジュースも同じように甘さが濃いので、サジーの酸味が加わると、酸味がアクセントになりました。
下の項目でもジュースで割る飲み方を紹介していますので、参考にしてください!
サジーを割って飲みたいけど牛乳とかはどう?
・ サジージュース ….. 50ml
・ 牛乳 ….. 150ml
飲みやすさ | ★★★ |
味 | ★★ |
香り | ★★ |
おすすめ度 | ★ |
牛乳などの乳製品などは、割り材として優秀な部分が多いですよね。
でもサジーと合わせると、人によってかなり好みが分かれることがわかりました。試したけど私はうーん…でした。
好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いと二手に分かれる味だなというのが感想です。
牛乳にお酢を入れると固まるように、牛乳にサジーを入れるととろみがつきます。
[st-kaiwa1]とろみが苦手な方は、低脂肪乳を使ってみるといいかもしれません[/st-kaiwa1]
飲むとサジーの匂いと酸味が抑えられて、とろみがついて飲みやすくはなります。
けれど牛乳に混ぜても、匂いは完全にサジーだと思いました。
試しましたが、味も残念ながら正直あんまり美味しくなかったです。
サジーの発酵した匂いがするし、見た目が乳製品と混じっているため、あんまりよくありません。
これにより、サジーの牛乳割りはあまりおすすめできません…!
補足ですが、サジーの本場モンゴルだと、牛乳で割るのが一般的だそうです。
実際に美味しいとしておすすめしているところはありますし、製品によるものもあります。
人によって味覚は違うと思うので、気になったら試してみるといいかもしれないです。
サジーの割り方でおすすめの飲み方を紹介!
引用:業務スーパー
ここからはサジーの割り方で、おすすめの飲み方や食材を紹介しましょう!
今回使用したのが業務スーパーで売られているサジードリンクで、それをもとに調べています。
これは入手しやすく、他のサジーより安いからです。
割り材の基準は、サジーの酸味が和らいだり、酸味がアクセントになってさわやかに飲めるものをおすすめとして選びました。
上に紹介したお子さんでも飲めるものの他にも、サジーの割り方や分量を紹介し、実際に飲んでいただけるようにしています!
飲むヨーグルト
・ サジージュース ….. 50ml
・ 飲むヨーグルト(加糖) ….. 150ml
飲みやすさ | ★★★★ |
味 | ★★★★★ |
香り | ★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
これは美味しかったです。
ラッシーのような味わいなので、食後のデザートドリンクにしても◎
飲むヨーグルトの酸味と組み合わさって心地いいです。
飲むヨーグルトの味が濃いので、サジーの酸味と独特の香りが気になりません。色合いもまるでマンゴーラッシーそのもの。
酸味がほぼなくなりますので、栄養としては取り入れたいけど酸味が…という方にはおすすめしたいです!
固形のヨーグルトでも同じような味わいになり、サジーがヨーグルトソースのようになりました。
酸味が極端に気になる方は、飲むヨーグルトで一度試してみると良いでしょう。
スポーツドリンク
引用:フィネス
飲みやすさ | ★★★★★ |
味 | ★★★★ |
香り | ★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
スポーツドリンク7:サジー3で割ってみました。
スポーツドリンクは甘くてさわやかで、サジーが加わるとすっきりとした味わいになります。
スポーツドリンクの甘さがちょうどよくなり、酸味によってしゃっきり感が出てきます!
サジーと割るとスポーツドリンクでサジーの匂いがなくなるのは◎
運動後や夏におすすめです。
炭酸水
引用:フィネス
飲みやすさ | ★★★★ |
味 | ★★★ |
香り | ★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
お酢ドリンクのような味わいでした。甘い炭酸水で割っても甘さが引き締まりおいしいです。
炭酸水のシュワシュワ感が、サジーとマッチして、スッキリ飲めちゃいました。
炭酸水7:サジー3くらいが美味しく感じました。酸味でシャキッとしたり、疲労回復ができそうです。
のどごしも良くごくごく飲めます。朝の目覚めの1杯にも、気分転換にも良さそうですね。
桃ジュース
※こんな感じになります
飲みやすさ | ★★★★ |
味 | ★★★★★ |
香り | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
他に桃ジュースで試しましたが、びっくりするぐらい美味しく感じました!
結構甘い桃ジュースでしたが、サジーの酸味が加わると、甘さがキリッと引き締まり、さっぱりして美味しかったです!
香りも桃に隠れてしまうので、わかりにくいのも特徴的でした。
配合は桃ジュース7:サジー3で作りました。休憩にさらっと飲めて気分転換にもOK!
後味もさわやかで、また飲みたくなります。
サジーの割り方にはカルピスも!試す価値あり?!
・サジージュース ….. 50ml
・ 水 ….. 160ml
・ 乳酸菌飲料原液 ….. 40ml
飲みやすさ | ★★★★★ |
味 | ★★★★ |
香り | ★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★ |
飲んだ感想として、スッキリした酸味がさわやかなカルピスになりました
サジーの匂いもカルピスに隠れるので、先入観なく飲めると思います。
このサジーとの割り方は定番じゃない?と思った方も多いのではないでしょうか。
試しましたが、カルピス割りだと結構ごくごく飲めちゃいます。
カルピスの甘みと爽やかな風味が、サジーの酸味を包んでくれます。
においや酸味を気にすることなく、飲みやすい、いい組み合わせでした!
サジーの割り方はどうしたらいい?!美味しい飲み方を紹介します!まとめ
・サジーは原液でも飲めるけど、胃を痛める可能性がある為、割って飲んだ方が良い。
・原液で飲むときは30ml~60mlで、薄めるときは4~5倍で薄めるとよい
・お子さんに飲ませるときは、
①胃の成長途中の為、胃を傷めないように原液を少なめにして、別の食品と合わせて薄めるようにし、空腹時に与えない。
②アレルギー項目にサジーはないが、気になるようなら医師に相談。
③酸味が嫌がられる可能性があるので、他の食品と合わせて飲みやすいようにする、を心掛ける
・牛乳で割る場合は好みが分かれるため、注意する。
・飲むヨーグルト、スポーツドリンク、炭酸水、桃ジュースで割ったりすると、酸味が薄れたり、甘さがちょうどよくなったり引き締まったりする。
・カルピスで割ると、においや酸味が気にならずごくごく飲める
をまとめています。
どれもおいしいサジーの割り方なので、ここで紹介した割り方で、気に入ったものが見つかるといいですね。
これを機に、サジーが身近になる手助けができたらと思っています。ありがとうございました。
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