4月は入学の季節ですね。
私の甥っ子もこの春に小学1年生になります。
今から小学校入学を楽しみにしている姿を見てほほえましく思います。
さて、そうなってくると気になるのが「入学祝い」。
入学祝いは誰に渡すの?相場やマナーは?
そんな「入学祝い」に関する疑問を調査しました。
Contents
入学祝いは誰に渡すものなの?
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]友人のお子さんが入学するけど、入学祝いをあげるべきなのかな?[/st-minihukidashi]
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]入学祝いを渡そうと思うけど、お子さんに直接あげるべき?それとも親に渡すべき?[/st-minihukidashi]
いざ入学祝いを渡すことになったとき、こんな疑問が浮かんだことはありませんか?
今回は、
1.入学祝いは身内だけ?友人の子どもにも渡すもの?
2.入学祝いを実際に渡すのは親と子どもどちら?
この2つの視点から入学祝いは誰に渡すものなのかを調査しました。
入学祝いは基本的に身内だけでOK!
入学祝いは基本的に、親戚の子どもや甥・姪、孫などといった身内に渡すのが一般的です。
身内の子どもに渡す場合、もし自分自身に兄弟姉妹がいるのであれば、
叔父叔母として同等程度のお祝いになるよう、事前に打ち合わせするなどして、足並みを揃えたほうがマナーかもしれません。
また、入学祝いを渡す相手は必ずしも身内に限定されているわけではありません。
普段から親しくしている友人や同僚のお子さんに渡しても構いませんし、逆に渡さなくても失礼にはあたりません。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]お祝いの贈り物を頂いて嫌な気持ちになる人はいないですよね![/st-minihukidashi]
そして、身内であれ身内以外であれ、
もし先に自分の子どもが入学祝いをもらっている相手がいるのであれば、
相手のお子さんが入学する際には、入学祝いを贈り返すのがマナーです。
失礼にならないよう注意しましょう。
入学祝いは基本的に親に渡してOK!
実際に入学するお子さん本人に入学祝いを渡しても良さそうな気がしますが、
こちらは基本的に親に渡すべきと考えられます。
私自身も親戚の子どもなどに入学祝いを渡したり、逆に自分の子どもにお祝いをもらったりした経験がありますが、
よく思い出してみると親同士のやりとりがほとんどでした。
でも我が子たちはありがたい入学祝いを誰からもらったのか、おそらく覚えていないでしょう。
それどころか我が子たちの場合、入学祝いという存在すら忘れているかもしれません!(笑)
入学祝いと一言にいっても、小学校から大学までありますので、子どもの年齢によって渡す物の内容や相手(親か子か)も変わるのかもしれません。
それでも入学祝いは基本的に親に渡すべきとされている理由をお伝えしましょう。
入学祝いは親に渡した方がいい理由
入学祝いを親に渡す理由としては、次の2つが考えられます。
入学祝いには「援助」という意味合いがあるから
入学祝いはもちろん「入学をお祝いするために贈るもの」ですが、
実は「学校生活に必要なものを買うために使ってほしい」という「援助」の意味合いが込められています。
学校生活を送るのは子どもですが、そのために必要なものを買うのは親ですよね!
そのため、入学祝いは親に渡すのが正当であると言えるでしょう。
ちなみに「援助」として頂くものということもあり、
一般的に入学祝いはお返しは不要とされているそうです。
[st-midasibox title=”私の内祝いエピソード” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
私は子どもの入学祝いを頂いた時「内祝い」としてお返しをしていました。
この内祝いも選ぶのがなかなか簡単ではなく、大変だった記憶があります。
当時、お返し不要とわかっていたら、内祝いを用意しなかったか考えてみましたが、
私は生粋の日本人気質なので、ささやかながらもお返しをしないと気が済まなかったことでしょう。
ちなみに私はコロナ禍ということもあって、内祝いにハンドソープセットをお渡ししましたよ。
[/st-midasibox]
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]お返しは不要とわかっていても、なんとなく感謝の気持ちを表すために内祝い用意しちゃいますね~[/st-minihukidashi]
入学祝いが「現金」だと子どもが管理できない可能性が高いから
入学祝いとして「現金」を渡される方は多いと思います。
もちろん現金以外の品物を渡しても喜んでもらえると思いますが、相手のお子さんの好みがわからないなど、
具体的に何が欲しいのかわからない場合に現金のお祝いは渡しやすいですよね。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]もし現金以外の品物を渡すなら、好みのものをプレゼントしたいですもんね![/st-minihukidashi]
現金を渡す際の相場やマナーに関しては後ほど詳しくお伝えしますが、やはり入学祝いともなると、一般的にそれなりの金額を包むことになります。
そうなると、特に小学生など年齢の低いお子さんに大きい額の現金を渡すのはあまりよくありません。
まだ適切なお金の使い方を学んでいないお子さんが大半と思われます。
もちろん贈り物として渡したものなので、自由に使って頂いて構わないのですが、
お年玉の感覚で好きなゲームやおもちゃに使ってしまわれては、本来の入学祝いの意味合いからも外れてしまいます。
逆に高校生や大学生などある程度、金銭感覚が養われてきている年齢の子どもであっても、
学校生活の準備のためのお金は親が払っている家庭がほとんどかと思われます。
そういった観点からも、入学祝いは子どもの年齢に関係なく、
親に渡してなるべく新生活のために役立ててもらいたいですね。
[st-midasibox title=”もらった入学祝いはどうしてる?” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
私は子どもたちに頂いた入学祝いや、お年玉の一部は、子どもたち専用の通帳を作って貯金しています。
将来子どもたちが大人になったら渡したいと思っているのですが、
これからの受験や進学費用、塾代にと消えて行く予感がしています。
なかなか計画通りにいかないものですね(笑)
[/st-midasibox]
「現金」以外の「品物」の場合は子どもに直接渡すのもアリ!
入学祝いに現金以外の「品物」を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。
その場合はお子さんの好みに合った学用品ですとか、学習に役立ちそうな辞典や図鑑なども喜ばれるかもしれません。
[st-midasibox title=”友人からもらったユニークな入学祝い” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
私が友人から子どもにともらった入学祝いなのですが、
絵の具セットを頂いた事があります。
私には入学祝いに絵の具セットという発想がなかったので、面白いなと思いました。
友人がプレゼントでくれた絵の具セットは他のお子さんとかぶることもなく、シンプルで飽きのこないデザインなので長く使えそうです。
本人も入学の記念にもらったものだと覚えていて、今でも大切に使っています。
[/st-midasibox]
このように現金以外の品物の場合は、子ども本人に渡してあげると、
入学のお祝いをもらえたという嬉しい思い出にもなると思います。
また、子どもに直接入学祝いを渡す場合であっても、
貰う立場としては、誰から貰ったものなのか把握しておく必要があるので、親が見ているところで渡すようにしたほうがいいですね。
入学祝いの相場はどのくらい?
入学祝いの相場は贈る相手の年齢や関係によって異なります。
一般的に入学祝いの相場は相手との関係性や年齢、地域によっても異なりますが、次のようになっています。
小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | |
孫 | 10,000円〜30,000円 | 10,000円〜100,000円 | 10,000円〜100,000円 | 30,000円〜300,000円 |
甥・姪 | 5,000円〜30,000円 | 10,000円〜30,000円 | 10,000円〜30,000円 | 10,000円〜50,000円 |
友人 | 3,000円〜10,000円 | 5,000円〜10,000円 | 5,000円〜10,000円 | 5,000円〜20,000円 |
こちらはあくまでも目安ですので、自分の経済的な状況に合った金額を選んで大丈夫です。
また、入学祝いを贈るお子さんにご兄弟がいるようであれば、
ご兄弟とも違う金額を渡さないよう、メモを残しておくことをオススメします。
[st-midasibox title=”金額をメモしておくべき理由とは” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
私のお恥ずかしい暴露話となりますが、
冒頭でお伝えした甥っ子には実は6歳差のお姉さんがおります。
お姉さんが入学する6年前にも入学祝いをお渡ししているはずですが、
正直なところ渡した金額がかなり曖昧です!
当然相手の家族に聞くわけにもいきませんし、
この記事を執筆しながらどうしたものかと焦りを感じている次第です。
これは、いけませんね!(笑)
[/st-midasibox]
こんな私のようにならないよう、お祝いとして渡した金額、
あるいはお祝いとして自分の家庭が貰った金額もきちんとメモに控えておくことをオススメします!
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]お祝い金は渡したらその場限りかもしれないけど、きちんと家計の管理もしておこう![/st-minihukidashi]
入学祝いを渡す際のマナー3つ
さて、相手にお渡しした入学祝いの金額を覚えていない私のような方は特に必見!(笑)
入学祝いを渡す際のマナーにも色々ありますが、
こちらでは、
1.入学祝いを渡す際の「のし」と「水引」や「表書き」のマナー
2.入学祝いを渡す時期のマナー
3.入学祝いを郵送で送る場合のマナー
特にポイントとなる3つについて説明します。
入学祝いを渡す際の「のし」と「水引」や「表書き」のマナー
まず最初に、入学祝いを渡す際に使用する「のし」と「水引」、そして「表書き」についてそれぞれ説明していきます。
入学祝いにふさわしい「のし」と「水引」とは?
基本的に赤白の蝶結びの「水引」がかかった「のし」を使用します。
さて、この「のし」って正確には何のことかご存知でしたか?
引用 シャディ
よくギフトコーナーのカウンターで
「のしはお付けしますかー?」なんて聞かれる事があると思いますが、
この右上にある六角形の飾り、これこそが「のし」なのですね!
この「のし」と水引が付いている袋や紙のことを、
「のし袋」や「のし紙」と呼ぶのですね!
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]なんとなく、「のし袋」や「のし紙」自体が「のし」だと思っていました![/st-minihukidashi]
そして「水引」ですが、魔除けの意味が込められていたり、未開封であることを表しています。
冒頭に入学祝いの場合に使用する水引は赤白の蝶結びとお伝えしましたが、
これは繰り返し結び直せるということから、「何度あってもよいお祝いごと」を表すためお祝いにふさわしい水引とされているからです。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]関西では赤白のあわじ結び(アワビ結び)のものを用いることが多いようですよ![/st-minihukidashi]
入学祝いにふさわしい「表書き」とは?
のし袋やのし紙を用意して渡したい現金や品物入れます。
表書きは、「御入学祝」や「祝御入学」、「入学御祝」などが基本です。
もし入学祝いで購入してもらいたいものがあれば、「文具料」のように
買ってもらいたいものの名前をいれて「料」をつける方法もあります。
ちなみに漢字が四文字になると縁起が良くないと感じる方もいるそうです。
その場合、「祝御入学」を例としますと「祝」と「御入学」の間に空白を空けて記入するといった方法もあります。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]表書きの文字数に縁起の良し悪しが関わるなんて!マナーって、奥が深いですね。[/st-minihukidashi]
入学祝いを渡す時期のマナー
続いて、入学祝いを渡す時期について説明していきます。
入学祝いは基本的に3月初旬から中旬あたりの早めに渡すようにすると喜ばれます。
遅くとも入学式の前までに渡しておくとよいでしょう。
万が一、都合が合わず入学祝いを渡しそびれた場合は、
遅くともゴールデンウイークあたりまでに渡すようにするといいですよ。
その際は「遅くなって申し訳ありません」など、一言添えるのもマナーです!
また、受験を挟む場合は合否が確定してから渡すようにしましょう。
もしかすると、相手の希望どおりの進路に進めない入学もあるかもしれませんし、
その場合は入学祝いを渡すことにこだわらず、相手の気持ちに沿った対応を心がけましょう。
入学祝いを郵送で送る場合のマナー
入学祝いはゴールデンウイークあたりでに送るべきとお伝えしましたが、
どうしても難しい場合は郵送で送る方法もあります。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]親戚のお子さんが遠方に住んでいて、ゴールデンウイークでさえ会いにいけるかビミョーなんです。[/st-minihukidashi]
ということで、最後に入学祝いを郵送で送る場合のマナーについて説明します。
入学祝いに現金を送る場合の注意点
基本的に現金は普通郵便で送ることはできません。
郵送する際は現金書留を利用して送ることが法律でも決められています。
現金ではなく品物を送る場合は普通郵便や宅配便の利用も可能です。
現金を現金書留で送る場合、手渡しの場合と同様に、
のし袋に現金を入れて、さらに封筒にいれて現金書留で送るのがマナーです。
現金書留の封筒には普通サイズ(定形)と大サイズ(定形外)があるので、
のし袋のサイズに合わせて選択するとよいでしょう。
入学祝いを郵送で送る際の宛名は誰あて?
入学祝いを郵送で送る場合の宛名です。
入学されるお子さん宛てでも、親宛でもどちらでも大丈夫ですが、
一般的には親と子の連名の宛名で送る方が多いようです。
もしお子さんの年齢が低いのであれば、宛名を親にしておき、
封筒の中にお子さん宛の手紙やメッセージカードを入れても喜ばれるかもしれませんね。
以上、入学祝いを渡す際のマナーを3つお伝えしました。
相手のことを考えた上で、マナーを意識して渡すことももちろん重要ですが、
一番大切なのは相手に喜んでほしいという気持ちではないでしょうか。
気持ちのこもった贈り物であれば、相手の方もきっと喜んでくれるに違いありません。
入学祝いは誰に渡すものなの?気になる相場やマナーも徹底調査!-まとめ-
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入学祝いは基本的に身内だけでOK。特に現金を渡す際は親に渡そう。
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入学祝いを親に渡した方がよい理由は進学準備の「援助」という意味合いも込められているから。
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入学祝いの相場は相手の年齢や関係性、地域によって異なるが自分の経済状況に合わせて決めても問題ない。
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入学祝いを渡す際はふさわしい水引のかかったのし紙やのし袋を活用し、3月初旬~中旬頃送るのがよい。
今回は入学祝いは誰に渡すべきなのかというテーマから、入学祝いの相場や贈る際などのマナーも一緒にお伝えしました。
入学祝いは基本的に身内だけに渡せばよく、さらに親に渡すべきとされていますが、相手との日頃の関係性によって柔軟に対応しても問題はありません。
今回ご紹介した入学祝いの相場や贈る際のマナーなども参考にして頂き、気持ちのこもった入学祝いを渡して新たな門出を祝福してあげましょう。
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