みなさんは普段、何を好んで飲みますか?
喉が渇いたときや、食事のとき、スポーツで汗をかいた後などお茶を飲む人も多いと思います。
また、現代にはかなり多くの種類のお茶があり、そのバリエーションを楽しんでいる人もいるのではないでしょうか。
人間の日常に存在し、健康的なイメージがあるお茶ですが、一方で「飲み過ぎると太る」なんていう噂もあります。一体どこからこんな噂が出回ったのでしょうか。
そして、この噂は本当なのか。
今回はその噂の真相に迫ります!
Contents
お茶は飲みすぎても太りません!
「お茶は飲み過ぎると太る」という噂もありますが、お茶は逆にダイエットに効果的な飲み物なんです!
低カロリーであるため、ジュースなどの高カロリーな飲み物よりもダイエット効果が期待できます‼︎
また、お茶に含まれる「カフェイン」は交感神経を刺激するので、脂肪燃焼効果が期待できます。また、「タンニン」という成分は、身体の調子を整えてくれたりとダイエットを手助けしてくれるんです!
人間が太る要因
そもそも、人間はどのような状態のときに太るのでしょうか。「太る」ということに着目し、人間が太る原因について述べようと思います。
- 食事
- 糖質の取りすぎ
- 暴飲暴食
- 偏食
- 食生活が不規則
- 運動
- デスクワークなどからの運動不足
- 汗をかく機会の減少
- その人の問題
- 痩せるための食事制限ができていない
- 明確な目的がない
- 頑張ったご褒美が多い
※これはほんの一例です。
お茶の太る要因
パッと見た感じでは、お茶による太る原因は見つからないですね。
お茶はかなりの低カロリーですし、どこからこのような情報が出回ったのか不思議に思います。
お茶に対して良い面を述べてきましたが、逆に悪い面はあるのでしょうか。
お茶のデメリット
上記のメリットであげたことからも、お茶を多く飲んで太る可能性はかなり低いです。
しかし、お茶に限ったことではなく、他の食品でもそうですが、過剰摂取をすると人間の体に害がある、さまざまな問題が出てきます。
自分自身の体質や体調などを考え、自分に合った量の範囲内で取ることが大切になります。
カフェインによる作用
寝る前にカフェインを摂取すると、寝られなくなるなんてことありませんか?
メリットのところで挙げたとおり、カフェインは適量ではダイエット効果が見込めますが、過剰に摂取し過ぎると覚醒状態になったり、体質や体調によっては下痢や嘔吐などの症状が出てしまうこともあります。
WHO(世界保健機関)では、一日のカフェイン摂取量を300㎎としています。ノンカフェインのお茶もあるので、カフェインが入っていないお茶を選んだり、工夫出来るといいかもしれませんね!
タンニンによる作用
タンニンは「苦味」「渋味」の成分です。腸整作用、殺菌作用、血圧上昇抑制作用などがあります。
しかし、これも必要以上に取り過ぎてしまうと、鉄分の吸収を阻害してしまいます。このことから、貧血状態になってしまう可能性があり、特に貧血持ちの人はお茶を飲む量に気をつけた方がいいでしょう。
シュウ酸による作用
ホウレンソウなどの食品にも多く含まれています。
お茶に含まれるシュウ酸は微量なので、取り過ぎることはないと思いますが、シュウ酸は尿路結石や腎不全などの原因になることは抑えておいて間違いないと思います。
お茶は飲み過ぎると太るのか?!についてのまとめ
いかがでしたでしょうか?
お茶は低カロリーであることから、健康に良く、ダイエットの効果が期待できそうな飲み物でしたね!
【お茶に含まれる要素】
「カフェイン」
メリット:交感神経を刺激し、脂肪燃焼効果が期待できる。
デメリット:過剰に摂取し過ぎると覚醒状態になり、下痢や嘔吐などの症状が出ることもある。
「タンニン」
メリット:腸整作用、殺菌作用、血圧上昇抑制作用がある。
デメリット:過剰摂取すると鉄分の吸収を阻害してしまい、貧血状態になる可能性がある。
「シュウ酸」
お茶には微量しか含まれていないが、取り過ぎる尿路結石や腎不全などの原因になることがある。
みなさん一人一人、体の調子は違います。
カフェインが得意な人、不得意な人、水分をたくさん取る人、あまり取らない人など様々です。
個人にあった量や種類の飲み物を飲みましょう。ダイエットに関わらず、自分自身と向き合い、自分の身体を思いやり、健康で過ごしましょう!
豆知識(おまけ)
- 1日に排泄される水分
・尿:1000~1500mL
・体から蒸散する水分:900mL
・糞便に含まれる水分:200mL
- 1日に摂取される水分
・飲料水:1000~1500mL
・食物中:800mL
・代謝水:300mL
お茶に入っているカフェインには利尿作用があります。水分補給のためにお茶を飲むことがありますが、利尿作用があることから、お茶は水分補給になりません‼︎
水分補給は水かノンカフェインのお茶にしましょう。
運動をしっかりしてダイエットに取り組んでいる方は、汗として水分が体外に出ていくため、上記の数字より多くの水分が失われています。
「喉が乾く前に」「こまめに」というように自分で意識的に取ると体に無理なく水分を取ることができます。