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トランペットに向いてる人はどんな性格?唇が重要ってどういうこと?

吹奏楽、オーケストラ、ジャズ、ポップスなど、さまざまなジャンルで活躍するトランペット。

特に学校の部活動で楽器を決める時や、社会人になって新しい趣味をはじめたい時、トランペットをやってみたいと考えること、ありますよね。

私も小学生の頃に学校の決まりで担当楽器を選ばなくてはいけなかったのですが、近所の大好きなお姉ちゃんがやっていたから、という理由でトランペットに憧れたものです。

この記事では、トランペットを始めたいけれど自分が向いているか不安という方向けに、どんな人が向いているのか、その条件をご紹介します。

そして、ずばり結論から言いますと、トランペットに向いている人は、トランペットが好きな人です。

ですから、トランペットを始めたいと興味を持った時点で、あなたはトランペットに向いているのです!

 

 

トランペットに向いてる人はトランペットが好きな人

ちまたではトランペットに向いている性格の診断や、「唇が厚いと向いていない」などの噂がありますよね。しかしこれらには科学的な根拠はありません

よく「トランペットは目立ちたがり屋」だとか「明るい人が向いている」と言われます。

しかし、私が学生の頃に一番トランペットが上手だった先輩は決して目立ちたがり屋ではありませんでした。

更に、私の周囲のトランペット奏者も、決して「明るい」という言葉で表現できる性格の人たちばかりではありません。

唇の厚さを例に出すなら、世界的に有名なルイ・アームストロングやマイルス・デイビスはむしろ唇が厚い部類に入るのではないでしょうか。

それよりも、いかに努力を苦とせず上達できるかのほうが大切です。

「好きこそものの上手なれ」とよく言いますが、好きだからこそ自分なりに研究したり、練習に打ち込めたりするものです。

私も中学〜高校時代は日々トランペットの音源を聴いたり、自分なりに調べ物をしたりするのが楽しくてやっていましたが、この頃が一番上達したと思います。

 

 

トランペットに向いてる人の性格は?

オーケストラ、吹奏楽、ジャズなどで性格は違う?

先ほどトランペットに向いている性格に根拠はないとお話ししました。

もちろんトランペットを好きだという熱意があれば、性格は関係ないと思います。

ですが、あえて私の経験則で語るなら、ジャンルやパート編成によって求められるスキルが違うことにより、そこに多少の性格の傾向が見られることがあるのかと思います。

吹奏楽などのように一つのパートを複数で演奏する場合は、周囲と合わせようとするスキルがかなり重要となります。

パート編成が小さい場合も、もちろん周囲との調和力は必要です。

それよりも、目立つパートでもプレッシャーに耐えられる精神力や、小編成のジャズでは曲全体を引っ張るリーダーのようなスキルが必要なこともあります。

ですから、普段よく触れるジャンルや編成の違いで、多少トランペット奏者に対するイメージが違ってくることはあるかもしれません。

ジャンルや編成によって求められるスキルに多少違いがあるというだけで、トランペット奏者はこういう性格でなければならないということはありません。

私自身、20年以上トランペットを吹いていますが、楽器の性格診断では、フルートとか弦楽器とか、全く違う楽器が結果として出てくることのほうが多いです。

性格診断は面白いのでやってみたくなりますが、結果は鵜(う)呑みにしないほうがいいでしょう。

 

 

トランペットに向いてる人はどんな人?唇の厚さや歯並びや肺活量は?

 

唇の厚さで向き不向きはあるの?

トランペットは唇を振動させてることで音を出す楽器です。

この原理に唇の厚さが関係なさそうなことは、少し考えればわかっていただけるかと思います。

トランペットに向いてるかどうかについてよく「唇が薄いほうが良い」と言われますよね。

でもよく考えてみれば、有名なトランペッターの中には唇が薄くない人だってたくさんいます。

私はルイ・アームストロングが大好きですが、彼の唇はどちらかといえば厚いほうかと思います。

彼はおそらく世界で一番名の知れたトランペット奏者と言えるでしょうから、唇の厚さは関係ないでしょう。

 

歯並びに向き不向きはあるの?

歯並びについては、自分なりに吹きやすいポジションを見つければ基本的には問題ありません

もちろん、間違ったクセで歯や口の中にダメージを与えてしまうことがありますので、そこは気をつける必要があります。

また、歯科矯正中でも演奏は可能です。

痛みが出る場合や口の中が切れやすくなる場合もあるので、歯医者さんと相談しながら進めましょう。

 

肺活量は?

身体の構造上、肺活量には違いが出ますよね。しかし肺活量も鍛えることができます

マラソンや水泳などを長年やっている人は肺活量が鍛えられている事が多いので、こういったスポーツを始めてみるのも一つの手です。

それ以外にも、ペットボトルや風船を使って鍛えることもできますが、おすすめはメトロノームを使う方法です。

もし家にメトロノームがない場合は、携帯アプリをダウンロードしましょう。

少しずつ息を吸う長さ、吐く長さをのばしていくという方法もあります。

自分にあったものを探して試してみましょう。

 

高音(ハイトーン)が出せないと不向き?

トランペットといえば、やっぱりかっこよくハイトーン(高音)を鳴らしているイメージがありますよね。

ハイトーンが出せるかどうかにも向き不向きがあるのか気になると思いますが、これは練習で上達する部分です。

トランペットは唇の振動が細かいほど高い音が出ます。また、息の通り道が小さい方が高音が出やすくなります。

毎日少しずつでも練習すれば上達しますので、最初から高音がでなくても心配はいりません。

 

 

トランペットに向いてる人はどんな人?喘息やアレルギーでも大丈夫?

トランペットを始める前に、喘息や金属アレルギーなどの持病が気になっている人もいると思います。

大前提は医師と相談することですが、簡単に諦めてしまうのは早計です。

 

喘息でも大丈夫?

程度にもよるとは思いますが、トランペットを始めたことで喘息が改善することもあるようです。

トランペットをはじめとした管楽器は、腹式呼吸で楽器を演奏します。

この腹式呼吸が、喘息には良いようです。

腹式呼吸は少ないエネルギーで効率の良い呼吸ができるので、気管支炎、ぜんそくなどで肺の機能が低下している人に最適といわれています。

引用:日本成人病予防協会

ですから、喘息だからと簡単に諦めてしまうのはもったいないと言えるでしょう。

 

金属アレルギー用のマウスピースも?

金属アレルギーだから、口に金属でできたマウスピースを当てるのが怖い、ということもあるかも知れません。

しかし、最近はアレルギー症状を起こしにくいマウスピースも増えてきています。

練習用によく使われる樹脂製のマウスピース以外にも、木製のものやアレルギー症状の出にくいチタンやステンレス製のマウスピースもあるようです。

金属アレルギーが心配な人は、こういった製品から自分のアレルギー反応が出ないものを選んで使うのもありだと思います。

 

 

トランペットに向いてる人はどんな人?まとめ

この記事ではトランペットに向いてる人はどんな人かを紹介しました。

  • トランペットに向いてる人はトランペットが好きな人
  • トランペットに向いてる人の性格は実際には特にない
  • 身体的特徴も気にしなくて大丈夫
  • 喘息やアレルギーでも解決策がある場合が多い

結論としては、トランペットが好きだという気持ちが一番大切ということです。

ですから、もしトランペットを始めるか悩んでいるようでしたら、始めることを前提に検討してみませんか。

心配な部分は、諦める理由を探すのではなく、どのように解決していくのかを探すようにすれば、きっとあなたに合った答えがあるはずです。

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