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ペネトレイトブラシは洗うべき?革靴メンテナンスのポイント!

おしゃれはまず足元から、と言われていますよね。

靴を見ればその人の経済状況がわかる…と言う人も(!)

人と接する職業の場合、髪型や服装はもちろんですが、靴についても気を遣っている方は多いのではないでしょうか。

就職祝いとして、シューケアセットをプレゼントに選ぶ方もいる様です。

そんな、革靴の手入れに欠かせない靴ブラシ。中でもペネトレイトブラシは、使っているうちにクリームで毛先が固くなりがち。

でもこれ、洗ってよいものなのか、ある程度繰り返しつかったら買い換えるべきなのか…迷うところです。

プレゼントとして頂いたものならなおさら、大切に長く使いたいですよね。

今回はペネトレイトブラシの手入れについて、少し調べてみました。

 

 

ペネトレイトブラシは洗う必要あり!その理由

さて!早速ですが、ペネトレイトブラシは洗っても問題ありません。

むしろ、適度に洗って手入れをした方が長持ちしますし、革靴にも負担がかからないんです。

ここからは

  • ペネトレイトブラシの原料
  • 洗う必要がある理由と頻度
  • 洗ってはいけない靴用ブラシもある

について、お話していきますね。

 

ペネトレイトブラシの原料

ペネトレイトブラシのブラシ部分は、天然素材の豚毛や馬毛でできているものがほとんどです。

手入れする革の種類によって使い分けるのが一般的。

そう、実はペネトレイトブラシは革靴専用ではなく、革製品の手入れ全般に使えるんです。

豚毛はスムースレザーに、馬毛はシープやカーフなどソフトレザー製品に向いているとされています。

これらの理由から、一般的な革靴の手入れには豚毛ブラシを選ぶ方が多いようです。

 

洗う必要がある理由と頻度

ペネトレイトブラシを使う時は、ブラシで直接クリームをとって、革靴に塗っていきます。

その為、何度か使っているうちに、ブラシに残ったクリームの成分が固まってしまう事があります。

そのままだと毛先が固まり、クリームをまんべんなく塗り広げることができません。

学校で書道の授業のあと、毛筆が墨汁で固まってしまった事はありませんか?イメージとしてはあんな感じですね。

ペネトレイトブラシを洗う頻度についてですが、そこまで神経質になる必要はありません。

使う前に「あれ?毛先が束になってきたかも」とか「ちょっと使いづらいな…」と感じたタイミングで大丈夫ですよ。

このペネトレイトブラシは、クリームの色ごとに使い分けるのが原則。
分けることで、クリームが混ざって色移りするのを防ぐことができるからです。

まったく同じ色・同じ系統の色であれば、洗わずそのまま使って問題ありません。

でも、クリームを新しくしたからペネトレイトブラシも洗おう…という判断も、もちろんOKです!

 

洗ってはいけない靴用ブラシ

ここまでは、ペネトレイトブラシを洗う理由を中心にお話してきました。ですが…洗ってはいけない靴用ブラシもあることはご存じでしょうか。

ペネトレイトブラシのあとで使う、クリームをなじませる大きめのブラシと仕上げのブラシがそうです。

クリームをなじませるブラシは、ペネトレイトブラシのように直接クリームをとることはありません。

そのため、余分なクリームが毛先に残って固まることがないんです。

洗わずに使い続けることで、クリームがなじんでブラシが「育ち」ます。

長く使い続けていくうちに、毛先についたクリームやロウ成分だけで艶がでるようになっていくんです。

そして仕上げブラシ。艶だし目的で使う仕上げブラシは、豚毛や馬毛よりもやわらかい山羊毛などが使われる事が多いです。

この毛先の柔らかさを保つことがとても重要。洗ってしまうと毛先の柔らかさがなくなってしまう事があるため、洗わずに使うようにしましょう。

 

 

ペネトレイトブラシの洗い方と保管方法

では実際にペネトレイトブラシの洗い方や保管方法をみてみましょう。

 

洗い方

<洗う前に用意するもの>

  • 40度くらいのお湯
  • 洗面器(なければ洗面台でもOK)
  • ワックスや靴クリームの蓋(なければ小皿でもOK)
  • 中性洗剤(台所用洗剤でOK)

<洗い方>
①洗面器(または洗面台)に40度くらいのお湯を用意します。
②ワックスの蓋でお湯をすくいます。(こぼれない程度の量)
➂そこに中性洗剤を1滴たらします。
④ペネトレイトブラシの毛先を、ワックスの蓋に軽く押し付けるように丸く回して洗いします。
➄クリームやワックスが溶けて蓋のお湯が濁って、蓋の底が見えないくらいになったらお湯を捨てます。
⑥蓋に新しくお湯をすくいます。
➆ペネトレイトブラシの毛先を、ワックスの蓋に軽く押し付けるように丸く回して洗い、お湯が濁ったら捨てるのを繰り返します。
⑧お湯が濁らなくなってきたら軽く水分をきります。
⑨乾いたタオルやティッシュなどで、しっかりとペネトレイトブラシの水分をふき取ります。
➉水分をしっかりふき取ったら、ペネトレイトブラシの毛先を上にした状態で風通しの良いところで陰干しします。

1日くらい干せば完全に乾いて、毛先がサラサラの状態に戻りますよ。

ただし、洗う時は毛の部分だけを洗うようにしてください。

木の持ち手部分を濡らしすぎてしまったり、ドライヤーなどで急に乾かしたりすると、木が割れる原因になるので気をつけてくださいね。

 

保管方法

せっかく洗ったペネトレイトブラシ、保管方法にも気を配りたいところです。

ペネトレイトブラシは持ち手が丸くなっているので、横にすると転がってしまいますよね。

ペネトレイトブラシスタンドを使うと、立てて保管できるので、色移りや汚れを気にせずに済みます。

スタンドをおくスペースがない!という方は、ブラシ部分に乾いた布を巻いて輪ゴムなどでとめておく方法もあります。

毎回洗わずに保管する場合にも、この方法は使えます。ぜひお試しを。

 

 

ペネトレイトブラシを使った革靴のメンテナンス方法

イタリアのことわざに「履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである」
「良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる」というものがあります。

実際、それなりの立場にある人は足元にも気を配っています。

特別高い靴やブランドの靴でなくても、きちんと手入れされた靴は、はたから見ても気持ちが良いものです。

普段は軽くブラシをかけて、ほこりや泥汚れを落とす程度で問題ありません。でも、月に一回くらいはしっかり靴を磨いてあげましょう。

ここでは、ペネトレイトブラシを使った革靴のメンテナンス方法をご紹介します。

<用意するもの>

  • ウェス(使わないTシャツの端切れでもOK)
  • ほこり落とし用のやわらかいブラシ
  • ペネトレイトブラシ
  • 汚れ落とし用クリーナー
  • 靴クリーム
  • 仕上げ用ブラシ(やわらかめのブラシ)
  • ウェス(ネルなどのやわらかい生地)

<メンテナンス方法>
①つま先からかかとに向けてブラシをかけて、全体の汚れを落とします。靴の縫い目やしわ、ヒール部分なども忘れずにブラシをかけてください。
②クリーナーをウェスにとって、全体に薄くのばして塗ります。直接靴に塗るとシミになるので、必ずウェスで塗ってください。
➂クリーナーを塗ったら、ウェスのきれいな部分でよくふいて汚れを落とします。
④汚れを落としたら、靴クリームをペネトレイトブラシにとります。片足でお米2~3粒くらいの量が目安です。
➄ペネトレイトブラシで、靴クリームを薄くのばしながら、靴全体にムラなく塗り広げます。
⑥仕上げ用のやわらかいブラシで、靴全体にクリームをなじませます。
➆やわらかいウェスで余分なクリームをふきとり、表面がサラサラの状態になったら完了です。

 

YouTubeでペネトレイトブラシを使った革靴のメンテナンス方法を見つけました。ぜひご一緒にご覧くださいね。

 

 

ペネトレイトブラシのおすすめ4選!!

ペネトレイトブラシの手入れ方法や、靴のメンテナンスについてお話ししてきました。

布でクリームを塗る時よりも手が汚れにくく、細かい部分までしっかり塗れるのがペネトレイトブラシの利点です。

豚毛製ペネトレイトブラシのおすすめ4選をご紹介しますね。

 

M.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)ペネトレィトブラシ

引用:M.MOWBRAY公式サイト

M.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)は、プロの工房やブランド、靴愛好家から数多くの支持を得ているシューケアのトップブランドです。

7㎝と小ぶりなので扱いやすく、コバの部分や革のしわなど、布では届かない部分までしっかりクリームを塗ることができます。

また、余ったクリームが詰まらないようにかき出せるので、乳化性クリームでの手入れに最適です。

税込み440円と手軽な金額なので、靴の色に合わせて数をそろえる事もできますね。

店舗は、FANS.浅草本店やFANS.新橋店、日本橋三越本店、銀座三越、二子玉川高島屋、横浜高島屋、ルクアイーレ大阪、京都伊勢丹などにあります。

公式サイト以外に、楽天市場やAmazonYahoo!ショッピングでの通信販売もありますよ。

 

COLUMBUS(コロンブス)ジャーマンブラシ8

引用:COLUMBUS公式サイト

COLUMBUS(コロンブス)は、東京都台東区に本社がある創業100年の老舗シューケアブランドです。

6.8㎝と小さいので、靴の細かい部分や隙間にもしっかり毛先がいきわたります。

440円(税込み)とこちらも手頃なお値段。
たくさん揃えた場合に、コンパクトに収納できるのもおススメポイントです。

伊勢丹などの百貨店や銀座大賀靴工房でも取り扱いがあります。こちらも公式サイトや楽天市場、AmazonYahoo!ショッピングで購入できます。

 

Saphir(サフィール)アプライブラシ

引用:Saphir公式サイト

Saphir(サフィール)はフランスの老舗ブランドです。

このアプライブラシは四角い形状で持ち手がくびれており、刷毛の様で塗りやすいと好評です。収納する際も無駄なスペースをとりません。

もちろん、細かい部分にもしっかりクリームを塗りこめますよ。

購入できるのは、東急ハンズやロフトなどです。通信販売は、楽天市場とAmazonYahoo!ショッピングで取り扱いがあります。

 

English Guild(イングリッシュギルド)スプレッドブラシ

引用:English Guild公式サイト

English Guild(イングリッシュギルド)は、クロケット&ジョーンズやジョン・ロブなどの英国高級メーカーに、長年製品提供を続けているブランドです。

このブランドのビーズリッチクリームは、靴愛好家にも大人気な高さのある瓶のデザインで、通常のペネレイトブラシでは届きません。

でも、ブランド専用に作られたこのスプレッドブラシなら大丈夫!もちろん、他ブランドで同様に高さがある瓶にお困りの方にもおススメですよ。

銀座大賀靴工房や、東急ハンズなどで取り扱いがあるようです。
通信販売は、楽天市場AmazonYahoo!ショッピングなどで取り扱いがあります。

 

 

ペネトレイトブラシは洗うべき?革靴メンテナンスのポイント! のまとめ

  • ペネトレイトブラシは洗う必要がある。
  • 長く使っているうちに、ペネトレイトブラシの毛先に残った靴クリームが固まってしまう。
  • 適度に洗って手入れをした方が長持ちして、革靴にも負担がかからない。
  • 洗ってはいけない靴ブラシもある。仕上げに使うブラシは洗わず繰り返し使うことでブラシが「育つ」ので洗わない。
  • ペネトレイトブラシは毎回洗わなくてもよい。毛先が固まってきたら洗う。
  • ペネトレイトブラシを洗う時は、中性洗剤が使える。洗った後、しっかり水気を乾かす必要がある。
  • 革靴は、普段は軽くブラシをかけて、ほこりや泥汚れを落とす程度で問題ない。
  • 靴クリームを使った革靴のメンテナンスは、月に一回くらいで良い。
  • 色移りを防ぐために、革靴の色に合わせてペネトレイトブラシを複数用意する必要がある。
  • ペネトレイトブラシは各メーカー取扱店以外に、楽天市場など通販サイトでも購入できる。

ペネトレイトブラシは、適度に洗うことで長持ちします。

このペネトレイトブラシを使うことで、靴クリームを薄くまんべんなく塗れるので、クリームが少量で済みます。

経済的ですし、手を汚さず細かい作業が楽にできるのは助かりますよね。

お仕事でもプライベートでも大切な相棒となる「靴」。そのメンテナンスに使うペネトレイトブラシも、時々チェックして長く大切に使ってあげてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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