賞味期限切れのラスクはいつまで食べられるのでしょうか。
答えは、「保存状態による」です。
そこで、この記事ではラスクが日持ちする保存方法をご紹介します。
最後に手作りラスクのレシピもご紹介しますので、パンが余っている方や昔ながらのおやつを楽しみたい方の参考になれば嬉しいです!
Contents
ラスクの日持ちする保存方法
まず結論です。
ポイント
ラスクの保存方法は、
直射日光が当たらず、
高温多湿にならない場所で(常温保存が基本)
密閉できる容器に乾燥剤とともに入れておく
のがオススメです。
保存方法について、
- 常温
- 冷蔵
- 冷凍
- 開封後の場合
に分けて詳しく解説していきます。
ラスクの保存方法1.常温保存がオススメ
ラスクは常温保存が基本です。
直射日光を避け、なるべく涼しい場所にて保管してください。
引用:GATEAU FESTA HARADA公式ホームページ「よくあるご質問」
直射日光が当たらず、高温多湿にならない場所で保存します。
では、高温多湿にならない場所とはどこをさすのでしょうか。
特に日本の夏は湿度が高く、家中どこでも高温多湿であるように感じますよね。
「直射日光が当たらず高温多湿にならない場所」とは、具体的には以下のような場所があげられます。
冷暗所とは
- 床下収納:夏場の気温の高い日は温度が上がることもあるので注意。
- 収納棚:シンクの下は避ける。湿気がこもりやすいため。
- 野菜室:家の中に冷暗所がない場合にオススメ。冷蔵庫よりは温度が高く設定されているため。
床下収納は外気の気温の変化を受けにくいためオススメですが、ラスクをしまったことを忘れてしまいそうですね。
ラスクの保管場所としては湿気の少ない収納棚がもっとも適しています。
家の中にそういった場所がないときは野菜室でもよいでしょう。
ラスクの保存方法2.冷蔵保存は味がおちる
ラスクは冷蔵保存もできますがあまりオススメしません。(※ただし、メーカーごとの保存方法をよくご確認くださいね!)
冷蔵保存するとラスクのパン部分が劣化し味がおちるためです。
パンの水分が抜けることで、ラスクがかたくなってしまいます。
ラスクは常温保存が基本です。
チョコレートをコーティングしたラスクでも、常温保存をオススメしているメーカーが多いです。
ただ、チョコレートのラスクなど、冷やして食べたい場合もありますよね。
私はチョコレートの部分がぱりっと冷えたチョコラスクが好きなので、特に夏場などは少し冷蔵庫にいれてから食べることもあります。
ポイント
冷やして食べたい場合は冷蔵庫で15分くらい冷やすのがオススメですよ!
ラスクの保存方法3.冷凍保存もできるが味はおちる
冷蔵保存と同じように、味や風味は落ちますがラスクは冷凍保存も可能です。
解凍は電子レンジで数秒ずつ加熱しましょう。
自然解凍は湿気を吸ってしまう可能性があるためオススメしません。
チョコラスクは電子レンジで加熱するとチョコレート部分が溶けてしまうので、思い切って凍ったまま食べましょう。
これが意外と美味しいですよ!
ざくざくしゃりしゃりの食感で、新しいラスクの可能性を見いだせます。
ラスクの保存方法4.開封後は湿気に注意
開封済みのラスクの場合も、未開封と同じ常温保存が基本です。
密閉できる容器に入れて、直射日光の当たらない涼しい場所に保存しましょう。
開封後のラスクは特に湿気に注意が必要です。
ラスクと一緒に乾燥剤を入れておくと食感も変わりにくく、傷みにくいですよ。
開封後は3日程度を目安に早めに食べきりましょう。
ポイント
開封後のラスクの保存方法は開封前と同じで、
直射日光が当たらず、
高温多湿にならない場所で
密閉できる容器に乾燥剤とともに入れておく
のがオススメです。
手作りラスクの賞味期限は1〜2週間
手作りしたラスクの賞味期限は【1〜2週間程度】が目安です。
手作りのお菓子の中では賞味期限が長いほうですよね。
ラスクはパンを低温でじっくり2度焼きして水分をとばしてつくるため、水分量が少なく傷みにくいんです。
ただ手作りのラスクは保存料がはいっていないため、市販のラスクよりは賞味期限が短くなります。
早めに食べ切るようにしましょうね。
市販のラスクと同じ常温保存が基本です。
ポイント
手作りラスクの保存方法は、
直射日光が当たらず、
高温多湿にならない場所で
密閉できる容器に乾燥剤とともに入れておく
のがオススメです。
賞味期限が切れたラスクはいつまで食べられる?
賞味期限切れのラスクはいつまで食べられるのでしょうか。
結論からいうと、保存状態によります。
以下のような変化がみられた場合は食べるのはやめましょう。
賞味期限切れラスクの食べたら危険!のサイン
- においが変
- 味がちがう
- 食感がちがう
- カビが生えている
ラスクは賞味期限が切れたからといってすぐ食べられなくなるわけではありませんが、においや味がいつもと違うと感じた場合は食べたら危険のサインです。
ここで、賞味期限と消費期限の違いについてみていきましょう。
消費期限はサンドイッチやケーキなど傷みやすい食品に表示されています。
賞味期限はスナック菓子、缶詰やペットボトル飲料など傷みにくい食品に表示されています。
ラスクはパンを二度焼きして水分をとばしているため傷みにくい食材なので、賞味期限が設定されています。
「期限を少しすぎても、味はおちるけどまあ食べられるよ」ということですね。
注意ポイント
ただし、消費期限も賞味期限も未開封で書かれた保存方法を守って保存していた場合の期限です!
ラスクは賞味期限が長いという安心感からつい食べるのを忘れてしまうこともありますよね。
わたしは好きなものを最後まで食べずにとっておく性格なので、とっておきすぎて賞味期限を切らしてしまうことが多いです。
以前、賞味期限が1 ヶ月過ぎたラスクを食べようか迷っていたときのこと。
Twitterで検索すると
「賞味期限が2,3ヶ月過ぎたラスクを食べられた」
という投稿を見かけたので、私も食べてみることにしました。
ラスクは少しへんな匂いがしていましたが案の定、その日は夕方から腹痛と吐き気におそわれ、つらく長い夜を過ごすことになりました‥。
輪ゴムでとめて棚にしまっていただけだったので保存状態が悪かったのもしれません。(またはただ単に私のお腹のポテンシャルが低いのかもしれません‥。)
とにかく、皆さんが同じようにつらい思いをしないよう、賞味期限がきれているラスクを食べるときには上記のポイントをチェックしてくださいね!
手作りラスクのおいしいレシピ紹介
パンが余ったときにつくれる手作りラスクの人気レシピ4選をご紹介します!
手作りラスク基本のレシピ
引用:cookpad「5分で出来る★めちゃ旨ぁラスク」
手作りラスクの、基本のレシピです。
つくれぽ1,500ごえの、ラスクの人気レシピです!
バターを20gにしたり無塩バターをつかうなど、自分好みの味にアレンジするのも楽しいです。
【材料】
- 食パン(6枚切り) 1枚
- バター 10グラムくらい
- 砂糖 大1
作り方
- 食パンを角切りにする。お皿に乗せて800wレンジで1分30秒加熱。
- さっと混ぜてさらに30秒加熱。その間にフライパンにバターを入れ温めます。
- バターが溶けたところへ食パンを入れ絡めます。さらに砂糖を入れて焦げ目をつける。
- 少し焦げ目がついたらお皿にうつして完成。
(参照:cookpad「5分で出来る★めちゃ旨ぁラスク」)
レンジでできる!手作りラスクのレシピ
(引用:DELISH KITCHEN「おやつやおつまみに!レンジでザクザクンンンまいラスク」)
電子レンジだけでできる手作りラスクのレシピです。
フライパンを使わず洗いものが少ないので気軽にラスクが作れますね!
電子レンジだけでも、仕上がりはちゃんとサクサクになりますよ。
【材料】
- 食パン6〜8枚切り 1枚
- バター(マーガリンでもOK) 20g
- 砂糖 5g+5g
作り方
- 食パンを24等分してボウルに入れる。電子レンジで30秒加熱して溶かしたバターを加え、まんべんなく混ぜたら砂糖5gを加え、更に混ぜる。
- クッキングシートの上に重ならないように並べ、電子レンジで1分チンしたら、扉をあけて様子を見る。この加熱を計3回行う。
- 温かいうちに砂糖5gをまぶしたら、そのまま冷ます。
(参照:DELISH KITCHEN「おやつやおつまみに!レンジでザクザクンンンまいラスク」)
手作りキャラメルラスクのレシピ
引用:Rakutenレシピ「パンの耳でキャラメルラスクレシピ・作り方」
普通のラスクは食べ飽きてきた方にオススメしたいキャラメルラスクのレシピです。
なんと材料は普通のラスクと同じなんです!
特別な材料はいらないので、食べたいときにすぐ作れますね。
【材料】
- パンの耳 1/2斤
- バター 30g
- 砂糖 30g
作り方
- フライパンにバターと砂糖を入れ、弱火にかけます。
- 泡が出てきますが、菜箸等で触らないようにします。
- 気泡が茶色くなってきたら、手順1のパンの耳を入れて、カラメルに絡めるように混ぜ合わせます。
- まんべんなくカラメルがコーティングされたら火からおろし、パンの耳同士が重ならないようにしながら粗熱が取れるまで冷まします。
- カラメルが飴化したら、お皿等に移して完成です。
(参照:Rakutenレシピ「パンの耳でキャラメルラスクレシピ・作り方」)
おつまみにおすすめ!ガーリックラスクのレシピ
(引用:レシピブログ「ガーリックラスク《残ったパンでもOK・パーティーやおつまみに》」
パーティーやおつまみにもオススメなガーリックラスクのレシピです。
ラスクといえば甘いイメージがありますが、おつまみラスクもとても美味しいですよ!
ラスクは手作りでも賞味期限が長いので、事前に焼いておけばおもてなしの当日は出すだけなので楽チンです!
【材料】
- パン 約5×6cm 厚さ7mmにカットしたもの 25枚程度
- バター 50g
- にんにく 2かけ(正味10g)
- パセリなど 適宜
作り方
- パンを天板に並べ、130度に予熱したオーブンで15分乾燥焼き
→日にちがたったバゲットなどであれば、②から始めて、③で長めに焼いても - 室温に戻したバター・パセリ・すりおろしたにんにくをなめらかに混ぜておき、焼いたパンのあら熱が取れたら上面に塗る
→無塩バターを使った時は塩を1g弱(小さじ6分の1程度)加える - 再度130度のオーブンで15分乾燥焼き
→パンの厚みにより、焼き時間や温度は調整
→温度は目安なので、低めの温度に設定したトースターやグリルでも可
(参照:レシピブログ「ガーリックラスク《残ったパンでもOK・パーティーやおつまみに》」)
ラスクが日持ちする保存方法は?まとめ
この記事では、ラスクの保存方法について解説しました。
ラスクが日持ちする保存方法
直射日光が当たらず、
高温多湿にならない場所で(常温保存が基本)
密閉できる容器に乾燥剤とともに入れておく
冷蔵や冷凍保存もできますが、味がおちるのでオススメしません。
チョコレートラスクなど、冷やして食べたい場合は冷蔵庫で15分くらい冷やしましょう。
手作りラスクの賞味期限は【1〜2週間】です。
賞味期限がきれて、以下のような変化がみられるときは食べるのをやめましょう。
賞味期限切れラスクの食べたら危険!のサイン
- においが変
- 味がちがう
- 食感がちがう
- カビが生えている
ラスクはお家にある材料で簡単につくることができます。
パンを大量消費したいときは手作りラスクに挑戦してみませんか?
ラスクはおつまみとしても楽しめるので、おもてなしやパーティーにもオススメです!