忙しい主婦の味方!電子レンジ。
料理をするときの下ごしらえに使う方も多いですよね。私もハンバーグを作る時、よく玉ねぎを電子レンジにかけて火を通しちゃいます。
バーベキューなんかで玉ねぎを丸ごとアルミホイルに包んで炭に入れて、15分前後したらトロットロの美味しい玉ねぎが出来ますよね。少しバターと醤油をたらして…北海道出身の私にはそれだけでご馳走でした!
では、電子レンジで玉ねぎを丸ごと温めたらどうなるのでしょうか⁈
[st-kaiwa5]爆発しちゃうの?[/st-kaiwa5]
[st-kaiwa6 r]トロトロ美味しくなる?[/st-kaiwa6]
果たして、電子レンジでもトロトロの玉ねぎが出来るのでしょうか?いやいや、やっぱり危ないんじゃ…
この記事では、玉ねぎを電子レンジで調理する場合の加熱時間や注意点、玉ねぎを使った時短レシピを紹介するので、是非毎日の献立に役立ててくださいね♪きっと明日からすぐに作りたくなるはず!
Contents
玉ねぎを丸ごとレンジで加熱すると危ない⁈穴を開ければ大丈夫!
玉ねぎをそのまま丸ごと電子レンジで温めると、電子レンジの中で爆発してしまいます。
丸ごと電子レンジで温める場合は、玉ねぎに竹串で何箇所か穴を開けるようにしましょう。
穴を開けておけば、皮ごとチンしても大丈夫ですよ。皮が熱をこもらせてくれて【600Wで8分】加熱すれば良い感じのトロトロ蒸し焼きになります。
[st-kaiwa5]電子レンジでもバーベキューで作るトロトロ玉ねぎが出来ちゃうんですね♪[/st-kaiwa5]
面倒でなければ、玉ねぎの皮をむいて、先端とお尻を切り落として、上下に十字の切り込みを入れておくと更に安心です。
玉ねぎをレンジで加熱すると甘みが2倍UPする!
科学的に電子レンジで加熱した玉ねぎとフライパンで炒めた玉ねぎの甘みを比較すると、なんと電子レンジで加熱した玉ねぎの方が2倍甘くなったという結果があります。
この理由は、電子レンジとフライパンの加熱速度の差です。
玉ねぎの内部に素早く熱を伝えられる電子レンジを使った方が、玉ねぎの辛味成分の「硫化アリル」を蒸発させて、消えやすくしてくれるのです。
その結果、玉ねぎ本来の甘み成分だけが残り、甘みを感じやすくなります。
また、玉ねぎを切る時に涙が出るのもこの硫化アリルが原因なのです。硫化アリルは熱と水に弱いので、電子レンジで加熱することによって涙が出にくくなりますよ!
[st-div class=”” margin=”0 0 15px 0″ padding=”0 0 0 0″ add_style=””][st-minihukidashi fontawesome=”e” fontsize=”” fontweight=”bold” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”” margin=”0″ radius=”5″ position=”” add_boxstyle=””]甘み成分の正体は…[/st-minihukidashi][/st-div][st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”5″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0 0 25px 0″]
電子レンジで加熱して残った甘みの成分は「プロピルメルカプタン」というもので、硫化アリルが電子レンジで熱せられたことで変化した物質です。
プロピルメルカプタンには、胃の粘膜を保護し、胃の血流を促進してくれる作用があります。
飲み会や外食で胃が荒れているときは、電子レンジで加熱した玉ねぎがからだに優しい効果を発揮してくれますよ。オニオンスープなんかが良いですね♪
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時短な上に、甘みもUPするなら、電子レンジを使わない手はないですね。丸ごと以外は爆発する恐れもないので安心して使えますよ。
[st-kaiwa6]甘さが出るので、ハンバーグや肉じゃが、カレーライスなどに加えると、砂糖の節約にもなります![/st-kaiwa6]
しかし、玉ねぎの栄養は水に溶けやすいという弱点があります。
よく玉ねぎの辛味を抜く為に、水にさらしておきますよね。私もよくやっていました。
しかし、水にさらしておくと、せっかくの栄養が逃げてしまいます。水にさらす場合は時間を長くし過ぎないようにしましょう。
[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]スープにしてしまえば、水に溶けた栄養も逃さず取り込むことが出来ますよ![/st-cmemo]
または、玉ねぎの辛味成分は熱に弱いので、熱湯にくぐらせても辛味を抜くことができます。
しかしこの場合は、食感が少し変わってしまうので、シャキシャキよりも生のバリバリ感を楽しみたい方は酢水につけておくと辛味が抜けやすいのでオススメです。
若干酢っぽさが残ってしまいますが、サラダやマリネにする場合はドレッシングをかけるので、さほど気にならないですよ!
[st-mybox title=”玉ねぎの栄養「アリシン」” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
また、玉ねぎにはアリシンという栄養素が含まれています。アリシンは疲労回復や滋養強壮に効果があります。アリシンはビタミンB1の吸収を促進してくれるので、ビタミンB1が豊富に含まれている豚肉と一緒に食べると疲労回復効果が期待できます。
[st-kaiwa5]私はこれを知って豚の生姜焼きには玉ねぎを入れるようにしています![/st-kaiwa5]
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[st-mybox title=”玉ねぎの栄養「ケルセチン」” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
玉ねぎにはケルセチンという栄養素も含まれています。ケルセチンは動脈硬化の予防効果があります。よく玉ねぎを食べると血液がサラサラになると言われるのは、ケルセチンが含まれているからだったんですね!
ケルセチンは脂溶性で、油に溶ける性質を持っています。そのため、油と一緒に調理すると効率よく摂取できます。
[st-kaiwa6]ごま油で野菜炒めにしたり、玉ねぎ入りの野菜のかき揚げなんかも良いですね♪[/st-kaiwa6]
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玉ねぎをレンチンして食べても大丈夫?
玉ねぎをレンジで加熱して食べることは全く問題ありません。実際、電子レンジを使用することで簡単に調理でき、玉ねぎ固有の辛味も少しマイルドになるため、さまざまな料理に使いやすくなります。
玉ねぎをレンジで加熱する方法
- 玉ねぎの準備:
- 玉ねぎは皮を剥き、お好みの大きさにスライスまたはカットします。
- 加熱用の容器に入れる:
- 切った玉ねぎを耐熱容器に入れ、軽く水をふりかけます。これにより、加熱時に水蒸気が発生し、玉ねぎが柔らかくなります。
- ラップをかける:
- 容器をラップで覆い、一部分を開けておくことで蒸気が抜けるようにします。
- 加熱する:
- 電子レンジで高温で約2分から3分加熱します。加熱時間は玉ねぎの量やレンジのワット数によって調整してください。
- 完成:
- レンジから取り出し、少し冷ましてからお召し上がりください。
注意点
- 加熱しすぎると玉ねぎがべちゃべちゃになる可能性があるので、適切な時間加熱することが大切です。
- 玉ねぎをカットする際は、サイズを均一にすることで、均等に加熱されます。
玉ねぎは加熱することで甘みが増し、料理の風味が豊かになるため、サラダ、スープ、炒め物など様々な料理に活用できます。電子レンジを使うことで手軽に調理できるので、忙しい時にも便利ですね。
美味しい玉ねぎの選び方のコツ
[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 平たくなく、まん丸に近い形をしている
- 表面がよく乾燥していて、透明感のある茶色
- 身が硬く、頭の部分がしっかり締まっている
- ずっしり重みがある
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よく玉ねぎの皮に黒い斑点がありますが、これは黒カビの一種です。
皮をむいて黒い部分を取り除けば大丈夫なので、気にしなくて大丈夫です。しかし、玉ねぎ自体が柔らかくなってしまっている場合は、実まで腐ってしまっているので、使わないようにしましょうね。
[st-div class=”” margin=”0 0 15px 0″ padding=”0 0 0 0″ add_style=””][st-minihukidashi fontawesome=”e” fontsize=”” fontweight=”bold” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”” margin=”0″ radius=”5″ position=”” add_boxstyle=””]玉ねぎと新玉ねぎの違いって?[/st-minihukidashi][/st-div][st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”5″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0 0 25px 0″]
一般的に玉ねぎの収穫時期は玉ねぎも新玉ねぎも同じ春です。通年販売されている玉ねぎは収穫後に約1ヶ月ほど乾燥させて保存性を高めたものです。一方、新玉ねぎは乾燥させずに出荷されます。
なので新玉ねぎは3月から5月の春に出回るんですね!
新玉ねぎは乾燥させない分、水分が多く含まれているので、あまり日持ちしません。新玉ねぎはポリ袋に入れ冷蔵庫に入れて2~3日で食べ切りましょう。
新玉ねぎは乾燥させていないため、辛味が少なく甘味が強いのが特徴なので、特にサラダやマリネなどにオススメです。
玉ねぎは保存性が高いので、風通しの良い冷暗所で保管すれば大丈夫ですよ。
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【切り方別】玉ねぎのレンジ加熱時間
切り方 | ワット数 | 加熱時間 |
丸ごと(皮付きの場合は穴を開けておく) | 600W | 5分(トロトロにする場合は8分) |
くし切り | 600W | 5分 |
スライス | 600W | 3分(辛味を抜く程度なら1分) |
みじん切り | 600W | 3分 |
ハンバーグで使う飴色玉ねぎも電子レンジを使えばかなり時短になります。
[st-mybox title=”調理方法” fontawesome=”fa-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no” margin=”25px 0 25px 0″]
- みじん切りした玉ねぎを耐熱皿に広げる
- バターを乗せてラップをかけず、600Wの電子レンジで1分加熱
- 全体を混ぜて更に600Wで5分加熱
- これをフライパンでお好みの色の飴色になるまで加熱すればOK!
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レンジで加熱すると爆発する食材一覧
時短のために、色んな食材を電子レンジで加熱していませんか。実は、加熱すると危険な食材もあるので注意しましょう。
特に、殻や膜で覆われたものは、温度が上がると中の水分が膨張し、爆発する危険があります。玉ねぎも皮付きは穴を開けないとNGでしたね。
[st-midasibox title=”電子レンジで加熱できない食材” fontawesome=”fa-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- 卵
- 銀杏
- 栗
- イカ
- ソーセージ
- たらこ
- トマト
[/st-midasibox]
どれも一度は、電子レンジにかけて爆発した経験があるのではないでしょうか。
[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-attention” fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”#ffcdd2″ borderwidth=”” iconsize=””]電子レンジにかける時は、忘れずにラップをしましょう![/st-cmemo]
また、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃなどをそのまま加熱すると、水分が蒸発しきって煙が出て焦げてしまうことがあります。
芋類は一度水にくぐらせてから電子レンジで加熱しましょう。
玉ねぎとレンジで【10分以内】に出来る時短レシピ集
玉ねぎと電子レンジを使ってできる、簡単レシピをご紹介します。
丸ごと編
丸ごと玉ねぎベーコン蒸し
引用 cookpad
<作り方>玉ねぎに切れ目を入れて、ベーコンを挟み込み、コンソメとバターを乗せて600Wの電子レンジで5分!
見るからに美味しそうですよね!チーズを乗せても美味しそうです。お酒のつまみにも◎
新玉ねぎのおかかバターポン酢
引用 cookpad
<作り方>新玉ねぎの上下を落として切り込みを入れ、バターを乗せて600Wの電子レンジで5分!ポン酢をかけて、かつお節を乗せたら出来上がり!
ほんのり甘い新玉ねぎは美味しいですよね♪
半玉編
玉ねぎとコーンの簡単おつまみ
引用 cookpad
<作り方>玉ねぎを半分に切り、格子状に切り込みを入れる。ベーコンとコーンをパラパラかけてラップをして600Wの電子レンジで2分30秒!オリーブオイル、しょうゆ、黒胡椒をかけて完成。
格子状に切り込みを入れることで更に火が通りやすく時短に◎
焼き玉ねぎの味噌チーズマヨ
引用 cookpad
<作り方>玉ねぎを半分に切り、500Wの電子レンジで6分!
玉ねぎに味噌をぬり、マヨネーズとチーズをかけてトースターで焦げ目がつくまで焼くだけ。仕上げに青のりをパラパラ。
味噌×マヨネーズ×チーズは裏切りません!
くし切り・輪切り編
無限たまねぎ
引用 cookpad
<作り方>玉ねぎをくし切りにして、ツナ缶と塩胡椒を入れて混ぜ、電子レンジで6分30秒!仕上げにパセリをかければ立派な一品の出来上がり。
こちらも簡単!無限ピーマンが流行りましたが、無限たまねぎも良いですね。ちょっとしたお弁当のおかずにもなりそうです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]ツナ缶が無い時は、めんつゆとかつお節でも美味しいですよ◎[/st-cmemo]
玉ねぎステーキ
引用 cookpad
<作り方>玉ねぎを1センチの輪切りにして、600Wの電子レンジで5分!フライパンで片面2分ずつ合計4分蒸し焼きにして、最後に焼き肉のタレをかけて1分加熱するだけ!
お肉料理の付け合わせにも良いですね◎
「玉ねぎをレンジで加熱すると危ない⁈コツを抑えれば簡単時短に!」のまとめ
[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-point” fontawesome=”fa-check” iconcolor=”#FF8F00″ bgcolor=”#FFF8E1″ color=”#000000″ bordercolor=”#FFE082″ borderwidth=”” iconsize=”150″]
- 玉ねぎは穴を開ければレンジで丸ごと加熱しても大丈夫
- 玉ねぎをレンジで加熱すると甘みが2倍UPする
- 皮や膜で覆われた食材をレンジにかけると爆発するので注意
- 玉ねぎとレンジを賢く使うと10分以内で立派なおかずが出来る
[/st-cmemo]
改めて見ると、玉ねぎは万能食材ですね!
冷蔵庫にストックしておけば、忙しい時でも電子レンジで立派なおかずになります。
個人的に、玉ねぎ×チーズ×ベーコンの組み合わせで料理しておけばとりあえず美味しい気がします!(笑)
玉ねぎが嫌いというお子様も少ないでしょうし、電子レンジを使った甘い玉ねぎで今日も美味しいおかずを作ってみてくださいね♪
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