鶏肉には、むね肉やもも肉、手羽先などたくさん種類がありますよね。
ですが、鶏肉を買いに行くと部位ごとに値段が違いませんか?
一体なぜなのでしょう。
この記事では、鶏肉の部位ごとの値段や部位ごとのカロリー、料理法など、鶏肉について詳しくご説明します。
Contents
鶏肉は部位によって値段が違う!どれくらい違うのかご紹介します
よくスーパーで見かける鶏肉の種類として、
- むね肉
- もも肉
- ささみ
- 手羽先
- 手羽中
- 手羽元
があります。
これらの100gの値段を部位ごとにみていくと、このようになります。
[st-midasibox title=”鶏肉の部位ごとの値段(100gあたり)” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
むね肉:45円~70円
もも肉:68円~130円
ささみ:76円~110円
手羽:50円~100円
[/st-midasibox]
手羽については、手羽元が一番安く、次いで手羽先、手羽中という順になります。
今回は国産の鶏肉についてご紹介しました。
産地やブランドなどによって価格は変わりますが、普段スーパーで買うならこれくらいの値段だと思います。
鶏肉の中で一番安いのはむね肉!その理由は?
鶏肉の部位ごとの値段をご紹介しました。
これらを見てみると、やはりむね肉が一番安いですね。
その理由は、むね肉が他の部位に比べて料理するとパサついてしまったり、味が薄いからです。
もし、むね肉ともも肉が同じ値段だったとしたら、おいしいもも肉の方を買いますよね。
そうすると、むね肉が売れ残ってしまいます。
そのため、売れ残りを防ぐために、むね肉の値段を安く設定しているのです。
しかし、料理の仕方によっては、むね肉のパサつきを抑えることができます。
知っておくとむね肉が家計の味方になってくれますよ。
鶏肉の部位ごとのカロリーはどれくらい違う?比較してみました
鶏肉は他の肉と比べてヘルシーと言われています。
最近はサラダチキンなどもたくさん売られていて、ダイエットに活用している方も多いですよね。
実は、鶏肉は部位ごとにそのカロリーも違います。
鶏肉の部位ごとのカロリーを低い順から並べると以下のようになります。
[st-mybox title=”鶏肉の部位ごとのカロリー(100gあたり)” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 軟骨:54kcal
- 砂肝:94kcal
- ささみ:109kcal
- レバー:111kcal
- むね肉(皮なし):116kcal
- もも肉(皮なし):127kcal
- むね肉(皮つき):145kcal
- ひき肉:186kcal
- 手羽元:197kcal
- もも肉(皮つき):204kcal
- ハツ:207kcal
- 手羽先:226kcal
- 鶏かわ(むね):492kcal
- 鶏かわ(もも):513kcal
[/st-mybox]
やはり、鶏肉はヘルシーといわれるだけあって、カロリーの少ない部位が多いですね。
ダイエットに向いている食材といえるでしょう。
ですが、皮の部分はカロリーが高めです。おいしいですが、食べすぎには注意しましょう。
鶏肉にはどんなダイエット効果がある?栄養成分からご紹介
それでは、鶏肉にはどんなダイエット効果があるのでしょうか。
栄養成分とともにご紹介していきます。
筋肉を作って基礎代謝を高める
鶏肉には、筋肉を作って基礎代謝を高める効果があります。
これは、鶏肉に含まれるたんぱく質による働きです。
たんぱく質は、むね肉やささみに多く含まれていて、他の食材と比べても良質です。
筋肉や基礎代謝を高めることは、ダイエットには必須ですので、積極的に摂っていきたいですね。
むくみを解消する
また、鶏肉には、むくみを解消する効果があります。
これは、鶏肉に含まれるカリウムによる働きで、もも肉に多く含まれています。
ダイエットをしてもなかなか瘦せない人は、むくみが原因の場合もあります。
カリウムを摂ることで、塩分の過剰摂取を抑え、血圧を下げることができます。
塩分の過剰摂取はむくみの原因になりますので、体のむくみが気になる方は摂りたい栄養素です。
生活習慣病の予防になる
なんと、鶏肉には生活習慣病の予防効果もあるのです。
これは、鶏肉に含まれるイミダゾールペプチドという栄養成分の働きです。
イミダゾールペプチドは、むね肉に多く含まれていて、抗酸化作用があるとされています。
他にも、疲労物質である乳酸を取り除いて疲労を軽減させたり、
活性酵素を抑制して老化や生活習慣病のリスクを緩和したりする効果があります。
鳥が長時間飛ぶことができるのも、このイミダゾールペプチドのおかげなんだそうです。
生活習慣病の予防のためにダイエットしたい方にもいいですし、最近お疲れ気味の方にもおすすめですね。
鶏肉の部位ごとの料理法は?肉の特徴からおすすめをご紹介します
鶏肉は部位ごとに違った特徴があります。
その特徴を活かした料理方法を知っておくと、よりおいしく鶏肉を食べることができます。
今回は、スーパーで簡単に手に入るむね肉、もも肉、ささみ、手羽先の4つをご紹介します。
むね肉:臭みが少なくさっぱりしている
まずは、むね肉です。
むね肉は、脂が少なく高たんぱく低カロリーなので、ダイエットにはもってこいの部位です。
臭みも少なくさっぱりしているので、どんな料理にも使える万能なお肉です。
しかも値段が安いというのも嬉しいポイントですね。
チキンカツやナゲット、筑前煮などに使われることが多いです。
ですが、せっかくならダイエットの味方サラダチキンにしてみてはいかがでしょう。
そのままでもいいですし、冷やし中華やサンドイッチの具などにも使えます。
[st-midasibox title=”手軽に自家製で!サラダチキンのレシピ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
材料
- 鶏むね肉 1枚(300~400g)
- 酒 50ml(大さじ3と1/3)
- 水 50ml(大さじ3と1/3)
- 砂糖 大さじ1/2
- 塩 小さじ1
- 生姜のしぼり汁 小さじ1ほど
- レモン果汁 くし切り1切れ分
- おろしにんにく 少々
- こしょう 少々
- 加熱時追加分として 酒と水を各大さじ1ずつ
作り方
- 調味料を全て混ぜる
- むね肉の下ごしらえをして、ビニール袋に混ぜた調味料とむね肉を入れて冷蔵庫で半日~1日置く
- 下味がついたむね肉を小さめの鍋に移して蒸らす
[/st-midasibox]
引用 白ご飯.com
もも肉:脂肪が多めで歯ごたえがいい
つぎは、もも肉です。
もも肉は、脂肪が多めでコクがあり、歯ごたえがいいのが特徴です。
むね肉はさっぱりした料理に向いていますが、もも肉はこってりした料理に向いています。
もも肉を使った料理で人気なのは、唐揚げやカレーです。
しかし、ここでおすすめするのはもも肉のアヒージョです。
レンジを使って時短でできますし、唐辛子を入れずに塩分を控えめにすればお子さんでも食べられます。
[st-midasibox title=”レンジで6分!鶏肉のアヒージョ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
材料(3~4人分)
- 鶏もも肉 大1枚(300g)
- えのき茸 1袋(約200g)
- オリーブオイル 大さじ5
- にんにく 1/2かけ
- 塩 小さじ1/2
作り方
- もも肉は一口サイズに切る。にんにくは皮をむいて薄切りにする。えのきは半分にしてほぐす。
- 1をすべて耐熱容器にいれて、食材の上からオリーブオイルと塩をかけ、ざっくりかき混ぜる。
- 耐熱容器にふんわりラップをかぶせ、600wのレンジで4分加熱する。
- 4分後、お箸でかき混ぜ、再度ふんわりラップをかけて1分~2分加熱する。
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引用 つくりおき食堂
ささみ:脂が少なくて味は淡泊
3つ目はささみです。
ささみは、脂が少なくて味は淡泊なのが特徴です。
ダイエットや胃腸が弱っているときに向いている食材です。
火を通しすぎるとパサパサになるので、茹でるか、軽く火を通す程度がいいです。
ささみを使った料理はサラダや揚げ物が多いのではないでしょうか。
いつも同じ料理でささみに飽きてしまった方に、茶碗蒸しをおすすめします。
[st-midasibox title=”ささみの茶わん蒸し” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
材料(4人分)
- ささみ 2本
- 酒・醤油 各少量(下味用)
- かまぼこ 4切れ
- 生しいたけ 4~6枚
- ぎんなん 4粒
- 卵 2個
- だし 2カップ
- 塩・醤油 各大さじ1/2(味付け用)
- みつば 少量
作り方
- ささみはすじを取ってそぎ切りにする。酒と醤油で下味をつける。
- かまぼこは両端に切り目を入れて端を組ませる。しいたけは軸を取って大きいものは半分にする。ぎんなんは殻を取って茹でて薄皮をむく。
- 卵は溶いて、だしと塩・醤油(小さじ1/2)と合わせて卵液を作り、こしておく。
- 蒸し茶碗に全て入れて蒸す。
- 出来上がったら、最後にみつばをのせる。
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手羽先:コクがあってダシもよく出る
4つ目は、手羽先です。
手羽先はうまみが強いのと、コラーゲンが多いのが特徴です。
他の鶏肉の部位と比べてカロリーは高めなので、ダイエットには向いていないかもしれませんが、好きな方は多いですよね。
手羽先といえば、唐揚げが王道の料理法です。
手羽先はこってりした料理が多いので、さっぱりしたチキンスープをご紹介します。
[st-midasibox title=”手羽先のスープ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
材料(4人分)
- 手羽先 8本
- ねぎ 1/2本
- しょうが 1かけ
- 水 5~6カップ
- 大根 300g
- にんじん 中1/3本
- 固形ブイヨン 1個
- クコの実 適量
- 酒 大さじ2
- 塩・こしょう・ごま油 各少量
作り方
- 手羽先はよく洗って鍋に入れ、ねぎのぶつ切り、しょうがの薄切り、水をいれて火にかける。
- 煮立ってアクが浮いてきたら取り除き、煮汁が澄んだら弱火にして20~30分煮る。
- ねぎとしょうがを取り除く。
- 大根とにんじんは輪切りか半月切りにして、ブイヨン、クコの実と一緒に1の鍋にいれて煮る。
- 酒、塩、こしょう、ごま油で調味して完成。
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鶏肉は部位によって値段が違う!部位ごとのカロリーや鶏料理もご紹介のまとめ
- 鶏肉は部位によって値段が違い、一番安いのはむね肉。
- 鶏肉は全体的にカロリーが低く、一番カロリーが低いのは軟骨。
- 鶏肉の部位ごとのおすすめ料理法は以下のとおり
- むね肉はサラダチキン
- もも肉はアヒージョ
- ささみは茶碗蒸し
- 手羽先はチキンスープ
鶏肉は値段が安く、ダイエットや健康にもいいので、主婦やダイエット中の方などいろんな人の味方です。
野菜と違って値段の変動もあまりないので、安心して買うことができますよね。
料理法もたくさんあるので、アレンジ次第でどんな料理にも化けてくれます。
ぜひ、ご紹介した料理法も試して健康な体を手に入れてください!
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