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ガスコンロの火がつかない原因は両方か片方かで違う?解決策はコレ!

あれ?ガスコンロの火がつかない!

今こちらの記事を見つけた方は、もしかするとそんなハプニングに見舞われている方かもしれません。

これからお湯を沸かそうと思っていたのに!

 

 

 

煮物や炒め物を作ろうと思っていたのに!

 

 

 

そんな時にガスコンロの火がつかないだなんて、忙しい時に困るのよ〜!

 

 

 

その気持ちがよくわかります。

ガスコンロの火がつかないといっても、

例えば、冒頭の画像のようにコンロが2つ付いている2口(くち)コンロの場合だと

両方ともつかなくなってしまったのか、

または片方だけつかなくなってしまったのか、

それによっても火がつかない原因が異なってきます。

まずは故障を疑う前にこちらの記事を読んでみて下さい。

もしかするとお悩みを解決するお手伝いができるかもしれません。

 

 

ガスコンロの火がつかない!両方か片方だけかで原因が異なる

 

 

ガスコンロの火がつく仕組みとは?

まずはガスコンロの火がどうやってついているのかその仕組みを簡単にご説明します。

 

ガスコンロが着火する基本的な仕組み

引用 (東京ガス)

 

① ガスコンロの点火ボタンを押します

② バーナーキャップからガスが出ます。

③ 点火プラグが火花を発することで着火します。

 

着火の仕組み自体は、さほど複雑ではないように感じました。

しかしこれだけ大きく火力というエネルギーを発生させる機器にもかかわらず、

子どものオモチャを動かすのと同じ乾電池で動いているというのが、なんとも不思議な感じがします。

 

ガスコンロの火がつかない原因は両方か片方だけかで異なる

ガスコンロの着火する仕組みを踏まえて、火がつかない原因を考えてみると、

火がつかないのは、バーナーキャップ点火プラグといった、

主要部品の不具合が原因と想像できるかもしれません。

確かに一因ではあるのですが、ガスコンロの火がつかない原因はそれ以外にもいくつかあげられます。

 

2口(くち)コンロの場合、

両方のコンロがつかないのか

あるいは片方だけのコンロがつかないのか

それによって火がつかない原因が大きく変わってくるようです。

 

 

ガスコンロの火がつかない原因と解決策

ここではガスコンロの火がつかない原因を解決策とともにご紹介していきます。

 

その前に!

ガスの元栓は開いていますか?

引用 (東京ガス)

 

慌ててしまうと根本的な原因に気が付かないことがあります。

あるいは自分ではなく家族など他の誰かが元栓を閉めていたなんてこともありますので、

まずは元栓が開いているか確認してみましょう!

 

両方のコンロがつかない場合考えられる原因と解決策

さて、ガスの元栓も開いているのを確認したけど、やっぱりガスコンロの火がつかない。

しかも両方ともつかない!

そんなときはこんな原因が考えられます。

① ガスコンロの電池が切れている

② ガスホースが折れ曲がっている 

③ ガスメーターでガスが遮断されている

④ ガスコンロ機器の故障

両方のガスコンロがつかない場合は、ガスコンロ機器自体に問題があったり、ガスの供給経路に原因があるように考えられます。

それぞれの解決策はこちらです。

①ガスコンロの電池が切れている

乾電池の交換をしましょう。

ガスコンロの機器によっては電池切れのお知らせをしてくれる機能が付いているものもあるのでそちらの表示もチェック!

乾電池の寿命自体が1年〜2年ほどなので長く使用しているようであれば新しいものに交換してもよいでしょう。

また、乾電池を交換する際はプラスマイナスの向きが逆になっていないか、入れ間違いにも注意です。

 

②ガスホースが折れ曲がっている

ガスの元栓とガスコンロを繋ぐガスホースは折れ曲がったりしていませんか?

引用 (DCM)

こちらが折れ曲がっているとガスコンロへのガスの供給が遮断されて、火がつかなくなる可能性があります。

折れ曲がるということは長さが適切ではない可能性もありますので、適切な長さに調整することをおすすめします。

③ガスメーターでガスが遮断されている

ガスメーターでガスが遮断されている場合は他のガス機器(給湯や暖房)も使用できなくなるのでまずは使用できるかを確認しましょう。

ガスメーターは次のような要因がある場合自動的に遮断されることがあるそうです

・ガスメーターの安全装置が作動したとき

・震度5強以上の地震を感知したとき

・一定量のガスが長時間にわたり流れたとき

・その他の原因で異常を感知したとき

ガスメーターはランプ点滅をチェックのうえ、自分で復帰作業することが可能です。

復帰作業の方法は利用しているガス会社のホームページに掲載されている場合もあるので確認してみましょう。

 

④ガスコンロ機器の故障

ガスコンロの機器自体が故障してしまった可能性も考えられます。

ガスコンロ機器の寿命は約10年~15年と言われていますが、メーカーで既に部品がないため修理できないこともあります。

火を取り扱う機器ですし、不具合が目立つようであれば、寿命を迎える前に買い替えることも検討したほうがよいでしょう。

 

参考

18,800円(税込)

引用 (Amazon)

買い替えるとは言っても、お手軽に買える金額ではないかもしれません。

性能のいいものだと40,000円~50,000円するものも。

後半で詳しくご紹介しますが、ガスの種類によって購入すべきガスコンロも変わるので買い替えの際は注意が必要です。

 

片方のコンロがつかない場合考えれる原因と解決策

一方、片方のコンロがつかない場合はこんな原因が考えらえます。

 

① バーナーキャップの汚れや不良

② バーナーキャップのズレ

③ 点火プラグの汚れや不良

コンロの片方のみしかつかない場合は、両方のみつく場合に比べ、部品の汚れや不良に原因があるように考えられます。

それでは解決策をご紹介していきます。

①バーナーキャップの汚れや不良

吹きこぼれた時の汚れをそのまま放置しておくと汚れが蓄積され、ガスコンロが正常に動かなくなったり、安全装置が働いて停止してしまったりする可能性があります。

使用したあとは日頃からこまめに掃除、お手入れするようにしましょう。

バーナーキャップの掃除方法

① ガスコンロからバーナーキャップ、五徳を外す

② 柔らかい布、使用済み歯ブラシを使い汚れを取り除く
  (それでも取り除けない汚れは、重曹や水で薄めた中性洗剤を使用してもOK)

③ 乾いた布で水気が残らないようきれいにふき取る

 

②バーナーキャップのズレ

バーナーキャップの掃除が終わり、これで一安心と思ってガスコンロに戻す時も注意です。

このバーナーキャップがずれていて正しい位置にはまっていないとうまく火がつかない場合があります

私もこれよく間違えるんですよね!

2口(くち)コンロだとせっかくの機会だしと両方まとめて掃除するのですが

絶妙に大きさや形が違っていることに気が付かずにはめてしまい、

あれ?掃除したのにやっぱり火がつかない!と悪戦苦闘したことがあります。

掃除だけでなく、ズレにも気を付けましょう

 

③点火プラグの汚れや不良

ガスコンロに火をつけるとき、こちらの点火プラグから火花が出て点火するのですが、

こちらも汚れていたり、水気が付いていたりするとうまく火が付かないことがあります

やはりこちらもバーナーキャップと同様にこまめに掃除しておくことをおすすめします。

バーナーキャップと違って基本的に取り外すことはできませんので、

使用済みの歯ブラシなどで優しくこすってあげるだけでも改善される可能性があります。

私の反省

私がついついやってしまいがちだったのが

洗い終わったフライパンの水気を拭かずにそのままガスコンロに置くことです。

ズボラ主婦なものでそのままガスコンロ上で乾かし、そのまま使う作戦のつもりだったのですが

たまに火が付かない原因になっておりました。

反省しております。もうやっていません。

 

それでも解決しない場合は無理せず修理依頼する

ガスコンロの火がつかない原因別の解決策を紹介しましたが、

自己判断で必要以上にあれこれいじってしまうと、修理ができなくなるどころか危険な事故につながる可能性もあります。

解決策を試してみても改善されない場合は無理をせず、ガス会社やガスコンロ機器を購入した販売店などに修理の依頼をしましょう

 

 

ガスコンロの火がつかなくならないように普段から掃除しよう

ガスコンロも普段から掃除をしていれば、火がつかなくなる可能性は低くなるでしょう。

さきほどお伝えしたとおり、特に片方だけコンロの火がつかなくなる場合、

各部品の汚れも火がつかない原因の一つになっています。

お料理中に吹きこぼしてしまった際など、汚れが蓄積してしまう前に気づいた時のお掃除が肝心です。

 

ガスコンロの掃除方法

【用意するもの】重曹、水、スプレーボトル、スポンジ、使用済み歯ブラシ

下準備:掃除の前にガスコンロの部品で取り外せるものはを取り外しておきましょう。

               その際、重曹水に浸けておくと掃除するときに汚れが落ちやすくなりますよ!

step
1
重曹スプレーを作る

 

小さじ1の重曹を100mlの水に溶かしスプレーボトルに入れるだけです。

step
2
1で作った重曹スプレーをガスコンロの汚れに吹きかけます

水気や油分の多い汚れには重曹の粉をそのまま振りかけてもOK

step
3
そのまま10~15分ほど放置する

汚れが浮かびあがってくるのを待ちましょう。

step
4
浮かび上がった汚れをスポンジや歯ブラシでこすりとる

重曹水のおかげで簡単に汚れを拭き取る事ができますので、強くゴシゴシとこすらないよう気を付けましょう。

隙間や細かい部分は使用済みの歯ブラシが大活躍!丁寧に汚れを落としていきましょう。

step
5
下準備の段階で重曹水に浸けておいた部品も同様に掃除

部品もスポンジや使用済み歯ブラシで汚れを落とします。

ガスコンロ機器本体もそうですが、重曹水での掃除が終わったら必ず乾いた布などで水気を拭きとりましょう

 

重曹水はマルチプレイヤーだね!100円ショップでも手に入れられるのが嬉しい♪

 

 

 

 

ガスコンロの火はつくけれど絶対にしてはいけない事【番外編】

逆にガスコンロの火はつくけれど今すぐ使用をやめてほしい情報を一つお伝えします。

まず、ガスの種類に都市ガスプロパンガスという種類があるのはご存じでしょうか。

引用 (MOTTO!北ガス)

 

このとおりガスはガスでもまるで別ものです。

つまりガスコンロもガスのタイプに合った機器を使用しなければならないのです。

仮に異なったガスのタイプに合っていないガスコンロを使用してしまうと、異常に火力が強くなる事もあるため、やけどをしてしまったり

使用しているフライパンや鍋といった調理器具を焦がしてしまったり、ガスコンロの機器自体が故障してしまったり、

一番怖いのは一酸化炭素中毒の恐れもあるということです

とはいえ、ガスコンロ自体も安価なものではありませんし、ガスの種類が変わる度に買い替えをするのは大変なこと。

しかも今まで使用していたガスコンロがまだ新しい場合ならなおさらもったいない気持ちになりますよね!

そんな時改造という方法があります。

つまり都市ガス用プロパン用

あるいはプロパン用都市ガス用

機器の部品交換をしてもらえるのです。

我が家でも部品交換をしてもらったことがあるのですが、費用は大体5,000円~10,000円(出張費等除く)程度。

新品のガスコンロを購入するよりお安く済みました!

ただ、業者や部品によっては新品購入するより高くなってしまう場合もあるので、購入か改造かよく検討することをおすすめします。

 

我が家の体験談

ちなみに我が家は転勤族だったので、転居先によってガスの種類が変わることもよくありました。

そのためガスコンロやガスホースを都市ガス用プロパンガス用と2台併せ持ちして引越していた事があります。

当然新しい入居先ではどちらか1台しか使用しないので、もう1台はいつ来るかわからない出番を待ちながら物置で待機。

余計な荷物が増えて大変でした。

ちなみに都市ガスは東京ガスや大阪ガスなどの大手ガス会社は12A・13Aといった種類のガスを提供している場合もあり、

この場合、それに合わせたガスコンロ機器を使用しなければなりません。

都市ガスといってもさらに種別が異なる場合もありますので、十分に確認して下さいね!

 

 

ガスコンロの火がつかない原因は両方か片方かで違う?解決策はコレ! ーまとめー

  • ガスコンロの火がつかない場合、両方のコンロがつかないのか片方だけのコンロがつかないのかによって、原因が異なるのでよく確認する。
  • ガスコンロの火がつかない場合の原因と解決策。自ら試しても改善されない場合は無理せず専門業者に修理の相談をする。
  • ガスコンロの火がつかなくならないようにするためには日常的な掃除が肝心。汚れをため込まずすぐに掃除する。
  • ガスコンロはガスの種類(都市ガスorプロパンガス)が異なるため、その種類に合わせた機器を使用しなければ重大な事故につながる可能性もあるので絶対にしない。

ここまで記事を読んで頂きありがとうございます。

ガスコンロの火がつかない問題が解決し、お役に立てていたらとても嬉しいです。

いつも点火スイッチ一つで簡単に火が使えるとても便利なガスコンロですが、突然使えなくなっていしまうとちょっとパニックになってしまいますよね。

しかし意外と自分で解決できたりするので、慌てずに対処してみて下さいね!

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