ATMで記帳したら、通帳の余白がない!?
長く通帳を使っていると、そのような場面に出会うことがありますよね。
初めて通帳の余白がなくなった人は、その後どうして良いか分からないかもしれません。
そこで今回は、ゆうちょ銀行の通帳繰越ができる場所と方法についてまとめてみました。
Contents
ゆうちょ銀行の通帳繰越できる場所
ゆうちょ銀行の通帳繰越ができる場所は、以下のとおりです。
- ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口
- 一部のATM
ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口
ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口は、どのゆうちょ銀行・郵便局でも受付可能です。
ゆうちょ銀行の通帳を発行した支店でないとできない、なんてことはありません。安心して最寄りのゆうちょ銀行、郵便局へ行ってくださいね。
通常貯金口座(総合口座通帳)はデザインを3種類から選択でき、窓口では選ぶことが可能です。
一部のATM
ゆうちょ銀行の一部ATMでも、通帳繰越ができます。
しかしATMで通帳繰越を行う場合、通帳のデザインは指定できません。通帳のデザインを選びたい人は、ATMではなく窓口で通帳繰越をしてくださいね。
店舗に複数台のATMがあっても、繰越機能のないATMがほとんどですので、事前に調べてから行くことをおすすめします。
通帳繰越ができる一部ATMは、以下のサイトから検索できます。
【検索方法】
1.「利用条件からさがす」から「ATMから選ぶ」を選択
2.「通帳の繰越」にチェックを入れて検索
ゆうちょ銀行の通帳繰越に必要なもの
ゆうちょ銀行の通帳繰越に必要なものは、以下の通りです。
- ゆうちょ銀行の通帳
余白がなかったり、記帳した後に余白がなくなった際に手続き可能です。
磁気不良や、余白が十分にある場合の取り換えはできません。その場合は、窓口で手続きを行ってください。
例外として、通帳の他に印鑑が必要な時があります。それは、ゆうちょ銀行になる以前に発行された通帳を繰り越す時です。
例えば「ぱ・る・る」の通帳などが対象になります。ゆうちょ銀行になる前、「日本郵政公社銀行部門」の時の通帳が「ぱ・る・る」です。
そんな大昔の通帳で休眠扱いになっている場合、2020年4月から通帳の再発行に手数料がかかりますのでご注意ください。
ここ数年でゆうちょ銀行を使い始めた人は、基本的に対象外なのでご安心ください。
このようにゆうちょ銀行になる以前に発行された通帳を繰り越す人は、以下2点が必要です。
- 印鑑
(通帳印でなくても問題なし。ただし、持って行った印鑑がお届け印になるため注意が必要)
- 本人確認できるもの
(免許証、パスポート、住基カードなど写真付きのものがおすすめです)
- 委任状
(本人以外が繰越へ行くときは、本人直筆の委任状が必要です)
ゆうちょ銀行の通帳繰越方法を伝授します
窓口で通帳繰越を行う場合は、以下の手順で簡単にできます。
通帳繰越自体が初めての人は、窓口で行うことがおすすめです。
- ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で「通帳繰越したいです」とお伝えする
- 通帳を渡す
- 通帳繰越完了!!(記帳できてないものがある場合、一緒に記帳もしてもらえます)
窓口では、通帳を渡すだけで全て完了します。通帳のデザインも選べるため、窓口が開いている時間に通帳繰越へ行ける人は窓口の方が簡単でしょう。
一般的に普通の窓口が開いている時間は、平日9:00-16:00、土日祝休みです。
またATMで通帳繰越を行う場合、基本的には以下の手順です。ATMの種類によって、方法が異なる場合もあります。
- 画面にある「通帳記入・通帳繰越」のボタンを押す。
(通帳繰越ができないATMでは「通帳記帳」ボタンのみ表示されます)
- 通帳を挿入する
(先に記帳を行うため、記帳後余白がなくなる・既に余白がないと「通帳繰越確認画面」に移る)
- 「通帳繰越確認画面」で「確認」ボタンを押す。
- 「発行する」ボタンを押す
- 新しい通帳と、繰越前通帳の計2冊を取り出す
窓口が開いている時間に通帳繰越へ行けない人には、ATMで行うことがおすすめです。
通帳のデザインは選べませんが、ATMが使える時間は通帳繰越もできるため仕事で忙しい人や学生でも行くことができます。
また自分名義以外の家族の通帳を繰越したい時も、ATMが良いでしょう。
YouTubeにてATMでの通帳繰越の動画がありましたので、こちらもご覧ください。
ゆうちょ銀行の通帳繰越はどこでもできる?繰越方法を伝授します!!のまとめ
いかがでしたか?
本記事ではゆうちょ銀行の通帳繰越ができる場所と、その方法について紹介しました。
- ゆうちょ銀行の通帳繰越は、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で可能
- 一部ATMでも通帳繰越はできるが、通帳デザインは選べない
- ゆうちょ銀行になる以前に発行された通帳を繰越す時、印鑑や本人確認書類が必要
この記事を読めば、初めて通帳繰越をする人も安心して行えますね♪
もし不安になったら、まずはゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口へ行くことがおすすめです。
窓口の人はみなさん優しいため、すぐに対応してもらえますよ。