朝起きて、「よし!1日の始まりだ!」というときに、下痢だと一気にテンションが下がってしまいませんか?
朝ごはんも気持ちよく食べられず、仕事場や学校に行くのが憂鬱です。
私は中学生の時に過敏性腸炎を発症しました。
今では生活に支障なく日々を過ごせるようになったのですが、時々とんでもない腹痛に襲われることも。
今回はストレスによって腹痛に悩まされているかなと思っている人に向けて、その対処法を私の経験談からお伝えします!
Contents
朝起きると下痢なのはストレスが原因?
過敏性胃腸症候群による腹痛と下痢
私は幼少期、特に腹痛に悩まされたことはありませんでした。
どちらかというと食欲旺盛、好き嫌いなしの子供でした。
私が毎日のように腹痛に襲われるようになったのは中学二年生の時。
最初は食事や体調が原因の一次的なものかな、と思っていました。
ですが腹痛の回数は日々増え続け、ひどいときには1日に6回ほどトイレに駆け込む日もありました。
授業に集中できなかったり、朝の電車に乗れなかったり、部活に遅れたりしてしまうことが辛くて、病院に相談しました。
するとお医者さんから、「ちびまる子ちゃんの藤木くんと同じ症候群だよ」という診断を受けました。
そしてその診断名は過敏性胃腸症候群でした。
過敏性胃腸症候群はストレスが原因
過敏性胃腸症候群とは、ストレスや生活習慣により、下痢や便秘、ガスに悩まされる病気。
私の場合はストレスにより下痢に悩まされていました。
正直藤木くんのイメージはあまりよくなく、藤木くんと自分が同じということが受け止められませんでした。
そのような気持ちもあり、「何かストレスに感じていることはありますか?」という質問に、強がって「特にありません」と答えてしまいました。
病院では下痢止めと痛み止めが処方され、母と帰宅しました。
「すぐに治るような病気じゃなくて、ストレスを取り除くことで徐々に改善される」という言葉が怖くて、家に帰ってからもストレスが原因なはずがないと思いこでいました。
ストレスなんかでお腹が痛くなるような弱い人間ではないと思いたかったんだと思います。
しかし冷静になって考えると、当時の私にとって部活はとってもストレスでした。
その証拠に腹痛に悩まされるようになってから最初の方は、部活の時間が近づくとトイレに駆け込んでいたのです。
最終的には腹痛になるのが怖くて不安になり、また腹痛になってしまうという悪循環が起こっていました。
朝起きると下痢の時の対処法
ストレスだと感じることから少しでも距離をおく
ストレスだと感じることは人それぞれ全然違うと思います。
仕事がストレスな人、学校が憂鬱な人、人間関係に悩みすぎてしまう人。
一度自分が何が嫌で、何が楽しいか、しっかり考えて見ましょう。
私の場合は、自分自身がHSPという性質を持っているということと、部活の上下関係が苦痛だと再確認することができました。
HSPとは少し話題になった『繊細さん』の本で紹介されている、気づきすぎてしまう人のこと。
気にしすぎてしまう、と聞くと、イメージが一様になり、自分は違うなと思う人もいるかと思います。
しかし、外交的な方やチャレンジ精神旺盛な方もHSPである可能性は十分にあるので、自分はメンタルが強い!などと追い込まないようにしましょう。
そもそも繊細な人は自分の感情に敏感な分他人に優しくできるのでとくな性格だと思っています。
中学生の自分にとって部活をやめるのはとても勇気がいることでした。
部活をやめることは同期と友達を辞めることになっちゃうんじゃないかと思ったからです。
その怖さから中学の間は引退まで部活を続けました。
しかし今では少し後悔しています。
部活を辞めても当時なかの良かったことは今でも会うし、嫌なことをしていた時間にもっと自分の好きなことをできたんじゃないかと思うからです。
もし、とてもストレスに感じていることがあり、やめるのが怖い、という方は、腹痛を体からのSOSだと思って思い切って辞めて見てください。
体は嘘をつきません。
日々の食生活に気をつける
過敏性胃腸症候群の大きな原因のもう一つは生活習慣。
毎日忙しいと、油っぽいものや外食、アルコールをどんどん口に放り込んでしまいます。
しかしただでさえ目まぐるしい毎日に消化に負荷がかかるものを摂取していたら、少しのストレスでもすぐにお腹に影響が出てしまいます。
自分に合う食材を探してベストな状態を見つけましょう。
私の場合は、油物の取りすぎやコーヒーなどのカフェインに気をつけています。
また、病院ではスポーツドリンクや果物は望ましくないと教えてくれたので、それらもできるだけ避けるようにしました。
漢方薬を飲む
下痢になりやすい人が同じく悩まされるのが便秘。
私は下痢と便秘を交互に繰り返す型でした。
突発的な下痢は地獄ですが、慢性的な便秘も劣らず地獄。
便秘を解消するために下剤を飲み、下痢に悩まされ、また便秘を繰り返すという悪夢を経験していました。
その連鎖に少しでも希望を見出してくれたのはツムラで販売されている「桃核承気湯」という漢方薬。
市販の下剤もたくさん試しましたが、効果があまりないものや、耐性のつきやすいもの、過度な腹痛に至るものなど様々でした。
その中でこの漢方薬は緩やかにでもしっかりと腸の運動を促してくれるので非常に重宝しました。
ただ、私は病院で処方されたので、一度専門家に相談されてから使用することをお勧めします。
【まとめ】朝起きると下痢なのは過敏性胃腸症候群が原因だった!?対処法も!
- 過敏性腸症候群はストレスと生活習慣が原因
- 対処法1 ストレスは早いうちに解決しよう
- 対処法2 食事を見直そう
- 対処法3 漢方薬は頼れる