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ヒートショックでめまいが起こった際の対応方法について

ヒートショックというのは、一言でいうと、急激な温度変化のせいで身体が受ける影響のことを言います。軽い症状のひとつに、めまいがあります。軽い症状とは言え、どのように対応すべきかというのはきちんと知っておいたほうが良い内容ですので、覚えておきましょう。

ヒートショックでめまいが起こった場合の対処方法について

ヒートショックの症状として、めまいや立ちくらみといった症状が発生したら、無理に立ち上がるのではなく、身体を低い状態に保って症状が収まるのを待つのが有効です。無理をして立ち上がったり、動いたりするのは、かえって症状を悪化させますので、絶対にしないように注意してください。

めまい以外の重度な症状が見られる場合の対応方法について

めまいや、立ちくらみというのは、ヒートショックの症状の中では比較的軽い症状と言っていいでしょう。

失神や意識障害、脳梗塞、心筋梗塞といった可能性が考えられる場合は、救急車を呼んで、安静にしてください。

ご家族の方は、ヒートショックを起こした家族が嘔吐している場合は、嘔吐物がつまらないように顔を横向きにしてください。

湯船で溺れている場合は、湯船から出します。人手がなく難しい場合は、まずお湯を抜き、救急に連絡し人を呼びましょう。

 

心筋梗塞と脳卒中はヒートショックの最悪のパターンと言っていいでしょう

心筋梗塞というのは、心臓に急激な負荷がかかったことにより発生すると言われ、脳卒中については、脳の血管に急激な負担が発生したことによって、発生すると言われています。

いずれも、ヒートショックの際に発生する可能性のある、症状であり、かつ、対応については、緊急に行わなければならないことが発生してきます。

締め付けられるような胸の痛み・呼吸困難・嘔吐・意識障害といった症状が見られる場合

上記のような症状が見られる場合には、心筋梗塞のおそれがあります。一刻を争う状態なので、すぐに救急車を呼びます。応急措置として、嘔吐している場合は吐瀉物を取り除き、横向きに寝かせて気道を確保します。入浴中の事故の場合、まずは湯船から出すことを考えましょう。とはいえ、体の濡れた裸の人を担ぎ上げるのは一人では難しいこと。すぐに人手が集まらない場合は、浴槽の水を抜いて減らし、お風呂のふたなどで上半身を支えて沈まないようにします。

頭痛・激しい嘔吐・眠り込む・ちぐはぐな受け答え・意識障害といった症状が見られる場合

上記のような症状が見られる場合には、脳卒中の恐れがあるので、すぐに救急車を呼びます。脳卒中は頭を動かさないことが重要です。意識がないからといって、無理に揺さぶったりしてはいけません。吐瀉物が喉につまらないよう横向きに安静に寝かせた状態で、救急車を待ちます。

心停止・呼吸がないといった場合は、救急車が来るまでに心肺蘇生などの救急措置を行う事が望ましいですが、知識がないと正しい蘇生法を行うことは難しいと思います。高齢者のいる家庭では、いざという時のために各自治体の講習会を受けるなど、普段から救急蘇生法について知っておくと心強いですね。

ヒートショックを予防する方法について

 

家の中の寒暖差をなくす
ヒーターや暖房で脱衣所、トイレを暖めましょう。シャワーを使ったり、湯船にお湯はりをして、浴室を温めてから浴室に入るようにしましょう。
入浴前には水分を摂る
お風呂では、汗をかき水分が失われ、血液が濃縮された状態になりやすいです。この状態になると、血液が固まりやすくなり、血栓ができやすく、心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こしやすくなります。お風呂の前に水分を摂り、血液の濃縮を予防しましょう。

浴槽から上がるときは、ふちに手をつけ、ゆっくり立ち上がる。
急に立ち上がると血圧が急に下がり転倒の恐れがあります。
一人での入浴やトイレに行く際は、家族やそばにいる人に声をかける。
長時間戻らない時に確認してもらえます。
便秘気味の人は、薬などで便秘を改善する
いきむ力を弱めるようにしましょう。

 

 

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