レシピに書いてあるとそれを使わなくてはいけないのでは、と思いがちですよね。
買いに行かないといけないか迷うところです。
今回は、家に純ココアが無くても代用できるアイテムについてお教えします。
これを読めば、わざわざ買いに行かなくても大丈夫です。
お家にあるものを使って簡単に代用して作っちゃいましょう。
Contents
純ココアがない…そんな時は家にあるこれで代用!!
皆さんが一番最初に思いつくのは、「調整ミルクココア」ではないでしょうか。
これなら、家にあるという方も多いはずです。
純ココアは、この「調整ミルクココア」を使って代用する事が可能です。
ですが、調整ミルクココアには、純ココアには含まれていない成分がたくさん使われています。
では、どうすればいいのか、上手に代用する方法を解説していきたいと思います。
1.調整ミルクココアで代用する際の分量は?
2.調整ミルクココアで代用すると、見た目と味はどう変わる?
調整ミルクココアで代用する際の分量は?
純ココアを調整ミルクココアで代用する場合、レシピと同じ量のココアを入れてしまうと、仕上がりがとても甘くなってしまいます。
そうならないために、分量を調節して使わなければなりません。
純ココアを調整ミルクココアに代用した場合は、
- ココアの分量をレシピの3倍にする。
- 増えた分の砂糖を減らす。
こちらが必要になります。
他の材料の分量はレシピ通りで大丈夫です。
レシピの純ココアが20g、砂糖60gの場合は、
調整ミルクココアが、60g、砂糖20gになります。
こうすることで甘ったるい感じになることを防ぐことが出来ます。
さらに甘さが控え目の方が好みという場合は、砂糖をほぼ加えなくてもいいかもしれません。
元のレシピの量によっても異なってきますので、自分のお好みに合わせて調節してみてください。
調整ミルクココアで代用すると見た目と味はどう変わる?
純ココアを調整ミルクココアで代用する場合の分量について分かりましたね。
では、代用した場合に見た目や味は変わるのでしょうか。
やはり代用しているため多少、見た目や味に変わりはあります。
ですが、両方を作って食べ比べなければ分からないくらいの変化です。
色は若干薄めの色合いになり、風味がやや劣ります。
とはいえ、美味しく作ることが出来ますので気にしなくて良いと思います。
まずはお家にあるものを使って作ってみて下さい。
本格的に作りたいという方は、純ココアを使ったレシピにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
私もよく、調整ミルクココアで代用して、クッキーやココアケーキなどを作るのですが、いつも美味しいと言ってもらえています。
なので、調整ミルクココアでの代用でもきっと気づかれないはずですよ。
純ココアはミロや板チョコでも代用できる?!
純ココアがない…
さらに調整ミルクココアもない…というときは、「ミロ」や「板チョコ」でも代用可能です。
ミロや、板チョコの他にも代用できるものを提案していきます。
家にある物が合ったら、是非代用してみてください。
では、それぞれ代用の方法について見ていきましょう。
1.ミロで代用する方法とは?
2.板チョコで代用するには?
3.そのほかの代用方法は?
ミロで代用する方法とは?
ミロで代用する場合は、調整ミルクココアと同じでOKです。
純ココアの分量の3倍、増やした分の砂糖の量を減らしましょう。
「ミロ」は、ココア味の麦芽飲料ではありますが、やはり、ココアとは違う味ですね。
ココアのお菓子というよりも、「ココア風味のお菓子」といった仕上がりになります。
もうちょっとココア感が欲しい…という場合は、少量のコーヒーを加えると少し苦みが追加されるので、よりココア感を出すことが出来ます。
味は、勿論おいしいので、純ココアを買いに行くのが面倒というときには、ミロを使って代用しちゃいましょう。
板チョコで代用するには?
純ココアは、チョコレートの原料のカカオ豆から作られるので、板チョコでもOKです。
ただし、パウンドケーキやクッキーなどの様に生地に練り込んで代用するものがおすすめになります。
板チョコといっても、カカオの含有量の種類がたくさんあります。お菓子で使う場合は、カカオの含有量が高めの物を選びましょう。
カカオの含有量が低い物を使う場合は、分量の砂糖の量を減らす必要があります。
そのほかの代用方法は?
①インスタントコーヒー
インスタントコーヒーは、苦みのある大人向けのお菓子には代用可能です。
向くお菓子としては、ほろ苦テイストのガナッシュなどですね。
コーヒーの味が強くなってしまうので、クッキーやパウンドケーキなどの甘みを重視する物には向きません。
コーヒークッキーやコーヒーケーキにしてしまった方がいいですね…
ほろ苦い系のお菓子を作るには代用OKです。
②チョコレートシロップ
クッキーやカップケーキなどの簡単なお菓子の代用に向きます。
仕上がりの色は薄くなってしまいますが、ちょっとした代用ならOKです。
チョコレートシロップはかなり甘く作られているので、使う際には砂糖の量に十分注意しましょう。
③ミルメーク
学校給食でおなじみのミルメークでも代用可能です。
甘みは、かなり強く、仕上がりの色は薄めになるので、その点には注意してください。
④プロテインココア味
トレーニングしている方は家にあるかもしれません。
こちらでの代用も出来ます。
さらにプロテインには、他の栄養素も含まれているので、同時にその栄養も取ることが出来ますね。
ダイエットレシピにもおすすめかもしれません。
いくつか代用する方法をご紹介しました。
すぐに代用できそうなものはあったでしょうか。
代用する場合は、甘さや量など作るお菓子の種類によって変えなくてはなりません。
それぞれの特徴に気を付けて代用してみてください。
純ココアとココアパウダーって違うもの?調整ミルクココアとの違いは?
これまでに、純ココアを調整ミルクココアに代用する方法についてお話してきました。
分量などについては分かりましたが、この違いについて詳しく説明できますか?
純ココアと並び、よくレシピに載っているココアパウダーについても一緒に解説していきます。
お菓子作りをする際に役立てて見てください。
1.純ココアとココアパウダーって同じ?
2.調整ミルクココアには何が入っているの?
3.純ココアと調整ミルクココアを比べてみると何が違う?
純ココアとココアパウダーって同じ?
純ココアとココアパウダーは同じものです。
両方ともチョコレートの原料である、カカオ豆から作られます。
カカオ豆の種皮や胚芽を取り除いてすりつぶしたカカオマスから、さらに油分を減らして、パウダー状にしていきます。
では、なぜ違う名前で呼ばれているのでしょうか。
それは、
- ココアパウダーは食品の種類の名称
- 純ココアは商品名
だからなのです。
どちらでも中身は変わらないので、どっちを使うのが正解なのか迷わずに使って大丈夫です。
調整ミルクココアには何が入っているの?
次に調整ミルクココアについて解説していきます。
純ココアと調整ミルクココアは、少し違うものになるので覚えておいてくださいね。
まず、純ココアは、100%カカオ豆から作られています。
では、本題の調整ミルクココアはどうでしょう。
調整ミルクココアには次のものが含まれています。
- ココアパウダー
- 糖類
- 乳製品
- 麦芽
- ナッツ
こういったものが入っています。
これはココアパウダーを飲みやすくするためです。
牛乳やお湯に溶かして飲むと甘味を感じられるようになっています。
純ココアと調整ミルクココアを比べてみると何が違う?
では、純ココアと調整ミルクココアを比べてみましょう。
①甘み
- 純ココアには甘味がない
- 調整ミルクココアには甘味があり、飲みやすい
純ココアは、砂糖などの余計なものが入っていない為、お湯や牛乳などに溶かしても苦みがあります。そのままでは、飲みづらさを感じるかもしれません。
調整ミルクココアには砂糖や乳製品が入っているので、小さなお子さんも飲みやすくなっています。
②カロリー
調整ミルクココアのほうがカロリーが高い
純ココアと比べると、砂糖や乳製品といったカロリーの高いものが含まれているので、もちろんカロリーは高くなります。
純ココアも、飲みづらいからと言って、砂糖やミルクを足すとその分カロリーが上がりますので注意してください。
③栄養価
純ココアの方が、栄養価が高い。
純ココアは、他の食品が含まれていません。
そのため、調整ミルクココアよりも、食物繊維、たんぱく質、脂質、マグネシウム、鉄分といったミネラルが多く含まれます。
また、ココアポリフェノールも多く含まれています。
栄養についても考えている方でしたら、代用して調整ミルクココアを使うよりも、純ココアを使った方がいいですね。
純ココアがない時の代用についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
純ココアがない時の代用方法は、
- 「調整ミルクココア」を使う
その際は、純ココアの分量の3倍にして、増やした分の砂糖を減らす。
- 砂糖の量を減らして「ミロ」を使う
- 生地に練り込むお菓子なら「チョコレート」を使う
- インスタントコーヒー
- チョコレートシロップ
- ミルメーク
- プロテインココア味 を使う
以上が純ココアの代用方法でした。
代用する場合は、それぞれに特徴がありますので、その点に注意して使うようにして下さい。
また、
「純ココアとココアパウダーは同じものである」
とお伝えしました。
お菓子作りで迷っていた方はこちらも参考にしてください。
お家にいる時間も増えたと思いますので、お菓子作りで楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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