海外旅行に行くときに気になることの1つとして、「水道水を飲んでも大丈夫か」がありますよね。
実は、安全に水道水を利用できるのは世界で【9か国】しかないんだそうです。
では、安全に水を飲める国は一体どこなのか、発表していきます。
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水がきれいな国ランキングとは?
水がきれいな国ランキングとは、国土交通省の調査をもとに「日本人が安全に水道水を飲める国」をランキングしたものです。
なんと、国土交通省の調査によると、水道水の水をそのまま飲める国は、日本を含めて【9か国】しかありません。
日本を含めて9カ国しか、水道の水をそのまま飲める国はありません!
詳しくは、平成30年度版「日本の水資源の現況」
8月1日は #水の日
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世界に約200国あることを考えると、水道水をそのまま飲める国がどれだけ少ないかお分かりいただけると思います。
観光名所として水がきれいなところは、ナイアガラの滝やウユニ塩湖、青の洞窟など世界各地にたくさんあります。
しかし、飲料水として使えるのかというと、そうではないようです。
水がきれいな国ランキング1位から5位を発表!
では、水がきれいな国ランキングを発表します。
一般的に安全な水が飲めると言われている日本は何位でしょう。
水のきれいな国ランキング1位 アイスランド
世界で一番水がきれいな国はアイスランドです。
アイスランドといえば、火山や間欠泉などの自然がたくさんあるイメージですよね。
そんなアイスランドでは、ほとんどの場所で水道水をそのまま飲むことができます。
アイスランドは、もともと自然が豊かである上に、インフラ整備も最高レベルです。
また、管理も徹底されているので、安全性も保障されています。
特にアイスランドの首都であるレイキャビクの水道水は、消毒など手を加えていない正に天然の水が水道水として出てきます。
世界的にも安全と言われている日本の水道水でも消毒されているので、
アイスランドの水道水がどれだけきれいなのかは想像できると思います。
水道水そのものが天然水なので、わざわざミネラルウォーターを買う人もいないのだとか。
水がきれいな国ランキング2位 オーストラリア
水がきれいな国ランキング2位は、オーストラリアです。
オーストラリアも自然が豊かな国です。
エアーズロックや世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフなど、手つかずの自然が広がっています。
オーストラリアでは、国が定めた厳しい基準を通過した水のみが、水道水として使われます。
水のおいしさも最高レベルだそうです。
しかし、近年では、水不足が問題になっていて、オーストラリアの水の価値が上がっています。
オーストラリアの首都であるシドニーでは、ペットボトルの水1本が400円で売られているそうです。
日本では考えられない値段ですが、旅の記念に買ってみるのもいいかもしれません。
水がきれいな国ランキング3位 日本
水がきれいな国ランキング3位は、日本です。
アジアの国の中でも唯一のランクインです。
日本の水道水のきれいさや安全性は、説明しなくてもお分かりですよね。
日本では、水道水の衛生管理が徹底されていて、都市部でも地方でもきれいで安全な水道水が飲めます。
日本の水質検査は、なんと約200種類もあるそうです。
日本で使われている水の浄化技術は、海外でも使われるほど優秀です。
水のきれいさは、日本が海外で誇れることの1つですね。
水がきれいな国ランキング4位 スウェーデン(ストックホルム)
水がきれいな国ランキング4位は、スウェーデンです。
スウェーデンの首都であるストックホルム周辺がランクインしています。
ストックホルムの街は14の島からなり、「北欧のベネチア」とも呼ばれる水の都です。
自然豊かで水道水の水質がとても良いのが特徴で、良質が地下水が豊富に採掘できます。
また、ストックホルムの水道水にはカルキ臭がありません。
あのプールの水のような、つんとしたカルキ臭が苦手な人も多いと思いますので、その点も水がきれいだと言われる理由の1つですね。
ストックホルムの水道水は、日本の水道水と同じ軟水なので、日本人には嬉しいポイントです。
水がきれいな国ランキング5位 フィンランド
水がきれいな国ランキング5位は、フィンランドです。
4位のスウェーデンのお隣の国です。
フィンランドは高い山がなく、平らな国土は森と湖で覆われています。
ムーミンが生まれた国としても有名です。
フィンランドではインフラが発達しており、アパートやホテルはもちろん、船内でも水道水を安心して飲むことができます。
フィンランドも日本と同じ軟水なので、日本人にも嬉しいですね。
フィンランドに住む人は、空のペットボトルやマイボトルに水道水を入れて持ち運ぶそうです。
わざわざミネラルウォーターを買わなくてもいいほど、水道水の水質がいいということですね。
水がきれいな国ランキング3位の日本の水道水に対する海外の反応は?
日本は水のきれいな国ランキング3位にランクインしました。
日本人にとっては当たり前に飲むことができる水道水ですが、海外の人の反応はどうなのでしょう。
ブラジル40代女性
水道水は飲料可という事で驚きました。これはうれしいことであって、母国では生の水道水は飲まないほうがよい
ポーランド30代女性
水道水はきれいで、お湯を沸かしたポットもずっときれいです。お水を直接飲むこともできます。母国ではとても無理です
台湾40代女性
とても安心感があると思います。台湾の水道水はそのまま飲めません
エジプト20代男性
日本の水道水はすごくおいしいです。エジプトのインフラは残念ながら整備されていないため、水道水はたまに変な味や香りがします
トルコ40代男性
おいしくて、清潔だと思います。母国では地域によって水質が違います。飲み水は一般的に水を買って飲んでいます(井戸水などは別ですが)
引用 マイナビニュース
さすがに、ランキング3位というだけあって、日本の水道水に対する海外の意見は、良いものが多いですね。
水がきれいな国である日本の水が安全でおいしい理由
では、なぜ日本の水道水は安全でおいしいのでしょう。
その理由は以下の2つです。
- インフラ整備が簡単だから
- 水質検査を行う技術があるから
日本はインフラ整備が簡単だから
日本の水が安全でおいしい理由として、日本はインフラ整備が簡単だからというのがあります。
皆さんもご存じのとおり、日本は他の国に比べて国土が狭いです。
そのため、比較的コストも時間もかかることなく、水道などのインフラ整備を行うことができます。
反対に、国土の広いアメリカやロシアは、インフラ整備に多大なコストと時間が必要です。
水道のインフラ整備も大切ですが、国家としてはインフラ整備にばかり予算を割くことはできませんよね。
なので、あえてインフラ整備をせずにそのままにしているため、水道水を飲むことができないのです。
また、日本では「水道法」という法律に基づいて、徹底的にインフラ整備がされています。
この水道法のおかげで、日本の水道水の安全性が保たれているのです。
日本には水質検査を行う技術があるから
日本の水が安全でおいしい理由の2つめとして、日本には水道の水質検査を行う技術があるからというのがあります。
日本が行う水質検査の種類はなんと【約200種類】です。
この約200種類の水質検査を定期的に行っているのですから、安全なのは当然です。
また、日本の水道水は、浄水場で水の汚れを取り、塩素で消毒してから国民に届けられます。
このような水道の設備が整っているのは世界的にみても珍しく、だからこそ安心・安全といえるのです。
水がきれいな国ランキング1位から5位を発表!気になる日本は何位?のまとめ
- 日本人が水道水を安全に飲める国は9か国のみ。
- 水がきれいな国ランキング1位から5位は以下のとおり
- 1位 アイスランド
- 2位 オーストラリア
- 3位 日本
- 4位 スウェーデン(ストックホルム)
- 5位 フィンランド
- 日本の水道水が安全な理由は以下の2つ
- 日本はインフラ整備が簡単だから
- 日本のには水質検査を行う技術があるから
日本以外だと、ヨーロッパの国々が比較的インフラ整備が整っているので水がきれいだといえます。
反対に、アメリカやロシアなどの国がランクインしていないのが意外だったのではないでしょうか。
日本人は普段からきれいな水を飲んでいるので、海外の水は体に合わないことが多いです。
ですが、ランキングに入っている国の水は国土交通省のお墨付きです。