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プラゴミを洗うのがめんどう?めんどくさい!住んでいる地域のゴミ出しルールは再チェック!

ゴミの分別は地域ごとに取り決めがされていて、ちょっとしたことでも手間に感じる方も少なくないですよね。

分別の際には汚れも落とす必要があります。

ですが、汚れはどの程度落とすのか?なぜ落とすのか?

意外とあいまいにやり過ごしてしまうことも、今日を機会に明らかにしておきましょう。

早速、プラゴミを洗う基準やリサイクルのことをご紹介していきます!

 

 

プラゴミは洗う必要がある?汚れはどこまで落とすかについて

プラゴミは洗う必要があるか?

答えはイエスです。汚れているものは洗う必要があります。

プラゴミは、「プラスチック製容器包装」のゴミのことです。

おなじみのこのマーク。

もうありとあらゆる容器・包装にプラスチック製が使われていますね。

汚れの付着が多いものから、全く汚れがないものと様々です。

汚れがある場合は、洗う、もしくは拭き取る必要があります。

どれくらいきれいにするのか?

基準があいまいで、案外適当にやっつけてしまいますが、ポイントは以下の点。

  1. 中身を使いきっている
  2. しっかり洗い乾かす(全体的にベッタリと汚れが付着していなく、回収日まで保管しておいても臭いが発生しない程度)

汚れを落とすことが難しい場合は、不燃ゴミまたは可燃ゴミとするなど、住んでいる地域のルールに従うことが必須です。

多少の汚れはプラゴミとして出す地域もあれば、よく洗わないと取れない汚れのプラゴミは可燃ゴミとして出す事、としている地域もあります。

本来、「プラマーク」があり完全にきれいにできればプラゴミにできます。

ただ、洗う時には水も使い、場合によっては洗剤も使う・・・

ならば、過度な汚れは落とさず可燃ゴミに、としている地域もあるという事だと思います。

自分が住んでいる市町村によって、ゴミ出しのルールは異なるため、今一度確認してみましょう。

そもそも資源ゴミとしてのプラゴミは、なんのために汚れを落とし乾かす必要があるのか?

資源にしやすくするためですよね。

リサイクルの過程で、汚れや水分が付着していることが問題なのです。

意外と知らないプラゴミのリサイクルの過程をもう少し詳しく見ていきます!

 

 

プラゴミを洗うのが面倒!洗わずに出すとどうなる?!

プラゴミを洗うのが面倒だ・・・

「じゃあもう汚れたままで、プラゴミとして捨ててしまおう!」

と仮に、洗わずにプラゴミとして捨てるとどうなるか、知っていますか?

汚れがひどい状態でプラゴミとして捨てられた「違反物」は、人手で取り除き各自治体のルールに従って、再度(燃やすゴミなどに)分別されることになります。

仮に、汚れがついていない物の中に汚れがひどいものや水っぽいものが混ざっていた場合は、その汚れが他の容器に移ってしまったりもしますよね。

結局、リサイクルできたはずのプラゴミすら、ルールに従って出されなかった「違反物」によって再度分別しなければならないことに。

プラゴミのリサイクル過程(材料リサイクル「パレット」の例)

1

各家庭

分別収集

プラマークが付いているものを分別。汚れが落ちにくいものを除いて、さっと洗う

2

各市町村

引き渡し

リサイクルできない異物や違反物を人手で仕分ける

押し固めてかたまりにして保管

3

リサイクル工場

輸送

リサイクル工場に運び、機械に入れる

手選別や、風圧・浮力を使い異物を取り除く

小さく砕いて、洗浄・脱水・乾燥処理

押し固めて細かい粒にする

4

利用製品を作る工場

再生品

粒を溶かして機械に送る

溶かしたものを機械に置き、プレスする

5

新たな製品に生まれ変わる(写真は「パレット」と呼ばれるもの)

参考 日本容器包装リサイクル協会

いくつもの工程を経て、リサイクル品に再生産されていますね。

人手で選別しているとは・・・

自分が手間を惜しむことで、誰かの手間を増やしている、もしくは、誰かの手間を無駄にしていることも覚えておくべきと思いませんか?

ちなみに、ゴミ収集・資源回収は自治体の税金の使い道でもありますよね。

より税金を有効活用するために、プラゴミの分別一つとっても、各家庭でできる事はまだありそうです!

 

 

プラゴミとしてお菓子の袋は洗う?包装の内側がアルミの場合の分別は?

お菓子の袋も様々ですが、洗うか否か。

迷うものと言えば、ポテトチップスやチョコレートなどの油分の多いものでしょう。

これも各市町村、自治体によって見解が分かれるものですが、おおよそ「はたいて食べかすやお菓子のかすを落とす」です。

あまりに油分が多い場合は、「食器を洗うついでにサッと洗い流し乾かす」のがプラゴミとしてはより良いです。

こちらもあくまで、ご自身の市町村のルールに従いましょう。

ちなみに、お菓子の袋によっては「内側の素材はアルミでは?」という場合もありますね。

プラマークはついているけどそのままプラゴミとして出してOK

と少し迷う方もいるかもしれません。

この点に関して、カルビーの公式では以下の回答がありました。

「ポテトチップス」や「フルグラ」などの袋容器の主な材質は、プラスチックです。ゴミとして分別する場合は、プラスチック容器にあたります。(中略)商品の袋は、プラスチックとアルミの複合素材でできているアルミ蒸着フィルムと呼ばれるフィルムを使用しています。表示は、袋の重量構成比中、一番多いものが主たる素材とみなされますが、プラスチックの割合が高いので、プラマーク表示となります。

引用 Calbee

企業もリサイクルのためにきちんと表示し、伝えてくれているのですね。

 

 

プラゴミは洗うのが正解?住んでいる地域のゴミ出しルールは再チェック!・まとめ

  • プラゴミを出す基本は、「汚れは洗って乾かす」
  • 汚れがひどいプラゴミは人手で再度分別することになる
  • 地域ごとにゴミ出しのルールは異なる。正しく知れば無駄な手間を省ける場合も。

地域ごとに分別のルールが少しずつ異なっているので、この機会に今一度、自分の地域の分別ルールをチェックすることをおすすめします!

いらない手間をかけることも、手間をかけすぎないことも、各地域のゴミ処理の体制によっては善し悪しがあります。

私は今回改めて、生活で出るゴミの大半がプラゴミということを認識しました。

分別しにくいものや、捨てる手間がかかるものは買わないという選択も、洗うストレスから解放される有効手段ですね!

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