京都の名物である「西京焼き」をご存知でしょうか?
軽く塩をした魚の切り身を、米麹が入った甘みのある白味噌とみりんなどを入れた漬け床に漬け込んで「西京漬け」とし、それを焼いたものです。
切り身はさわらでも鯖でも良いのですが、私のオススメは断然、鮭ですね。あつあつご飯にもお酒のつまみにもよく合いますよ。
しかし西京焼きは焦げやすい、また調理器具にくっつきやすいのが欠点。でも焼き方によっては時短で手軽な商品なのです。
もっと手軽に西京焼きを楽しみたい場合に、この記事の方法を試してみてくださいね。
Contents
鮭の西京焼きを焼く前に準備するものはしわくちゃにしたアルミホイル?
スーパーでも手軽に買える西京焼きですが、初めに述べたようにちょっと敬遠してしまう理由があります。
[st-mybox title=”西京焼きを敬遠する理由” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
①焦げ付きやすい
②調理器具が汚れる
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こちらの欠点を避けるために、焼く前に注意したいことがあります。
[st-mybox title=”焼く前の注意点” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
①漬け込んだ白味噌をキッチンペーパーなとで拭う
②しわくちゃにしたアルミホイル、または魚焼き用ホイル、クッキングシートを用意する
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[st-kaiwa4]白味噌を拭うのは面倒だから、水洗いしたらダメなのかい?[/st-kaiwa4]
水洗いにすると、鮭が水っぽくなるので、水分はきれいに拭き取る必要があります。
切り身には味が漬け込んであるので、拭っても味は落ちません。また白味噌はきれいに拭えないと、その分焦げやすくなるので火加減には注意しましょう。
[st-kaiwa4]何でアルミホイルをしわくちゃにするんだろう[/st-kaiwa4]
しわくちゃにすることでアルミホイルに凹凸ができ、食材がくっつきにくくなるからです。
ちなみにアルミホイルには、つるつるした光沢面とつや消し面がありますよね。機能的にはほぼ違いがありませんが、光沢面に魚を乗せて調理する方がおすすめです。
光沢面に魚を乗せると、熱をよく反射するので、火の通りが早いからです。
[st-kaiwa4]アルミホイルを包んではいけないの?[/st-kaiwa4]
アルミホイルは包むのではなく、お皿のような形にして使います。西京焼きは水分が多いので、包み焼きにすると水分が出てベチャベチャになってしまうからです。
クッキングシートは焼けやすいので、フライパンの形に切って、はみ出さないように気をつけましょう。
さて、これらを敷くと調理器具が汚れにくいので、普通に焼くよりも断然、後片付けが楽になりますよ。
鮭の西京焼きの焼き方に使うのはフライパン?グリル?焼き時間はどのくらい?
さてここまで用意できたら焼いていくわけですが、焦げ付きやすいので必ず弱火にして、じっくり焼きましょう。
[st-kaiwa4]調理器具は何を使って、どのくらい焼いたらいいのかな?[/st-kaiwa4]
フライパンでもグリルでも魚が焼けるものなら何でも良いのですが、それぞれ焼き時間の目安があります。
なお鮭の皮を下にすると、くっつきやすいので身を下にしましょう。
【フライパンの場合】
アルミホイルなどを敷いて、弱火にしておきます。チリチリと音がしてきたら5〜6分加熱し、裏返して4分焼きます。
【グリルの場合】
アルミホイルかクッキングシートを敷いて、弱火で5〜6分加熱します。焦げ目がついたら裏返して、3〜5分焼きます。
【オーブントースターの場合】
アルミホイル上下から焼けるタイプだと、1000Wで8〜10分焼きます。
引用:cookpad
【オーブンの場合】
オーブンの設定を190℃で予熱をしておき、予熱が完了したら15分焼きます。
引用:つくおき
オーブンは時間がかかりますが、その分焦げ付きにくく、美味しく焼けますよ。
冷凍された鮭の西京焼きはどうやって解凍すると良いのか?
[st-kaiwa4]冷凍した西京漬けはどうやって解凍するの?[/st-kaiwa4]
冷凍してある西京漬けは、冷蔵庫に移して8時間ほど置いて自然解凍しましょう。
急ぐときは、中身が濡れないようにビニールに入れてから、水のはったボウルにつけて、20分ほど浸けておくと解凍できます。
解凍後は生のものと同じように焼くことができますよ。ちなみに冷凍された西京焼きは60日ほど保存が可能です。
鮭の西京焼きを普通の味噌で作る方法
西京漬けに使われる西京みそは、普通のみそよりも塩分が低くて甘みが多いので、普通のみそで作るときは甘みを足して作ります。
【自家製西京漬けの材料】
- 無塩の鮭 2切れ
- みそ 大さじ2
- 本みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 酒 大さじ1/2
- 塩 適量[/st-mybox]
①鮭に塩を軽く振り、出てきた水分を拭き取る
②みそ、本みりん、砂糖、酒をジップロックに入れて、その中に鮭も入れなじませる
③半日以上、冷蔵庫で保存する
引用:Nadiall
みその種類にもよりますので、味見してみると良いですね。保存したあとは、購入したものと同じように焼いて大丈夫です。
鮭の西京焼きはどんな焼き方にする?!後片付けが楽な方法とはのまとめ
- 西京焼きは京都の名物で、甘めの白味噌などに漬け込んだ「西京漬け」を焼いたもの
- 西京焼きは焦げ付きやすい、調理器具が汚れやすいという欠点がある
- 焼く前に白味噌をキッチンペーパーでしっかり拭い、しわくちゃにしたアルミホイルなどを使う
- アルミホイルは皿の形にして、包み焼きにはしない
- 調理器具は何でも大丈夫だが、弱火でじっくり焼くこと
- 冷凍の西京漬けは60日持ち、他の冷凍品と同じように解凍できる
- 普通のみそでも西京焼きは作れる
今回は鮭の西京焼きの焼き方について考えていきました。
じっくり焼いた鮭の西京焼きは本当に美味しいので、もっと手軽に西京焼きを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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