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チリ産の鮭は危ないか?一度は思う安全?危険?チリ産鮭の安全性について調べてみた

スーパーで買い物中に『今日は何を作ろうかな』と思いながら中をめぐっていると、ふとオレンジ色の魚が目に入ります。

『鮭か…今日は鮭を使おうかな』そう思って手を伸ばし表記を見たら産地が【チリ産】になっています。

そのとき私がいつも思うのは【チリ産】って安全なの?みなさん一度はおもったことないですか?

最近、ふるさと納税の返礼品にもちらほら見かける【チリ産鮭】。育ち盛りの子供たちに仕事を頑張ってくれている主人。

みんなが毎日元気で過ごすためにも、食事は安全においしく作ってあげたいものです。

それになにより家族の体に入るものなのでやはり産地は気になりますよね。今日はその安全性についてまとめました。

 

 

鮭のチリ産は果たして安全なのか?

鮭のチリ産…一度は思いますよね。安全なのかそれとも危険か、私たちは日々の生活の中で選択しなければならないことが、毎日たくさんあります。

そこで鮭のチリ産が安全か危険か?を今からお話ししていきたいと思います。

まず初めにチリ産は危険とは一概には言えないが出来たら控えるべきかもという印象です。

チリでは鮭の養殖をしているのですが、養殖をしている際にかなりたくさんの抗生物質と与えている飼料の劣悪さが、2016年5月末ごろからネットで問題になっています。

しかしながらすべてのチリの鮭養殖場がそうとは限りません。

実際に英ガーディアン紙の報道によると、大量死した鮭を2500トン(2700万匹)粉にして飼料として健康な鮭に与えていたそうです。

その点も気になりますが大量死する原因も何か気になりますよね。

 

 

鮭のチリ産における大量死の原因とは?

鮭の死因は様々で寄生虫や病気、赤潮などがあげられます。

またしても起きてしまった今回の鮭の大量死の原因について、2021年4月8日にチリ水産省が「鮭の大量死の原因は有害藻類ブルーム(HABs)である」と発表しました。

死んだ鮭は4200トンにものぼります。

有害藻類ブルーム(Harmful Algal Blooms=HABs=ハブ)とは大量に発生した藻類による現象によって、ありとあらゆる問題が発生することを言います。代表的なものが赤潮。

人間も動物も酸素を取り込んで息をしているため、当然ながらプランクトンも酸素を消費します。

それにより酸素が著しく減り、その結果魚が大量死する原因につながります。

また大量発生したプランクトンが魚のえらに張り付いたことによっても、酸素が回らなくなり死んでしまいます。

中には一部のプランクトンには、有害な毒素をはなつものもいるそうです。

その他にも、大量に死んだプランクトンの死骸が海底に蓄積されたものの分解(バクテリアが分解)に酸素が使われます。

酸素がなくなってしまうと、プランクトンの死骸に含まれる硫黄が還元され、硫化水素を発生させます。

硫化水素は水中に生息する生き物にはとても猛毒で、魚を含め貝やエビなどにも大きな影響を与えます。

2016年の大量死も、この有害藻類ブルームが原因だといわれています。

どんどん元をたどっていくと、チリの鮭養殖による汚染や飼育環境が原因ではないかと国際環境NGOグリーンピースは主張しています。

どういうことかといいますと、私も海水魚を飼育しているのですが、餌をやりすぎたり紫外線(ライト)照射時間が長かったりするとあっという間に苔や藻が生えてしまいます。

そのたびに水の入れ替えやえさの量、ライトの時間を変更し、掃除をしています。

ということは水槽内が魚の糞や残餌、もしくは微生物等の死骸によって富栄養化しているのです。

この汚れた水は藻類の餌になります。これに加えて日光により藻や苔が爆発的に増加します。

この現象と同じで、藻類ブルームが起きた原因は鮭養殖による海水の残餌、糞尿、死骸などによる汚染が今回の事態を大きくする、また助長させる一因になったと国際環境NGOグリーンピースは言っているのです。

 

 

鮭のチリ産がノルウェー産に比べて危険だといわれる原因は?

チリ産の鮭が危険だといわれている原因はズバリ

  • 大量の抗生物質の投与
  • 寄生虫を殺す殺虫剤の投与

チリは世界中の鮭の養殖生産量が2位ですが、1位がノルウェーになります。両者を比べて抗生物質投与の量を見てみましょう。

まずチリの抗生物質投与量は鮭1トンあたり950グラム、一方でノルウェーは1トン当たり0.17グラムの量が投与されています。その量およそ500倍だそうです。

もう一つは寄生虫を殺す殺虫剤。元々鮭はチリには生息していませんでした。

1970年に養殖の技術が持ち込まれたため、チリの海に生息する寄生虫への免疫がなく、どうしても殺虫剤を投与しなくてはならないのです。

薬を投与された食べ物を食すのは抵抗がありますよね。

できれば極力体に入れるのであれば、薬が使われている量が少ないものを選びたいものです。

しかし養殖である以上、ある程度の薬は使われているのもまた事実です。

だからと言って天然がいいとは限りませんし消費者次第になるのではないのでしょうか。

 

 

鮭のチリ産からひも解く天然と養殖のメリットデメリット

鮭のチリ産は、上記で説明したように抗生物質や殺虫剤が多く使われています。

その結果、最終的に行き着くのは養殖は食べずに天然を食べたらいいのではないか?というところです。

でも実はチリに天然の鮭はいないんです。正確には、わずかに存在はするけれど法律によって商品化することは禁止されています。なのでチリ産の天然鮭は手に入りません

ですので天然を食べたいのであれば、チリ産は食べられないということになります。

じゃあどこの天然なら食べても安全なのか?その答えはどこの天然な魚を食べたところで『100%安全とは言えない』です。

下記に、養殖と天然のメリットデメリットをまとめましたのでご覧ください。

 

養殖のメリット

  • 寄生虫がいないから調理時に気分を害したり誤って体内に入ってしまう可能性が低い
  • 魚の種類によるが基本的に脂がのって身がおいしい
  • 天然より安いことが多くある
  • 何を与えて育っているか明確にわかる(添加物)
  • 同じように育てられているので質が保たれている

養殖のデメリット

  • 狭いいけすや柵の中で大量に育てられているためストレスを感じやすく、同時に病気になりやすいので薬の投与がされている(抗生物質やワクチン)
  • いけすが狭いため運動不足で身がしまっていない
  • 寄生虫を殺す殺虫剤を使用している
  • 脂がのっているのでさっぱり食べたい人には向かない

天然のメリット

  • 脂があまり乗っておらず身がおいしい
  • 養殖と違って抗生物質や薬を与えられて育ってはいない
  • 広い海を泳ぎ回っているため身が引き締まっていて養殖に比べてストレスも病気も少ない
  • 養殖よりも栄養価が高い

天然のデメリット

  • どこで何を食べて育ったのか分からない。
  • 回遊魚だと海洋汚染されていたり、放射線がわずかに混ざった場所を通っている可能性も否定できない。
  • 寄生虫がいる可能性が養殖に比べて圧倒的に高い
  • 育った場所によるため質が保たれない。

いかがでしょうか。養殖と天然のメリットデメリットを見て、この記事を読んでいるあなたはどちらを食べたいと思いましたか?

どこの天然の魚を食べたところで100%安全とは言えない理由も、上記の天然のデメリットを読んでわかりますね。

どこで何を食べたかわからず、もしかしたらプラスチックを食べているかもしれないし、寄生虫が圧倒的に多いというのもこれもまた事実です。

 

 

鮭のチリ産はふるさと納税の返礼品にも

今チリ産鮭が、ふるさと納税の返礼品にも、ちらほら出てきているのはご存じでしょうか。

なぜちらほら出てきているかというと、9月以降にウニや秋鮭が大量に死ぬ事例が北海道で多発しているのです。

そのためウニも鮭も仕入れ価格は高騰し、鮭に関してはチリ産が出てきていると予想しています。

ちなみに大量死の原因は、過去最大の赤潮被害だといわれています。

 

 

【鮭のチリ産】一度は思うが安全?危険?ふるさと納税の返礼品にも のまとめ

  • チリ産の鮭が危険だといわれている原因は抗生物質と殺虫剤の量
  • チリ産は危険とは一概には言えないが控えるべきかもしれない
  • チリ産の養殖の鮭を控えて天然を食べるにしても、チリ産の天然は法律で規制されているため販売されていない
  • 養殖も天然もどちらも同じようなメリットデメリットがある
  • 結局のところ消費者次第

今回はチリ産の鮭は安全かどうかについて触れていきました。

この記事を読んでくれている方も良かったら、ふるさと納税の返礼品にも出ているようですので、買い物の参考にしていただけたら幸いです。

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