この記事では、たらこを美味しく食べ切るために知りたいことを、まとめてお教えします。結論を先に言ってしまうと、賞味期限は短くて、冷凍保存は可能です!ただし、賞味期限にも冷凍保存にも、それぞれ注意点があり、それを知っているとより美味しくたらこが食べられます。ぜひ最後まで読んで、賢くたらこを消費しましょう!
Contents
たらこの賞味期限はどのくらい?
ズバリ、生のたらこの賞味期限は大体1週間です。賞味期限とはなにか?と言うと、美味しく食べられる期間です。風味や味わいが劣らない期間、という理解で良いかと思いますので、実は、賞味期限は2、3日でしたら超えてもまだ食べられます。
しかしながら、味わいが落ちるのは避けられないので、できれば1週間以内に食べ切り、難しい場合は調理して食べるのがおすすめです。
賞味期限切れ直後や間近のたらこおすすめレシピ
賞味期限切れ直後や間近のたらこは、必ず加熱して食べましょう。衛生上は問題なかったとしても、風味や味わいが落ちているのは間違いないので、加熱と食材のプラスで美味しく食べ切るレシピを紹介します。
ピーマンのたらこバター炒めのレシピ
ピーマンだけでなく、にんじんやキノコ類などでも美味しく作れるのがこちらです。ポイントは、たらこをたっぷり使って、必ず火を通すこと。風味が弱まったたらこも、バターのコクと野菜の味わいでぐっと美味しく変身するお助けメニューです。
ピーマンのたらこバター炒めの作り方
- バターを熱したフライパンで溶かし、お好みの野菜を炒める
- 野菜がしんなりしたところで、皮をとってほぐしたたらこをお好みの分量入れる
- 最後に、お好みで醤油・塩胡椒で味を整えたら完成
焼きたらこ
シンプルにたらこを焼くだけで、また違った美味しさになります。そして、焼いてしまうとアレンジもきくので、この焼きたらこをポテトサラダに混ぜればタラモサラダに、パスタと和えればたらこスパに、と汎用性も高いレシピです。
焼きたらこの作り方
- トースターにアルミホイルを敷き、その上にたらこを並べる
- 上下5分ずつ加熱する。好みの焼き加減になるよう調整。
たらこの賞味期限と消費期限の違いは?廃棄の目安は?
ここまでで、たらこの賞味期限と、その期限内に食べ切る方法が理解できたかと思います。とはいえ、賞味期限と消費期限は何が違うの?という点だけおさらいしておきましょう。
賞味期限は前述の通り、美味しく食べられる期間ですが、消費期限は、衛生上安心して食べられる期間です。つまり、消費期限を超えたら食品として安全ではない、ということになるので、たとえ見た目が腐っていなくても、安心のためには廃棄しなくてはなりません。
たらこの消費期限は、大体2週間程度です。ですので、買ってきて冷蔵庫に入れておいたたらこは、絶対に2週間以内に食べ切ること!それを超えたら廃棄!と覚えておきましょう。
もちろん、ものによっては、消費期限の長短がありますので、たらこ購入時に期限をチェックしておくのが大切ですが、目安として2週間以内、とご理解ください。
たらこのおすすめ長期保存方法は冷凍保存
さて、ここからは、1から2週間以内に食べ切るべきなのは分かったけれど、そんなに一気に消費できない!少しでも美味しく長持ちさせる方法はないの?という疑問に答えていきます。
たらこは冷凍保存が可能です。冷凍しておけば、1ヶ月は美味しいままに保存しておけるのでとても便利です。
1ヶ月以上の冷凍は、風味がどんどん逃げていくのであまりおすすめではありません。とはいえ、冷凍したままの状態で3ヶ月くらいまででしたら保存自体は可能です。
ですが、買ってきたたらこを、買ってきた状態でそのまま冷凍して良いのか?というと、それはNGです。下記で、正しいたらこの冷凍保存方法をお教えします。
食べ切れる分量にして冷凍
まず、覚えておくべきなのが、一度解凍したたらこを再冷凍してはいけない、ということです。物理的には再冷凍できますが、美味しさが半減し、別の食べ物になります。
ですので、解凍したらその後1週間程度で、冷蔵で保存して食べ切れる量に小分けにして冷凍することをおすすめします。
また、空気に触れる面積が、できるだけ少ないようにたらこを覆って冷凍すると劣化が防げるので、小分けにしたたらこをサランラップで空気を抜いてくるみ、さらにジップロックなどの密封袋に入れて冷凍すると良いでしょう。
さらに、できるだけ急速に冷凍した方が風味が残りますので、金属製のバットに並べて冷凍庫に入れると、より美味しく冷凍保存できます。
一口サイズに切り分けるのは冷凍後がおすすめ
たらこを冷凍保存する時、一食分ずつに切り分けておきたいと思う方もいらっしゃると思います。お弁当用などにも便利なサイズですよね。
その場合、冷凍する前の柔らかい状態で切って保存するよりも、冷凍後の硬くなった状態の方が実は切りやすく、その後の保存もしやすいのでおすすめです。
たらこや明太子などの塩分の多い食品は、完全には凍らないので、解凍しなくても冷凍庫から出してすぐにさっくりと切ることができます。切り分けたものは、再度冷凍庫で保存することも可能で、切り口が潰れることもなく綺麗です。
焼きたらこも冷凍可能
生よりも焼いたたらこの方が好き、という方もいらっしゃるかと思いますが、たらこは加熱後も冷凍できます。
冷凍方法は、普通のたらこと同じですが、出来立ての焼きたらこを冷凍する場合は粗熱が取れてから冷凍庫にいれる、ということに注意してください。
焼きたらこを冷凍しておくと良いことが、たらこフレークを簡単に作れることです。冷凍庫から出した焼きたらこを、まな板の上で包丁の腹などでぐっと押さえると、あっという間にパラパラのたらこフレークになります。
これは、加熱したたらこならでは、なので、たらこをフレークにして使いたいという方にはおすすめです。
冷凍保存したたらこの解凍方法は?
いよいよ冷凍したたらこを食べる時がやってきました。せっかく美味しさが残るように冷凍したので、美味しさそのままに解凍できるよう、下記をご確認ください。
冷凍たらこは自然解凍してはダメ!冷蔵庫でゆっくり解凍
タイトルの通り、自然解凍は美味しさをそこないます。急な温度変化が起きるとたらこから必要以上の水分が流れ出て水っぽくなってしまいます。
温度変化が少ない冷蔵庫で、半日から1日かけてゆっくりと解凍すると、水分も出過ぎることなく、細胞も壊れずに解凍することができます。
とはいえ、水分は多少なりとも出るので、解凍後、クッキングペーパーなどで出てきた水分を拭き取ってあげると、その後より美味しくいただけます。
たらこを美味しく食べきるための方法まとめ
いかがでしたか?たらこを美味しく食べ切るためのヒントが得られたのではないでしょうか。
最後に、おさらいです。
- たらこの賞味期限は1週間。冷蔵保存では最高2週間以内に食べ切るべし(各たらこの消費期限を要チェック)。
- 賞味期限が切れた直後のたらこは加熱すれば食べられる。賞味期限切れ、間近のたらこのおすすめレシピは、たらこバター炒めと焼きたらこ。
- たらこは冷凍保存で1ヶ月保存可能。ただし、解凍後食べ切れる量に小分けして、空気に触れないよう急速冷凍する必要あり。
- 冷凍後の方が、たらこは切りやすい&焼きたらこも冷凍可能。
- 冷凍したたらこは、冷蔵庫でゆっくり解凍すべし。自然解凍はダメ!
以上を確認して、美味しくたらこを食べ切っていきましょう!
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