お菓子を作ろうと思ったらベーキングパウダーがなかった!!
またはいつ開けたか分からないくらい古くて使っていいのか分からない。
そんな場合の代用としてマヨネーズは使えるかな?
その答えは重曹+マヨネーズで代用することができます。お
また、他にベーキングパウダーの代用になるものをお伝えします。
Contents
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズは使える?重曹を組み合わせよう
マヨネーズはベーキングパウダーの代用として使うことはできるのでしょうか。
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズは使える?重曹を組み合わせよう
ベーキングパウダーの代用としてマヨネーズだけでは使えません。
マヨネーズには膨らませる役割がないのでベーキングパウダーの代わりにはならないのです。
ですが、重曹とマヨネーズを組み合わせることで、代用することができます。
重曹は加熱することで炭酸ガスが発生し、生地を膨らませることができます。
ベーキングパウダーの代用に重曹はどのくらいの量を入れたらいい?
ベーキングパウダーの代用に重曹を使う時は、どのくらいの量を入れたら良いのでしょうか。
ベーキングパウダーの成分は次の通りです。
炭酸水素ナトリウム(重曹)に酸性剤や分散剤(遮断剤)を加えたもの
引用 共立食品株式会社
ベーキングパウダーには重曹が使われています。
ベーキングパウダーは重曹を改良したもので、phやガスの発生を調整し、重曹にみられる匂いや苦み、焼き上がりの黄ばみが出ないようになっています。
ベーキングパウダーの代用に重曹を使う場合、同じ量を使ってよいわけではありません。
同じ量の重曹を入れてしまうと膨らみ過ぎてしまいます。
ではどのくらいの量かというと、ベーキングパウダーの1/2量の重曹を使うようにします。
また、重曹を使用すると独特の苦みが出ることがあるので、酸味のあるヨーグルトやお酢を一緒に入れることで和らげることができます。
ベーキングパウダーの代用になるもの4選
重曹の他にベーキングパウダーの代用になるものを4つご紹介します。
ベーキングパウダーの代用になるもの①卵白(メレンゲ)
バーキングパウダーの代用として、卵白をメレンゲにして使用することができます。
卵白を泡立てて作るメレンゲには、たくさんの空気が含まれています。
この卵白に含まれる空気を加熱することで生地を膨らませることができます。
メレンゲを使ったお菓子はシフォンケーキ、パウンドケーキ、メレンゲクッキーなどがあります。
パンケーキに使う卵白をメレンゲにして焼くと、ふわふわのパンケーキになっておいしいですね。
オーブンなどで高温で焼き上げると泡がうまく固まってくれるので、蒸しケーキのようなものより焼き菓子に向いています。
混ぜる時は泡が消えないようにさっくりと混ぜることがポイントです。
ベーキングパウダーの代用になるもの②ホットケーキミックス
ベーキングパウダーの代用として、ホットケーキミックスを使用することができます。
ホットケーキミックスにはベーキングパウダーが含まれています。
そのためベーキングパウダーの代用というよりは薄力粉の代わりとして使用します。
手軽に購入することができ、ベーキングパウダーだけでなく砂糖などもミックスされているので便利です。
クッキー クレープ ドーナツ スコーン カップケーキ パウンドケーキ マドレーヌ どら焼き
などなど、いろいろなお菓子を作ることができます。
常備しておくと、困ったときのお助けになりそうですね。
ベーキングパウダーの代用になるもの③炭酸水
ベーキングパウダーの代用として炭酸水を使用することができます。
ベーキングパウダーは加熱して炭酸ガスが発生することで生地が膨らみます。
炭酸水には炭酸ガスが含まれているので、同じような効果を期待することができます。
炭酸水は液体であるため、レシピ中の水分と置き換えて使用してください。
ただしベーキングパウダーと同じようには膨らまないので注意が必要です。
炭酸水が常備されている場合は、ベーキングパウダーの代用として使えることを頭の片隅に置いておくと良いですね。
ベーキングパウダーの代用になるもの④ドライイースト
パンを作る際に使用するドライイーストですが、お菓子作りにも使用できます。
ベーキングパウダーと同じ量を使用しましょう。
ただし、発酵の作業がいるので、生地を寝かせる時間が必要です。
また、ふんわりというよりはしっかりとした弾力で、パンに近い香りがするものができあがります。
ベーキングパウダーはないけど、ドライイーストはあるという方は試してみてもいいですね。
ベーキングパウダーの賞味期限はいつ?いつ開けたか分からない時の判断方法は?
ベーキングパウダーはお菓子作りに使いますが、頻繁に使うわけではない場合、どうしても余りがちです。
いつ開けたか分からないベーキングパウダー、使ってもよいのでしょうか?
ベーキングパウダーの賞味期限はいつ?膨らむ力が弱くなっていないかな?
ベーキングパウダーの賞味期限は開封後半年から1年とされています。
ベーキングパウダーは水分を混ぜることで膨らませる作用をもっています。
腐ることは基本的にはないのですが、開封後保管しているうちに空気中の水分と反応し、膨らむ力が弱くなることがあります。
せっかく作ったお菓子が台無しにならないよう、膨らませる力があるか試してみる方法をご紹介します。
ベーキングパウダーをいつ開けたか分からない時の判断方法は?使っていいの?
以下の手順を行うと、膨らませる作用があるかが分かります。
- 耐熱容器に小さじ1/2のベーキングパウダーを入れる
- 40㏄程度の熱いお湯を入れる
熱いお湯を入れた時にシュワシュワと泡がでたら、使用できるということになります。
全く泡が出ない時は膨らませる力がなくなっているので使わないようにしましょう。
こんなベーキングパウダーは使わないようにしよう
上記では膨らむ力があるかどうかの判断方法でしたが、その他にも使用をやめたほうがよい場合があります。
綿のようなカビ
高温多湿など、カビが好むような場所に保管している場合、カビが生えることがあります。
特に白いふわふわとしたカビはベーキングパウダーと区別がつきにくいので注意が必要です。
異変を感じたら使用を控えるようにしましょう。
虫が発生している
ベーキングパウダーには虫が発生することがあります。
特にダニが発生すると、小さくて見づらく、食べるとアレルギーを引き起こすことがあります。
開封から長時間たっていて不安な場合は処分したほうがいいでしょう。
きちんと密閉できる入れ物に入れておくことでダニの侵入を防ぐことが期待できます。
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズは使える?代用になるもの4選のまとめ
ベーキングパウダーの代用にマヨネーズは使える?
- ベーキングパウダーの代用としてマヨネーズだけでは使えnあい
- 重曹とマヨネーズを組み合わせることで、代用することができます。
- ベーキングパウダーの代用として重曹を使う時はベーキングパウダーの1/2量の重曹を使用
ベーキングパウダーの代用になるもの4選
- 卵白(メレンゲ)
- ホットケーキミックス
- 炭酸水
- ドライイースト
ベーキングパウダーの賞味期限はいつ?いつ開けたか分からない時の判断方法は?
- ベーキングパウダーの賞味期限は半年から1年とされています。
- ベーキングパウダーに熱いお湯を入れて、膨らむ力があるか判断する
- カビが生えていたり、虫が発生することもあるので注意が必要
ベーキングパウダーがない時、重曹がある場合は、マヨネーズと重曹を組み合わせて代用してみてください。
重曹もない場合はメレンゲ・ホットケーキミックス・炭酸水・ドライイーストの中で試してみてはいかがでしょうか。
必要なものを買いに行くことも良いですが、家にあるもので代用してうまくできた時の喜びも案外良いものです。