はちみつダイエットを知っていますか?
昨今さまざまなダイエット方法がありますが、その中にはちみつダイエットというものが存在します。
しかし、はちみつは甘〜い食べ物ですよね。本当にダイエット効果はあるのでしょうか?
間違えた方法でダイエットをしてしまうと、逆に太る可能性もあるんです。
結局のところ、はちみつは太るのか?痩せるのか?
はちみつのカロリーや糖質、ダイエット方法、はちみつの効果などを解説します。
Contents
はちみつは太る?痩せる?はちみつにダイエット効果はあるの?
結論から述べると、はちみつにダイエット効果はありますが、食べすぎると太ります。
はちみつの糖質やカロリーや摂取のしかたを解説します。
はちみつの糖質とカロリーを他の甘味料と比較してみよう
はちみつ100gあたりの糖質は81.9gで、カロリーは303kcalです。
大さじ一杯(22g)あたりで計算すると糖質18.0g、そしてカロリーは67kcalになります。
では、他の甘味料はどうでしょうか?
まず料理にもよく使う、上白糖です。上白糖の100gあたりの糖質は99.3g、カロリーは391kcalです。
コーヒーや紅茶などに使うスティックシュガーやお菓子を作るときに用いられるグラニュー糖は100gあたり、糖質は100g、カロリーは393kcal含まれています。
同じ砂糖でも、グラニュー糖のほうが糖質もカロリーも多くなっています。
水あめの糖質は100gあたり85g、カロリーは328kcalです。
表にまとめてみました。
甘味料 | 糖質(100gあたり) | カロリー(100gあたり) |
はちみつ | 81.9g | 303kcal |
上白糖 | 99.3g | 391kcal |
グラニュー糖 | 100g | 393kcal |
水あめ | 85g | 328kcal |
いかがですか?
はちみつは甘味料の中でも、糖質もカロリーも少なめになっています。さらにはちみつの甘みは砂糖より強いので、砂糖の代用として使うことができます。
はちみつの摂取量と摂取のタイミングで痩せよう
はちみつのカロリーは砂糖の80%です。少量のはちみつを砂糖の代用とすることで太るのを防ぐことができます。
1回大さじ1杯程度のはちみつを1日数回に分けて摂取しましょう。
その理由としては、1日に人間が必要とするブドウ糖の量は150g程度ですが、1回の食事で貯めておけるブドウ糖の量は60g程度です。
ですので、1回で大量のはちみつを摂取しても、消費しきれずに余る分が多くなり、太るという結果になってしまいます。
はちみつを食べて痩せる方法とは?成功のポイントも紹介!
夜はちみつダイエットという言葉を聞いたことはありますか?
夜はちみつダイエットをした医師が25キロ痩せたということで話題になったダイエット方法です。
夜はちみつダイエットの方法は?
こちら、やり方は簡単。寝る前に大さじ一杯のはちみつを食べるだけなんです。
脂肪を燃焼するためには成長ホルモンが必要になります。ホルモンを分泌するにはエネルギーが必要です。寝る前にはちみつを食べることで、成長ホルモンの分泌がスムーズに行われ、睡眠中に脂肪燃焼がされるというダイエットです。
「寝る前にはちみつを食べるなんて逆に太りそう…」と思いますよね。ですが、このように寝ている間にもエネルギーを使います。
また、成長ホルモンはぐっすり寝ている時に多く分泌されます。
はちみつには熟睡効果もあります。それは、はちみつには「トリプトファン」が含まれているからです。
トリプトファンは体内で「セロトニン」に変化しますが、セロトニンは「メラトニン」の分泌を促進する効果があります。メラトニンは睡眠ホルモンです。
はちみつを食べることで、質の良い睡眠をとることができ、成長ホルモンを分泌し、脂肪燃焼がされます。
夜はちみつダイエット成功のポイント!
ポイントまず1つ目は、夕食に気をつけることです。
糖質や脂質を抑えたバランスのよい食事を心がけましょう。
糖質を摂り過ぎてしまうと血糖値が急上昇、急降下します。血糖値が急降下するとイライラしやすくなり、睡眠の質も悪くなります。
先に述べたようにこのダイエットで大事なのは質の良い睡眠をとることです。
また夕食は睡眠の3時間以上前にとるようにしましょう。
ポイント2つ目は、はちみつを食べるタイミングです。
はちみつを食べるのは睡眠の30分〜1時間前くらいです。
1時間以上前にはちみつを食べると、エネルギーが寝る前に消費されてしまいますので注意してください。
ポイント3つ目は、質の良い睡眠をとることです。
質の良い睡眠をとれるように、寝る1時間前からはスマホなどの利用をしない、0時までには就寝する、寝る2~3時間前に湯船に浸かって体を温めるなどの工夫をしてみてください。
眠りについてから3〜4時間の間に成長ホルモンがよく分泌されます。快適にぐっすり寝れるように環境を整えましょう。
はちみつは痩せる効果以外にどんな効果があるの?
はちみつにはダイエット以外の良い効果もたくさんあります。どのような効果があるのか解説します。
美肌効果
はちみつには、皮膚の代謝を整えたり美白効果があるビタミンC、B2、B6が豊富に含まれています。
またポリフェノールも含まれており、ポリフェノールにはシミなどの原因となるメラニンの生成を抑制する抗酸化の効果があります。
このようにはちみつには美肌効果があります。
腸内環境を整える
オリゴ糖やグルコン酸も豊富に含まれています。これらには、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制し、腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整えられると便秘改善にもつながります。
しかし、はちみつを食べすぎると下痢になってしまうので、食べすぎには注意してください。
抗菌・殺菌効果
はちみつは糖度が80%と、とても高いため細菌が繁殖できません。なんと、はちみつにはブドウ糖由来の過酸化水素が含まれています!過酸化水素とは別名オキシドールのことです。
喉が痛いときにはちみつを摂取することで痛みを和らげ炎症を抑えてくれる効果があり、口内炎や口臭の予防にも繋がります。
疲労回復
はちみつの主成分は、ブドウ糖と果糖です。これらは吸収されやすい糖なので、疲労回復に適しています。
というのも、はちみつはもともとミツバチの栄養源だからです。
はちみつは太る?痩せる?ダイエット効果やその他の効果とは?まとめ
・はちみつ100gあたりの糖質は18.0g、カロリーは67kcalで、他の甘味料に比べてどちらも少なめです。
・はちみつの甘みは砂糖より強いので、少量のはちみつを砂糖の代用として使うことができます。
・1回で大量のはちみつを摂取するとエネルギーとして消費しきれず太ることに繋がるので、1回大さじ1程度のはちみつを数回に分けて摂取しましょう。
・夜はちみつダイエットとは寝る前に大さじ一杯のはちみつを食べるダイエット方法です。
・夜はちみつダイエットの成功のポイントは次の3つです。
1.夕食は睡眠の3時間以上前に、糖質や脂質を抑えたバランスの良い食事を取る。
2.はちみつを食べるのは睡眠の30分〜1時間くらい前。
3.睡眠が大事なので、快適にぐっすり眠れる環境を整える。
・ダイエット以外のはちみつの効果は、「美肌」「腸内環境を整える」「抗菌・殺菌」「疲労回復」などがあります。
はちみつのダイエット効果や、その他の効果についてまとめてみました。
はちみつにはこんなに良い効果がたくさんあるんですね。しかし、どんな食べ物でも食べ過ぎは良くありません。適量のはちみつを摂取して、はちみつの効果を存分に感じたいところです!
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