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花粉症の日本人割合について割合から見る花粉症の未来

花粉症、いよいよ、この季節がやってきました。悩まされている人は少なくないと思います。この言葉を聞くだけで、なんだか鼻や目がムズムズしますよね。ここまで影響力のある単語はなかなかないと思います。恐ろしいですね…なんと、日本人の25%(4人に1人)は花粉症だと言われています。それでは、花粉症と日本人がどのような関係にあるのか、見ていきましょう。

 

花粉症とはそもそも何なの?

花粉症の概要について

植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状のことです。

地域によって多少の差はありますが、世界の多くの国には春・夏・秋・冬の4つの季節があり、季節ごとに多様な植物が育ちます。季節ごとに別の花粉が生じることから、季節性アレルギー疾患とも呼ばれています。

 

花粉症の状況を把握する花粉カレンダー

みなさんは「花粉カレンダー」というものをご存知ですか?

どの時期に、どんな花粉が飛んでいるのかという情報を知ることができます。これを把握することで、花粉症の予防や症状の緩和のための対策ができます。

下の表は日本の花粉カレンダーです。

日本は南北に長い地形です。そのため、地域によって、花粉症の原因となる植物の特徴や飛散期(花粉が飛ぶ時期)にも差があります。

みなさんの住んでいる地域はどんな植物が多くみられますか?

北海道と沖縄にはスギがほとんど存在しないため、スギによる花粉症がないそうです…!

また、都市部ではビルが立ち並び、花粉が少ないイメージがあります。しかし、周辺地域から風に乗って花粉が飛散し、様々な花粉が大量に飛ぶということもあります。 

花粉カレンダーで、気になる花粉の種類や飛散期を確認しましょう!

 

日本の花粉症人口

冒頭で日本国民の25%(4人に1人)が花粉症にかかっているという話をしました。これをアレルギー症状というところまで話を広げると、50%(2人に1人)の割合になることが分かっています。

花粉症の人も含め、アレルギー人口は年々増えていると言われています。その原因としては、生活様式や食生活などの環境の変化が挙げられます。これらの変化により、免疫が落ちて、病気にかかりやすくなります。

大きく分けるとこの3つです。

 

花粉症が多くなった原因:生活用品の変化

建物の建材、化粧品や洗剤の化学物質、衛生状態が良い(必要な菌まで殺菌してしまう)、家の密閉化(冷暖房で窓を締め切って風通しが悪い)

 

花粉症が多くなった原因:食生活の変化

レトルト食品の増加、食品添加物の摂取

 

花粉症が多くなった原因:空気汚染

PM2.5、黄砂、布団のダニ、お風呂場のカビ、身体から出るフケ、衣類から出る繊維クズ、

 

近年の世界の花粉症事情

花粉症というのは日本特有の病気かと思いきや、世界中でも問題となっているアレルギー症状です。

アメリカの学術誌「PNAS」に発表された論文によると、気候変動が花粉症に大きく影響を与えていると記されています。気候変動によって、年々悪化の一途をたどっているそうです。

研究チームが北米の60ヶ所の観測拠点で、数十年かけてデータを取りました。すると、花粉シーズンの始まる時期は20日ほど早くなり、飛散日数も8日ほど長くなったという結果が出ました。そして、花粉の数や濃度は20.9%増加、春季では21.5%増加していました。

さらに、これらの結果は、地球システムシミュレーションを使用した観測結果で、気候変動と大きく関わっていることが分かっています。

これはアメリカだけの話ではなく、日本、さらには世界各国も無縁ではありません。

SDGsの13のゴールとして気候変動を掲げていますが、この状況を誰もが自分ごと化して、アクションを起こさない限り、世界中で花粉症はなくならないと思います。そして、さらに花粉症に悩まされる人が増えていくと思います。

 

花粉症に対する対策

花粉症は目がかゆくなったり、鼻がムズムズしたり、喉がイガイガしたり…

本当に厄介な症状ですよね。

花粉症はアレルギーだということもあり、対処が遅くなり、下手すると命に関わってきます。

「花粉症で死亡」というニュースは件数としては非常に少ないですが、事実存在します。

悪化を防ぐ、または症状が出ないように予防をする必要があります。

※これらは個人差があるため、自身の健康を考えながら実施してください。

 

花粉を避ける

花粉症となる原因と自分との関係を断つことで、症状を緩和させることができます。生活環境を整えることが簡単にできる対策です!

  • マスク&メガネ

症状が出る部分をガードして、自衛しましょう。

マスクは鼻までしっかりと付け、二重だとより効果があります。また、メガネはゴーグルタイプが良いです。

 

  • 花粉を室内に持ち込まない

外から帰ってきたら、家に入る前に衣服や鞄についたホコリを落としましょう。風の有無に関わらず、花粉や目に見えない小さなゴミが付着します。

家の中に持ち込まないように、玄関の外で払ってから入るようにしましょう。

また、帰宅したらすぐに手洗い、うがいをします。場合によってはお風呂に入り、皮膚や頭髪などに付いた花粉やゴミを洗い流してしまうことも一つの策だと思います!

 

  • 生活環境を整える

室内は掃除をこまめにし、花粉やホコリを溜めないようにしましょう。

晴れている日には、換気をしたり、布団を干したりすると良いでしょう。さらに、空気清浄機を使うのも効果大です!

 

花粉症に効く飲食物

  • トマト

トマトのリコピンは高い抗酸化力があり、免疫機能を整える役割を果たします!

しかし花粉症の人が、大量に食べすぎると別のアレルギーを発症する恐れがあるとも言われています。何事も限度というものが大事ですね!

 

  • お茶

抗酸化作用や抗炎症作用があるポリフェノールが多く含まれています。

緑茶、紅茶などでもいいですが、甜茶が特に効果があります。効果があるだけでなく、砂糖を入れなくても甘くて美味しいのでオススメです!

 

花粉症用の薬を飲む

症状が軽ければドラッグストアにある市販の薬で良いと思います。

しかし、症状が悪化した場合には病院を受診して、的確な治療を受けましょう。

 

地球規模で物事を考えて行動する

アメリカの研究結果からもわかる通り、花粉症と地球規模の問題は、かなり深刻に交わっています。

花粉症×気候変動という、いまいちピンと来ない組み合わせですが、誰もがこの意味を考えてアクションを起こすことで、必ず解決に進むと思います。

 

花粉症の日本人割合についてのまとめ

【花粉症】普段の生活の中で気づくことといえば、目や鼻がムズムズして、厄介なアレルギー症状ということだと思います。

自分から地域、地域から国、国から世界へと、視野を広げていくと意外なところに原因があることもわかりました。

自分に合った対策をして、花粉症と闘い、うまく共存していきましょう!

 

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