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カツオとマグロの違いや見分け方って知ってる?見た目や栄養面からご説明!

カツオ、マグロといえば、日本人には馴染みのある魚ですよね。

お好きな方も多いのではないでしょうか。

そんなカツオとマグロですが、皆さんはこの二匹の違いを知っていますか?

この記事では、カツオとマグロの違いをいろいろな面からご説明します。

 

カツオとマグロの違いとは?分類・見た目・価格の違いについて

ここでは、カツオとマグロの違いを魚の分類、見た目、価格からご説明します。

 

カツオとマグロの分類の違い

まずは、カツオとマグロの分類の違いです。

 

カツオ スズキ目サバ科カツオ属
マグロ スズキ目サバ科マグロ属

 

なんと、カツオとマグロは「スズキ目サバ科」まで同じ分類です。

このことを分かりやすくいうと、カツオとマグロは兄弟のような関係だということです。

研究上もカツオとマグロは同じように扱われます。

 

ちなみに、カツオ属にはカツオ以外の魚は分類されていませんが、

マグロ属にはクロマグロ、ミナミマグロ、メバチ、ビンナガ、キハダ、コシナガなどが分類されます。

 

カツオとマグロの見た目の違い

つぎは、カツオとマグロの見た目の違いです。

 

カツオ

引用 写真から探せる魚図鑑

マグロ

引用 写真から探せる魚図鑑

 

やはり、兄弟のような関係と言われるだけあって、顔が似ていますね。

しかし、大きさや模様などの見た目は違います。

カツオは、全長1mほどで体重は最大で20kgです。

お店などで売られているカツオはもっと小さく、だいたい5kgくらいのものが流通しています。

 

比べて、マグロの中でもクロマグロは大型の魚として知られています。

クロマグロの全長は3mほどで、体重は最大で400kg以上です。

よくマグロの初セリで大きなクロマグロを誰が競り落とすのかニュースになっていますよね。

 

また、体の模様もカツオとマグロでは少し違います。

カツオはエラのあたりからしっぽまで縞模様があるのが特徴です。

しかし、マグロには模様はありません。

 

このように、カツオとマグロは兄弟のようだと言われていても、体の大きさや模様など見た目には大きな違いがあります。

 

刺身になったときのカツオとマグロの違いは?

カツオとマグロの見た目の違いをお伝えしましたが、刺身になると分かりませんよね。

なかなか、カツオやマグロを1匹丸々買う方は少ないと思いますので、

スーパーやお魚屋さんに売っている刺身の状態での見た目の違いをご紹介します。

 

カツオの赤身 少し赤黒い・皮に黒い模様のあとがある
マグロの赤身 明るい赤・白い筋のようなものがある

 

スーパーによく売っている刺身の盛り合わせだと、「赤身」とだけ表記されているものも多いです。

その場合は、上記の表を参考にそれがカツオなのかマグロなのかを見分けることができます。

 

また、次にご紹介するようにカツオはマグロよりも安い値段で売られているので、値段を見て判断するという方法もあります。

 

カツオとマグロの価格の違い

スーパーやお魚屋さん、お寿司屋さんなどでカツオやマグロを見かけるとすぐに分かりますが、

カツオとマグロの価格は全く違います。

 

カツオ 1kgあたり1000円
マグロ 1kgあたり3000円

 

品質によってはピンキリですが、大体マグロはカツオの3倍ほどの値段です。

マグロは獲れる量が限られているので値段が高くなりやすいのです。

反対にカツオは一本釣りでバンバン釣っているイメージがありますね。

 

カツオとマグロの栄養に違いはある?EPAやDHA等について比較

次は、カツオとマグロの違いを栄養の面からご説明します。

カツオとマグロはどちらも良い栄養分が豊富に含まれています。

 

カツオの栄養

カツオは、高血圧、動脈硬化、肝臓疾患などの生活習慣病のほか、

悪性貧血や子供の発育不全、女性の不妊症、痴呆などの症状を予防する栄養素が含まれています。

カツオの栄養素は下記のとおりです。

 

EPA(エイコサペンタエン酸) 血液をサラサラにする
DHA(ドコサヘキサエン酸) 脳の働きを活性化する
タウリン コレステロールを減らし、肝機能を高める
ビタミンB群・D 貧血・不妊症に効く
カルシウム・カリウム・亜鉛 子供の発育・血圧を下げる・貧血に効く

 

現代人には嬉しい栄養素ばかりですね。

カツオは「薬効のある魚」として知られていて、特に血合いに含まれるビタミンB12は魚の中でトップを誇ります。

また、カツオのたんぱく質は100g中【25.8g】とかなり多く、逆に脂質が少ないため、低カロリーな魚です。

 

成長期のお子様や貧血に悩む女性には、おすすめの魚です。

 

マグロの栄養素

マグロには頭の働きをよくしたり、成人病、動脈硬化、貧血を予防する栄養素が含まれています。

マグロの栄養素は以下のとおりです。

 

EPA(エイコサペンタエン酸) 血液をサラサラにする
DHA(ドコサヘキサエン酸) 脳の働きを活性化する
タウリン コレステロールを減らし、肝機能を高める
ビタミンA・D・E 血行を良くして、美肌・肩こり・腰痛に効く
ビタミンB12・鉄分 貧血に効く

 

マグロにもたんぱく質が豊富に含まれています。

しかも、マグロのたんぱく質は良質で、牛や豚よりも優れています。

 

また、マグロの血合いや赤身には鉄分が豊富に含まれていて、とにかく貧血に効く!という魚です。

 

脳の機能を高め、学習や記憶力の向上、痴呆の予防になるDHAの効果に作用する鉄分の含有量は、魚の中でもトップクラスです。

受験や大切な試験の前に、ゲンを担いでとんかつもいいですが、

栄養面を重視してマグロ丼もいいかもしれません。

 

カツオとマグロはどちらがダイエットに向いている?

カツオとマグロにはたんぱく質が豊富に含まれていることをお伝えしました。

実は、ダイエットには、たんぱく質をしっかり摂ることが推奨されています。

では、カツオとマグロ、どちらの方がダイエットに向いているのでしょうか。

 

カツオの方がダイエットに向いている!

結論から言うと、ダイエットに向いているのはカツオです。

カツオ、マグロともにたんぱく質は豊富に含まれていますが、

マグロのトロには脂質が多く含まれるので、食べる部位によってはダイエットに向きません。

そのため、たんぱく質が多く脂質が少ないカツオの方がダイエットに向いていると言えます。

 

また、カツオにはダイエット中に不足しがちな栄養分も含まれているので、

ダイエットには持ってこいの食材です。

 

ちなみに、カツオは春と秋に旬がきますが、ダイエットするなら春カツオのほうがいいです。

春カツオとあまり差はありませんが、秋カツオは冬に向けて脂肪を貯めているため、

春カツオよりは脂質が多いと言われています。

 

ダイエットに効果的なカツオの食べ方

では、ダイエットに効果的なカツオの食べ方はなんでしょう。

ここでは、効果的なカツオの食べ方を2つご紹介します。

 

カツオのたたき

引用 cookpad

1つ目は、「カツオのたたき」です。

カツオは高たんぱく低カロリーなので、そのまま刺身でももちろん良いのですが、

たたきにするときに加熱することで、カツオの余分な脂が落ちます。

そのため、刺身よりもたたきの方がより低脂質、低カロリーになります。

 

また、カツオのたたきと一緒に食べる薬味に青ネギや玉ねぎ、にんにく、しょうがなどがありますよね。

これらの薬味にも疲労回復効果や血液をサラサラにする効果、脂肪燃焼効果などがありますので、

カツオのたたきと一緒に食べることで、よりダイエット効果が得られます。

 

かつおアボカド納豆

2つ目は、かつおアボカド納豆です。

カツオのたたきとアボカド、納豆を混ぜただけの簡単でお手軽なレシピです。

アボカドは、フルーツの中でもたんぱく質が多く含まれます。

カツオと納豆だけでも良いのですが、アボカドを加えることでよりダイエットに効果的な1品になりますよ。

カツオのたたきばかりで飽きてしまったときにいかがでしょう。

レシピ Nadia

 

カツオとマグロの違いって知ってる?見た目や栄養面からご説明!のまとめ

  • カツオとマグロは「スズキ目サバ科」まで同じ分類
  • カツオとマグロの体の大きさや模様など見た目には大きな違いがある
  • マグロはカツオの3倍ほどの値段
  • カツオは、高血圧、動脈硬化、肝臓疾患などの生活習慣病のほか、悪性貧血や子供の発育不全、女性の不妊症、痴呆などの症状を予防する栄養素が含まれる
  • マグロには頭の働きをよくしたり、成人病、動脈硬化、貧血を予防する栄養素が含まれる
  • カツオとマグロならカツオの方がダイエットに向いている

カツオとマグロは似ているところがあったり、全く違うところがあったり、と本当に兄弟のような魚です。

しかし、カツオもマグロも日本人にとっては人気の魚です。

それぞれに良い栄養を持っていますので、ご自身の体のお悩みに合わせてくださいね。

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